道の駅日和佐にて起床!
5時起床。
昨夜はこの手の東屋でゆっくり快眠できました。
亀仙人のジッチャンからコーヒーのお接待を受けつつ、出発準備。
ちなみに、昨夜の薬王寺温泉に体脂肪計があったので、試しに計ってみたところ!
体重はほとんど変わらないものの、体脂肪が29%→24.5%と4.5%の大幅減。
たかが2週間でこれだけ減るんですから、日々の運動量は推して知るべし。
ま、内臓脂肪が軽肥満ってのは要注意ですがw( ̄▽ ̄)
だらだら皆でしゃべりつつ8時半出発。
(ちなみに昨夜の様子はこちら↓↓)
出発!
二十四番札所のある室戸までは約80㎞。
頑張るぞーー!!(・∀・)
そんなわけで、R55を西にテクテクと。
10月というのに本日も真夏日、ツーリングにはもってこいのシーズンです。
ちなみに本日は、旅は道連れ 世は情けということで!
昨夜、道の駅日和佐でテント泊した「托鉢遍路の全空さん」「名古屋の流れのイタリアン料理人 山口君」との3人パーティです。
これもお四国!
途中の休憩所で「整体師のオジサン遍路」も我々のパーティに合流。
山の中での野宿も多く、二十番~二十一番札所の途中にある東屋で寝た時は、夜中に人が歩きまわる音が聞こえ、結界を張って寝た話などを聞く。
整体師のオジサン曰く。
全空さんも「八十四番札所 屋島寺」の駐車場でテントを張った際、空中を歩く鎧武者を見たそうな。
まあ、あそこは源平合戦の有名な舞台となった地ですからね~
とりあえず、お四国=オカルト話が普通にまかり通る世界です。
整体師のオジサンには、山谷袋の上手な持ち方というのも教えてもらう。
今まで斜め肩かけだったんですが、頭から被って負荷をリュックにかけると、あーら不思議、だいぶん楽になる事間違いなし。
(ワタクシお気に入りの山谷袋はこちら↓↓)
あと、背筋が寒くなるような所に行った時は光明真言を唱えるとよいらしいです。
参考までに( ̄▽ ̄)
水車小屋に到着!
10時半すぎ、水車のある小屋で途中休憩。
「元気なおばあちゃん達のおしゃべり広場」だそうです。
中にいた、元気なお婆ちゃん達にお接待もして頂く。
建物内では山で迷子になった子猿も飼われていました。
お婆ちゃん達有り難う!!
ここで「整体師のオジサン」は今日は宿まで27㎞を歩かないといけないそうで先に旅立つ。
道中ご安全に!(・∀・)
美波町から牟岐町へ!
「整体師のオジサン」を見送った後、再び3人パーティで出発です。
ワタクシどもは、特に急ぐ旅でもないので、休憩所があるたびに休む始末w
R55をさらに西へと進み、寒葉坂(130m)を越えて牟岐町に入ります。
- 人口 3749人(2020年5月1日時点)
- 面積 56.62㎢、人口密度 66.2人/㎢
- 1000年以上生き続けている「世界最大級のコブハマサンゴ」が生息している。
ちなみにワタクシは明日、別格四番を打つ為に、3㎞程手前にある「内妻海岸」でテント泊の予定なのですが。
他の二人も何故かそこに泊まるとの事。
山口君!君は30㎞以上歩けるスペックでは?
全空さん!あなたは托鉢せんでも良いのですか??
二人に合わせて歩を進めるものの、やはり徐々に遅れを取ってしまうわけですが、待っていてくれるのが非常に申し訳ない感じ。
なので、自分のペースを崩して頑張ってしまう。
待たずに先に行ってくれとは言ってるのですが・・・(-_-;)
牟岐町市街地到着!
14時、牟岐町市街地のスーパー&100円ショップにてオカズの仕入れと水筒探し。
水筒は無かったが、巾着を仕入れます。
- 空いたペットボトルにウォーターボトルで作った麦茶を入れる。
- ウォーターボトルに水を注ぎ足す。
- ペットボトルの麦茶が減ったら新たに出来た麦茶を入れる。
ただ、ウォーターボトルには取っ手等ないので、巾着にしっかり入れておく感じで( ̄▽ ̄)
スーパーの入り口で、行きずりのオバサンに100円づつお接待してもらい、今夜の寝場所を目指します。
本日の寝場所到着!
17時半過ぎ、目的地の「内妻海岸」に到着です。
こちらは橋の下に駐車場、その下の海岸がサーフスポットになっていて、水洗トイレ、水シャワーなども完備されています。
夕日の見える砂浜にテントを張って野営準備もオッケー!
暗い中、水シャワーも浴びて入浴もオッケー!
皆で駐車場のベンチで団欒していると、オジサン遍路が一人到着しました。
どうやら寝袋だけで、橋の下で寝る計画の様子。
昼間は夏日の四国といえど、朝晩は少し寒いので一応、多目的トイレをオススメしておきましたが、聞き入れられず。
トラブル発生!
宴もたけなわになり、テントに戻ろうとしたところでトラブル発生!
油断してヘッドライトを点けずにいったワタクシが悪いのですが、道だと思っていた場所に道はなく!
推定130cmの高さから墜落しましたww
翌日の現場写真。
高さを比較する為、金剛杖を置いてます。
でもって、杖の長さとワタクシの身長(155.5cm)との比較。(要は顎の高さ)
この落差を普通に歩こうとしたわけですが、当然の事ながら空中散歩は失敗。
幸いな事に上手く受け身が取れたのか、頭を打つ事もなく、肘と手のひらの擦り傷だけで済みました。
しばらく起き上がれず、悶え苦しみましたがね!!
下手に落ちると、どこかがポッキリと逝ってしまったり、重症を負う可能性もあっただけに、お大師さんとご先祖様のご加護を強く感じたわけです。
っていうか、まだこの世でやるべき事が残ってるとみた!( ̄▽ ̄)
ヘッドライトは肌身離さずに!!
・・・と、強く誓った夜でした。
おまけ
2008年四国遍路での二十三番札所→次の寝場所の様子はこちらで。
歩行距離 18.49㎞くらい
お接待された物 コーヒー・缶コーヒー&お菓子・100円
- 揚げ焼売&揚げ餃子 398円
- 焼き鳥 250円
- 牛乳 98円
- 巾着、蝋燭 210円
- 発泡酒 197円
計1153円
2020追記
光明真言について
正式名称は「不空大灌頂光真言」という密教の真言。
オン アボキャ ベイロシャノウ
(オーン 不空なる御方よ 毘盧遮那仏(大日如来)よ)
摩訶母捺囉 麼抳 鉢納麼
マカボダラ マニ ハンドマ
(偉大なる印を有する御方よ 宝珠よ 蓮華よ)
入嚩攞 鉢囉韈哆野 吽
ジンバラ ハラバリタヤ ウン
(光明を 放ち給え フーン (聖音))
「アボキャ=不空成就如来」
「ベイロシャノウ=大日如来」
「マカボダラ=阿閦如来」
「マニ=宝生如来」
「ハンドマ=阿弥陀如来」
・・・と解釈され、金剛界五仏に対して光明を放つように祈願している真言だそう。
今でも薄気味悪い時は、よく唱えておりますが。(3回唱えるのがミソ!)
五仏が集まって一斉に光明を放って頂けるんだから、そりゃ邪気も吹き飛ぶわな~と思いましたw
ちなみに光明真言を唱える事によっての功徳・利益はこちら。
- 過去の一切十悪五逆四重諸罪や、一切の罪障を除滅する。
- 十悪五逆四重諸罪によって、地獄・餓鬼・修羅に生まれ変わった死者に対し、光明を及ぼして諸罪を除き、西方極楽国土に往かせる。
- 先世の業の報いによる病人に対し、宿業と病障を除滅する。
以上!
参考までに、最強の厄除け?としてこんなのもありました。
山谷袋(頭陀袋)について
お遍路さんが首からぶら下げている山谷袋(頭陀袋)
頭陀(ずだ)とは、サンスクリット語の「ドゥータ」を音写したもので、ふるい落とすという意味だそうです。
仏教には、煩悩をふるい落とすための実践方法として「十二頭陀行」という修行があり、その十二の修行の中でも、最も代表的な修行が托鉢して歩く乞食行との事。
後に、この乞食行を指して「頭陀行」というようになった事から、布施された物を入れるための袋を首にぶら下げたものが「頭陀袋」と呼ばれるようになったそう。
こんなアーミーちっくな山谷袋も可愛いですね!
とりあえず、乞食するのも修行の一つであれば、乞食に喜捨するのも修行の一つ。
喜捨する側の功徳を上げる為に存在するのも乞食。
お四国で古くからある風習「お接待」も、その名残りなのかなと思ってみたり( ̄▽ ̄)
本日の日記はいかがでしたでしょうか?
次回も楽しみ!墜落して可哀そうだな!など思って頂けましたら!?
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15円から気軽に送れます。なんなら応援メッセージも添付して頂けますw(匿名も可能)
次回、未来を予見する男が現る!?
つーわけで、To be continued!(・∀・)
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墜落と言っても、海水浴場だから、下は砂だろう と思ったら、あにはからんや、
コンクリート、おまけに角バリバリの階段。これで擦り傷だけってか?!
あや姉ぇ 恐るべし。
この世でやるべき事が残っていたんでしょうね~( ̄▽ ̄)