起きた時にはクリスさんの姿は無く。

ここから10番札所までは9.3km。

さらに、10~1番札所までは、間の寺に寄らず、直行コースだと21.4km

計30.7km程、お気をつけてm(_ _)m


つーわけで、30kmも歩く気は無い、ワタクシの本日の予定ですが~。

できるだけ、1番札所に近い寝場所にたどり着くのみ( ̄▽ ̄)

7~8番札所間の土成中央公園。(四国歩き遍路2日目参照)

または、6番札所の駐車場。

さらには、神社などもチラホラとあったような気もするので、寝場所に困る事は無い予感。

出来るならば、1番札所手前の道の駅第九の里を目指したいと思います。


昨日に引き続き、r2津田川島線をテクテクと。

道中、特にトラブルも無く、順調に歩みを進めます。

途中で見かけた牛。

2008/06/07 10:17 途中で見かけた牛。

昼前には、懐かしの10番札所の近くに、たどり着く事が出来ました。

前回通った時は、桜の時期だった・・・と、感慨深く思い起こされます。

ここから10番→9番→8番・・・と順にお礼参りをしていくのもアリですが、各札所へのお礼は、次回上陸の際に取っておくとして。

どの札所にも寄らず、1番札所だけを目指します( ̄▽ ̄)


r139船戸切幡上板線をテクテクと。

通常の順打ちルートであれば、お遍路道しるべシールなどで分かりやすい道なのですが~。

今の状況は、逆打ちで歩いているようなもんですから、当然のごとく目印は無し。

時々後ろを振り返って、道しるべシールが貼ってないか?と確認しつつの面倒な行程です。

ここで、ワタクシも考えました・・・。

下手に遍路道にこだわるより、r12鳴門池田線で直行した方が早くて安全、確実です!

ワタクシが歩んだ道、其れすなわち遍路道!



阿波市(旧市場町)→阿波市(旧土成町)をテクテクと。

歩き始めて間もなく、

「道に迷いましたか?案内しましょうか?」

突如、スクーターに乗ったオッサンに声をかけられました。

振り返ると、

忘れもしない、ハマコー似の怪しいオッサンです!!(四国歩き遍路3日目四国歩き遍路5日目参照)

この、オッサンと遭遇したお陰でマメデビューしたワタクシは、その後、相当苦しんだわけですが。

オッサンのテリトリーとはいえ、まさか、こんなところで出会うとは~。

カクカクシカジカと状況を説明し、今は1番札所に向かっているので案内も不要の旨お伝えし、お引取り頂く。

オッサンよ、達者で暮らせよ( ̄▽ ̄)


阿波市を抜け、上板町に入ります。

地図上では6番札所を過ぎて、そろそろ5番札所の近くか?という辺り。

残り、2、3時間歩けば、道の駅第九の里にもたどり着けそうな感じです。

ご自由にお使い下さいという、個人所有の綺麗なトイレが目に入ったので利用させて頂く。

さらに、所有者らしきオジサンもいたのでご挨拶し、四方山話。

オジサンは工務店をされているらしく、このトイレもご自分で作られたらしい。

お遍路さんや、通学中の学生さんなどに幅広く愛用されているとの事。

さらに、

「うちでは、善根宿もやっているんだよ」

という聞き捨てならぬ発言。(°д°)

目の前にある、プレハブの建物が、お遍路さん用の簡易宿泊施設として、一泊300円で開放されているとの事。

「よかったら、今夜はここに泊まるといい」

というお申し出に甘え、今夜の寝床決定~~!!(・∀・)


中に入ると4.5畳程の広さで、2、3人くらいは泊まれる仕様。

朝、1番札所を参拝した遍路が、夕刻にたどり着くのにちょうど良い位置。(宿遍路は6番札所の宿坊に泊まる人が多いと思われ)

遍路道からは少し外れますが、往路で知っていたら、確実に利用させてもらったのに!w

r12を通る選択をしていなければ。

さらに、トイレをお借りしてオジサンと会話しなければ。

絶対に通り過ぎていたであろう善根宿。

本日も不思議なご縁と、お導きで、一日を終える事が出来ました。

感謝!合掌!


歩行距離 多分21~22kmくらいかと。


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途中で見かけた牛。