道の駅 しらぬか恋問にて起床!
5時半起床。
天気はぼんやり薄曇り・・・これぞワタクシのイメージする釧路の天候です。(日照時間が少ないイメージ)
一面、霧とかじゃなくて良かったわ~(;´∀`)
とりあえず、道の駅泊ですから、ぼやぼやしてはいられません。
道の駅のトイレのベンチで寝ていた、昨夜の青年と少年が起きてきたので、まずは米を炊いて少年にお接待。
ふりかけご飯とインスタント味噌汁のお粗末メニューですけれど。
炊きたてご飯に勝るご馳走なし!ボロは着てても心は錦な意気込みなり(^!^)y~
(ちなみに昨夜の詳細についてはこちら↓↓)
8時過ぎ、二人を見送りワタクシも出発。
チャリ青年とチャリ少年は、帯広方面に向かい富良野経由で札幌を目指すとの事です。
狩勝峠とか、きつそうだけど頑張って下さいませ~(・∀・)ノ
ちなみに、少年のミニベロのシートポストは空気入れになっています。
世の中にこんな画期的なモノがあるなんて!と、久々にプチ衝撃を受けましたw( ̄▽ ̄)
白糠町から釧路市へ!
R38釧路国道から、R240まりも国道、r952山花鶴丘線を抜けてr666徹別原野釧路線へ。
本日、最初の目的地は「釧路市動物園(500円)」デス!
こちらの動物園は「足の不自由なアムールトラの兄妹、タイガとココア」で2009年から話題にもなり。
「コタンコロカムイ(アイヌ語で集落を守る神=シマフクロウ)」が飼育されている、日本で唯一の動物園でもあります。(2010年当時)
(写真は、案内リーフレットと入園券↓↓)
総合案内所のチケット売り場では、釧路湿原や丹頂鶴に関する有料5施設(通常2100円)を5日間自由に回れる「55しつげんパス(1000円)」も取り扱っていて、少し心惹かれましたが。
丹頂鶴は、ここでも見れるそうなので、これはまたいつか、道東に来た時にでも(・∀・)
いざ!動物園見学へ!!
まずは、前菜として、「フンボルトペンギン」や「ゼニガタアザラシ」に心和まされつつ、「釧路市動物園」の探索スタート!
「フンボルトペンギン」は、南アメリカの太平洋岸、ペルーからチリにかけての海岸や沖合いの島々で繁殖する温帯のペンギン。
そんでもって「ゼニガタアザラシ」は、豊頃町のはぐれアザラシのコロちゃんがこのタイプ。
一年を通じて日本で生息している唯一のアザラシが「ゼニガタアザラシ」なんだそう。
(コロちゃんについてはこちら↓↓)
お次の動物はこちら!
お次は「アフリカタテガミヤマアラシ」のモグモグタイムの見学です。
「アフリカタテガミヤマアラシ」は、ヤマアラシ科の中でも攻撃性が強い種類で、敵には背中の針を立てて、後ろ向きに突進して身を守るとの事。
この針に刺された傷がもとで死亡する肉食獣もいるそうで、座右の銘は「攻撃は最大の防御なり」( ̄▽ ̄)
道東を代表する動物達!
そして、もともとあった湿原を活用した木道散策路にて、丹頂保護増殖センターの観察広場へ。
目的の丹頂鶴を遠くに発見!
日本のシンボル、そして特別天然記念物である丹頂鶴。
アイヌの人々からも「サロルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれていて、「サロルンチカプリムセ(鶴の舞)」は、アイヌ古式舞踊として道内各地で踊り継がれています。
ワタクシ的には、面倒臭そう+投げやりな感じで、丹頂鶴に給餌しているオッサンの姿が印象的でした。
ちなみに、この木道散策路の周辺では白鳥、アオサギ、カモなど様々な鳥も飼育されておりますが~。
↑↑鳥は出られません!↑↑って、鳥に言っても無駄だよな・・・と思いました( ̄▽ ̄)
その後は、エゾヒグマ舎にてオッサン化している山親爺を眺めつつ・・・。
ご存知、北海道の陸上に生息する、最も大きな哺乳類「エゾヒグマ」
アイヌの人々には、「キムンカムイ(山の神)」として崇められ、東西南北、北海道のどこにでも生息しているものかと思っていましたが。
なんと!「北海道石狩西部、天塩・増毛地方」の「エゾヒグマ」は地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いとも言われているそうです。
その他の愉快な仲間たちも!
2010年時点の「釧路市動物園」一番の人気者、「アムールトラのココア」にもご拝謁。
2008年5月に四肢に障害を持って誕生。障害にも負けずに成長していく姿が話題を呼び、2009年に大ブレイク!?(兄のタイガは肉を喉に詰まらせ死亡)
「どうぶつ奇想天外」や「アンビリーバボー」で紹介されたり、書籍化されたり、「タイガとココアの歌」が出来たりなど、大盛り上がりだったようです。
ちなみに、アイヌの人々から村を守る神として崇められていた「コタンコロカムイ様(シマフクロウ)」の写真が無いところをみると、見ることが出来なかったか・・・。
または、「シロフクロウ」と「アカコンゴウインコ」を見て何か決定的な勘違いを犯したか、満足してしまったのかもしれませんw( ̄▽ ̄)
その他、アムールトラにお株を奪われたような百獣の王ライオンや、その配下のヤギ。
そして、サル山でボッーとしたりしつつ、地味に楽しく動物園探索を終了。
帰り際、アンケートに答えたら、記念品としてココアの大型ポスターを頂いてしまいました。
棄てるに棄てれず、微妙な気分・・・(;´・ω・)
釧路市から釧路町に移動!
お次は、釧路湿原道路を走ってみたり、セイコマスパゲッティで飢えを満たしつつ、R391摩周国道を北上。
第二のミッションの地「細岡展望台」へと向かいます。
こちらは、前回のカブ旅の際、コンビニで話しかけてきた湿原マニアのおじいさんイチオシの場所デス。
(湿原マニアとの一部始終はこちら↓↓)
「釧路湿原ってただの原野じゃん、大した事ねーな~」と思いながらたどり着きましたが、展望台から目前に広がる景色にはマジで驚愕!
広大な釧路湿原の中を蛇行しつつ流れる釧路川。
いつか見た写真のあの風景が今ここに蘇る!!みたいな感じで、my北海道八景へ見事殿堂入り決定となりました。
惜しむらくは、ワタクシの携帯がすでに寿命らしく。写真を撮っても全てがイマイチやる気が出ない画像になってしまうという点でございましょうか(´Д`)
来年は、自分へのご褒美にデジカメを買ってあげたいと思いました。(;つД`)
また来るぜ!釧路湿原!!
釧路町から標茶町、厚岸町を抜けて別海町へ
R391北上途中、標茶町の「サルボ展望台」にも立ち寄ってみましたが、景色はイマイチな感じ。(当社比)
その後はR391から、r14厚岸標茶線、R272釧標国道、R243パイロット国道と90km程移動。
本日の寝場所「別海町ふれあいキャンプ場(500円)」に初キャンプINです。
テント設営後、いきなりキャンピングカーの宴会にお呼ばれし、ジンギスカンやら、釣ってきたばかりのカレイの揚げ物なんかをご馳走になりました。
風呂に行く予定その他で、酒も飲めず、長居も出来ませんでしたが、空腹が満たされて感謝デス(・∀・)ノ
素敵なサイトと素敵な温泉!
ちなみに「別海町ふれあいキャンプ場」は、管理人のおばちゃんがとっても親切で、トイレも水洗。
さらに、コインランドリーが洗濯機200円、乾燥機30分100円と旅人にも優しく、サイトの各所に灰皿が完備されているのも個人的に好印象でした。
何よりも特筆すべきは、隣接するの温泉「べつかい郊楽苑(600円)」の庭園風露天風呂の素晴らしさ!
広めの庭園には、裸で休めるベンチなんかも置いてあり、開放感抜群!心身共にリラックスできる仕様になっておりました。
長居したかったけど、最終ミッションの為に早々に風呂終了。
ここも絶対また来たいと思います!!(・∀・)
別海町グルメを堪能!
長々と引っ張りましたが、いよいよ本日の最終ミッション、「食欲の秋!別海ご当地グルメを満喫!!」の開幕デス。
別海町といえば「生乳生産日本一の町」、さらに「野付産ホタテは大ぶりで知る人ぞ知る逸品」、さらに1月~3月の厳しく冷え込んだ早朝に現れる「四角い太陽」も有名。
これらを全てコラボして開発され、2008年にデビューしたのが「別海ジャンボ牛乳&別海ジャンボホタテバーガー」ザンス!!
「新・ご当地グルメグランプリ北海道2010 in 丘のまち美瑛」にて初代グランプリ獲得、人気度部門第1位にも選ばれたそうで、否が応でも高まる期待感!
そんなわけで「別海ジャンボ牛乳&別海ジャンボホタテバーガー」についての定義はこちらです↓↓
- 正式名称は別海ジャンボ牛乳(別海ジョッキ牛乳)+別海ジャンボホタテバーガーセットとする。
- 別海ジャンボ牛乳、別海ジャンボホタテバーガーの他、道産ジャガイモを使ったポテトフライをつける(この3点セット以外は各店自由とする)
- 価格は880円程度とする。
- バンズは地元のパン屋さんカフェ・オークで作ったものを使う。
- バンズの原材料は道産小麦とべっかい乳牛興社で作った牛乳(水は一切使わない)、天然酵母etcとし、形は四角とする。←厳冬の野付湾名物「四角い太陽」にかこつけて。
- 野付産のジャンボホタテ(2Lサイズ以上)を使う。
- ホタテの調理法は春巻きとする。
- ジャンボホタテ以外の具材は森永乳業別海工場で作ったモッツァレラチーズ、レタス、タマネギをメインとしたマリネとする。
- ソースは3種類用意する(各店オリジナル)
- お客様にバーガーを創る楽しみを体感してもらうために、バンズとジャンボホタテなどの具材はバラで提供する。
- 挟み方は下からバンズ→ソース1→ホタテの春巻き→モッツァレラチーズ→レタス→ソース2→タマネギのマリネ→ソース3→バンズとする。
- 完成したバーガーを置く、イラスト入り特製ホタテ貝殻皿を用意する。
以上!!・・・とこんな感じデス。
今回は時間の関係もありまして、21時まで営業している寿司屋の「双葉」にて実食。
寿司屋でバーガーと侮るなかれ!バーガー開発のリーダーさんのお店でゴザイマス。
そんなわけで、運ばれてきたのは、バンズと具材が別々に並べられたお盆。
これを説明書通りに組み上げた完成品がこちら。なかなか食べ応えがありそうです。
さて肝心のお味ですが、春巻きはサクサク、ホタテも2Lより大きなJサイズを使っていてウマー(゚д゚)
味噌ソース、マヨネーズとケチャップ・タバスコのソース、カラシマヨネーズソースとオリジナルの3種類のソースとも巧くマッチしています。
自分でバーガーを組み立てるアイデアも楽しいです。
そして牛乳。
凍らせた500mlジョッキで出てくるので、牛乳好きにはたまりません。
自宅での食事の際は、味噌汁などなくてもまず牛乳!と「自他共に認める牛乳愛飲家」のワタクシですので、それはそれは美味しく味わう事が出来ました( ̄▽ ̄)
しかし春巻きのサクサク感を保つ為、テイクアウトが出来ない→カブなのでバーガーとビールのコラボが味わえないというのが欠点か・・・。
キャンプ場に戻り、風呂と食事の順番を間違えた・・・と反省しながら就寝。
別海町はめちゃくちゃ寒いです。。+゚(゚´Д`゚)゚+
走行距離 166km
2019追記
釧路市動物園について
- 開園時間 4/10~体育の日は9時半~16時半(最終入園は16時)、体育の日の翌日~4/9は10時~15時半(最終入園は15時)
- 休園日 12月~2月の毎週水曜、年末年始
- 入園料 一般570円、中学生以下は無料
- 年間パスポート1030円、動物園+山花温泉リフレ入湯セット950円
55しつげんパスについて
1020円で、動物園(大人570円)・丹頂鶴自然公園(大人470円)・阿寒国際ツルセンター(大人470円)・湿原展望台(大人470円)・市立博物館(大人470円)の5施設を満喫できる共通入園券。
使用開始日より5日間有効。通常5施設をすべて利用する場合は2450円かかるので、超お得!!
別海町ふれあいキャンプ場について
- 開設期間 5/1~9月末
- 入場料 一般300円、小中学生200円
- テントサイト一張り200円、オートサイト400円、テント・タープ等は一張りごとに200円増し
- チェックインは13時~17時、チェックアウトは翌10時(20時~翌7時までゲート封鎖)
- コインランドリー有り、電源有料、ゴミは有料ゴミ袋にて受け入れ、別海市街地まで1km、温泉施設「べつかい郊楽苑」まで徒歩3分。
べつかい郊楽苑について
- 営業時間 11時半~22時(最終受付21時)
- 入浴料金 大人(中学生以上)500円、小人(小学生)200円、幼児無料
- 露天風呂有り、サウナ有り、休憩所有り、レストラン有り(11時半~13時半、17時~19時半(LOはそれぞれ閉店30分前))
ジャンボ双葉(双葉寿司)について
- 営業時間 11時~19時(14時~16時は中休み)
- 不定休
- 「別海ジャンボ牛乳&別海ジャンボホタテバーガー(1000円)」
その他の別海ご当地グルメとして、別海産ホッキを使用した「別海ジャンボホッキカツ丼(1000円)」や「ホッキカレー(1000円)」、別海乳業公社のチーズを使用した「チーズミートスパゲティ(900円」)」も提供。
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