和琴半島湖畔キャンプ場にて起床!
草木も眠る午前3時過ぎ。突然目が覚めました。
まわりはシーンと静まりかえっております。
よし!温泉に行こう!!(・∀・)ノ
ご存知の通り、屈斜路湖といえばクッシー、クッシーといえば屈斜路湖。
さらに湖畔のいたるところで沸く温泉が名物。
「和琴半島湖畔キャンプ場」にも、歩いていける距離に無料の天然の湯が湧き出ている次第でゴザイマス。
しかし、混浴露天風呂。
バスタオルを巻いて入ると、なんとなく非難の目を向けられそうですし。
水着のないワタクシ的には、オッサン共で混みあいそうな湯船に単身全裸で乗り込むわけにもいかず・・・。
日に日にホームレス化のくせに、今ひとつ漢気に欠ける意外とチキンなワタクシ・・・(;´∩`)
そんなわけで、今、目が覚めたのはまたとないチャンスざんす~(・∀・)
いざ!無料露天風呂へ!!
無料露天風呂(和琴温泉)に着くと、思った通り誰もいなく、しめしめと思いつつ素っ裸に。
湯壁は苔でヌメヌメしますが、底には砂利が敷き詰められ足場も安定してます。
そして少し熱めの湯が冷えきった体を包みこんでくれ気持ちい~。極楽~(*^□^*)
しばらくして、そろそろ岸に上がって休憩でも・・・と思っていると、突如の車の登場で極楽ぶち壊し。
間もなく、オジサンが一人やってきました。
オジサンは帯広からやってきたそうで、詳細は聞きませんでしたが、もしや夜通しかけて走ってきたのかしら・・・。
こんな、夜も明けきらんうちにモノ好きな人もいたものです( ̄▽ ̄)
とりあえず、薄暗闇の時間帯で退散しましたが、がっつり温まれて満足できました。
休憩挟んで涼みつつの二度風呂、三度風呂は羞恥心の関係で出来ませんでしたが、ここは公共の場、いたしかたありません。
湯船から出てタオルのとこまで行く間も一瞬、全裸大公開でしたが、減るもんじゃなし、これもまた良しとしましょう。
ま、女同士ならいざしらず、風呂は一人で入るか気心知れた相手と入るに限りますな~(^!^)y~
テントに戻り再度就寝。
再び起床!
再び、7時半頃起床、二度寝のせいか今日はがっつり寝坊です。
キャンプ場だから、ま、いいかww
昨夜のスーパーカブ50カブ主様の姿はなく、出立の気配すら感じられませんでした。
先日、白糠のダイソーで購入の耳栓恐るべし!今後、旅先では手放せなくなりそうな予感(´∀`)
(昨夜のカブ主様との詳細はこちら↓↓)
昨夜の薩摩揚げの残りと自炊の白飯で朝食を済ませ、のんびりと撤収作業。
これまたのんびりと、10時頃出発ざんす!
近場に風呂もあり、ロケーションも抜群であった「和琴半島湖畔キャンプ場」ここもまた、また来てみたいキャンプ場の一つとなりました(・∀・)
弟子屈町を抜けて、釧路市へ
R243パイロット国道~R241阿寒横断道路経由で、昼頃に「阿寒湖温泉」到着。
ここで、今旅でのご当地グルメ第四弾が登場デス!
その名は「阿寒やきとり丼」!!
2010年4月17日にデビューした、阿寒湖温泉の新・ご当地グルメで、特徴は「阿寒産のエゾシカ肉を利用したやきとり」
エゾシカなのにやきとり!?と思うなかれ。
北海道には「室蘭やきとり(豚×玉ねぎ)」や「ハセガワストアのやきとり弁当(豚×長ネギ)」など、「豚串だけど名称は焼き鳥」という地域が多々ありまして。
ならば、「鹿串=焼き鳥」もありじゃね??という事で開発されたのが「阿寒やきとり丼」なんだそうです。
そんなわけで「阿寒やきとり丼」についての定義はこちらです↓↓
- 正式名称は阿寒やきとり丼とする。
- エゾ鹿肉推奨マークを持っている地元施設で作ったエゾ鹿肉を使用する。
- 三種類の串刺しやきとりは「焼き」「揚げ」「こね」とする。
- エゾ鹿肉の量は約120gとする。
- 「焼き」はオリジナルの下味を付けたモモ肉と玉ねぎを使い食感よく焼き上げる。
- 「揚げ」は薄切りにしたエゾ鹿肉を巻いてカラッと揚げる。味の決め手はソース。
- 「こね」はミンチ状のエゾ鹿肉を独自の味付けでそぼろにし、レタスでくるりと包む。
- 必ず阿寒産エゾ鹿肉醤油(鹿醤)を使う。(焼き、揚げ、こね、何でも可)
- やきとりを串から外す特製器具をつける。
- 北海道米を使用する。
- エゾ鹿肉でダシを取った味噌汁や吸い物を添える。
- 阿寒の名産、行者ニンニクを使った副菜を小鉢に盛り付ける。
- 器は白いどんぶりとする。
- 串を立てる容器を用意する。
- 阿寒やきとり丼の食べ方を紹介したお品書きをつける。
- 阿寒やきとり丼の認証となる旗を立てる。
- 料金は1000円未満とする。
以上!!・・・とこんな感じデス。
以前も、阿寒の名物レイクロブスター(ウチダザリガニ)をパスタで堪能した事がありましたが。
地元にいては食べられない美食珍食をみすみすスルーしてしまうのはワタクシの矜持に反します( ̄▽ ̄)
鹿三昧に行者ニンニク~!?こりゃ食べるシカない!!って感じデス。
(ちなみに、阿寒名物レイクロブスターの話はこちら↓↓)
阿寒湖温泉グルメを堪能!
そんなわけで、今回お伺いしたのは、阿寒岳神社そばの狭い小路にある「お食事処味心」です。
阿寒湖温泉内には4ヶ所の「阿寒やきとり丼」提供店がありますが、どこの紹介文も決め手に欠けたので、テキトーに選びました。
客はワタクシ一人のみ。
壁には、こちらの店が雑誌に紹介された記事が貼ってあります。
なになに・・・隠れた名店!?(・・?)
夜になると味にうるさい観光客で賑わうお店らしいです。
そしていよいよ「阿寒やきとり丼」とご対面!
定価980円ですが、得意のぐる特パスのクーポン割引で900円なり!
何気にこの手の冊子はあなどれませんな~(^!^)y~
ちなみにこの「阿寒やきとり丼」、前述の定義にも明記されておりますが、推奨される食べ方もあるようです。
- まずは「焼き」または「揚げ」を串のままガブリ!
- 次に、備え付けの「特製器具」を使って肉を串から外し、ご飯の上に載せる。外した串は専用の器へ。
- レタスに巻かれた「こね」は一口齧ってレタスと一緒に味わったら、中身のそぼろをご飯に混ぜて頂く。
一部、余計なお世話!とか、好きに食べさせろ!と思う気持ちも無いでもありませんが、郷に入っては郷に従え( ̄▽ ̄)
ソースや下味については、各店独自の趣向がこらされているようで、「お食事処味心」では・・・
- 「焼き」は、大葉味噌と行者ニンニク味噌風味。
- 「揚げ」は、ゴマソースと梅ソースでお好みに味付け。
- 「こね」は、秘伝の万能タレと鹿醤、八丁味噌で炒めたそぼろを、コンソメで茹でたレタスで包まれた仕様。
・・・となっております。
それに鹿肉の味噌汁、行者ニンニクのお浸しがついてくる感じです。
能書きも垂れ終わったところで、さっそく実食~!
味は美味しく、ペロリと完食!
隠れた名店といわれるのも、やぶさかではない感じです。
しかし、万人受けする味を目指して味噌やら何やらで鹿肉の野性味を消しちゃってるんでしょうね。
それが残念という事で☆二つ半。(三ツ星換算です)
鹿肉が初めてで不安~って方や、苦手だわ~って方にはオススメの一品でゴザイマシタ。
行者ニンニク(アイヌネギ)のお浸しは申し分なく美味かったデス(・∀・)ノ
帰り際、店のオバサンが今日はお祭りだったから・・・と、でかいおにぎり二つ分位の量の赤飯を持たせてくれました。
チャリ乗ってる時ならいざ知らず、可哀想な人にでも見えたのかな・・・(;´∩`)
理由は謎ですが、夕食か朝食で有り難くいただきます!
ありがとうございました(・∀・)ノ
(※2019現在、阿寒やきとり丼が、まだ取り扱われているのかは不明)
釧路市を抜けて、津別町へ
お腹も満足したところで、次の目的地へと出発です。
ちなみに、阿寒湖温泉は一大観光地だけあって色々と見所もありまして。
「味心」のおばちゃんとお姉さんに教えてもらった「某アイヌ民芸品店の地下にある私設アイヌ資料館」や「アイヌ古式舞踊が鑑賞できるシアター」にも立ち寄りたい気分だったのですが。
いかんせん、本日のメインイベントの為、セイコーマートで食糧調達後、泣く泣く阿寒の地を離れます。(;つД`)
しっかし、この辺はセイコマもガススタも値段ぼりすぎ?
他の地域より、何もかもが微妙に高いと思うのは気のせいか??
観光地なので仕方が無い話ですが、あまりにも観光地化されすぎている、そこが阿寒の欠点です。
気を取り直し、北へ向かいます。
R241足寄国道~R240釧北国道を津別あいおい方面に約20km、右手に見えてきた真っ赤な建物群。
ここが知る人ぞ知る、本日の最終ミッションの地です!
赤子はわらい、老婆はおがむ。
その名も「私設極楽美術館シゲチャンランド(700円)」でゴザイマス(・∀・)ノ
こちらは立体作家の大西重成さんの作品発表と創作の場を兼ねた私設の美術館で、金土日月のみの営業。
2001年に開館→今年5月に来館者10000人到達と、2010年時点では非常にレアな物件かと思われます。
もしや、昨年行った「甲賀の里忍術村」並みにトホホなスポットだったら・・・との危惧は見事に裏切られ、中身はちゃんとちゃんとの美術館です。
8千坪の敷地内に点在する、ポップでキッチュ、奇天烈なアート空間にワタクシの心はわしづかみされ、かなり楽しむ事ができました。
こんなド田舎にこんなステキな場所があったなんて・・・。
とやかく言わずに、まずは行ってみろ!!それしか言えない場所ですな。
「シゲチャンランド」は日々増殖中らしいので、近くに寄る機会があれば是非また、ひょうたんオヤジや右手etc・・・に会いに行ってみたいデス(^ .^)y-~~~
お土産にポストカードを購入しつつ、ミッション終了!
(ちなみに、超トホホスポット「甲賀の里忍術村」についてはこちら↓↓)
本日の寝場所はこちら!
本日の予定はすべて終了。
「シゲチャンランド」からは走行すること数分、「道の駅あいおい」に到着。
本日の寝場所は、道の駅併設の電車を利用した無料ライダーハウス「相生駅の宿」でございます。
もう少し先に進んでも良かったのですが、面倒になったので16時前にINしちゃえみたいな( ̄▽ ̄)
ちなみに「相生駅の宿」の中は、布団もあるし、コンセントもあるし、テーブルもあるしと、なかなか居心地が良い仕様となっております。
・・・が、しかし!
後程現れたオッサンライダーと若者ライダーは、どちらも人との交流等が好きではなさそうな雰囲気・・・。
結局、道の駅で作っている名物豆腐を黙々と食べつつの一人酒コースとなりました・・・(;´∩`)ツマンネー
さぼらないで先に進んだ方が良かったのかな~と思いつつ1日終了→就寝。
走行距離 81km
2019追記
シゲチャンランドについて
- 開館期間 5月初旬~10月下旬
- 開館時間 5月~9月は10時~17時、10月は10時~16時
- 入場料 小学生以上700円(幼稚園児以下は無料)
- 休館日 毎週水・木・金(祝日の場合は開館)
相生駅の宿について
- 開設期間 5/1~10/31
- 利用料 無料
- コンセント有り、トイレや買い物は「道の駅あいおい」にて。
- 最寄りの風呂は、約20km離れた阿寒湖温泉かと。
- 「道の駅あいおい」では、元祖クマヤキと豆腐と蕎麦が人気。
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