立江駅のベンチで起床!

足の調子は良い。今日は靴を履いて歩けそうだ。

まずは「十九番札所 立江寺」に参拝し、13.1km離れた二十番札所 鶴林寺」を目指す予定ですが。

相手は阿波の三大難所の一つと呼ばれるお鶴さん、どこまで行けるかな~(  ̄▽ ̄)

昨日の十八番札所にて、ワタクシと同じ駆け込み組だった女の子に立江寺で再会。

あと二週間で行けるとこまで行くそうだ。頑張れ!!


十九番札所出発!

峠の途中の一見ボロボロの食堂にて朝食。鮭定食を頂きます。

500円で、ご飯のお代わりサービス。

小鉢も数品ついて、久々に家庭の味が賞味できました。

おばちゃんやおじいさんも良い方で、お茶や羊羮を接待して頂き、携帯の充電までさせてもらう。

羊羹は非常食として有り難く頂きやす!(・∀・)


さらに進む道すがら、交通誘導をしていた兄さんに「何日か前に焼山寺の下を歩いていなかった?」と呼び止められました。

そこで仕事をしていたのだそうだ。

まあ(/_\;)一介の遍路を覚えていてくれたなんて゜+。(*′∇`)。+゜

こういう再会もあるのですね〜(・∀・)



阿波第二の難所の入り口到着!

13時、二十番札所のある鶴林寺山(標高516.1m)の麓に到着。

遍路地図によると現在地点で標高30m、二十番札所は鶴林寺山の標高500m地点に位置しているようです。

近くのキャンプ場でビバークして明日、山登りに挑むべきか、このまま行くべきか・・・。

そばのサンクスにて、寺まで何時間かかるか聞いてみると、2時間半あれば余裕との事。

上手くいけば15時半くらいには辿り着けそうな予感です。

明日は天気が崩れるそうなので、二十番札所を打った後→二十一番札所に行く途中にある「廃校になった小学校」を目指す事にしようかな〜と思います( ̄▽ ̄)


山登りスタート!

夜の寒さ対策に新聞を購入し、鶴林寺へ出発です!!

ちなみに、今回の「お鶴さんに向かう巡礼の道」

「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と謳われる阿波の三大難所の一つですから、先日の「十二番札所 焼山寺」に引き続いて正直キツい山道です。

さらに、直射日光も追い打ちをかけ、白衣から出ている腕だけがじんわりトーストされるような、炙り焼きの豚になった気分です。

これは菅笠購入を考えた方がイイかもね~。(こんなの↓↓)


お四国人間曼荼羅

数十m歩いては休み、歩いては休みでゼーゼーしていると、オバサン2人組が現れ、「この間、九番でマメの治療をしてた人じゃない?」と声を掛けられました。

あ~そんな事もあったかもしれませんね〜( ̄▽ ̄)

既に曜日や日にちなど定かではない、溶けきった脳ミソなので〜(;´∩`)

(ちなみに九番札所での様子はこちら↓↓)

八番札所熊谷寺山門

四国歩き遍路3日目〜初めての善根宿と怪しいオッサン接近遭遇!

2008年4月9日

オバサン方は地元の方で、仕事の休みを利用して主に車、歩きたい所は歩くという廻り方をしているそうです。

「だいぶ先だけど、仙遊寺というお寺には足湯があって、そこから眺める景色がまた素晴らしいのよ〜」という情報も教えて頂きました。

そういえば、「宿坊に泊まるなら仙遊寺は良いよ」と言ってくれた人や、「仙遊寺の通夜堂はオススメ」と教えてくれた人もいたなあ・・・。

五十八番札所仙遊寺・・・。たどり着けるかわかりませんが、なんとなく気になるお寺です。

一期一会の出会いのはずがひょんな所でまた出会う。

お四国パワー恐るべし。人間曼陀羅やわ~。


今夜の寝場所到着!

その後は順調に「二十番札所 鶴林寺」を打ち終わり〜。

日が暮れる前に、本日の宿泊予定地である「大井小学校跡地」に到着。(二十番からは2km弱)

すでに廃校になった小学校ですが、まだまだ使えそうなコンクリート造りの立派な校舎。

玄関前には水場もあり、トイレもまだまだ現役です。

昨夜の寝場所の立江駅とは違い、人目を気にする事なく過ごす事が出来る、まさにキャンプ適地!!

ぐっすり安眠出来そうです^^


歩行距離 16.04km

歩数 30802歩

お接待された物 羊羮、携帯の充電


2018追記

大井小学校跡地について

過疎化した集落の中にあるので、普通に旅のキャンパーでも受け入れてくれる予感。

(近隣には店も風呂もありませんが、水とトイレだけはありますw)

また、歩き遍路で、ここに来る際の最後の食糧補給地は、鶴林寺の山道に入る手前の勝浦町のコンビニか道の駅のみ

その後は、二十一番太龍寺を下山して十数km先まで店は無かった気がするので、旅館泊でない場合は注意が必要と思われ。


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