テント泊なので、朝も悠々と米炊いて自炊。

朝ご飯を食べていると、職業遍路らしき大荷物のオジサンが目の前を通りかかり。

ワタクシの方を見て「可哀想に・・・」と一言呟いて立ち去っていかれました。

自分では可哀想という気がさらさら無かっただけに、微妙っちゃ微妙な気分です( ̄▽ ̄)


気を取り直し。本日は阿波三大難所の最終道程、大龍寺への登山でゴザイマス。

ここからだと4.2km。

聞いた話では、10時くらいから雨が降り始めるとの事。ひどくならなければいいが・・・と思った矢先、まだ朝だというのに降りだす雨・・・。

最悪じゃ(´Д`)

昨日の鶴林寺からの下りでスッ転び、軽く捻挫をしてしまったので、用心しつつ歩むワタクシです。


お昼前にようやく大龍寺到着。

平日なのにバスツアーの団体遍路さんが多い。

下りはロープウェイに乗って楽に下りたいわ~なんて甘い誘惑に負けそうになるが、またもやおばあちゃん方の偉いわね攻撃にあう。

さらにグループを率いる先達さんに、無事歩き通せるようにと、錦のお札まで頂いてしまう。

これはやらねばなるまいに・・・。お次の22番までは10.9kmです。



下りの道も勿論雨。

雨の何が嫌かって、座って休憩する事ができない事。

あとは靴も靴下もビチャビチャになってしまう事ですな。

出発前に1万円くらいのゴアのスニーカーを購入したんですが〜。

正直、コレがゴアテックスという物なのデスカ!?(・・?)という代物です。


ヨレヨレになりながら、麓の遍路小屋に到着。

置いてあるノートをパラパラめくってみると、昨日の日付で、初めての遍路なのに“逆打ちで88ヶ所+別格+奧の院込み”で廻っている方の書きこみを見つけました。

どうやら、崖から滑落して10日間入院したり、実は今、骨折してまーす!みたいな壮絶な毎日を送っているようです・・・(^_^;)

そういえば昨日、鶴林寺から下りてくる時に、すれ違ったヒゲぼうぼうの兄ちゃんは逆打ちだったな〜。

多分、日時とタイミング的にみて間違いあるまい!

納経所が閉まるまで数十分という事で、順打ちの登りよりも大変な道を必死で登っておりました。

もう出会う事はありませんが、彼が無事、納経に間に合った事を、そして無事に結願出来る事をお祈りいたします。


阿波三大難所を抜けて。

22番平等寺は楽につけると思っていたら甘かった。

またもや山道、峠越え。しかも道は川になっています(>_<)

登山口の手前に竹の棒が置いてあり、ご自由にお使いくださいと書いてあったので有り難く拝借する。

ガ━━━━(;゚Д゚)━━━━ン!!!!!

ここでワタクシの中で衝撃が走りました!

杖を二刀流にするだけでこんなに足腰への負荷が変わってくるとは!!

ストックを持って登山に挑む人々の気持ちがよ〜く解りましたー。もう目から鱗でございますわ~゜+。(*′∇`)。+

今日からは、同行二人ではなく同行三人で頑張らせて頂きま~す!(・∀・)


22番札所平等寺到着。参拝・納経終了。

お次の23番までは22.4kmなので、今日はここで打ち止めです。

本日は、22番の程近くにある無料の善根宿キクヤさんにお世話になる予定。

12番を打ち終わった後に再会した、ハマコー似のオッサンから頂いた野宿遍路用の寝場所一覧が超絶役に立っています( ̄▽ ̄)

山門で出会ったオジサンに、「これから23番に向かうが車に乗っていかないか?」と車接待のお申し出を受けましたが、歩きにこだわっている旨を告げて有り難くお断りすると、かわりにお茶を買って頂きました。ありがとうございますm(_ _)m


その後、何事もなくキクヤさん到着。

本日の宿泊をお願いすると、既に男性が入っているので、他の家を紹介してくれる事になりました。

相部屋で何かあったらマズイという配慮らしいです。

紹介して頂いたのは、新田さんというお爺ちゃんのお宅。貰った地図を頼りに行くとご自宅の前で待っていてくださった。

案内されたのは敷地内に建つ別宅で、布団、トイレ、風呂、洗濯機などもあり自由にしてくれという有難いお申し出です。

しかも、お弁当とビールまでお接待して頂く。

本日の寝場所。布団で寝れるって幸せ。

2008/04/16 19:33 本日の寝場所。布団で寝れるって幸せ

四国のお接待という風習にはホント頭が下がります。

初めはお気楽で来た四国だけど、日に日に深く考えさせられるこの頃。

本日の歩行距離 18.81キロ。

歩数 36178歩。

お接待された物 お菓子、飴詰め合わせ(通りすがりのお婆ちゃんから)、錦札、竹杖、お茶、弁当、ビール


2018追記

錦の御札とは

100周以上した人だけが持つ納め札。ちなみにワタクシは白。

基本的に1〜4周目は白。5〜7周目は緑。8〜24周目は赤。25〜49周目は銀。50〜99周目は金。100周目以上が錦。と決められています。

・・・が、白札が200枚108円程度のところ、緑・赤は100枚で150円、銀・金で100枚500円、錦になると100枚で1万円とふざけた金額設定。選ばれし者だけが持てる、それが錦の御札( ̄▽ ̄)

同行二人とは

お遍路さんが持つ金剛杖は、お大師さんが宿る・・・いや、お大師さんの化身・・・いや、お大師さんそのものだと言われています。

なので、お杖を粗末に扱うなんてとんでもない話。宿に入った場合はまず自分の事よりも、①お杖の先を洗い→②床の間に安置するのがしきたりで、粗相をすると信心深い宿主に怒られる事もあるとかないとかw

行く道は一人の身でも、お大師さん(杖)はいつでも一緒。いつでも、二人旅なんです・・・というワタクシの見解デス(^_^;)







本日の寝場所。布団で寝れるって幸せ。

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