呉竹荘にて起床!
(2011年当時から)10年以上も前の事でしょうか・・・。
「ニャンまげに飛びつこう!ドンドン♪」というCMが一世を風靡していた時期がありました。(下記動画参照↓↓)
誰もが思った事でしょう。
「私も飛びつきたい!!」・・・と!!
今更ながらですが、ワタクシもニャンまげに飛びつきに「登別伊達時代村」に出かけてみたいと思いマス(・∀・)ノ
まず、朝御飯は昨日買ったタイカレー。
ヤマモリ タイカレー グリーン 180g
本場のタイの工場で生産した、たっぷりのココナッツミルクとやわらかチキンが入った、グリーンカレー。青唐辛子の辛さに野菜の甘味が絶妙。
タイの台所や無印の自分で作るタイプの物に比べりゃ味は落ちるけど、やっぱりウマー(゚д゚)
白老町から登別市へ
天気晴朗!絶好のレジャー日和!!
9時半過ぎに、登別に向けて呉竹荘を出発。
ここ呉竹荘は、登別市街地から十数kmしか離れていないので利便性は抜群です。
そして、ライハのおばちゃんもなかなか親切な方。
建物自体は年季が入って相当ガタが来ていますし、あらゆる場所が雑然とし、何となく暗い雰囲気を醸し出していますが。
ワタクシどもの泊まる部屋は、それなりに掃除されているわけですから、そこそこ居心地が良いかもしれんと思い直してみたり。
登別市街地到着!
さて、「登別伊達時代村」ですがネットで検索したところ、フリーパス通行手形が2900円。
↑こんなイメージの、かなりのブルジョア的施設でゴザイマス。
旭川の「旭山動物園」で800円、ショータイム盛り沢山の「おたる水族館」でさえ1300円というご時勢に、ワタクシ共、プロレタリアンな旅人を小馬鹿にしているとしか思えない暴挙・・・。
(ちなみに、おたる水族館についてはこちら↓↓)
これで、たいした事ない、ぼったくり施設なら、マジで暴動おこしまっせ~!!ヾ(*`Д´ *)
しかし、たかだか450mの展望台に上がるのに、3000円もふんだくる「スカイツリー」の大暴挙を考えると、ここは北海道有数の温泉街のお膝元。
まあ致しかたあるまいと思いつつ、念の為「JR登別駅」へ寄ってみると・・・ありました!「JR窓口で前売り券を買うと400円割引」のフライヤーが!!
ワタクシ、グッジョブ(・∀・)ノ
R36室蘭国道からr2洞爺湖登別線へ
10時過ぎに「登別伊達時代村」に到着。
二輪は200円の駐車料金がかかります。
駐車場のおっさんは頭が悪いうえに、態度も悪く(500円玉-駐車料金の釣り計算ができない)ここは竹の子剥ぎか!!と、一瞬、卓袱台を引っ繰り返したい気分に陥りましたが。
大人の態度で気持ちを鎮め、いざ入場!!早速、江戸時代にタイムスリップです。(・∀・)
登別伊達時代村に入場!
まずは「忍者砦」にて10時45分から始まる野外アトラクションショーへと足を運びます。
人入りはぼちぼち。
早速、観覧席でスタンバっていると、前座のお兄さんが登場。
そして始まりましたのが、な・ん・と!!ワタクシの以前よりの憧れ、南京玉すだれーーーーー!!!(・∀・)
生で見るのは初めてザンス!超感激!!
そして、お兄さんはなかなかのイケメン!!(・∀・)
忍び外伝~伊賀忍者・餓狼の戦!
前座の後は、華麗なるアトラクション「忍び外伝~伊賀忍者・餓狼の戦」の始まりです。
時は戦国、1582年(天正10)、織田信長の本能寺での自刃を四条畷(大阪府北河内地域)にて知った、徳川家康。
一時は京に行き、知恩院で信長に殉じるとまで言ったが、家臣に説得され三河への帰国を図ります。
しかし、周りは落ち武者狩りの土民や明智光秀の刺客でいっぱい!
家康最大の危機!!
・・・というのが、後程調べたバックグラウンドですが、物語はここから始まります。
主君・徳川家康を守るため、故郷・伊賀の里を訪れた服部半蔵。(スライダーにて華麗に登場)
伊賀忍者の百地丹波に協力を求めるが、それを阻もうとする明智方の忍びから襲撃を受け・・・。
果たして半蔵と丹波はこの危機を乗り越えられるのか!?
という活劇ものですが、いやー役者さん達、芸が細かいw
そして、迫真の演技がとても素晴らしくかっこイイ!!
ショー自体は15分程でしたが、最後は役者さん方との記念撮影なんかもできまして。
はいパチリ。
左より明智忍者A、服部半蔵、百地丹波、明智忍者B。
この時点で、伊達時代村って面白いかも!と洗脳され始めるワタクシ。( ̄▽ ̄)
お江戸芝居見物にGO!
ワイルドな大活劇の余韻を味わう間もなく「大江戸劇場」に移動。
11時05分からは、お江戸芝居見物で、おいらの気分はどっぷり江戸っ子でぃ!(・∀・)
芝居自体は峠の茶バクラを舞台にした、笑いあり涙あり?のドタバタ喜劇。
シ しつこく
ス すると
テ 展開次第で
ム ムムムッ!!
ショウ しょうがなく
タ 頼んだ
イ いつもの
ム ムムムッ!!
・・・面白かったww( ̄▽ ̄)
忍び外伝~忍びの籠城戦!
その後もまたまた休む暇なく「忍者かすみ屋敷」に移動。
11時40分からは「忍び外伝~忍びの籠城戦」が開演です。
こちらの後程調べたバックグラウンドは1573年(天正元年)
武田信玄に仕える忍び“透波”の隼人は、京の忍び屋敷にて仲間の源蔵に会い、主君の無念の死を知らされる。
宿敵・信長への闘志を燃やす2人のもとに、忍び寄る敵の気配・・・。
隼人と源蔵、この危機をどう切り抜ける!!という、こちらもまたカラクリ屋敷での忍者活劇です。
これまた、役者さん方の熱い演技と殺陣がマジでかっこイイ!!(・∀・)
そしてここでも、記念写真をパチリ。
左から敵忍者A、源蔵爺、隼人、敵忍者Bデス。
この頃にはワタクシ、すでに伊達時代村の虜ww
入場料2900円??そんな、はした金、何ぼのもんじゃい!!( ̄ー ̄)
お江戸吉原に潜入!
まだまだ続く、ショータイムのオンパレード。
12時25分からは、「日本伝統文化劇場」にてお江戸吉原のお大尽遊び指南。
観客数はぐっと減って、中高年グループ、若いカップル、ワタクシの3組です。
ところで、このお大尽遊びですが、観客の男性限定1名様がお大尽に選ばれ、舞台に参加できる趣旨ですが。
今回は否応なく、中高年グループから栄えあるお大尽様が選ばれました。
どうやら旭川から来た人達のようです。
お大尽になれず、ちと悔しいワタクシ(;´∩`)
そして、ホンモノの酒も呑みつつ、ウハウハなお大尽サマ。
感想としては太鼓持ちの一八と花魁についてはまあ良し。
新造も100歩譲って良しとしても、禿の演技と存在が・・・正直痛い・・・(;´Д`)
あくまで個人的な意見でありんすw( ̄▽ ̄)
伊達時代村内探索!
一通りショーを見終わった後は、村内を探索。
村内には「妖怪びっくり小屋」や「おにゃんこ寺」「忍者怪々迷路」などもあり、一通りまわってみるものの、子供だましな物件揃いなのは否めません。
修学旅行らしき小学生達は大はしゃぎ、福祉施設の子らは大恐乱みたいな感じでした。
江戸時代の長屋と庶民の生活を音声付で再現した「熊さん長屋」は何気に面白かったが、子供どもは素通り。
そんなわけで、本日の最大のミッション開始です!!
ニャンまげに飛びつこう!!ドンドン♪♪
任務終了!!(・∀・)
本日のランチはこちら!
時間はそろそろ14時。お腹の空き具合もMAXです。
昼食を取ろうと大店が並ぶ商屋街へと赴きますが・・・ラーメン屋、蕎麦屋、甘味処と選択肢はあまりないようです。
とりあえず、ラーメン屋の「北京亭」にて「登別名物 激辛ラーメン(小辛)900円」を食す。
わーい!海苔もニャンまげだーい!!(・∀・)
お味もなかなか美味ザンス(^ε^)
商屋街その他
商屋街には、お江戸衣装に着替えて、記念撮影を楽しめる写真館「うつろい館」も並んでいましたが。
いかんせん、値段が1ショット3500円~4000円と超高値のため、店内は閑古鳥状態デシタ。
さすがのワタクシも、たかだか写真1枚に3500円を投入する気はおきず。
函館公会堂のハイカラ写真館では1000円(衣装貸し出し+手持ちのカメラで撮影して頂く)
沖縄の超観光地、沖縄ワールドでさえ1000~1200円(施設により、衣装有り+撮影と、記念写真のみで分かれる)でっせ!?
ちなみに「うつろい館」では貸衣装も受け付けていて、大人忍者3150円、町娘3500円、武家娘・侍は4500円などなど。(写真撮影は無し)
さすが、天下の登別温泉のお膝元。強気の価格設定だなと思いました(;´Д`)
伊達時代村2周目開始!
そうこうする間もなく、14時45分から始まるのは、本日2回目の野外アトラクションでーす!
もちろん行くべし!お得意の2周目w( ̄▽ ̄)
砦に着くと、またまた前座は南京玉すだれ。
素敵~~(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
そして再び「忍び外伝~伊賀忍者・餓狼の戦」が始まります。
演目自体は午前中と一緒ですが、百地丹波が関西弁になっている!?
さっきは標準語だったような・・・いやワタクシの勘違いか!?
さすがに記念撮影はしませんでしたが、2回目も十分に楽しめました!
通常の観光客や修学旅行生が一通り見ては立ち去っていく中、これぞ暇人だからこそできる贅沢!!
一人旅の醍醐味!!(・∀・)
さらに2周目堪能!
お次は15時5分より再度、「大江戸劇場」
15時40分から「忍者かすみ屋敷」
かすみ屋敷の入り口に、先程の南京玉すだれのお兄さんがいたので、玉すだれにめっちゃ興味があるワタクシは、話しかけてみました。
とりあえず、玩具の玉すだれなら土産物屋で扱っているらしく。
開演間際だったので二、三言会話を交わしただけでしたが、ショーが終わって外に出ると再びお兄さんと再会。
「興味あるなら少し触ってみますか?」と、即席玉すだれ講座をして頂きました。
ワタクシ、すっげーラッキー!!!(・∀・)
チョイと伸ばせば しだれ柳に早変わり♪
南京玉すだれ・・・さらに興味津々!!(・∀・)
伊達時代村駆け足散策!
そうこうしている内に時間ははや16時半近く・・・。
ゆっくり見物したいのはやまやまでしたが、まだ、「忍者資料館」や「片倉小十郎屋敷」も行けていないし、土産物屋も覗けていない。
ちなみに時代村は17時クローズですから(>_<)
イケメンお兄さんに後ろ髪を引かれながらも、「忍者資料館」へ足早に向かいます。
忍者が実際に使っていた忍び刀、手裏剣、まきびし等の道具を展示、紹介している施設ですが、正直、伊賀の忍者博物館の方が中身充実。
(伊賀の忍者博物館についてはこちら↓↓)
お次は「片倉小十郎屋敷」です。
門構えもお庭もご立派デス。
しかし、ワタクシには、彼がどこのどなたなのか?何をした人かさっぱりわかりません。
もしや仙台藩から屯田兵を率いてきた人かな??
(※詳細は2019追記にて)
ウロチョロしていると、小部屋の奥でお休みになられている殿の姿を発見!!
殿!お命頂戴致す!!!
伊達時代村見学終了!
最後はお土産処にて、自分へのお土産をあれこれ購入。もちろんミニ南京玉簾(500円)もお買い上げです。
その後は、役者さん方の見送りを受けつつさようならーーー!
たっぷり堪能、マジで楽しかったです。
演目も1年毎に変わるらしいので、出来ればまた来年もリピートしたいと思いマス(・∀・)
伊達時代村!行ってちょんまげ!!
r2からr350倶多楽湖公園線へ
帰路はr350を通り、日本一丸い湖とも言われている「倶多楽湖」を見に行ってきました。
「倶多楽湖」は周囲8kmのカルデラ湖で、その透明度は摩周湖に次いで全国2位の湖なんだそう。
上空から見れば、丸さを実感出来てまた違った感想になるかと思いますが、遠景近景共に特に感銘を受けることもなく終了。
しかしながら・・・
「倶多楽湖」には、どうやら河童(カッパ)が生息しているようで、こちらには激しく感銘を受けました( ̄▽ ̄)
本日のミッション終了!
18時過ぎ、呉竹荘帰着→館内の温泉(400円)へ。
湯はいいのに、洗面器などはヌルヌルで、明るい所ではあまり見たくない清潔感皆無な温泉です。
しかし、管理されていない野湯に入っていると思えば、我慢できるレベルかと。(;´Д`)
その後は、コープさっぽろで購入してきた肉団子としめ鯖で晩酌ザンス。
襖で隔てられた隣室に、from大阪の北海道一周チャリダーと、石川県出身の札幌ナンバーのカブ主サマが泊まっていたので、ワタクシだけ酒を呑みつつ、しばしの歓談。
石川のカブ主サマは、札幌に働きに出てきたはいいものの→即効で仕事を辞め→勢いでカブ購入→5日間だけ北海道をまわり→明日、苫小牧のフェリーで地元に帰るとの事。
勢い旅なのでメットは半ヘル、地図は友人から借りた10年前のツーリングマップル、装備は寝袋と大量の服だけってのがスゴイですww
大阪のチャリダー君は、将来は社長の椅子が用意されているボンボンとの事で、明日、支笏湖でキャンプ後→千歳に向かい→そこから飛行機で自宅に戻り→次はヨーロッパへと向かうそうです。
さすがブルジョア!貧乏旅をしてると聞いたので、インスタントラーメンをお接待したのに、間違えた感があるのが否めませんw(;´Д`)
まあ、見聞を広めて、世間様の役に立つ社長になって頂きたいものですな。
とりあえず、楽しく呑めました(・∀・)
11時過ぎ就寝。
走行距離 75.2km
支出
- 登別市のエネオスで給油 404円(リッター144円)
- コープさっぽろの緑茶 2本で116円
- 伊達時代村前売り券 2500円、駐車料金 200円
- 登別名物 激辛ラーメン(小辛) 900円
- おにゃんこ寺でおみくじ 100円
- 自分への土産 1500円くらい
- しめ鯖・肉団子・酒 482円
- 呉竹荘宿泊料 1000円、温泉台 400円
計7602円
2019追記
登別伊達時代村について
- 営業時間 4/1~10/31は9時~17時、11/1~3/31は9時~16時 年中無休
- 通行手形(入園料) 大人(中学生以上)2900円、小学生1500円、4歳~未就学児600円、65歳以上 2100円
- 駐車料金 乗用車500円、バイク200円
公式HPによると、2019年10月に料金の改定が行われるそうです。
登別と片倉小十郎について
初代片倉小十郎は伊達政宗公の軍師。
片倉家は、戦国時代から江戸時代まで代々伊達家に仕え、仙台藩にあっては白石城を預けられ、刈田郡の大部分、1万8000石を領した一族との事。(代々の当主が片倉小十郎を襲名)
時は流れ、12代当主の時代に戊辰戦争にて敗戦→知行1万8000石と代々の居城の白石城は没収。
12代当主は家臣と相談の上、一族郎党、蝦夷地へと渡り、胆振国幌別郡(現登別市)や石狩国札幌郡の一部(現札幌市白石区)を開拓・・・という経緯もあり、伊達時代村が作られたそうです。
ちなみに、代々神職の家系でもある片倉家は、明治の末には宮城県の白石に引きあげ、現在は政宗を祭神とする青葉神社の宮司の職を継いでいるとの事。
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