マンガアイランドにて起床!
5時過ぎ起床。
帰りの船は7時40分発。
これを逃すと、次の便は14時12分までありません。
せめて、10時台くらいの便もあると便利なんですが・・・(-_-;)
当初はお昼頃までゴロゴロして、14時12分の船に乗ろうかと考えていましたが、天気予報を見ると12~15時台は雷雨という恐ろしい情報が!!((((;゜Д゜)))
こりゃ大変と、ご飯も食べずに身支度と撤収作業に勤しみ、7時過ぎにはキャンプ場出発。
船の待合所でバゲット&チーズで小腹を満たす。
ちなみにこの島では工事現場のアレもちゃんとちゃんとのヌコ仕様でしたw
7時45分、フェリー出港、さらば猫島!
おまけ 道端の賽銭箱とファンシーなガラクタ
さらば!!田代島!!!(´Д⊂
(昨日の様子はこちら↓↓)
うっかり癖は治らない!?
船内でうとうとしつつ、8時35分、石巻港到着。
カブちゃんへ荷物の詰めかえをしていると・・・
しまった~!!( ̄□||||!!
キャンプ場にペグを忘れてきたかも!?
片道1200円。そりゃもう大ショックです。
キャンプ場に電話して見てもらうと、やはりサイトに置き忘れておりました。
次の15時着の便にて着払いで送ってもらう事になりましたが、うっかり癖なかなか治らず・・・(ノД`)
本日の予定は、石巻市内の『石ノ森萬画館』にサクッと立ち寄って雷雨をやり過ごし、その後内陸に移動する計画でしたが!?
なかなか思うように物事は進まないようです。
昨日、観光案内所でゲットした地図によると、萬画館の近くに『石巻まちなか復興マルシェ』なる場所があるそうなので覗いてみる事に致します。
そんなわけで9時50分、石巻港出発。
本日の朝食はこちら!
マルシェに着くと、まず【全日食きむらの弁当 299円】というのぼりが目に入りました。
1食300円以下なら、これは買いです!!( ̄^ ̄)
しかしながら、弁当はお昼にならないと運ばれてこないらしく。
続いて目に入ったのが『石巻元気復興センター』の「鯨のたたき(300円)」
これはどう考えても酒のツマミ。朝食向けではないと却下です。
続きましては『石巻ぎょうざ道場』
朝から餃子。それも良し!!
お店の人のオススメは「焼き・揚げ・水の三種の餃子フルコース」でしたが、ワタクシは「焼き餃子(240円)とライス大盛り(200円)」で。
久々の外食。
なかなか美味しゅうございました(^人^)
石ノ森萬画館へ!
朝ご飯が済んだ後は、いよいよ『石ノ森萬画館』へと向かいます。
何気に隣には駐車公園。
視察してみると、水場あり、水洗トイレあり、芝生ありと、東屋は無いものの立派なキャンプ場仕様です。
もしかすると、ワタクシの今夜の野営地になるやも知れぬ・・・( ̄▽ ̄)
何はともあれ、早速入場です!!
料金は大人800円。
1Fはショップ、2Fが企画・常設展示室となっていて一部を除き撮影禁止。
つーわけで、まずは、章太郎ワールドのプロローグともいえる・・・
『在りし日のトキワ荘あれこれ』
トキワ荘とは、手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら著名な漫画家が青春時代に居住していたことで知られる木造アパートで、15分の1スケール模型が展示されています。
皆様が足早にスルーするところでも、こちらはたっぷりと時間がありますから、ゆっくりじっくりと鑑賞できます( ̄ー ̄)
石ノ森章太郎先生談
『青春とは苦悩すらも人生の豊穣さに変えてしまう一瞬なのである』
ワタクシ、未だに青春真っ盛りな模様w
豊かな青春、惨めな老後!?
出たとこ勝負の人生どす( ̄^ ̄)
石ノ森萬画館探索!
館内の自販機も、ご当地ならではのデザインです。
記念撮影ならこちらで!(・∀・)
そして、1F映像ホール。
「龍神沼」「消えた赤ずきんちゃん」「シージェッター海斗特別編」など各15分程度の石ノ森作品を一挙放映!
さらに2F企画展の『サイボーク009~加速する世界』では初代009から2012版、アメコミ版までずらりと紹介。
そして、様々な作品ワールドが並ぶ常設展示に引き続き・・・。
3Fのライブラリーコーナーでは石ノ森萬画が読み放題!!
うわー( ̄▽ ̄;)1日中いれる~!!
つーか、3日くらいいれる!!!ww
そんなわけで、かれこれ4時間。いつの間にか15時になりました。
聞くと再入場オッケーらしいので、いったんフェリー港に戻り、ペグを受け取りに行きます。
12時~15時の雷雨予報は外れた模様。
被災者が語る311東日本大震災
着払いでペグを受け取った帰り道、何気にお腹がペコペコです。
朝見かけた『全日食きむら』に寄ると、まだ299円弁当が残っていたので「チキンカツカレー」と、朝御飯用の「ハンバーグ弁当」をお買い上げ~。
何かの拍子で、店の兄さんの『311東日本大震災当時の状況』を聞く流れになりました。
・・・という話から始まって。
・・・という話に。
揺れが収まった後、兄さん家族に怪我はなかったものの、至る所が瓦礫の山。
到底、車が走れる状況では無く、安全な所に脱出する事すら叶わなかったそうです。
救助のヘリコプターが飛んでいても、まずは怪我人を運ぶのが優先なので、手を振ってもスルー。
そして、死人はさらに後回しという事で、目印に白い旗を立てておくのみ。
兄さん家族が救助されたのは、地震発生から3日後の事だったそうです。
その間、何よりも辛かったのが、膨大な瓦礫に埋もれた足下から小さな女の子の泣き声が聞こえ続けていた事。
探しようにも何処にいるか分からず、自分達ではどうする事も出来ず。
女の子が見つかったのは、家建て直しの際に瓦礫撤去をした8ヵ月後の事だったそうです。
・・・ワタクシには何も言えませんでした。
再び萬画館へ!
沈痛な思いを引きずりつつ、休憩所にてカレーを食べ→再度『石ノ森萬画館』へ。
閉館まで本を読みつつ→居座り続け、18時。
「萬画仕掛け時計」の時間です。
こんな感じ。
長い1日が終わりました。
本日の寝場所は、やはり「隣接の駐車公園」って事で( ̄▽ ̄)
怪我の功名!?
人気が無くなったのを見計らいテントを設営していると、犬の散歩に来ていたオジサンに声をかけられました。
(慣れてるので) 大丈夫ですよ~^^
そう言うと、オジサンは立ち去っていきました。
テント設営数分後、再度オジサン登場。
震災の際は『石ノ森萬画館』の入り口の天井近くまで、水が押し寄せてきたそうです。
(今夜は99%津波が来ないとワタクシの勘が囁いておりますが・・・)
オジサン再び、
・・・そこまで言われたらならば仕方がない。
お言葉に甘えるか・・・( ̄ー ̄)
テント撤収後、教えてもらった商店街に向かい→案内して貰ったのは、使われていない店舗の二階。
現在は、オジサンも所属する石巻復興プロジェクト?の事務所になっているようです。
トイレや水道ももちろん完備。
毛布もあったので、寝袋を広げる手間もなく、ゆっくり休む事ができ、充電もOKな好環境。
考えてみれば、ペグを忘れず、萬画館見学をサクッと終わらせて他の町に移動となれば、オジサンと出会う事も全日食きむらの兄さんの話を聞く事も出来なかったでしょう。
屋根、壁のある所で寝れる幸せ。瓦礫の中で寒さに震える事なく過ごせる幸せ。こうして旅が出来る環境である事の幸せ。
【足るを知れ】そんな思いで終わった一日。
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走行距離 12.3km
- フェリー代 1200円
- ガソリン 427円
- 餃子とライス 440円
- 石ノ森萬画館入館料 800円
- 煙草×2箱 820円
- ペグ運送料 230円
- チキンカツカレー 299円
- ハンバーグ弁当 299円
- 牛乳 105円
計4620円
2023追記
石ノ森萬画館について
- 開館時間 9時~17時
- 観覧料 大人900円・中高生600円・小学生250円
- 休館日 火曜日 (GW・夏休み・冬休み・春休み期間は営業)
- 年間パスポート 大人2200円
1F映像ホール及び2F(常設展示室+企画展示室)のみ有料。3Fライブラリーコーナーは無料
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