ライダーハウス レストランぽんとにて起床!
今日も朝から雨!動きたくねー(;´д`)
ちなみに「ライダーハウス レストランぽんと」では、1泊1000円の料金内に朝食のトーストとコーヒーも含まれます。
夕食のワンコインと合わせても1泊2食1500円、近くの「コタンの湯」の入浴料を合わせても1700円。
ちゃんとした部屋で眠れる事も踏まえて、コスパ的にはなかなかのものかと!?
とりあえず、チェックアウトが10時なので、雨の様子を見つつギリギリに出発です。
※「ライダーハウス レストランぽんと」は2018年8月に閉店
R243パイロット国道からr52屈斜路摩周湖畔線へ!
相変わらずの雨天走行・・・パッとしない気分で走っておりましたが、川湯近辺で突然の晴れ!
俄然やる気が出てきたので、観光モードに突入!(・∀・)
まずは「硫黄山」川湯温泉近郊の鉄板観光地の一つです。
アイヌ語名はアトサヌプリ、「アトゥサ(atusa)=裸」と「ヌプリ(nupuri)=山」に由来し、草木も生えない、熔岩や硫黄に覆われた火山を意味するそうです。
さすが活火山(噴火警戒レベル1)だけあって、あちらこちらで蒸気がモックモク!
(最新の噴火は数百年前の水蒸気爆発だそう)
駐輪料金を払ってでも、一度は見ておいた方が良い景色かと思われます。
硫黄山駐車場にて
駐車場にて、姫路ナンバーのカップルライダーに出会い、ご挨拶。
彼らも北海道初上陸との事。
最近の北海道はどちらかというと、還暦世代のオッサン達が多いイメージでしたが。
2011年は若い世代&初北海道ツーリングの方々にもよくお会いする気がします。
最近の若者の冒険心の無さ、旅行離れが何かの記事で取り沙汰されていましたが、まだまだ捨てたもんじゃないですぜ( ̄▽ ̄)
ちなみに姫路カップルは、9/1の夜に上陸。
オロロンラインを北上するも→苫前の辺りで土砂崩れの為の通行止めで迂回させられ→その後はずーっと雨続きで→今日の夜、帰りのフェリーに乗るとの事。
昨夜の大学生達も9/1上陸とか言ってたな・・・。
ワタクシが思うに、9/1に上陸された内のどなたかが、この低気圧を連れてきたのだろうと推測します( ̄▽ ̄)
硫黄山観光終了!
カップルと別れ、お次はmy北海道八景に堂々と殿堂入りの「摩周湖第一展望台」へ。
なにしろ「硫黄山」と「摩周湖第一展望台」の駐車券がセット売りされているくらいですから。
こちらもまた、外しちゃいけない鉄板観光スポットって事で。
道中は、パッとしない天気に逆戻り。先程までの日射しはどうやら束の間の出来事だったようです(;´д`)
そして、摩周湖といえば、例の見えると出世できないとか、婚期が遅れるとか、様々な噂もありますが、ワタクシは今のところ全戦連勝。
いつでも素敵な摩周湖を満喫していますw
そんなわけで「摩周湖第一展望台」に到着です。
出世キタ――(・∀・)――――――!!
婚期キタ――(・∀・)――――――!!
素晴らしい景色が見れなかったのは残念でしたが、ネタ的にはオッケーです。
(硫黄山や摩周湖の詳細はこちらでも↓↓)
摩周湖観光終了!
弟子屈町から、標茶町、中標津町を抜けて清里町へ、お次の目的地もmy北海道八景として名高い「神の子池」です。
「摩周湖第一展望台」から直線距離であれば10km程度ですが、残念ながら直接行ける道は存在しません。(メイビー)
R243パイロット国道~r885養老牛虹別線~r1507摩周湖中標津線~r1115摩周湖斜里線と摩周湖界隈をグルっと遠回り。
清里峠を越えたあたりから、またも青空が次第に広がりはじめ、雨にはあたるがお天気雨状態になりました。
その後、3kmの軽ダートも無事にクリアし「神の子池」に到着です。
北海道の池・沼・湖部門で、ワタクシ的には3本の指に入る美しさ・・・。
誉れあるmy北海道自然遺産デス。
眼福!!(・∀・)
r1115を北上!
その後は、そのままr1115でピーカンの清里町に到着し「道の駅 パパスランドさっつる」にてスタンプゲット。
自宅を出発してからというものの、ここまで晴天なのは初日以来皆無・・・。
(今回のカブ旅初日の様子はこちら↓↓)
太陽のありがたさに感謝の念を抱きつつ・・・。
東西南北、四方八方を見渡せば、晴れているのはここだけで、後はどんより厚い雲に覆われている始末・・・。
もう、ここから動きたくね~。(;´Д`)
そんなわけで、今日はたいして移動もせず、誰もがあそこはいいよ~と勧める「ライダーハウス クリオネ」に宿泊決定デス。
しかし、まだまだ陽が高いので、適当にこの辺をうろちょろしてから向かいたいと思います。
本日のランチはこちら!
さて、朝食は質素に、昼食は豪華に、そして夜は酒というのがワタクシのポリシーですが、
本日の昼食は「道の駅 パパスランドさっつる」併設の「レストランパパス」にて女性に大人気!という触れ込みの「ザンギ黒酢あんかけ定食(980円)」
お野菜たっぷり、食べごたえあり。味も想像通りでフツーにまいうな感じでした。
(※2019現在の「ザンギ黒酢あんかけ定食」の値段は1078円)
参考までに、パパスランドのパパスはスペイン語でジャガイモ。
日本で初めて開発された特産品の「じゃがいも焼酎」を始めとして、日本有数のジャガイモの生産地の清里町。
ジャガイモ王国は、ピッタリなネーミングかと思われます(・∀・)
清里町プチ観光!
昼食の後は適当に観光。
町のパンフレットを見ると、清里町は「農林景観百選」にも選出された町らしく、フットパスコースも充実しています。
特に「清里パノラマコース」は「美しい日本の歩きたくなる道500選」にも選出されているとの事。
「清里パノラマコース」の総距離11.3km、所要時間2.5時間・・・。
これは行ってみるしかないでしょう!
ただし、カブで!!( ̄▽ ̄)
時速20~30㎞のトロトロ走行でも様になるのが、こやつの良いところでありますw
まあ、道自体はのんびりした田舎道の風情。
斜里岳を遠望すると、ここでも虹が・・・。
吉兆のしるし?それとも凶兆の前触れ??
トラブルはトラベルの語源デス!
清里町プチ観光の後は、本日の宿泊地のある、斜里町へと向かいます。
途中「来運神社」に寄って、運が来て願いが叶うとか叶わないとかの来運の湧水をゲッチュ。
硬度30㎎の軟水らしいので、さぞや美味しいご飯が炊ける事でしょうw
(ちなみに、前回の来運神社と神の子池探訪の様子はこちら↓↓)
名も無き農道を経て→R334知床国道を斜里町へ向かっていると、追い抜かしていった車の乗客が、こちらに向かって手を振ってるご様子。
頑張れよ~的な挨拶かと思って手を降り返すと、何だか見覚えのある頭陀袋を窓から差し出してきています。
ま!まさか( ̄□||||!!
そう、あれはワタクシの財布、地図、スタンプラリー帳など生きていく為の一切合財が入ったお宝袋ではないですか!!( ̄□ ̄;)
手を降る車は、走行中に落とした荷物をわざわざ拾い、追いかけてくれたわけです。
慌てて停まり、差し出された袋を受け取りましたが、危うく、旅中止どころか、路頭に迷うところでしたw
函館ナンバーの車の方々には、言葉では言い尽くせない程の感謝デス。
ホントありがとうございましたm(__)m
改めて後ろをチェックすると、リュックのファスナーがイカレ全開・・・。
反対側から閉めると問題なしなので、今後細心の注意が必要と思われ・・・(-_-;)
本日の寝場所はこちら!
そんなこんなで「ライダーハウス クリオネ」到着。
1泊500円と格安なのに、布団付きの広々女子小屋、温泉もあり、トイレはボットンなれど、なかなかの豪華設備です。
落ち着いたところで、リュックの中身を再度検めてみると、来運の湧水を詰めたペットボトルと愛用のキセルが無い事が判明。
水はどうでもいいとしても、キセルの紛失は超ショック(>.<)
放置するには耐え難い一品だったため、10㎞弱の道程を「来運神社」まで戻り、忠実に来た道をたどり直してみましたが、結局見つかる事はありませんでした(T_T)
まあ、その他の物は無事だったし、何より財布が戻ってきたのは、状況を考えると奇跡に近いわけなので良しとしましょう。
本日の行程終了!
「ライダーハウス クリオネ」に戻り、夕食&酒。
さすがに人気のライハらしく、老若男女国籍問わずの客層です。
今年の6~7月のカブ旅の際、新得町屈足のライハ「ライダーの館 くったり」でご一緒した電動チャリのジイサンとも再会。
北海道一周もこなせたようで幸いです。
しかし、昼間から酒をかっくらっているのはダメ人間過ぎて如何なものかとw( ̄▽ ̄)
(ライダーの館くったりでの様子はこちら↓↓)
とりあえず、初めてのライハでしたが、地元の方とライハ連泊組の宴会にも混ぜて頂き、とても楽しく過ごせました。
強いていえば、ちょいと飲み過ぎた感もあり、朝4時まで飲み続けた時点でやっちまった感でいっぱいですがw
個人的には楽しく飲めました。お話させて頂いた皆様に感謝!
がっつり酔っ払い就寝。
道の駅スタンプ1ヶ所GET!
2019追記
レストランパパスについて
- 営業時間 11時~14時半(Lo14時)、17時~20時半(Lo19時50分)
- 定休日 無休
- ご飯大盛無料・ご飯少なめ50円引き
「レストランパパス」は平成23年10月から、道庁により「北のめぐみ愛食レストラン」に認定、お米は「東神楽産ななつぼし」を使用しているそうです。
かけ流しの天然温泉も併設されているので、車中泊の人にも優しい道の駅かと思われ。(パパスランド温泉 大人390円、10時~21時、露天有り)
ライダーハウス クリオネについて
- 営業期間 4月下旬~10月末
2019年4月の消防法改正により、ゲストハウスとライダーハウスは閉鎖。
今後は、キャンプ場とバンガローを主体に運営していくそうです。
今年、久々に行って2泊してきましたが、キャンプ1泊300円、モバイルハウス(定員2名)1泊1000円でした。
(来年度は利用料も改定予定だそう)
この日の北海道の天気
温帯低気圧(ex台風12号)の日本海北上に伴い、周囲の暖かく湿った空気が北海道に流入。
さらに、三陸沖を北上する台風13号周辺からも暖かく湿った空気が流れ込み、北海道南西部では山間部を中心に雨雲が発達。
5日から6日にかけて断続的な激しい雨が降り、6日午前までの24時間雨量は伊達市で240.5mm、札幌市南区では188.5mmを観測。
9月の月平均降水量142.3mmを大幅に上回り、降り始めからの雨量は400mm超と記録的な大雨となったそう。
気象庁は激しい雨の峠は越えたとしているが、これまでの雨で地盤が緩んでいる可能性があり、土砂災害などに引き続き警戒を呼びかけているとの事。
9/6の日本列島の気象衛星赤外画像と地上天気図(札幌管区気象台ホームページより)
気象レーダーによる、9/6の北海道の雨雲の様子(札幌管区気象台ホームページより)
アメダスによる降水量と144時間(6日間)積算雨量(札幌管区気象台ホームページより)
9/1(15時)~9/7(15時)の積算降水量分布図と上位50地点の降水量(札幌管区気象台ホームページより)
台風12号、13号経路(札幌管区気象台ホームページより)
ようやく嵐が過ぎ去った感で、北海道の被害まとめ。
- 北海道内のアメダスでは、11の観測所で72時間降水量の極値を更新。
- 石狩・空知・後志地方、上川・留萌地方、十勝地方では、9/2~9/6にかけて、合わせて32棟の住家で床下浸水が発生。
- 十勝地方の音更川で、9/7朝、水位の上昇により堤防の一部が約100mにわたり浸食し、音更町の住民79世帯に避難指示や避難勧告が発令。
- 北海道内の避難指示、避難勧告の発令は、10市町村、879世帯。
- 国道で延べ14路線、道道で最大51路線の通行止め、JRでは約700本の運休等の交通障害。
以上!
現在のワタクシの順位はコチラ。できれば、両方ポチッとして頂けると多々感謝です!^^
はじめてコメントさせていただきます
ライダー旅素敵ですね
私も以前はバイクに乗っていたのですが 都内での運転は色々面倒で 現在の夫である彼氏はバイク乗らないし
2人ともお酒が大好きで。。。結局乗る機会が無くなって手放してしまいました
北海道で乗ったら気持ちいいだろうなと思いをはせながら 読ませていただきました
落ちた荷物を追っかけて持ってきてくれたりとか そういうのってすごくいいですよね
泊ったトレーラーハウスの写真も見てみたかったです
素敵な旅記 ありがとうございました
いえいえ~。こちらこそお読み頂きありがとうございました。
毎年上陸して長期滞在するライダーも多いですから、そりゃもう北海道を走るのは最高だと思いますよ~。
レンタバイクやレンタカーもありますから、是非一度!(・∀・)