土成中央公園にて起床!
朝4時半起床。
チャリ乞食遍路らしき二人連れのうるさい会話で起こされる。
とりあえず、挨拶をしてテントの外に出ると、どうも遍路とは違うっぽい様子です。
・・・ジモティか!?
しかし、何でまた夜も明けきらん内から公園に!?
・・・謎です。
草むらに隠しておいた長靴が無くなった的な話をしていたのも謎です。
・・・ホームレスか??
ちなみに昨日発生した足指の付け根のマメの子供は、立派な水膨れに成長してしまいました(;つД`)
水抜き→消毒→チャリ旅のブヨ地獄事件の際に病院で貰った、亜鉛華を塗る→上から絆創膏&テーピング。
亜鉛華は炎症を抑えたり、化膿を防ぐ薬なので効いてくれるはず!?
(先日のブヨ地獄事件についてはこちら↓↓)
八番札所到着!
8時20分「土成中央公園」出発。
まずは1.3km程離れた「第八番札所 熊谷寺」へ8時40分に到着です。
- 宗派 高野山真言宗
- 創建 弘仁6年(815年)
- 開基 弘法大師
- 本尊 千手観世音菩薩
- 四国八十八ヶ所第八番札所
- 1687年(貞享4年)建立の仁王門は、四国霊場の中で最大級。
御真言 おん ばさら たらま きりく
御詠歌 薪とり 水熊谷の 寺に来て 難行するも 後の世のため
ちなみにこちらは熊谷寺の多宝塔(総高 約18m)
1774年(安永3年)に剛意上人が建立したもので、徳島県指定有形文化財だそうです。
そしてこちらは熊谷寺の中門。
1649年(慶安2年)に建立されたもので、こちらもまた徳島県指定有形文化財だそう。
そんなわけで、参拝→納経終了!
今朝方のマメに引き続き、なんだか足の小指の甲の辺りも擦りむけ気味で案配が悪いような!?
テーピングを厚くし、靴下、サポーターで保護。
傷の手当てで時間がかかり、10時過ぎに熊谷寺出発。
次の寺まで、2.4km\(^o^)/
おまけ
熊谷寺の駐車場にいた子犬。
立派な先達犬になぁーれ!(・∀・)
九番札所到着!
今日も今日とて相変わらずの30℃超え・・・(-_-#)
交通ルールとしては左側通行なんでしょうが、日陰を見つけては立ち止まる日陰側通行にて歩を進めます。
10時40分「第九番札所 法輪寺」に到着。
- 宗派 高野山真言宗
- 創建 弘仁6年(815年)
- 開基 弘法大師
- 本尊 涅槃釈迦如来
- 四国八十八ヶ所第九番札所
- 四国霊場で唯一、涅槃像を本尊とする寺。足の病気に霊験あらかた。
- 遍路用品の取り扱い有り。
御真言 のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
御詠歌 大乗の ひほうも科も ひるがえし 転法輪の 縁とこそきけ
境内には立派な休憩所(日陰)もあり素敵です!
参拝→納経も終了!
11時25分、法輪寺出発!
次の寺までは、3.8km!(・∀・)
旅は道連れ!
八番札所~ここまでは、埼玉から来た足の悪いオジサン(通し打ち、宿遍路)・推定20代後半くらいの女性遍路・オバチャン遍路と一緒になり、適当に話を合わせながら、抜いたり抜かれたり。
皆様、明日は焼山寺越えだそうなので、ワタクシが顔を合わせるのも最初で最後です。
遍路転がしで挫けず頑張って下さい!!(←お前もな)
途中の接待所にて、麦茶とつまようじの接待を受け、納め札を貰って頂く。
小さい文字で南無大師遍照金剛と書かれているんですが判るかしら!?
かなりの職人技です!!
十番札所到着!
阿波市旧土成町から旧市場町へと入ります。
- 2005年4月1日、市場町・阿波町・吉野町と合併して阿波市となる。
- 四国八十八ヶ所霊場の十番札所がある。
12時45分、十番札所の麓にある「手打ちうどん・ふじや」に到着。
ここは、荷物を無料で一時預りしてくれるお店でして。
最近夏バテ気味で食欲も減退気味だったので、ついでに冷たいウドンも奮発しようと狙っていたのですが、残念ながらお店は休み。
外に荷台があるのでバックパックを置いて出発→「第十番札所 切幡寺」に到着!
- 宗派 高野山真言宗
- 創建 弘仁年間(810年~824年)
- 開基 弘法大師
- 本尊 千手観世音菩薩
- 四国八十八ヶ所第十番札所
- 別称で「幡切り観音」とも呼ばれる。
- 遍路用品の取り扱い有り。
御真言 おん ばさら たらま きりく
御詠歌 欲心を ただ一筋に 切幡寺 後の世までの 障りとぞなる
まずは山門の奥から始まる、第十番札所名物、魔の333段へ。
800mもの間、延々と石段が続きます。(境内との標高差は80mくらい)
どうせ打ち戻るのに、後生大事に全装備を背負って登ったら確実に死にます!!
参拝→納経終了!+モグモグタイム。
次の寺までは9.3kmですが、本日の参拝はこれで終了。
14時「手打ちうどん・ふじや」へ戻り、荷物回収→日陰でしばし休憩。
14時20分、風呂を目指して出発ざんす!!
断捨離のすゝめ
トボトボと歩いていると、ちり紙交換の車が停まり、缶コーヒーを頂いたので納め札を受け取って頂く。
傍目から見ると「ヨロヨロしていて大丈夫かな?」と心配になるそうです。
もっと気温が低ければ!颯爽と歩いてみせるのに!!
しかし、荷物が重いのは紛れようのない事実!そして明日は、遍路転がしに赴く身の上・・・。
途中の八幡郵便局で、確実にこの先要らないであろう荷物を送り返しましたw
- コッヘル小・・・コッヘル大だけあれば充分
- ラジオ・・・聴かない
- 熊鈴・・・音がでかくて良いなと思ったが重すぎる
- メイク落とし・・・面倒がらずに洗顔すれば不要
- 化粧直し用にパウダーファンデ・・・直さない
- 衣類少々
計750gの減量ざんす!( ̄▽ ̄)
阿波市から吉野川市へ!
r237切幡川島線をテクテクと。
グッとくるジモティ達の応援メッセージ?を横目に・・・。
四国名物の沈下橋「大野島潜水橋」を渡り・・・。
16時過ぎ、今夜の寝場所のある町、吉野川市に入ります。
- 人口 3万9170人(2020年1月1日時点)
- 面積 144.147㎢、人口密度 272人/㎢
- 四国八十八ヶ所霊場の十一番札所がある。
- 北海道の仁木町は合併前の旧川島町民が移住→開拓された町
ちなみに、目的地の「鴨の湯の善根宿」はまだまだ何kmも先になります(;´Д`)
前回のお遍路では、吉野川市にてスクーターに乗ったハマコー似のオヤジに「鴨の湯まで最短距離で案内する」と言われ、着いていった結果・・・。
自分のペースが守れずマメ発症→血豆にまで発展→高知に入っても、しばらくビッコ生活と酷い目にあってます。
お接待の申し出は、車接待以外は有り難くお受けするのが遍路の鉄則ですが・・・。(その人のせっかくの功徳を潰してしまう為)
今回の旅の道順に関しては、余程困り果てない限り誰の世話も受けん!!( ̄^ ̄)
その後、川の土手沿いでボーッと座っていた男性に「何処まで行くの?」と声をかけられました。
言ってる傍からキターーーーーーー(;´д`)
悪いが、ワタクシはワタクシの道を行く!!( ̄^ ̄)
(ちなみに、お遍路さんご用達の地図はこちら↓↓)
本日の寝場所到着!
途中のスーパーで買い出しし、19時過ぎに今夜の寝場所「鴨の湯」に到着。
女小屋はワタクシだけのようです。
男小屋は3人・・・。
あれー!?見ると「溝渕工務店の善根宿で一緒になった広島の兄さん」と「安楽寺で話し掛けてきた兄さん」じゃないっすか~!?
広島兄さんは、昨日「十番札所 切幡寺」まで打ったものの、マメが発症し→吉野川市に来る途中のただの道端で野宿。
(広島兄さんについてはこちら↓↓)
安楽寺兄さんは、ワタクシが野宿禁止かも?と伝えておいた八番近くの公園に行ってみるものの、やはり野宿禁止で追い出され→吉野川の河原でキャンプしたとの事。
(安楽寺兄さんについてはこちら↓↓)
思いがけない再会の夜となりましたw
温泉銭湯に入ってさっぱり→就寝!
おまけ
2008年四国遍路での第八~十番札所までと、ハマコー似のオッサン、鴨の湯の善根宿泊の様子はこちらで。
- 歩行距離 18kmくらい
- お接待された物 麦茶・ご真言入りつまようじ・缶コーヒー
- お賽銭 20円
- 納経 600円
- 牛乳×2 206円
- ホタテフライ 148円
- ハンバーグ 108円
- チキンステーキ 220円
- ミニトマト 198円
- カロリーメイト 197円
- 鴨の湯風呂代 450円
- 郵パック 1300円
計3457円
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面白いです。これからどんな事があるのか楽しみにしてます、女1人度胸と根性で頑張れ!
あざーす!男は愛嬌、女は度胸!!w
次回もお楽しみに~(・∀・)