ドライブイン水車にて起床!
6時頃起床。
目覚めた時にはトイレ休憩場組はワタクシ一人。
千春ちゃんはともかく、胡散臭い兄さんもいないとは。
珍しく、ヤル気を出して歩いているのかw
外にテントを張っていた、チャリ遍路のオッサンと会話を交わしつつ、準備を整え出発です。
まずは朝ご飯の為、5km程先の下ノ加江にあるスリーエフを目指します。
危険な足摺遍路道!?
R321沿いを黙々と歩いていると、地元のおばあちゃんから「こちらの道が近道」と、「足摺遍路道」を教えて頂く。
地図には載っていないんだけどな~と思いつつ、お言葉に従いさらに先に進むと、三十九番札所への道しるべを発見・・・。
ん??(・・?)何かがおかしい・・・。
しばし迷うも、川の流れがいつの間にか逆向きになっているのに気付き、再度国道に向けてコース修正。
ヤベ~。三十八番札所を飛ばして、次に向かうとこだったよ(>_<)
「足摺遍路道」とやら、ちょっぴり危険・・・(;´∩`)
遭遇!
予定より遅くなったものの、無事にスリーエフに到着。
朝ご飯を食べていると、昨夜の「胡散臭い兄さん」がご登場。
休憩場のベンチで寝袋で寝ていたが→蚊の総攻撃に遭って→0時頃移動し→この近辺でビバークしたとの事。
まあ、お気の毒~( ̄▽ ̄)
兄さんは、今日中に三十八番札所を打って次に向かうそうですし、ワタクシは津呂で一泊し、三十八番札所は明日の参拝予定。
その後は定番の打戻りコースを外れ、月山神社を詣でる最長距離ルートに挑む予定なので、もうお会いする事もないでしょう( -_-)
(胡散臭い兄さんの昨日の様子はこちら↓↓)
いざ出発!
腹もくちくなった事ですし、そろそろ出発。
以前、車で足摺岬まで行った方に「車でも大変だったから、歩いている人はもっとキツいだろう」と言われた事があるので、覚悟して進まねばな。
それに今日は、以前から引きずっていた問題に片をつけなければいかんと決めていた日でもある。
(問題についてはこちら↓↓)
途中、地元のおばさんに声をかけられ、小夏をご馳走になりつつ途中休憩。
納め札を貰って頂くm(_ _)m
重要案件もクリア!
お昼過ぎ、大休憩を取り「骨髄バンク」に連絡を入れてみます。
どうやら骨髄提供の候補者に選ばれたとしても、最終的に型が一致するのは、その中の3割程との事。
まずは検査を受けるために入院せねばならないらしいが、ワタクシはそれを四国で出来ないものかと考えています。
先方の話では、リスクなども明記された書類に目を通し、納得した上で問診票に健康状態など記入し→送り返してほしいとの事。
「実は遍路中なんですけど~」という問い合わせは、骨髄バンク的に想定外であろう困惑ぶりで、非常に申し訳ない気持ちになってみたり(^^ゞ
結局、数日後にたどり着くお寺、三十九番札所宛てに書類を送りなおしてもらう事になり、この件はひとまず一件落着です。
今夜の宿泊地到着!
その後、さらにお接待で小夏2つを頂き、納め札を受け取って頂きながら→今夜の宿泊予定地「津呂の善根宿」に到着です。
休憩所の中には若者が一人。
遍路ではないが、ここに滞在中で管理めいた事をしているようです。
ここ金平さんの善根宿は、休憩所泊だと布団付きで200円、屋敷内泊だと1000円で宿泊でき、さらに300円で夕食まで出して頂ける善根宿でゴザイマス。
若者に金平さんの所に案内され、1000円+300円で一晩お世話になる事になりました。
遍路の楽園
母屋とは別の、屋敷の中の幾つかある部屋の一つに案内され、食事は母屋で調理師の資格を持った金平さんの息子さんが作った料理を味わえます。
野菜の中華風炒めやシラスおろし、マグロの山かけまで出して頂いて300円なんて・・・。
長期滞在中だったり、人数が多い場合は、皆で割り勘でカツオを一本購入し、さばいてふるまったりもしているそう。
もちろん自分で炊事をしても良し。
洗濯だってさせてくれます^^
ご飯の後はお風呂。
谷川の湧水を太陽光と薪で沸かした手作りの半露天風呂にゆったり浸かる。
遍路といえば、一泊で立ち去るのが鉄則かと思いきや、「挫けてしまった人は、気力が復活するまで此処にいても良いんですよ」と言ってくださる、金平さんの善根宿。
まさに遍路の楽園だなと思いました。
広い屋敷内の綺麗な和室と暖かい布団でぐっすり就寝。
歩行距離 21.28キロ
歩数 40933歩
お接待された物 小夏×3個半
2018追記
津呂の善根宿について
確認したところ、まだ営業している様子。
現在の形態は不明ですが、グーグルマップでも金平庵として記載があります。
お遍路される方、タイミングが合えば是非^^
骨髄提供ドナーについて
骨髄提供の流れを、改めて調べてみました。
- 患者とのHLA型が適合すると、ドナー候補者として選ばれたことを知らせる書類が郵送される。
- 候補者は提供意思および家族の意向・健康状態などに関するアンケートを返送する。
- 意思・意向と提供条件が整えば病院でコーディネーターや医師と面談して、詳しい説明と問診・採血を行う。
- 複数候補の中でもっとも提供者として適していると患者側の主治医が判断したドナー候補が、最終的なドナー候補として選ばれる。
・・・という仕組みらしいです。
ドナー登録者のなかで適合患者が見つかり、主治医に選定されてドナー候補者となるのは全体の4割(←今ここ)
その中でドナーに決定するのは6%。
4割の中の6%なので、全登録者中、ドナーになれるのは2.4%だそう。
以上参考までに。
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