ライダーハウス クリオネにて起床!
雨も止み、今日こそは多分、知床日和。
温泉も快適な湯温で満足できました。
男前な姉ちゃん、日本一周チャリダー君逹を見送り、納豆ご飯を食べながら→ワタクシもぼちぼち出る用意。
あ、もちろん今日も連泊ですw( ̄▽ ̄)
11時過ぎにクリオネ出発!いざ往かん「世界遺産 シリ・エトク」へ!!(シリ・エトクは知床のアイヌ語名)
R334知床国道へ!
知床八景の一つ「オシンコシンの滝」の数km手前で、チャリダー君逹に追い付き、頑張れよ~と応援しつつ。
11時40分頃、今年2度目の「オシンコシンの滝」に到着です。
「オシンコシンの滝」の滝は日本の滝百選の一つで、落差50m。
名前の由来は、アイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する「オ・シュンク・ウシ」からきているそうです。
(前回の探訪の様子はこちら↓↓)
小耳に挟んだ話によると、滝の上にも行く事ができるそうで・・・地図とにらめっこしていると、チャリダー君逹が到着。
どうやら、ナリさんは今日中に知床峠越え、佐藤さんは知床五湖に行って、今夜はウトロの道の駅泊との事。
二人が滝を見に行っている間に再度出発デス。
滝の上を目指して!
気を取り直し、オシンコシンの滝の上に出るルート探しです。
地図で見ると、知床国道を数km戻ったところに登坂できる道路があるのようなので行ってみると・・・見事に通行止め(;´д`)
気を取り直して、ウトロの道の駅に向かいましたが。
「オシンコシンの滝~ウトロ間にも滝の上に続く道がある」とライハに戻ってから知りました。
まあ、人生そんなもんだす。(;´Д`)
そんなわけで「道の駅 うとろ・シリエトク」に到着。
お腹が空いたので、鮭クリームコロッケを食べながら、65インチハイビジョンで知床の四季を鑑賞していると、またもやチャリダー君逹に追い付かれ( ̄▽ ̄;)
ワタクシの今後の予定としては「オロンコ岩」プチ登山なので、たぶん第三次接近遭遇もありえますw
オロンコ岩プチ散策!
そんなわけで「道の駅 うとろ・シリエトク」の裏手にある「オロンコ岩」へ。
北海道のエアーズロックとも言える高さ60mの一枚岩で、こちらもまた、知床八景の一つです。
ちなみに、昔々はこの岩の上にオロッコ族(ウィルタ)が住んでいて、周辺のアイヌと敵対していたそうですが。
なにしろ、巨大な岩の上在住ですから難攻不落。かなりブイブイいわせてたそうです( ̄▽ ̄)
ある日、知恵を絞ったアイヌの人々は、砂浜に鯨を型どった小山を作り、上に魚を撒いて海鳥を引き寄せる「偽鯨作戦」を決行。
まんまと罠にかかったオロッコ族の人々を一網打尽に皆殺しにしてしまったとさ。
・・・と伝えられている地でもあります。(名前の由来もオロッコ族からきているそう)
閑話休題。本日はこの岩の上に175段の階段を使って登れると聞いてやってきましたが・・・。
岩壁をぐるりと廻りながらの階段は、景色抜群といえば聞こえが良いですが、高所恐怖症のワタクシ的には常に奈落の底とご対面な印象・・・( ̄▽ ̄;)
怖ぇーーーーー!!!( ;´Д`)ヒィィィィィィー!
しかし!漂泊民・被差別民を重んじた民族学者の宮本常一先生も「村でも町でも新しく訪ねていった所は、必ず高い所に上がってみよ!」と言っておられるだろうが!!
そんなわけで、頑張って頂上までたどり着きましたわさ。
60mの高さから望む知床の海(オホーツク海)は、なかなかの絶景(・∀・)
でもってこちらは、「オロンコ岩」の案内板とウトロの街側の景色です。
しかし、オロッコ族の人々は、どうやって60mの高さを日常的に昇降していたのでしょうね~。( ̄▽ ̄)
秘境!知床五湖へ!
お次は、これまた知床八景の一つ「知床五湖」ザンス。
駐車場及び入場、いずれも有料ですが、わざわざお金を払って五湖巡りをして参りました。
5/10~7/10は「立入認定手数料250円+ガイド料5000円」と下々の者には手を出しにくい時期ですが、8/1~10/20は「立入認定手数料250円」だけで満喫できます。
さらに、10/20以降は無料で散策できますが、すでに旅の季節終了の罠・・・。
15分程のレクチャーを受け、いざ知床五湖90分コースに出発!
大いなる大自然とのご対面にワタクシご満悦。
なかなかの眼福デス!(・∀・)
残念ながらヒグマさんには出会えず、羆殺しの称号を得る事はできませんでしたがw
無料の高架木道より、はるかに素敵な大自然の景色を垣間見れる事は確実。
大事な所にお金は渋っちゃいかんを実感しました。( ̄▽ ̄)
外に出ると、チャリダー佐藤さんにばったり。
レクチャーには間に合ったものの、時間切れで二湖~一湖~高架木道の40分コースにしか行けなかったとの事。
実に惜しい!そもそも知床自然センター→r93ってチャリで往復するには厳しい気がするのですが(;´д`)
秘境!カムイワッカ湯の滝へ!
15時半頃、佐藤さんにおいとまを告げ、お次の行き先は、またまた知床八景の一つ「カムイワッカ湯の滝」へ。
8/1~8/25、9/15~9/24の間はマイカー規制の為、シャトルバスでしか行けませんが、それ以外の時期は自走で向かえるとの事。
しかし、道は軽ダート道。
先程出会った、女満別の自衛隊日帰りライダーは行かない宣言をしてましたが、荷物を積まないカブちゃんは無敵ざんす!(・∀・)
時速20kmでの走行なれど、16時過ぎに無事到着。けっこう遠く感じましたw
シャトルバスでしか行けない期間でも、徒歩と自転車は行ってよしだそうですが、そんな物好きいるの!?(いるんだろーなーw)
そして、さっそくの「カムイワッカ湯の滝」
滝自体が温泉になっている落差20mの渓流滝で、名前の由来はアイヌ語で「kamuy(神の)wakka(水)」
しかし、流れる水は強い硫黄成分で有毒。生物が生息できない為「魔の水」の意味と解釈されているとの事。
温泉が流れる滝と期待を込めて登り始めたものの、水温はぬるっ!( ̄▽ ̄;)
水着も昆布も持ってきてないので入浴は論外ですが、この季節に入れば、風邪をひく事間違いなしw
とりあえず、一の滝まで行って、充分満足っつー事で。
※ちなみに一の滝までは入口から10分程の距離。湯温は30℃程度。泉質は強酸性だそうです。
知床観光終了!
遊び終わった頃には既に17時近く。10月の北海道では、日暮れの時間デス。
「フレペの滝」とか「間歇泉」とか「知床岬」とか、見落とした場所は数あれど、お上とお天道さんには逆らえねぇ!つう事でw
すっかりと日も落ちた中、クリオネに戻り→先月、天塩町のライハでご一緒したトミーちゃんと合流。
昨夜は屈斜路湖の「ライダーハウス レストランぽんと」に泊まっていたそうです。
(ちなみに、トミーちゃんとの出会いはこちら↓↓)
(ライダーハウス レストランぽんとについてはこちら↓↓)
いつものように酒飲んで就寝。
酒飲みの女子は大好きですw
2019追記
知床五湖フィールドハウスについて
- 開館機関 4月下旬~11月上旬
- 開館時間 4月下旬~10/21は7時半~時期により変動、10/21~閉園は8時半~16時半
- 駐車料金 バイク200円、普通車500円、マイクロバス1000円、大型バス2000円
- 基本的に、知床五湖フィールドハウスを通らないと、知床五湖には行けない。
一湖まで延びる、「高架木道(往復1.6km、約40分)」は手続き不要で無料。電気柵もあるので羆の出没に影響もされない。
二湖を経由して高架木道に至る小ループ(全周1.6km)・一湖~五湖全周の大ループ(全周3km)と2ルートある「地上遊歩道」は、時期によって散策条件が違う。(下記参照)
- 10分程のレクチャーを受ければ個人で散策OK。
- 大人(12歳以上)250円、小人(0~11歳)100円。
- 知床五湖登録引率者に登録されたガイドによるツアーでしか散策出来ない。
- 大ループツアー(所要3時間)は大人4500~5250円、小人2250~3500円。小ル―ㇷ゚ツアー(所要90分)は大人2500円、小人1500円。
- 10分程のレクチャーを受ければ個人で散策OK。
- 大人(12歳以上)250円、小人(0~11歳)100円。
- 受付手続きなし、無料で散策OK。
カムイワッカ湯の滝について
- 2019年の道路開通状況 5/31~10月下旬
- 8/1~8/25のみマイカー規制でシャトルバス運行
- 徒歩と自転車は規制中でも通行可能。
- 「ウトロ温泉バスターミナル」から往復1980円(所要時間53分程)
- 「知床自然センター」から往復1300円(所要時間43分程)
- その他「斜里バスターミナル」からも運行。
北海道最果ての地「知床」の春夏秋冬の風景、名所を始め、原始の森に生きる希少な生物たち、流氷等、様々な映像群を収録(67分)
ブログ村とブログランキングに参加中デス。お帰りの際は、バナーをクリックして頂けると多々感謝!(順位向上にご協力お願いします)( ̄▽ ̄)