てんやわんや王国の遍路小屋にて起床!

5時起床。

さすがコンクリートの建物!

今日は厚着する事なく、ぬくぬくと眠れました。

それとも宇和島の気候自体が温暖なのかもしれません( ̄▽ ̄)

ちなみに、こちらが今回のお宿の外観。

2012/11/ 5 7:54 昨夜の寝床

こちらが、内部。

畳の上で快適に眠りにつく事が出来ました。

2012/11/ 5 7:53 昨夜の寝床、内部

簡易トイレは覗いてみたら、見なけりゃ良かったってくらい大変な事になってましたw(;´Д`)

納豆+メンチカツ+白飯の朝食を摂っていると、6時過ぎから少し激しく雨。

歩きたくないが、行かねば帰郷に間に合わない・・・憂鬱じゃ・・・(-_-;)

(昨日の様子はこちら↓↓)

四国歩き遍路2巡目(第一部)43日目~やるときゃやるぜ!

2012年11月4日

出発!

雨が落ち着いてきた頃を見計らって、7時50分出発。

今日はどうしても必要が無い限り、山道には行かず、トンネル経由で進もうと思います。

前回の遍路では、全長1710m、交通量過多で排気ガス充満と悪評高かった松尾トンネルを避けて、松尾峠遍路道を選択しましたが。

地元の人の話では、バイパスが出来たので交通量も減り、広い歩道もあるから峠越えの三分の一の速さで行けるようで。

今回は迷わず、トンネルを利用させて頂きます( ̄▽ ̄)

・・・というわけで、本日のミッションとしては、まず10km先の別格を打って→更に10km先の四十一番札所を打つ。

そして、2.6km先の四十二番札所まで進み→納経に間に合っても間に合わなくても、寺の前にある東屋にテントを張る計画です。

理想を言えば、更に10km先の四十三番札所に限りなく近づきたい訳ですが。

途中には、回避は難しい鎖場付きの「歯長峠」があり、その辺の野宿環境をいまいち把握できていないが故の計画です。

まあ、いっちゃん野宿適地なのは四十一番の1km手前にある「道の駅 みま」なんですけどね~。

11/14の飛行機に間に合うよう、出来るだけ距離を稼がねばという感じで(;つД`)



区切り打ち遍路との出会い

松尾トンネルを抜けて、R56を北上。

9時半頃、雨が激しくなってきたので、通りがかりのスーパーで買い出しという名の雨宿り。

ベンチにてオヤツタイムをしていると、ワタクシの出発前に遍路小屋の前を通りかかり→峠に向かっていったオジサン遍路が到着しました。

オジサンは横浜から来た区切り打ちの宿遍路で、昨日、宿毛から打ち始めたとの事。

既に帰りの飛行機のチケットは取ってあるそうで、何が何でも決められた日時で松山にたどり着かねばならないのはワタクシと似たような運命。

今回は2周目で別格を含めて打っているってのも、これまた似たような運命ですw

(1度巡ると、再び行きたくなるのがお四国マジック!w)

オジサン遍路
宿も決めてあるし、前回は必死で回ったから。今回は、無理そうな時は公共交通機関もありだと思っている。

・・・というオジサンの言葉に。

ワタクシ
だよな~。今、大事な事は、帰りの飛行機に何がなんでも間に合う事だよな~。

ワタクシの心の中で、何かが芽生え始めた予感( ̄▽ ̄)


別格六番札所に到着!

11時半過ぎ「別格第六番札所 龍光院」に到着。

2012/11/ 5 12:56 四国別格二十霊場 第六番札所 龍光院の本堂

臨海山 福寿密寺 龍光院
  • 宗派 高野山真言宗
  • 創建 元和元年(1615年)
  • 開基 栄瑜上人
  • 本尊 十一面観世音菩薩
  • 四国別格二十霊場第六番札所、四国八十八ヶ所霊場四十番札所奥之院、南予七福神霊場第二番(毘沙門天)
  • 四国八十八ヶ所霊場開創発願の寺
  • 初代藩主として伊達秀宗が入部の際、宇和島城の鬼門に当たる地に鎮めとして建立。

御真言 おん まか きゃろにきゃ そわか

御詠歌 みめぐみの 杖をたよりに 有為の山 越えてもくもらぬ 月を見るかな

参拝・納経終了!

別格第六番札所 龍光院の御朱印

納経ついでに

ワタクシ
次の七番は、大困難ですよね~。どのルートが良いんでしょうね~。

・・・と、納経所のおばちゃんに聞いてみると、わざわざ七番まで電話をかけてくれ、ワタクシも代わってもらいました。

先方の話に依ると、寺は800mの山の上。道中通るのは主に林道。

別格七番間近で野宿出来そうな所は、寺から11km程離れた河川敷で、水とトイレは定かではない。

別格八番までの距離は20kmくらいとの事。

十二番札所 焼山寺」参拝の際は、たかだか6.6kmの登りでヒイヒイ言って一日がかりでしたので~。

ワタクシ
登山含めての31kmとか、さすがに無理w

(ちなみに十二番札所参拝の様子はこちら↓↓)

四国歩き遍路2巡目(第一部)6日目~死して屍拾う者なし!

2012年9月28日

救いは、八番札所の通夜堂に前泊し→途中の電車がうまくあれば往復20~26kmになるかも??って事でしょうか。

通夜堂に荷物を置かせてもらって、空身なら何とかなるやもしれん・・・。

電話が終わった後は、納経所のおばちゃんに「今後の勉強の為に、電話で聞いた話を教えてくれ」と、お茶と茶菓子を出されてしばらく長居。

最後は「これで何かを食べて」と300円お接待してくれました。

(実質、納経代はチャラにw)



四十一番札所に向かって!

そんなわけで13時出発!

四十一番札所までは9.9kmなので、16時過ぎにはたどり着ける予感。

納経所のおばちゃんと話し込んだ為、四十二番の納経には間に合わなくなったと思われます。

(なので、四十二番札所の前の東屋にテン泊し→翌朝、参拝予定)

宇和島市街地を抜けて、r57広見三間宇和島線を北上。

四十一番札所まであと5km程の地点で、車から降りて休憩中らしいオジサンがいたのでご挨拶。

すると「話を少し聞かせて欲しい」という申し出をされました。

オジサンは福島県の人だそうで、先程も、宇和島市内でワタクシを見かけたらしく。

その後、再度ワタクシを見かけたものだから、「なぜ四国遍路に来たのか?「歩いて四国を巡る心境などを是非聞いてみたい」と待ち構えていたらしい・・・(;´Д`)

何故、ワタクシが四国遍路に来たのかですと!?

ワタクシ
ただの道楽です!!(`・ω・´)キリッ

しかし、遊びに来てるだけって話では、なかなか納得してくれないオジサン。

最終的に「ワタクシの頭は、ちょっとイカレてるんですよw」と力説しておきましたがね!( ̄▽ ̄)

ようやく納得しててくれたようなオジサンは、別れ際、缶酎ハイをお接待してくれました。

そして、その後、Uターンしようとして人様のガレージの壁に車を激突させたオジサン・・・。

ガレージがコンクリート製で良かったですね~。

無事に福島まで帰りついて下さい!!(・∀・)


身の振り方決定~!!

福島県のオジサンを見送った後は、さらにr57広見三間宇和島線を北上し、旧三間町に入ります。

  旧三間町

  • みま米の産地として知られる穀倉地帯。
  • 毎年10月中旬~11月中旬まで「コスモスまつり」が開催される。

ちなみにオジサンとの出逢いで、四十一番の納経時間にすら間に合わなくなりました。

これは「道の駅に泊まれ」というお大師さんのお導きだと思います。

そんでもって、ワタクシの進む道も決まりました。

普通に歩けば、別格八番札所への到着は明後日11/7の昼。

松山市内到着が、上手くいって11/13と帰郷日の前日。

どうせなら土産を買ったり、道後温泉に行く時間を作りたい。

というわけで!

明日は四十三番を打った後、最寄り駅から大洲までワープして一日分の余裕を作ります!!

なんといっても11/14の14時頃には関空に到着!が、至上任務っすからw

身の振り方も決まった所で→16時過ぎ「道の駅 みま」に到着です。

4年前は、売れ残りの弁当を歩き遍路にお接待してくれる素敵な道の駅でしたが、どっかのバカ遍路のせいで今はやらなくなったとの情報。

それでもゲリラキャンプ地としては三ツ星クラス!

半額の弁当とパンを購入し、晩酌しつつ→21時頃就寝。


おまけ

2008年四国遍路での旧津島町~「道の駅 みま」までの様子はこちらで。

松尾トンネル手前の遍路小屋。正面外観。

四国歩き遍路38日目~ありがとうの心を持てば。

2008年5月14日

歩行距離 19.51kmくらい

お接待された物 お茶・お菓子・300円・缶酎ハイ

支出

  • 賽銭 2円
  • 納経 300円
  • 念珠玉×2 600円
  • パーフェクト野菜 280円
  • ゴボウサラダ・納豆・ハンバーグ・たこ焼き 486円
  • パン・弁当・発泡酒 515円

計2183円

本日の日記はいかがでしたでしょうか?

ちなみに「道の駅みま」にて、どこかの馬鹿遍路がやらかした行為とは!?

答えは『早く弁当をくれ』と自分から、弁当をねだりにいったでした。

欲張るとロクな事にならね~よな~って事で( ̄▽ ̄)

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つーわけで、To be continued!(・∀・)

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日常のあれこれと【四国歩き遍路2巡目(第二部)】はこちらで



2 件のコメント

  • > ただの道楽です !!

     これは遍路史に残る名言だ。