身支度しながらスパゲッティを茹で、食した後に出発。

出発後間もなく、公園の近くのバス停でオバサン遍路に会いました。

これから、バスで27番に行くそうで

「そこで小夏を頂いたんだけど、重いからあげる」との有り難くないお申し出を受けました。

つーかオバサン、これってお接待という蓑を被せた、ただの邪魔な物の押し付けじゃん。

しかも、アンタの数倍の荷物を持っている歩きの私に言うか!?(;-_-+

「私も結構頂いてますから~」とお断りして出発です。


本日のミッション。

まずは26番の参拝。

その後の27番は26番から27.5km先なので、今日中にたどり着くのは無理ですが、なんとか行けるとこまで行くつもりです。

ただし、今日は午後から雨が降り始めるとの事。

18時以降の降水確率が90%なので、2000円テントじゃ間違いなく夜は越せない。

雨の中歩くとまたマメが再発してしまう可能性も大。

昨日頂いた、格安宿一覧表を見るも適当な宿はなく、雨が降り始めた時点でバス停に避難しようと覚悟を決めました。

上手い具合に、この辺りのバス停は扉付きの小屋になっている所が多いので〜。

本日が人生初のバス停野宿記念日になりそうな予感ですw


金剛頂寺まで至る道も結構な山道。

金剛頂寺に至る歩き遍路道。

2008/04/23 10:49 金剛頂寺に至る歩き遍路道。

しかしながら、所々にあと10分とかあと5分など書いてある案内板があるので励みになります。

そんな感じで26番札所金剛頂寺到着。参拝・納経終了。

ここのご住職は、三津でお世話になったたくちゃん丸さんの同級生という話でしたが、住職らしき姿は特に見当たらなかったのでスルーして先に進みます。


その後、道の駅キラメッセ室戸に到着。

さてさてワタクシ。本日は歩く以外に目的がありまして~。

それは、道の駅に隣接する『食遊-鯨の郷-』にて、ご当地名物の鯨を食す事でございま〜す!(^▽^)

天気の心配もあるのに悠長な事よのぅ〜。

さっそく入店し、メニューを見ると、焼くやら煮るやら揚げるやら、豊富な品揃えでかなり迷います~。

え~い面倒や!コレにするわ~!と選んだのが一番高い、『鯨御膳のご飯大盛り』2400円也。

鯨御膳ご飯大盛り2400円

2008/04/23 11:32 鯨御膳ご飯大盛り2400円。

鯨の竜田揚げ、鯨のたたき、尾の身の刺身、畝須の煮物、その他ご飯や味噌汁、小鉢がつく御膳。

北海道の旭川のスーパーでは、鯨といえば鯨ベーコンとミンク鯨の刺身くらいしか売っていないので、どれもこれもが目新しい料理。

清水の舞台から飛び下りる気持ちで挑みましたが・・・まあ良い経験になりましたw

とりあえず、鯨は火を入れた方が旨いです。

畝須の煮物はまた食べたいわ~と思います。

腹もくちくなったし、雨が降ってくるまでは!と再度歩きはじめます。



古い町並みが残る、吉良川町を抜け〜。

吉良川町の町並み。

2008/04/23 13:06 吉良川町の町並み。


羽根町に入り、本日最後の山道になる中山峠に入る寸前!

「さっき市民館から連絡をくれた方ですか?」と、道沿いの市営アパートから出てきた、おじいさんに突如として声をかけられました。

「は??」 ワタクシ、( ゚Д゚)ポカーン

何を仰っているのか、さっぱり解りませぬぞ???

とりあえず、斯く斯く然然、「ワタクシはただの通りがかりの一遍路ですので、人違いじゃないっすか?」という事で、無事にご理解頂けました。

ちなみに、このおじいさんは、多くの歩き遍路がお世話になっている、遍路道保存協力会の会員だそうで、今でもしばしば中山峠に入り、山道の草刈り等、整備に励んでらっしゃるとの事。

これから中山峠を越える旨を伝えると「これも何かの縁なので、今日は雨が降るから泊まっていきなさい」という有難いお言葉を頂きました。

そんでもって、話の最中現れた本物の待ち人、歩き遍路協会副会長及び大先達のお爺さんにも「ここは安心できるから泊まっていきなさい」と太鼓判を押され、あれよあれよという間に、お申し出を受けさせて頂く事に決定〜!


おじいさん=田渕さんの部屋に入れてもらい、荷物を降ろすと、寛ぐ間もないまま、「お腹は空いてないか?姪が近くで飲んでるから」と、外に連れ出されました。

副会長さんは車を近くに停めてあるからと、店の場所だけ聞いて後から合流しますという事に。

お店に到着すると待っていたのは酔っ払い二人組。

田渕さんの姪のノリコさんと、その飲み友達のオッサンで、かれこれ朝の9時から飲み続けているとの事。

ご挨拶する間もなく、とりあえず飲め!と宴会が始まりました。

ワタクシが口を挟む暇もないノリコさんの弾丸トーク。

そして、あまりの男っぷりの良さ。

これが高知のはちきん女性かぁ〜といたく感銘を受け、心の中で高知酒親分と名付けましたw

その後も、ほれ飲め!まず飲め!の有無を言わさぬ酒盛りは続きます。

これはまさに、天国でもなく地獄でもない酔っ払い煉獄!!Σ(´∀`;)

しかし、明るいうちから酒浸りは気持ちいいぞ~!

高知の人間は口は悪くても心は竹を割ったように真っ直ぐだ!まったくもって、その通り!万雷の拍手〜!!


・・・てな感じで、怒涛の宴会、ようやく解散→帰宅。

結局、副会長さんは現れず・・・多分店の場所がわからなかったのかと思われます。

帰宅後、お風呂に入れてもらい、軽く一杯、再度のビール。

田渕さんは、既に80才近いご高齢で、10年前に奥さんを亡くしてから既に200回以上四国を廻られたそうです。

ワタクシも頼りにしている歩き遍路のバイブル、四国遍路ひとり歩き同行二人の著者、宮崎建樹さんに感銘を受け、協力会が解散した今でも中山峠の管理や矢印の管理などを続けているとの事。

同級生は14人いたが、生きているのは自分だけ。

そろそろお大師様に迎えにきてもらう頃と仰る、高知の父とも呼ばれる田渕さん。

ほんの数分タイミングが合わなかっただけで、出会えなかったであろう田渕さんとの出会い。

田渕さんに拾われなかったら、雨と寒さで一人凍えていただろうワタクシ。

必要な時に絶妙なタイミングで優しい心と触れ合える、お四国パワーは恐るべしですな。

夜が更けるにつれ、外は次第に暴風雨。感謝しながら上等な布団でぐっすり就寝。

歩行距離 15.73キロ

歩数 30260歩

お接待された物 道案内、一夜の宿、居酒屋での飲み食い、タバコ、自宅に戻ってからの飲食


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鯨御膳ご飯大盛り2400円

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