二日酔いの朝・・・。
当初は早起きの予定でしたが、結局24時過ぎまで飲んでしまい、後悔。
まあ、日本酒を引っ張り出してくる時点で、翌日の予定は終わっているようなもんですがw(;´Д`)
そして案の定二日酔い。
出立準備をしていると、東京からやって来た、車中泊旅の御夫婦が駐車場に到着です。
車の空気圧を測ってくれたりなんだりで、親切が身に沁みます。
ついでに、おじさんが一人で改造したという、自慢の宿泊仕様車内部を見せてもらうと。
後部座席は取っ払って、ベッド状に足のついた板を張り、下は荷物。
ベッド部はマットレスふかふかで、かなり快適な居住空間仕様。
今後の旅を考えると、とても参考になりました。
屈足のライハを出発です~。
本日のメインイベントはヌプントムラウシ温泉ですが。
昨夜、茨城からのライダーに、幸福駅で切符を買うと幸せになれるよと、強くお奨めされましたので~。
やはり、人様のリアル口コミには是非乗らなければ!!と、まずは、r75帯広新得線にて帯広方面に南下します。
そして、R236広尾国道にて、さらに南下・・・往復2時間で屈足まで戻って来れるという話でしたが。
帯広市内で小1時間ほど迷子(´Д⊂
右へ行けばいいのやら、左に行けばいいのやら、全く訳わからん状態で、テンパッて信号無視までやらかす始末。
都会を走るのは苦手だわー(;´Д`)
その後、無事に幸福駅にたどり着き、噂の切符も購入。
結局、往復3時間かかって、屈足まで戻ってくる事ができましたとさ。(´Д`;)
今度こそ、ヌプントムラウシ温泉へ出発!
地図には、『往復100㎞の間、ガソリンが補給できないので、気をつけましょう』なんて書いてありましたが、車なら大丈夫だべと思い、補給なしで出発です。
湖やダムを横目に、r718忠別清水線を延々と北上。
トムラウシトンネルは、ちょっと不気味で夜は通りたくない系。
途中からダート道をさらに登り、トムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘に到着です。
ここからさらに上かしら??と判断に迷ったので、折良く、ホテルの周りを散策していた老夫婦に情報収集。
老夫婦は、ホテルのロビーまで戻り、温泉の場所を聞いてきてくれた上、道順の書いた地図まで貰ってきてくれました。
またもや、優しさにホロリ。(;_;)
老夫婦によると、実はここまで来たのが間違いで、もっと下の方で曲がらねばならなかったとの事。
ここから1時間くらいかかるよとの声を背に、来た道をUターンです。
しかし、今日はよくよく迷子になる日ですわ~(;´Д`)
2度ある事は3度あると言うが、今度はやらかしませんように・・・。
ヌプントムラウシ林道へ!
話に聞いた分岐点に到着。
想像していた林道とは程遠い、岩がゴロゴロしているダート道を登ったり下ったり、さらに水溜りに飛び込んだり、どんだけアドベンチャーよ・・・(;´Д`)
これならば、岩間温泉への音更川本流林道の方が、まだ可愛げがあるなと。
よって、秘境度的にヌプンの方が上かと思われます( ̄▽ ̄)
走っていると前方から、1台のバイク。
またもや、横浜のライダーに遭遇w
いや~、ご縁があるわ~ww
とりあえず、またどこかで会うかもねーなんて話をして解散です。
待望のヌプントムラウシ温泉到着~!
ここから、山にアタックする人も多いらしく、登るタイミングを見計らっている、滞在中の車が2台。
ロフト仕様になっている山小屋もあり、雨が降っても大丈夫な感じ。
ただ、電気も店もない山奥なので、充分な装備がないと滞在はちとキツイかも。
そんなわけで、山小屋の川向こうがお目当てのヌプントムラウシ温泉です。
お湯は透明、自分でお湯と水を調整して湯温を調整できるようになっております。
私が入った時は若干ぬるめだけど長風呂には最適な状態。
のびのび楽しんでいると、お客が2名到着。
なんと!今朝、屈足のライダーハウスでお話した、東京からのご夫妻ではないですか~。
写真を撮ったり、撮られたり、世間話で盛り上がります。
御夫妻は毎年、北海道に来て何週間もまわっているそうで。
旭川の壷屋とか、帯広の柳月のバームクーヘンを作る機械を作る会社を経営しているのが、このおじさん。
お得意様回りと趣味の満喫を兼ねての北海道旅だそうです。
おばさんは絵葉書を作るのが趣味だそうで、出来上がった写真を葉書にして送ってくれると、住所を渡してからお別れ。
今回の旅は、人とのふれあいも多く、なんだか充実な気分です。(*´∀`*)
温泉にゆっくり浸かった後は、来た道を戻り、新得町方面に向かいます。
r718~r75~R38十勝国道へ。
お腹も空いた!新得といえば蕎麦の町!!という事で、R38沿いにある新得そばの館にて、遅めの昼食を頂きます^^
注文したのは、好物の天ザル蕎麦(1300円)
出てきた蕎麦は更科系。
天ツユと蕎麦ツユは別々です。
天ぷらは海老2本、舞茸、サツマイモ、大葉、ピーマン。
だがしかし・・・蕎麦の量がとても少ない。
手打ちで、麺の細さも申し分なく、太さも均一。文句無しの及第点なのに、量が少ないのが難点。
せめて麺量1.5倍にしてくれたら、言う事なしでございます~。
その後は、着々と旭川に戻る行程で~す。
狩勝峠を越えると、旭川ナンバーばかりになり、地元にようやく着いたぞな、もう家に帰ったも同然な気分です。
南富良野の道の駅で、職場へのお土産を買い、スタンプを押し、今夜のラストナイトの宿を考えます。
やはりここは、定番の山部のバスに行くか、他の富良野のライダーハウスに泊まってみるか・・・。
とりあえず、誰か泊まってたらバスにしよう〜と様子見だけしてみる事になりました。
そんなわけで。90%の確率で、山部のバスには誰もいない!!と賭けていましたが。
R38からバスに向かう農道を走っていると、チャリに乗ってる人発見。
ふと見ると、バスの持ち主(土地主)佐藤さんですw
泊まるかどうか未定だけど~なんて話をしていると、畑帰りのトシさんも登場。
そうなると、当然の事ながら必然的に酒の集いになるわけで~( ̄▽ ̄)
今夜の宿は山部のバスに決定~!
トシさんがご飯をご馳走してくれるという事で、佐藤さんと一緒にトシさん邸にお邪魔致します。
古いけれど、昭和の農家を醸し出すなかなか良い雰囲気のお宅。
ズッキーニの漬物や野菜うどん、黒ビールなどをゴチになる。
旅疲れのせいか、程なく睡魔が襲ってきたので22時過ぎには解散。
バスに戻って爆睡。
走行距離 334kmくらい
2018追記
幸福駅について
帯広市幸福町にある旧国鉄広尾線(1987年2月に全線廃止)にあった駅で、広尾線廃線と共に廃駅。
1973年3月、NHKの番組「新日本紀行」において『幸福への旅~帯広~』が放送されて全国的に知名度UP。
周りの駅は相次いで幸福駅までの乗車券を増刷。
特に幸福駅より2つ帯広駅寄りの愛国駅と併せて、「愛国から幸福ゆき」という切符が一大ブームとなったそう。
(ちなみに、生まれてないので知らないw)
前年1972年には7枚しか売れなかった「愛国-幸福」間切符が、この年は300万枚。
以降4年間で1000万枚を超える『幸福駅ブーム』を巻き起こったとの事・・・。
そんな!幸せを呼ぶと大評判の縁起グッズが!!なんとネットで買えちゃうようです!w
参考までに、こちら。
ヌプントムラウシ温泉について
検索したところ、ヌプントムラウシ林道は修復不可能な程大崩落+新たな川と化し、歩き+急流の遡行でしか行けないようです。(ちなみにヒグマ生息地)
また、現地の状況も、ヌプン小屋は残っているものの、温泉は消滅。
行政も、林道の復旧は断念。ヌプン小屋も放置。温泉の復旧ももちろん断念されたとの事。
残念!
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