ゲストハウス海ぬ風の朝

まずは、心尽くしの朝食を頂きます。

海ぬ風の朝食

2009/07/05 07:55 海ぬ風の朝食。

沖縄の一般家庭の朝食的な感じで美味し。


朝から出発のはずでしたが、想定外の雨が降り、予定が押してます。

こりゃ、今日もここに泊まりかな~と思いつつ、荷物を預かってもらい、宿出発です。


R507~R331へ

10時頃、糸満市摩文仁にある、沖縄県平和祈念資料館到着~。

平和祈念公園内の木

2009/07/05 09:33 平和祈念公園内の木。キジムナーには会えませんでした。

さっそく入館すると、悪い予感的中で、ここも内容充実しすぎw

  • そもそも何故、日本は戦争へと突き進んで行ったのか!?
  • 捨て石に使われた沖縄での悲惨な出来事。
  • 戦後の沖縄あれこれ。
  • 沖縄戦での生き残りの方々の証言を集めたビデオライブラリーなどなど。

なかなか侮りがたいスポットです。

結局、資料館を出たのは14時過ぎ。

あまり欲張らずに、メインは1つに絞った方が良ござんすね~。(;´д`)



またまた、霊感オジサン登場!

その後、平和祈念公園の駐車場で、地図を眺めながら一休みしていると、ウチナンチューのオジサンに話しかけられました。

オジサンは、慰霊に訪れた老人会の付き添いで来たそうで。

テント野宿をしながら、自転車やカブで沖縄中を周り。

もうすぐ無くなってしまいそうな風景の写真や、ピンと来た場所のスケッチを書き溜めるライフワークを、何十年も続けているそうです。


せっかくのジモティーとの出会い、しかも島内に詳しそうな方なので、

今日はこれから、斎場御嶽とグスク巡りをするけれど、入るとヤバそうな所はあるんすか~?( ̄▽ ̄)

と聞いてみると、

「ちょっと手を貸してみなさい」

と言われ、いきなり、念を送るようなポーズをとるオジサン。

??なんなんでしょ(・・?)もしや気功か何かかしら!?

と、ワタクシ。

オジサン曰く、

「君は霊感とかないでしょ?」

はい。ないですが??それが何か!?(・・?)

「君はそういう事は割り切って考えてるから。」

「俺は中城(ナカグスク)がちょっと・・・と感じるけれど。」

「君の場合は自然にバリアが張られてるから、悪いモノは入ってこないはずだよ。」

はぁ・・・(;´∩`)

先日に引き続き、このオジサンもユタの仲間ですかね??

何はともあれ、この先、何処に赴いても、何かに取り憑かれたりなどは無さげなので!

大船に乗ったつもりで、心ゆくまで沖縄中を徘徊したいと思います!!( ̄▽ ̄)

何か困った事があったら連絡しなさいと、TEL番を教えてくれたので、お礼を言って辞去。

ちなみに、先日出会った霊感オジサンとの一件はこちら。

沖縄旅5日目~Cカード取得と霊感オジサン。

2009年7月3日

お次の目的地に出発~!

近くの食堂にて、遅めの昼食。沖縄そばを頂きます。

沖縄そば

2009/07/05 14:43 本日のランチは沖縄そば。

海ぬ風には、今夜も泊まりますコールを入れて、次の目的地に出発で~す。


引き続きR331にて、北西へ

糸満市、八重瀬町を抜け、南城市へ。

まずは、第二の目的地である、斎場御嶽(セイファウタキ)に到着です。

斎場御嶽とは、琉球王国の創世神「アマミキヨ」が造ったと言われる、琉球王国最高の聖地で、正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ

現在も多くの人々に崇拝されている地との事。

そんなわけで、斎場御嶽。まずは、御門口(ウジョウグチ)から入場です。

斎場御嶽参道

2009/07/05 16:07 斎場御嶽参道

しばし歩くと、最初の遥拝所である大庫里(ウフグーイ)に到着。

2009/07/05 16:10

大庫里(ウフグーイ)とは、大広間とか一番座という意味だそうです。


そして、“寄満(ユインチ)”“シキヨダユルとアマダユルの壺”を見学しつつ~。

2009/07/05 16:17 斎場御嶽③

(どれが、どこの写真か皆目見当つかず)

ちなみに、寄満(ユインチ)は、王府用語で“台所”を意味するそうで、斎場御嶽では世界中からの交易品が集まる“豊穣の満ち満ちた処”と解釈されているそう。

“シキヨダユルとアマダユルの壺”は、二本の鍾乳石から滴り落ちる「聖なる水」を受ける為に置かれた壺の事で、この聖水も拝所の一つとの事。


最後は、斎場御嶽の核心部、“三庫理(サングーイ)”

豆粒のように写る、観光客が見えますでしょうか!?

実際、かなりの巨石です。

巨石の奥の三角系の空間の突き当たりの部分が三庫理、右側の岩の上にチョウノハナがあり、どちらも拝所。

さらに、三庫理からは、王国開闢にまつわる最高聖地とされている神の島  久高島を遥拝出来ます。

開闢の祖アマミキヨが、天から舞い降りてきた島。

沖縄の歴史はあの島から始まった・・・と聞くと、いずれは渡ってみたくなりますな~( ̄▽ ̄)



R331~r137佐敷玉城線

お次の目的地は玉城(タマグスク)城跡別名アマツヅグスクです。

2009/07/05 17:43 多分、向かう途中の海。

玉城城の本丸跡には、琉球開闢の七岳の一つとされる「天つぎあまつぎ御嶽」(神名「アガル御イベ、ツルベ御イベ」)が祀られているそうで。

東御廻り(アガリウマーイ)という巡礼行事の聖地にもなっているとの事。

2009/07/05 18:15 多分、玉城城からの写真??

ちなみに、現在残っているのは主郭跡の城壁、石敷などの遺構のみ。

二の郭と三の郭の城壁は、戦後、米軍基地建設の骨材料として持ち去られ、今は、根石がかろうじて残っているだけとの事。


最後の目的地、糸数城跡へ

沖縄本島南部最大級のグスクである糸数城(イトカズグスク)跡は、玉城城の西の守り城として築かれたそう。

一部戦火で破壊されているが、石垣の積み方や遺構の大部分が残っている古城として重要な遺跡。

国の史跡にも指定されているそうです。


r17~r131にて、海ぬ風に帰宿~

糸数城跡を見学した後は、あっという間に日が暮れて~。

そろそろ、寝場所に帰る頃合の様子。

2009/07/05 18:47


宿に戻り、オーナーさんと夕食を食べているとお客様がやってきました。

やってきたのは、近所で居酒屋を営んでいる宮古島出身のIさん。

宮古島といえば。先日まで宿泊していた、オリオンで聞いた話では。

  • 琉球王朝時代の宮古島は、本島で殺人などの罪を犯した人間を流罪にした場所。
  • その子孫も気性が粗暴で口より先に手が出る荒くれ者が多い。

さらに、

  • 他の八重島諸島は主に政治犯を流す場所。
  • 沖縄本島の首里出身者は俗にいう士族、官僚、エリートの子孫。

・・・と聞いておりましたが。(あくまで、ジモティーから聞いた話。)

宮古島出身のIさんと、話してみると普通に良い人。

思うに、口とガラは悪いが気性は竹を割ったように真っ直ぐな、高知のはちきん女性と通じるところが多々ある気もします。

ワタクシの中では、高知の女性並みに宮古島の女性は好印象デス。(・∀・)

高知のはちきん女性の話はこちらから~↓↓

鯨御膳ご飯大盛り2400円

四国歩き遍路17日目〜高知の父との出会い

2008年4月23日

続いて酔っ払って現れたのは、宿の向かいにお住まいのWさん。

天皇陛下万歳!の右翼政治活動家だそうですので、とりあえず北方領土の事をよろしく!!と頼んでおきました。

政治の話や基地返還問題。

果ては、オーナーの『実は明日で離婚するんだ』という爆弾発言など。

かなりテンションの高い飲み会で楽しかったデス。(・∀・)

走行距離40kmくらい


2018追記

沖縄県平和祈念資料館について

  • 観覧料 300円
  • 開館時間 9~17時まで(最終入館は16時半まで)
  • 休館日 12/29~1/3

公園の入園は無料。

園内にある、平和の礎(沖縄戦などで亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ記念碑)には24万名余りの人々の名前が刻まれているそうです。


斎場御嶽について

御嶽(ウタキ)とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称で、斎場御嶽は琉球開びゃく伝説にもあらわれる、琉球王国最高の聖地。

  • 入場料 300円
  • 開場時間 3〜10月 9~18時(最終入場は17時半)、11月〜2月 9~17時半(最終入場は17時)
  • 休館日 旧暦5月1日~3日、旧暦10月1日~3日(聖地としての静寂さを確保する為)

ちなみに、玉城城跡と糸数城跡は無料です。


東御廻り(アガリウマーイ)について

東御廻りとは、創造神・アマミキヨが二ライカナイから渡来して、住みついたと伝えられる霊地を巡拝する行事の事。

首里城を中心として、太陽が昇る方向を東方(アガリカタ)と呼び、太陽神信仰と密接な地域であった玉城、知念、佐敷、大里に点在する聖地をまわる巡礼を称したものだそう。


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