2010年最後のカブ旅スタート!
9月です。
残暑が続いてはいますが、ところによってススキもちらほら。
快適に旅が出来る期間も、あと1ヵ月弱といったところでしょうか。
そんな中、2010年最後のカブ旅へと出発でゴザイマス。
最後だけあって、日程もちょっとだけゴージャスに(^ .^)y-~~~
当初の予定では、R39層雲峡経由→ぬかびら温泉のライダーハウス「湯元館」泊→十勝方面へと向かう予定でしたが。
念のため「湯元館」へ電話をしてみると、今日は宿が休みとの事。
出発10分前に、急遽、富良野経由→十勝に決定デス。
・・・問い合わせてみて良かった(´Д`)
旭川市内を脱出!
まずは最寄りのガソリンスタンド、モダ石油にて給油。
笑顔がステキな女子従業員が「私もカブ好きなんです~」と話し掛けてきました。
数あるバイクの中で、「一番見た目が可愛いく」お気に召したのがカブだそうで、今はスーパーカブ50に乗っているそうです。
若い子にも大人気!さすが世界のカブだぜ!!イエーーー(・∀・)ノ
今年の秋こそ、美瑛~富良野のツーリングデビューを果たしたいと言ってましたので、ぜひとも楽しんで頂きたいものです(^ .^)y-~~~
モダの姉ちゃんの「頑張ってくださいねー」という言葉を背に出発。
なんだか幸先の良い出だしな予感~。(・∀・)
旭川→美瑛町を抜けて上富良野町へ
その後は、R237富良野国道(花人街道)をひた走り、一路、東へと向かいます。
チラ見で通り過ぎただけですが、秋間近だというのに、「ゼルブの丘」や「深山峠」の花畑は深紅や黄色、紫と、まだまだ色鮮やか。
この辺を探索するなら、絶対にチャリだな~と思いました。
正直、美瑛辺りだと、近距離過ぎてカブちゃんだと到達感無し!というのもありますがw
自転車だからこその発見が、なにかしらあるような気もしないではなく(メイビー)( ̄▽ ̄)
R237からR38狩勝国道へ
上富良野町→中富良野町を抜けて、富良野市へ・・・懐かしの「山部のバス」付近を通りがかりました。
前回の訪問は、かれこれ2年前。
あんなに世話になったのに、ここまで来て立ち寄らないのも、人として如何なものか??
そんなわけで、ちょいと国道を外れ、「山部のバス=旅人情報交換所」へ向かってみます。
(ちなみに、以前の訪問の様子はこちら↓↓)
到着してみると、誰もいないだろうという予想に反して、チャリダー×1、ライダー×1が来ておりまして、なんやかんやと世間話。
さらに、土地の持ち主の佐藤さんのところへご挨拶に行ってみると、今年の暴雨でサクランボは全滅。(毎年、サクランボ直売所を自宅前に出店していた)
最近は体調が悪くて、休んでばかりの生活との事で、見た感じも、かなり弱った雰囲気でした。
人も来てるので、泊まっていこうかとも考えましたが、まあそれは次の機会ちゅう事で。
濃そうな感じのチャリダー君はバスに宿泊、麦わら帽子を積んだライダー君は旭川方面に向かうとの事で、R38まで並走後→ワタクシは右折。
皆様、良い旅を\(^o^)/
富良野市を抜けて、南富良野町へ
お昼時もとっくに過ぎた頃、第一の目的地「道の駅 南ふらの」に到着です。
今日は、道の駅内にある「ごはん家 ラーチ」にて、南富良野町のご当地グルメ「なんぷエゾカツカレー」を食してみたいと思いまーす!!(^3^)
道の駅に到着した途端に、強めの雨が降ってきたので、ミッションをこなすにはナイスなタイミングかと!?
ちなみに「なんぷエゾカツカレー」は、2008年5月15日にご当地グルメデビュー。
富良野・美瑛エリアでは「富良野オムカレー」「美瑛カレーうどん」に続く、第3のご当地カレーとの事です。
「なんぷエゾカツカレー」の定義についてはこちら↓↓
- 名称は南富良野(以下なんぷ)エゾ風カツカレーとする。
- 南富フーズ(株)で処理したエゾ鹿のモモ肉を使ったカツカレーとする。
- エゾ鹿肉は叩いて伸ばし肉厚5mm程度とする。(厳守)
- カレーの具材はなんぷ産にこだわり、お米は道内産を使用する
- 収穫量では道内1~2位を争うなんぷ産人参を使った漬物(福神漬け、ピクルス、マリネなど)をつける。
- エゾ鹿の角で作った特製スプーン立てを使い、オリジナルのスプーンカバーをつける。
- なんぷで製造している熊笹茶(缶)にグラスを添えて提供する。
- 価格は全店一律950円とする。
以上!
定義を学んだところで、期待の「なんぷエゾカツカレー」とご対面~。さっそく実食ざんす!!
ルーは別添え、色とりどりの野菜にサクサクのエゾ鹿カツ。
さらに、人参のマリネ?もさっぱり爽やかです。
注目のエゾ鹿カツは、豚肉より、かなり淡白なれど、肉の味もしっかりしていて、ちゃんとちゃんとのお洒落カツカレーでした。(・∀・)
そして、冬眠から目覚めた羆が食べ、身体の自然治癒力を高めるとも言われている「熊笹」を使った「クマササ茶」
厳しい山麓の自然に育まれた北海道産の熊笹エキスと清らかな水をブレンドした健康飲料。
初めて頂きましたが、癖もなく飲みやすかったです。
(※神秘の生命力とも書かれていましたが、熊笹は北海道各地で、普通に生い茂ってる笹ですw)
総合的にお味はまいう。満足!!(*^□^*)
南富良野町から新得町へ
お腹も満足したところで、石狩国と十勝国の境界である狩勝峠越えです。(道路標高644m)
狩勝峠の名前の由来は「石狩」と「十勝」から一文字ずつ取って名付けられたそうで。
峠のこちら側は石狩川水系、向こう側は十勝川水系で、日本海側と太平洋側の分水界でもあるとの事。
峠を越えている間は、終始、雨がぱらつく感じでしたが、新得町側の麓に降りた頃には、綺麗な虹がかかっていました。
今更ながら、何気に今年の初レインボー・・・なんか良い事ありそな予感~Ψ(`∀´#)
R38からr75帯広新得線へ
時刻は夕方。
そろそろ寝場所探しの頃合いなので、本日は新得町内にある「ライダーの館くったり」へ向かってみたいと思います。
現地に到着した時には、ワタクシ1人。
シーズンオフという事もありますが、無料、電気、コンセントあり、洗濯機も無料で誰もいないなんて、まさかの貸し切り状態!?
(前回、訪れた時の様子はこちら↓↓)
とりあえず、全館貸切独占プラン中を良い事に、これはチャンスと流しで洗髪をしてみたり。
さらに、室内飲食禁止とありますが、「まあしょせん1人だし~、外は暴風だし~」と、部屋の隅っこでこっそり晩酌していると、玄関が開く音が聞こえました。
「やべっ!人が来たっ!!」と、証拠隠滅しつつ玄関先に出てみると、「すみません、もしかして女性1人ですかー」と遠慮がちに佇ずむオジサンが一人。
部屋も広いし、同宿でも問題ない旨伝えると、「もしかして、去年、中頓に来てなかった?」と意外な言葉をかけられました。
明るい場所で改めて確認すると、意外や意外、中頓別の「みつばち村」に住んでいたオジサンの1人じゃないですか~( ̄▽ ̄)
オジサンの名は、椎橋さん。
前回はカブ載せ軽ワゴン、今回はホンダの黄色ビートでの登場でしたが、やはり、水曜どうでしょうシール貼りまくり仕様のプチ痛車です。
(ちなみに、前回のみつばち村の様子はこちらw↓↓)
宴会開始~!
まずは、再開を祝しての宴会開始です。(外は嵐なのでご了承下さい○┓ペコリ)
・・・で、飲んでいると、再び、玄関の開く音が聞こえてきました。
「やべっ!今度こそ見回りか!?」と、再度の証拠隠滅を図るも、今度入ってきたのは、滋賀県から来た大学生2人組ライダー。
どうやら、ナビを頼って19時くらいには、この辺に着いてはいたものの、かれこれ2時間迷子になりながら彷徨っていたそうで。
寒い中お疲れさんでゴザイマス(;´∩`)
ワタクシ、恋のキューピッド!
メンバーも4人に増殖したところで、その後も宴は続きます。(外は寒風が吹き荒れているので、ご了承下さい○┓ペコリ)
先ほどやって来た大学生2人組は、9月の初めに留萌の「みつばちハウス留萌」に泊まっていたそうで。
「もしや、ロン毛でメガネのチャリダー君が沈没していなかったかね??」と聞いてみると、ズバリ、ビンゴ!
懐かしき「チーム“酒”」のこうちゃん繋がりで、大学生達とも繋がる事が出来ましたw
北海道って以外と狭いのね~( ̄▽ ̄)
(ちなみに「チーム“酒”」前回の会合についてはこちら↓↓)
大学生的に、よっぽどこうちゃんの印象が良かったらしく。
SNS経由で繋がっておけば良かったという話も出てきたので、心優しいワタクシは、道に迷える子羊達に教えてあげましたともさ。(※当人の許可を得て)
なんだか恋のキューピッドになった予感~゚+。(*′∇`)。+゚
そこに愛でも芽生えればステキね!なんちて!(・ω<)
宴会後→就寝。
走行距離 160kmくらい
2019追記
道の駅 南ふらの ごはん家 ラーチについて
- 営業時間 5月~9月は10時~18時。10月~4月は11時~18時。
- 定休日 無し
かなやま湖ログホテルラーチの直営店でしたが、2019現在は閉店している様子。
しかしながら、南富良野町内では他に9店舗が「なんぷエゾカツカレー」を提供しているようなので、特に問題は無いかと( ̄▽ ̄)
ライダーの館くったりについて
- 開設期間 5/1~10/31
- 利用料 無料
- 12畳の畳部屋で雑魚寝。洗濯機有り、流し台有り、バーベキューハウス有り、トイレは公園内の水洗トイレを利用。
- 館内での火器利用禁止、ゴミは持ち帰り。近隣にスーパー、コンビニ有り。
館内飲食禁止ですが、天候が悪かったものでさーせん!( ̄▽ ̄)
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