弁財天公園にて起床!
6時半起床。
向かいの寺の鐘の音で目覚める。
予定では6時起床のはずでしたが、昨夜セットしたはずのアラームの設定が何故か18時に・・・(;´Д`)
どこのどなたか存じませぬが、寺の鐘ありがとう!
撤収しながら米を炊き、朝食&弁当作り。
今日の朝食メニューは、陸自の戦闘糧食Ⅱ型の野菜麻婆です。
なかなかまいう!(・∀・)
出発準備完了!
その後、出発準備をしていると、目の前のバス停にバスが停まり、よく見ると運転席から手を振ってる人が・・・。
お、昨夜の運転手の兄ちゃんや~!ワタクシも手を振り返してお見送り。
バスに乗りたいのは山々ですが、金剛峯寺まで1㎞→奥の院までさらに2㎞なので、行きは町並みを見ながら歩いていくつもりです。
(運転手の兄ちゃんについてはこちら↓↓)
そんなわけで9時出発・・・。
遅い!我ながら遅すぎるわっっ!!
理想を言えば4時起床→6時過ぎ出立ですが、どこまで生活習慣を変える事ができるのか!?
明日からは、ちょっとづつでも起床時間を早めていこうと思います(・∀・)
高野山総本山へ!
15分程歩き、高野山総本山金剛峯寺に到着。
- 宗派 高野山真言宗
- 創建 弘仁7年(816年)
- 開基 空海
- 本尊 薬師如来
- 真言宗十八本山 十八番札所・西国三十三所特別札所・神仏霊場巡拝の道 第十三番札所
御真言 おん ころころ せんだりまとうごそわか
御詠歌 ありがたや 高野の山の岩陰に 大師はいまだおわしますなる
金剛峯寺という名称は、お大師さんが「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経」というお経から名付けたと伝えられているそうです。
また、別格二十霊場用納経帳によると、別格を巡拝する人は此処or京都の東寺も合わせて行くのがセオリーのようです。
要は別格の奥之院みたいなものですかな!?
ちなみに、こちらは2巡目用に購入した納経帳。左が「四国別格二十霊場奉納経」で右が「四国霊場八十八ヶ所納経帳」です。
そして、こちらは、高野山のイメージキャラクター?こうやくんとこうやくん一年生です。
参拝して納経終了!
お遍路参拝時の正装
さて、本日からのワタクシの風体がこちらです。
白衣と金剛杖はお遍路中の絶対的な基本アイテム。
でもって、首からぶら下げている輪袈裟は山門に入る際にかぶります。
さらに今回、初購入の山谷袋もあちこちにポケットがあって超便利。
ポリエステル生地で撥水性もあるので、チャリやカブのフロントバッグにも転用できそうなw
オマケ。ワタクシの横・後ろの全体図。
テントのポール袋が落ちそうになってますが、たまたまなのでお気になさらずにw
このミレーのバックパック+中身が総重量17.6㎏の曲者です。(空港で計量時)
まあ、洗濯粉・シャンプー・ワンデーコンタクト・水だし麦茶のパック等、消耗品も入っているので、日々少しづつ軽くなってくれるのを期待しますw
さあ、杖はどれくらい磨り減るのか!?ワタクシはどれだけ鍛えぬかれ、ナイスなバディになれるのか!?乞う、ご期待!!
(出発時のスペックは54.6㎏、体脂肪29%)
高野山散策!
話は横道に逸れましたが、高野山での最後のミッション、奥の院へGO!
町をそぞろ歩きながら、道中見かけた気になる物件。
①摩尼宝塔
こちらは日本でも数少なく、高野山で唯一の八角形のお堂「摩尼宝塔」です。
第二次世界大戦中のビルマ戦没二百万英霊を供養する為に建立。ご本尊はビルマ仏教協会より贈呈された釈迦仏像との事。
②謎の本屋
ラインナップがハンパ無い謎の古書店?も発見。まじない・秘法の専門店っぽいです。
弘法大師御霊灸、大黒天秘法、真言秘密諸經全集、どんな病気でも治る秘霊符・・・。
神流治療 守護霊、神様の戸籍由来、神秘体験瞑想法、妖怪学・・・。
さすが宗教都市。黒魔術屋みたいで怪しさ大爆発です。(入っておかなかった事を後悔)
高野山奥の院へ!
10時前頃、奥之院の入り口「一の橋」到着。
正式には大渡橋(おおばし)と言われ、お大師さんが人々を、ここまで送り迎えしてくれると言い伝えられているそうです。
この橋の向こうからが浄域の始まり。もちろん喫煙も禁止です。
橋を渡る前にしばし休憩・・・(´ω`)y-~
休憩も終わったところで、10時20分、改めて浄域へと足を踏み入れます。
さすが1200年の歴史!参道の両脇には年を経た老杉がそびえ、苔むした墓々が立ち並んでおります。
そして、この「御廟橋」から先がお大師さんの御座します奥之院。
喫煙はもちろん、写真撮影、飲食も禁止。帽子すらも被っちゃいけない超聖域です。
ちなみに御廟橋は、36枚の橋板と橋全体を1枚として37枚と数え、金剛界37尊を表していると言われ、橋板の裏には、仏様のシンボルの梵字が刻まれているとの事。
11時過ぎ、奥之院でも参拝、納経を済ませ、同行二人=お大師さんの杖入りも完璧!
あとは、お四国に渡るのみザンス!!(・∀・)
高野山出発!
参拝が終わった後は、バスに乗って高野山駅へ。
南海電鉄では、和歌山港駅までの電車料金(通常1680円)+和歌山港から徳島港への南海フェリー料金(通常2000円)をセットにした「とくしま好きっぷ」が発売中で、なんとお値段は2000円!
普通に買えば、フェリー代2000円+電車代なので、1680円も得しちゃうわけです!!
徳島の南海フェリー乗り場でも「高野山好きっぷ」が同じく2000円で売ってるらしいので、結願後はこれで高野山に向かおうと思います。
その後、南海高野線にて天下茶屋駅→南海電鉄本線にてみさき公園駅→和歌山市駅→南海和歌山港線と乗り換え→16時に和歌山フェリー港着。
16時半フェリー出発。さようなら和歌山県(/_;)/~~
その後、ひたすら寝るo(__*)Zzz
※2020追記 現在、各種好きっぷは2200円也。
お四国上陸!
18時半に徳島港到着→18時50分、バス出発→19時過ぎ、JR徳島駅到着。
フリカケかけご飯を数口食べていたものの、さすがに空腹・・・。
フェリー港で購入した半額の袋入り焼きそばは、全てを地べたに落とし、ゴミ箱行きとなり・・・。・゚・(つД`)・゚・
改めてサンクスで焼き鳥と唐揚げ棒を購入→JR徳島駅のホームにてお弁当タイムです。
人はフリカケのみにて生くるにあらず!何かしらのオカズは必要ザンス!!
今夜の寝場所はこちら!
19時57分の電車に乗り、ようやく最後の行程です。
延々移動の繰り返しでお疲れな1日でしたが、明日からはこれ以上に疲れ果てるわけだw
JR徳島駅から高徳線にて一路、鳴門市のJR板東駅で下車します。
- 人口 5万5832人(2020年1月1日時点)
- 面積 135.66㎢、人口密度 412人/㎢
- 鳴門海峡の渦潮が有名。大塚グループの企業城下町。
- 四国八十八ヶ所霊場の一番札所、二番札所。阿波国一之宮の大麻比古神社もある。
- 特産品は、鳴門金時や鳴門わかめ。
駅からしばし歩き、第一番札所の霊山寺に着いたものの、今夜の行き先は此処にあらず!
ローソンで酒など購入し→21時過ぎに霊山寺から1㎞弱離れた場所にある「ドイツ村公園」に到着しました。
テントが張れる大きな小屋もあり、一晩の夜露をしのぐ野営環境としてはバッチリです。
しかし、トイレを見つけるのに手間取ったりで、テントの中に落ち着いたのはかれこれ22時頃・・・。
こりゃ明日も理想の出発は実現しなさそうだわい(;´д`)
四国上陸記念に発泡酒を一本飲んだのち→就寝。
- 歩行距離 7.56km
- 歩数 18920歩
- 賽銭 3円
- 納経×2 600円
- 奥の院→高野山駅バス代 400円
- 徳島好きっぷ 2000円
- 徳島港→徳島駅 200円
- 徳島駅→板東駅 260円
- 焼きそば 50円
- 唐揚げ棒、焼き鳥串 210円
- 発泡酒、チョリソー、ライター、飴、肉団子 983円
- 煙草 410円
計5116円
2020追記 お遍路装備編
①白衣
これを着ているからこそ、地元の人々にも遍路と認識され、多少の野宿も黙認される必須アイテム。
②金剛杖
金剛杖はお大師さんそのもの。歩いている時は同行二人。途中で野垂れ死んだ場合は、卒塔婆になるので大事です。
白衣と金剛杖。これらが無いと、ただの自己満足のロングトレイルかと思われ。
③杖カバー
卒塔婆そのものを持ち歩くのは縁起が悪いので、通常時は塔婆部分を隠す杖カバーも必須アイテム。
④輪袈裟
境内に入る前、山門で被るのが輪袈裟。フォーマルな場での必需品です。
⑤納め札
参拝時はもちろん、お接待して頂いた時・泊めて頂いた時等々、四国遍路中はある意味貨幣と同等の価値がある場合もあり。
納札分以上の枚数が絶対に必要。(1~4巡目までは白色、5~7巡目は緑色、8~24巡目は赤色、25~49巡目は銀色、50~99巡目は金色、100巡目以上は錦の札)
歩き遍路セット
白衣・輪袈裟・納経帳・山谷袋・経本・収め札・四国遍路ひとり歩き同行二人(地図編)・ポンチョがセットになった「歩き遍路セット」売っているようです。
これに、金剛杖・杖カバー・ロウソク・線香があれば問題ナッシング!
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読んでるとこれからの展開にワクワクします。楽しみが増えました。
正解!多分、ワクワクして頂いて結構です。おススメしますw