今回のテーマはぶらり道北一人旅。
予定していた3泊4日の当てが外れ、2泊3日へ。
13時過ぎにようやく出発。R40名寄国道を北上します。
本日最初の目的地は、和寒町。
先日読んだ三浦綾子の小説の舞台になった、天塩国と石狩国の境界に位置する塩狩峠です。
記念館があり、小説のモデルになった長野政雄の顕彰碑もあるとの事。
ちなみに三浦綾子著の『塩狩峠』とは~。
- 汽車が塩狩峠を上っている最中、客車最後尾の連結器が離れ、逆走暴走。
- 当時、国鉄職員であり、乗客であった長野さんが、自ら車輪の下敷きになって乗客の命を救った。
・・・という、明治時代に起こった事件を土台に書かれている小説です。
記念館の建物は、三浦綾子が旭川で営んでいた雑貨店を復元したものだそう。
当時、本人宅で使用していた家財なども展示してあり、大正、昭和のレトロな雰囲気の家具が心地良い感じ。
フクロクストーブという、昔のストーブが気になったが、館内撮影禁止という事で、写真が撮れなかったのは残念でした。
じっくり、たっぷり、資料を見学してまわりつつ、次の目的地に出発。
R40をさらに北上~。
お次は、剣淵町にある、道の駅絵本の里けんぶちへ。
絵本の里らしく、入口ではメルヘンな人形がお出迎えしてくれます。
ここは何気に、何回も寄ってるので、スタンプを押して終了。
さらに、美深町にある、道の駅びふかに到着。
ここも先日、チョウザメを食べに来たばかりなので、スタンプ押して終了です。
(前回の来訪の様子はこちら↓)
R40~R275頓別国道へ
音威子府町にある、道の駅おといねっぷに到着。
音威子府といえば、黒い蕎麦が名物です。
蕎麦を夕食にし、環境が良さそうだったら、道の駅にて車中泊!なんて考えていましたが、残念ながら休館日。
外は次第に闇が迫り、おまけに雨まで降り出し、お腹も空いたしで、いつもの0円マップと睨めっこ・・・。
とりあえず、中頓別町まで行って、ライダーハウスに泊まらせて頂けるようなら、お世話になろうと決定しました。
スタンプ押して、心の中で泣きながら去る。
R275を北上。
道中のおまけとして、中頓別市街地に行く途中にある道の駅ピンネシリにお立ち寄り。
時間が過ぎてるので、営業してないのは良いとしても、施錠もしてあってスタンプすら押せない。
普通、トイレとか入り口に置いて、夜でも押す事ができるようになってるでしょうがよ~。
不満だ~(* ̄m ̄)
(現在は、5駅までならスタンプの代わりに写真でOKという救済措置もあるようです。 2018追記)
本日の寝場所到着~!
暗闇の中、他の車も全然すれ違わず、しかも土砂降り・・・。
捨てられた子犬のようにしょんぼり運転し、ようやく中頓別町に到着です。
かなりぐったりで、自炊する元気もなく、ビールと弁当を買い込んで、北緯45度みつばち村へ。
車ですが、快く泊めて頂ける事になりました^^
こちらは町営でやってる無料の宿泊所で、元はカーリングの施設だったとの事。
炊事煉、水洗の公共トイレ、事務所みたいな団欒所、宿泊所に分かれていて、この宿泊所がこれまたデカイ。
デカイというより長い??
試しに、端から端までの歩数を数えてみたら72歩。
少なくとも30mはありそうで、50人は泊まれるとの事。
さらに、布団やマットレスも用意されていて、ユニットバスまであり。
やるな!中頓別!!
団欒所には、ライダーのおじさんが3人いましたが、全員が長期滞在者だそう。
釣りを主体に北海道に来てるというが、毎日ダラダラして過ごすだけみたいな雰囲気。
それぞれ大阪、三重、横浜からとの事。
ぽつぽつ会話しながら、各人食事をしていると。
本物ビールと手料理のカラフトマスのフライを土産にみつばち村の村長さん登場!→宴会に突入。
村長さんの話をツマミに、ありがたく飲み食いさせて頂き、一日終了→就寝。
村長さんあざーす(・∀・)
走行距離 170kmくらい
2018追記
北緯45度みつばち村について
先日、FBのページでもお知らせしましたが。
あの!長~い宿泊棟が雪で倒壊してしまったらしく!!
今季の営業はどうなんでしょ!?
今後、どうなるかわかりませんが、機会があれば見に行ってみようかと思ってます(^_^;)
三浦綾子著『塩狩峠』について
ハンカチ必須!人はここまで自己を犠牲に出来るのか!?
涙なくしては読み終われない、感動の巨編!!
記念館に行く前でも、行かなくても、オススメの一冊ざんす~(・∀・)
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