ライダーハウス風来坊にて起床!
5時半起床。
そろそろ洗濯物が溜まってきたので、まずは得意の折り畳みビニールバケツで洗濯です。
連日ピーカンなので、夕方にはカラカラに乾いてくれる事でしょう。
from埼玉のオジサンライダーは、早い時間に出発。
東北一周中のカブ主様は、だらだら居残ってたので記念にパチリ。
ちなみに東北一周カブ主様は、以前はデカイバイクに乗っていてこれまでで2回、自分が吹っ飛ぶ程の事故にあっているそうで。
重症でもおかしくないところ、バイク用のジャケットとズボン着用のおかげで、かすり傷程度で済んだそうです。
「カブであろうと、バイク用ジャケットだけは着用すべき」と熱く語られました。
まぁ、60~70kmで走ってても、ぶつかりゃ死に繋がりかねんよな~・・・(;´Д`)
15000円くらいから購入できるそうなので、今後の課題として考えてみたいと思います!
次回は日本一周との事なので頑張ってくらさい(・∀・)
(昨日の様子はこちら↓↓)
第一のミッションはこちら!
そんなわけで、裏磐梯観光の為に8時50分出発!
まずは『裏磐梯ビジターセンター』に向かい、裏磐梯についてのお勉強。
館内にあった20分程の映像資料によると、明治の磐梯山大噴火によって作られた裏磐梯は、11月には雪が降ってしまうとの事。
昨夜感じた、北海道とそう変わらぬ気候では!?という予感は気のせいではなかったようです。
ツキノワグマの剥製も置いてありましたが、小っちぇ~!(;゚Д゚)
普段、ヒグマに慣れ親しんでいる?道民としては、デカイ犬くらいの大きさにある意味ビックリですw
ちなみに、熊にあった場合の対処法ですが、死んだふりは最後の手段!
死んだふりは、こちらから積極的な攻撃をしないという点で有効と言われているそうですが!?
逃げる事が出来ず襲われる事が確実な場合に、熊の研究者が提唱している方法は・・・
- 樹の洞、岩の間、地面の窪地など、体の一部を隠す場所を探し、その場に臥せるか隙間に体を密着させる。
- これで、背負っているザックと合わせてかなりの部分を守る事ができる。
- さらに、首を両手で被い頸動脈を守る。
・・・だそうです。森の熊さんに突如出会った際は是非お試しあれ!(・∀・)
第二のミッションはこちら!
10時10分、学びの時間が終わったところで、本日のメインイベント『五色沼自然探勝路』に出発で~す。
まずは五色沼の中で一番大きな『毘沙門沼』
神秘的な色彩でなかなか綺麗です。
ここで終了なら楽なもんですが、『五色沼自然探勝路』は片道3.6km。
ゆっくり歩いて片道70分程の間に、様々な色彩の沼が点在しているのが売りのようです。
せっかく来たからには全てを満喫しなければ!!( ̄^ ̄)
そんなわけで、10時45分『赤沼』到着。
赤沼の由来は、沼の土が沈殿物である酸化鉄の影響で赤く、周囲の草木や苔も赤い鉄錆色に染まっていることからきているんだそう。
途中にあった案内地図を見ると・・・
行きは3940m、帰りは3850m。往復すると約7.8kmってとこですな。
ゴールからスタートまで戻ってこれるバスがあるみたいですが・・・。
最近は筋トレもせず、酒ばっか飲んでメタボ街道まっしぐらなので、帰りも歩いて帰ってこようと思います( ̄▽ ̄)
10時52分『みどろ沼』到着。
季節や時間帯、沼に位置によって赤・青・緑の3色に見えるのが特徴との事。
11時8分『弁天沼』到着。
透明度10m、五色沼の中で2番目に大きく、晴れた日には、遠く吾妻の山並みまで望むことができる絶景スポットとしても知られているそう。
11時13分『青沼』到着。
五色沼の中で最も小さいながらも、青色の美しさは一番とも言われている魅惑の沼。
ここまでの間、虫もいない快適な散策路。道も木陰でヒンヤリとした非常に歩きやすい環境。
沼は綺麗だし、来て良かった!(・∀・)
しかし、相変わらず多い観光客。普通にミュールとかで来て歩きずらそうにしてる人も多いです。
ワタクシは登山靴で快適に歩けましたが、道は平坦ながらも普通に山道なので、せめてスニーカーを推奨したいところです(^_^;)
11時25分『柳沼』到着。
五色沼の中で3番目に大きな沼で、透明度の高い水質が特徴。
紅葉の季節にはカエデやウルシが赤く染まり、条件がそろえば立ち上る霧や朝焼けの幻想的な風景が見られるそう。
そして、11時27分桧原湖側駐車場着。(所要時間1時間17分)
写真撮りつつなので、まあこんなもんざんす。
タバコ休憩などしつつ、さあ!さくさくと戻りますよ~(・∀・)
11時45分桧原湖駐車場出発。
12時25分、スタート地点のビジターセンター着。(所要時間40分)
第三のミッションはこちら!
12時42分。五色沼観光の後は『磐梯山噴火記念館』へ。
もちろん『磐梯山3Dワールド』とのセット券1000円購入です。
この手の施設はくまなく見てまわるのが、モットーのワタクシですが!?
展示物の中で気になった一文がこちら。
磐梯山噴火後、5村11集落が水に飲み込まれ、桧原村は全村水没し移転。
現在見られている小野川湖・秋元湖・桧原湖の下には、多くの集落と犠牲者達が眠っています。
特に桧原湖底では噴火前にあった道路や鳥居が今も見られ、当時の様子がまざまざと忍ばれます・・・(沈んだ鳥居の写真付き)
見たい!!(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
残念ながら手持ちのツーリングマップルには記載の無いスポットなので、正確な場所等の情報は人に聞いてまわるしかありませんが。(当時、スマホは持ってない)
こんなマニアックな情報も手に入るから、箱物巡りは辞められまへん。
その他、館内の最後で流していた「火山!」という「世界一クレージーな火山学者兼写真・映像家カップルを追いかけたドキュメンタリー」がかなり面白く・・・。
足早に通り過ぎてゆく観光客しかいない中、数十分見いるワタクシ・・・。
結局、資料館を出たのは14時50分。なかなか満足ざました( ̄▽ ̄)
第四のミッションはこちら!
お次は、向かいにある『磐梯山3Dワールド』へ。
館内では「1888年の磐梯山噴火」と「現在の裏磐梯の四季」の紹介を30分毎に3D映像で上映してます。
うーん、微妙~(;´Д`)
『磐梯山3Dワールド』にしろ『磐梯山噴火記念館』にしろ、映像資料の前に椅子という代物がこれっぽっちもなく、数十分立ちっぱなしの状態。
黙っていても集客できると思って、客に配慮する気がないのか!?
または、この辺りの住人は椅子に座る習慣がないのか!?
・・・という感想を抱いて終了。
第五のミッションはこちら!
15時半過ぎ、当初の予定は一通り終了。
出来れば、今朝ビジターセンターの姉ちゃんに聞いた、プチトレッキングとしてオススメの『レンゲ沼探勝路(所要時間50分)』も歩いてみたい。
しかし、それ以上に桧原湖北部の水没した鳥居が残る『大山祇神社』も行ってみたい!!
・・・道は決まった!出発です!!
時間があればプチトレッキングも!!(・∀・)
16時過ぎ、多分この付近だろうと思われる地点到着。
そばにあった『桧原歴史館』で聞いてみると、次のカーブのところにあるようです。
そんなわけで、ワタクシ的にこれがカーブであろうという場所に向かい、歩いて周辺を探索。
ない・・・( ̄▽ ̄;)
これはもしや、カーブでなくただの道路の蛇行??
うろうろと徘徊していると、さっきの歴史館の人が通りがかってくれて、教えてくれたのはさらに100m程先の地点。
・・・と、たどり着くのに苦労はしましたが、待望の『大山祇神社』に到着しました!
桧原湖に沈む鳥居とも無事ご対面!!
この鳥居の先には参道と、それに続く町があるのでしょう。
水に沈む前の桧原には会津三大金山があり、棘のある生垣に囲まれた中に1520人が暮らしていたそうです。
小屋数56軒、商売小屋31軒、湯屋2軒、水車6台規模の町で、甲賀衆の忍者を含め、常に4人が御金蔵を監視していたとの事。
まさに強者どもの夢の跡。猛き者もついには滅び、ただ春の夜の夢の如し・・・。
探索が終わった頃にはぐったり疲れ、レンゲ沼トレッキングは中止という事で~。
やはり、一日一トレッキングくらいが正解かもしれぬ・・・(-_-;)
『桧原歴史館』も見て見たかったし、裏磐梯、見所が多すぎて侮り難し!
本日のミッション終了!
ライハに帰って一服していると、地元の人がライハの女将含め、皆でバーベキューしてるからと誘いに来てくれました。
早速、お邪魔させてもらいます\(^o^)/
行ってみると、皆様、元々の住人ではなく移住者・福島原発事故からの避難者の方々のようです。
その中の一人、40代の男性は、飯舘から家族を連れて自主避難をしてきた方。
事故当時、マスコミ業界の人から「新聞やニュースでは、残念ながら圧力がかかって本当の事は書けない」
「ただ、出来る限りの事は書くつもりでいるから、雰囲気を読みとって自主的に判断して行動してもらいたい」と伝えられたそうです。
避難の道を選ぶ側、そのまま居残る側、双方意見の食い違いで諍いが起こる事も多々あったとの事。
移住後、奥さんが乳ガンを発症。
東電側には今回の事故が原因ではないと一蹴され、毎年通っていたガン検診になかなか行けない状態を作った点についての争いを続けているそう。
平穏な日常を奪いさった「東電福島第一原発事故」
色々と話を伺い憤慨するも、何も出来ない自分がここに。
今は仲間達と共に東電や原発村と断固闘う体制を固めているそうなので、頑張って頂きたいと思います。
ワタクシも泊の原発・幌延の高レベル核廃棄物最終処分場は断固反対って事で!!( ̄^ ̄)
走行距離 33.4km
-
- ガソリン 417円
- 噴火資料館・3Dワールド 1000円
- 煙草 410円
- 牛乳・コロッケ 158円
- 酒・ツマミ 983円
計2969円
2022追記
裏磐梯ビジターセンターについて
- 開館時間 9時~17時(冬季は16時まで)
- 入館料 無料
- 休館日 毎週火曜
- 駐車場・トイレは24時間利用可能
磐梯朝日国立公園に位置する「裏磐梯」の自然や動植物、歴史文化について展示解説、トレッキング情報など入手可能。
磐梯山噴火記念館について
- 開館時間 8時~17時(冬季は9時~16時)
- 入館料 大人600円・中高生500円・小学生400円
- 休館日 無休
世界や日本の火山や気象関係の展示物、1888年の磐梯山水蒸気爆発後の磐梯高原について学べる施設。
磐梯山3Dワールドについて
- 開館時間 8時~17時(4~11月)
- 入館料 大人800円・中高生600円・小学生500円
- 休館日 無休(冬季休館)
1888年の磐梯山の噴火を3Dで再現。空中に舞う巨石・すさまじい泥流、噴火を余地した動物たちの逃げまどう様子を体感できる。
※「磐梯山噴火記念館」と「磐梯山3Dワールド」のセット券は大人1100円・中高生900円・小学生800円
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