朝7時起床。

昨夜の絵描きのオジサンはもういない。

それにしても昨夜は寒かった。途中、何度か目が覚め、結局全ての衣類を着こんで夜を乗り越えました。

そしてエマージェンシーシートの使えない事・・・(;-_-+

暖かいのは良いが、身体からでる水蒸気も全く逃さない為、内側は水滴でびちょびちょになってしまう。

コヤツは送り返すリストの殿堂入りに認定デス。


トイレで身仕度をしていると地元のオジサンに声を掛けられました。

北海道から来たと言うと、オジサンの親戚は旭川の自衛隊の近所に住んでるいるとの事。

うわ~めっちゃ近所じゃん(;^_^A

これもご縁という事かしらw

小一時間ばかしお話した後、ビワを3つ置いて帰っていかれました。 ありがとうございますm(_ _)m


9時、ようやく宿泊地を出発です。

だいぶ時間を取ってしまいましたが、こういう出会いも貧乏旅の良いところ。 ツアーや宿に泊まってばかりだとなかなか味わえないものね。ちなみに8番までは残り1.7kmです。


朝から気分良く歩け、9時半頃、8番札所熊谷寺到着。

ちょうど桜の盛りで境内の景色が素晴らしい。

第8番札所 普明山 真光院 熊谷寺 多宝塔と桜。

2008/04/09 09:30 第8番札所 普明山 真光院 熊谷寺の多宝塔と桜。

2008/04/09 10:22 熊谷寺  仁王門

熊谷寺の仁王門にある絵天井

2008/04/09 10:13 熊谷寺の仁王門にある絵天井

桜吹雪に包まれながら、1~8番札所の中で一番好きな風景かもと思いました。

2008/04/09 10:20 サクラサク

10時25分頃、熊谷寺出発。お次の9番まで2.4kmざんす!


11時過ぎ、9番法輪寺到着。

マメができて困っているオジサン2人組に出会いました。

困ってる時はお互い様なので、テーピングを貸して逆お接待なり。

喜んで頂けるとワタクシも嬉しいですわ(*^□^*)

10番までは、3.8km!


9番をでてまもなく、今度はチャリに乗ったオッサンに男前やな~と声をかけられました。

そうです!ワタクシ、今回の旅は、ある意味男っぷりを上げる旅ですから〜( ̄▽ ̄)

途中、無人の接待所があり、ありがたく冷たい麦茶を頂きました。感謝。m(_ _)m

9番〜10番途中にある接待所。

2008/04/09 12:52 9番〜10番途中にある接待所。


10番切幡寺の何だかキツそうな坂の手前のうどん屋さんの前で、先程の8番でもお見かけしたカップルお遍路さんに遭遇。ココで荷物を預かってもらえると教えて頂く。

8番でお見かけした際も、持鈴をシャンシャンと鳴らしながらの息のあった読経、こいつら素人じゃねーなーと気になっておりました。

そりゃもう有り難く荷物を置かせて頂き、軽やかな足取りで10番参拝終了。

山麓から本堂までは800メートル。333段の石段も続くわけですから、生活用具一式背負っていたら途中で、死んでましたw

次の11番までは9.5km!


先程のうどん屋さんに戻ると、先程のカップルお遍路さん達は既に出発されており、代わりに9番でお会いしたマメオジサン2人組と再会→うどんを食べながらの四方山話。

オジサン達は、普段は山も登っていて登山靴持参。野宿遍路で行こうと寝袋を持ってきているが、徳島を出るまでは宿なども使うつもりとの事。今日は、11番近くの宿に泊まるそうです。

また何処かで会いそうですね~なんて言いつつ、これから10番へ向かうマメオジサン達をお見送り。

うどん屋のおばちゃんにはトマトをお接待して頂き、納め札を貰って頂く。


そんな感じで、本日のお寺行脚は終了しました。

17時までに11番は間に合いそうもないので、今夜は吉野川市内にある善根宿、鴨の湯さんに電話をして泊めて頂く事に致します。

暗くなる前につけばいいかとテクテク歩いていると、突如、原チャに乗った浜コー似の怪しげなオッサンに声をかけられました。

「私は、ボランティアでお遍路さんの案内や世話をし続けてかれこれ10年になる。何か困った事があれば言ってみろ!」と、これで信用できるだろといわんやごとく、“いつでもお参りできるぞセット”や“全国のお遍路さんからの感謝の納め札の束”などを取出し、「これで信用しましたね」と猛アピールしてきます。

鴨の湯に向かっていると答えると、「この道だと遠回りだ。よければ家に来なさい。布団も風呂も世話をしてやる」と勧誘されました。

うわ~怪しい。見た目も言ってる事も怪しさ大爆発だ~!!( ̄□ ̄;)

丁寧にお断りするも、今度は「鴨の湯まで最短距離で案内してあげよう」とのお申し出。

それなら問題なかろうと案内を受けてみる事にしました。

基本的にお接待は断っちゃいけないそうですから。

先導しつつ100m走ってワタクシを待つ原チャと必死で後を追うワタクシ。

しかし、追い付くとなんだかんだとウンチク等を語り始め、移動は遅々として進みません。

疲れてるから早くついて休みたいのに・・・(T_T)

その後、案内に専念してくれるようにはなったものの、人を待たせているからと自分ペースで休憩をとる事も出来ず高まる疲労感。

そして、とうとう降りだす雨・・・。

靴の中はグショグショ。無駄話なしで進めば今頃とっくについていただろうにと半ばやけくそで足を運び、足の裏の痛みに嫌な予感も走ります。

足を引きずりようやく鴨の湯付近に到着…。

お礼を行って別れたが、ありがたいという気持ちと、散々な目に遭ったという気持ちが半分半分。


そのような経緯で、なんとか鴨の湯の善根宿に到着出来ました。

鴨の湯外観。

鴨の湯の善根宿の外観。

鴨の湯の善根宿外観

鴨の湯の善根宿の女子部屋外観

銭湯の駐車場にバラック小屋が立っていて、畳敷き。寝袋さえあれば寝れるようになっています。

鴨の湯の善根宿。女子部屋内部。

鴨の湯の善根宿。女子部屋内部。

ちなみに、今夜の同宿は男小屋に3人、女小屋に3人、自転車小屋に1人。

女小屋で一緒になったのは、一人はイギリス出身、長野在住のジェニーさん。

もう一人は昼間会ったカップル遍路のアヤノさん。

ジェニーさんとは言葉の壁の都合上、込み入った話は出来ずじまい。

アヤノさんは茨城の方で、ハワイのロミロミやリフレクソロジーなど各種マッサージの技術を身に付け、自分でマッサージ屋をひらいてるとの事。

素晴らしい読経について聞いてみると、彼氏が本職のお坊さんなんですって。
どおりで上手い訳っすよ~。


んでもって、本日ワタクシ、記念すべきマメデビュー(泣)

夕方降りだした雨は次第に強くなっている。果たして、明日は無事に山越えなるか!?


本日の歩行距離 17.16キロ。

歩数 33014歩

お接待された物 ビワ3つ。トマト。道案内。


2018追記

善根宿〜個人または地域の方々が、歩き遍路の為に用意してくれている簡易宿泊施設。無料もしくは格安有料で泊めて頂けます。チャリ遍路までならイケる予感ですが、人力以外の方は他所に行かれた方が良いと思われ。(あくまでワタクシの見解)

何しろ1200年以上の歴史を持つ、お大師さん信仰が根付く四国。お大師さん=ある意味トホダーの元祖です。歩き遍路>チャリ>車・バイク>観光バス・観光タクシーというヒエラルキーの世界なので、体力に余裕があって本格的に満喫したいのなら、たとえ短距離や区切り打ちでも歩き遍路をオススメします^^

ちなみに鴨の湯さんの善根宿は現在も稼働中。無料で泊まらせて頂け、洗濯200円、隣接の風呂(露天有り、温泉!)は450円。水曜休み。外に水場と水洗トイレも有り。予約不可。当日要連絡だったかと思います(定員があるため)。







八番札所熊谷寺山門

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