道後あいにて起床!

6時半過ぎに起床するが、結構な二日酔い。

呑みすぎた・・・(´Д`)

その割りにお腹は空くので、近所のローソンにてカツ丼と牛乳を買ってきて、まずは朝御飯を頂きます。

今日は朝から3000年の歴史を誇る「道後温泉」に入浴する計画でいましたが、体がダルい~(´Д`)

そんなわけで、二度寝を決め込んでいると、水川さんから電話が入りました。

出発準備を済ませ「坊ちゃんカラクリ時計」のとこにいるらしい。

ワタクシも風呂道具とリュックの中から更に出てきたミリ食を手土産に持って、お見送りに向かいます。

水川さんは今日は国道沿いに「五十四番札所」を目指して進むそうで、待っている間に創ったと、お得意の名前をあしらった短歌を書いた紙切れを渡してくれました。

さく花の
いかにかおるか
とこしえに
うかれしこころ
旅のなごみか

今回のお題は「さいとう旅」って事で。

水川さんの無意識の中から生み出される句は、予言的な内容が含まれていて、巷では良く当たると評判だそうですが。

前回頂いたものより、なんとなくピンと来る短歌かなと。

水川さん、どうかいつまでもお元気で(^o^)/~~

(ちなみに前回作って頂いた短歌はこちら↓↓)

四国歩き遍路2巡目(第一部)35日目~詩と短歌。そして宴。

2012年10月27日

(昨日の様子はこちら↓↓)

四国歩き遍路2巡目(第一部)50日目~寺リレーと以外な再会!?

2012年11月11日



道後温泉本館へ!

お見送りの後は、少し歩いた先にある「道後温泉本館」へ。

道中、お土産物屋さんをチラ見しながら歩きましたが、どの店も真っ先に目に入るのが「讃岐うどん」のコーナー。

ここは伊予の国ではなかったかしら・・・(-_-;)

というわけで、憧れの「道後温泉本館」到着です!

2012/11/12 10:04 道後温泉本館

道後温泉本館

  • 戦前に建築された温泉共同浴場。
  • 共同浴場番付において、東の「湯田中温泉大湯」と並び西の横綱に番付けされている。
  • 国指定重要文化財・近代化産業遺産・ミシュランガイド(観光地)日本編にて2つ星。

道後温泉は、伝説と神話と歴史を誇る日本最古の温泉として有名な地だそうで。

大国主命や少彦名命を始め、聖徳太子やら歴代の天皇やら一遍上人やら小林一茶やら大物政治家やら様々な偉人、文人墨客が訪れている場所だそうです。

前回の遍路では入るチャンスがなく、通りすぎるだけでしたので、今回初入浴!


道後温泉本館の料金システム

ちなみに「道後温泉本館」の料金体制は4つに分かれておりまして・・・。

まず、制限時間60分で「神の湯」に入れる『神の湯階下』が400円。

脱衣場には、セルフサービスのお茶が用意されているとの事。

まあ、普通に銭湯に入るようなもんじゃな( ̄▽ ̄)


お次が、これまた制限時間60分で「神の湯」入浴と二階の大広間での休憩も楽しめる『神の湯二階席』が800円。

休憩所では、お茶とお煎餅のサービス付き。


そして、こちらも制限時間60分ながら「霊の湯」+「神の湯」を楽しみ、なおかつ「又新殿」の観覧もできる『霊の湯二階席』が1200円。

浴衣、タオルの貸し出し付きで、湯上がりには輪島塗りの天目台と砥部焼きの湯呑茶碗で頂くお茶とお煎餅のサービスが付いています。


最後が制限時間は80分。「霊の湯」+「神の湯」入浴+「又新殿」見学+三階個室での休憩が出来る『霊の湯三階個室』が1500円。

浴衣+タオル+天目台のお茶までは『霊の湯二階席』と同じですが、お茶菓子が煎餅ではなく坊っちゃん団子、さらに個室利用となっています。



いざ!道後温泉本館へ!!

ワタクシは1200円の『霊の湯二階席』をチョイス!

まずは篭と座布団がズラリと並べられた二階の広間に行き、仲居さんから道後温泉についての説明を受けます。

必要のない荷物は篭に入れ、浴衣とタオルを持って階下の「霊の湯」に入り、浴衣は「神の湯」へ移動する際に着るか、バスローブとして水分を拭き取る為にご利用下さいとの事。

そりゃまあ、制限時間が60分しかないなら、浴衣着て寛ぐ暇なんぞ無いわな~。

そもそも、浴衣貸出しの意味がいまいち不明なのですが!?

とりあえず、仲居さんに言われた通り階下の「霊の湯」へ向かいます。

2012/11/12 10:41 「霊の湯」脱衣所

浴室、洗い場は狭め。

2012/11/12 10:40 「霊の湯」浴槽

石鹸とリンスインシャンプーが置いてあるのみ。

2012/11/12 10:40 「霊の湯」洗い場

湯はアルカリ性単純温泉で、香り・湯触り・泡立ちの良さ・湯上がりの爽快さ等、名湯の誉れが高いと評判ですが。

何しろ限られた時間っすから、ゆっくり堪能する暇はありませんw

サクサクと入浴を済ませ、広間へ戻ると案内のお爺さんに「もしかして歩き遍路さんですか?」と聞かれました。

金剛杖も持たず、白衣すら着ていない私服姿でしたが、山谷袋で遍路と判ったようです。

お爺さん
一番から歩いて?
ワタクシ
そうでーす!(・∀・)
お爺さん
焼山寺なども越えて?
ワタクシ
もちろんでーす!(・∀・)

お爺さんは何らかの感銘を受けてくれたらしく「ジュースをお接待させて下さい」とのお申し出を受けたので、愛媛のミカンジュースを奢って頂きました。

納め札は持ち合わせていなかったので、お渡しできませんでしたけど( ̄▽ ̄)


その他の部屋も見学!

その後、仲居さんに「神の湯はお入りになりますか?」と聞かれたので、見物だけさせてもらいに行ってみると・・・。

脱衣場も風呂場も、庶民共で激混みの芋洗い状態・・・(;´Д`)

つくづくVIPコースで良かったと思いましたw

広間に戻って→お茶とお菓子を頂き、さぁ帰ろう!と立ち上がると、先程のお爺さんが、三階にある夏目漱石ゆかりの部屋「坊っちゃんの間」を見ていけと仰る。

多分、二度と来る事はないと思うので、まあとりあえず・・・。

2012/11/12 10:56 夏目漱石の最晩年の言葉

則天去私
夏目漱石最晩年の言葉で、小さな私を去って自然に委ねて生きる事。

何か遍路に通じる物があるな・・・(゜-゜)

でもって、こちらが「坊ちゃんの間」からの殺風景な景色です。

2012/11/12 10:56 坊ちゃんの間からの眺め

見終わって帰ってくると、今度は「又新殿」も見ていけと言う。

爺さん・・・ワタクシは12時から用事があるんだが・・・(-_-;)

お爺さんはどうやら「又新殿」のガイド役を受け持っているらしい。

お接待もして頂いた事だし、せっかくのご好意を無下なくお断りするのも忍びないので、とりあえず見学しておきます。

又新殿」は皇室専用の湯殿で、皇室専用入り口やら専用トイレ、風呂場・玉座の間などをガイドされながら見て歩くわけですが。

高い金取ってんだから、写真くらい撮らせろよーって感じです(*`Д´)

とりあえず「道後温泉本館」は雰囲気を楽しむ場所。

一度も行かざるは馬鹿。二度行くのはもっと馬鹿」っつー感じで、一度体験すりゃ充分!!

誰もが入りたがる観光スポットなので致しかたありませんが「時間制限ありでゆっくり楽しめない」ってのが大いにマイナスポイントかと。

次回来る機会があれば、値段は安く、湯は一緒の公衆浴場「椿の湯」で充分かなと思いました。



お次のミッションはこちら!

道後温泉本館」を出た後は急ぎ足で「道後あい」に戻り、急いで顔にお絵描きを施すワタクシ。

12時、昼飯のお接待をして頂けるという事で、先日、バッタリお逢いした旅友のタツヤさんと合流。

ありがたや~(*´∀`*)

(ちなみにタツヤさんとの前回の出逢いはこちら↓↓)

四国歩き遍路2巡目(第一部)47日目~奇跡のサプライズ!お大師さんの粋な計らい!!

2012年11月8日

ついでに、道後温泉の観光名所の「坊ちゃんカラクリ時計」の写真もパチリ!

何の変鉄もない二段の時計ですが。

2012/11/12 11:59 「坊ちゃんカラクリ時計」

時刻になると四段仕立てに早変わり!坊っちゃんの登場人物達で賑わいます。

カラクリ時計を堪能した後は、車に乗せてもらっていざ出発!


ご当地グルメを堪能!

着いた先は松山市のお隣、砥部市にある郷土料理のお店。

タツヤさんのお友達、農業系旅人のYさんも現地で合流し、早速ランチざんす。

ワタクシのチョイスは愛媛県の郷土料理「ひゅうが飯」でーす(・∀・)

2012/11/12 12:50 ひゅうが飯セット

南予風の鯛飯で、鯛の刺身を卵の黄身の入った醤油ダレと和え、あったかご飯にかけて食べるようになっています。

美味いー゜+。(*′∇`)。+゜

やっぱビールと魚は生が一番って事で!(飲んでないけど)

こちらはタツヤさんが注文された海老テンコ盛りの天丼。

2012/11/12 12:48 海老天丼

食事後は、店の人にラストオーダーですと追い出されるまで、ひたすら雑談。

幼い頃から遍路を見かける機会が多かったらしいYさんの「お遍路さんは、四国をパトロールしながら守ってくれているんだ説」が新しい見解で新鮮でした。

そりゃもう、皆が皆が経を唱えながら、お四国を練り歩いているわけですからw

1200年の間に様々な念が積もり積もって、何らかの結界が出来ていてもおかしくはないわけで。

その他、お二人から様々な話が聞けてとても有意義な時間をすごせました。

タツヤさん、Yさん、ホント有難うございました(*^ー^)ノ♪

北海道に来られた際はお接待しまっせ~( ̄▽ ̄)

その後は「坊ちゃんカラクリ時計」まで送り届けてもらい、再び「道後あい」へ。

管理のお爺さんの話に依ると、今夜の客もワタクシ一人だそう。

教えて貰った24Hスーパーにて、今夜の夕食・明日の朝御飯・昼御飯を買い出し。

こちらは前回も見かけた、ビル丸ごと風俗ビル。

近くにはストリップ小屋もありまさに「THE温泉街

2012/11/12 18:40 丸ごと風俗ビル

夜のネオンが眩しいぜ!!(・∀・)

宿に帰り、晩酌しつつ→就寝。


おまけ

2008年四国遍路の道後温泉界隈での様子はこちらで。

日本最古の温泉?道後温泉なう。

四国歩き遍路44日目~一難去ってまた一難。甘言、誘惑注意報!!

2008年5月20日

歩行距離 2.51km

お接待された物 ミカンジュース・ランチ

支出

  • 道後温泉本館  霊の湯二階席 1200円
  • とろとろ玉子のロースカツ丼 498円
  • 牛乳 118円
  • 煙草 410円
  • 天然ハマチ造り 239円
  • サンド寿司弁当 348円
  • 若鶏の竜田揚げ 298円
  • 田舎むすび 280円
  • 彩りサラダ 159円
  • お好み焼き串 110円
  • 豚汁 134円
  • 牛乳 32円
  • 日本酒 198円
  • 発泡酒 175円
  • 日本酒 197円
  • おでん(大根・厚揚げ・ロールキャベツ)  265円

計4661円

本日の日記はいかがでしたでしょうか?

「道後温泉本館」は2019年より改修工事が始まり、利用・観覧出来ない施設あり。

詳細は「道後温泉本館HP」にて。

また「道後 あい」もすでに閉鎖されているかと思われ。

でもって、最近、旅日記以外の超小ネタも残したいが為「noto」も初めてみました。

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つーわけで、To be continued!(・∀・)


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日常のあれこれと【四国歩き遍路2巡目(第二部)】はこちらで