種崎千松公園キャンプ場にて起床!
6時15分起床。
松林の中なので風にも殺られず。
キャンプ場なので、ボヤボヤできるのが有難いです。
コーヒーなんぞ飲みながらの優雅な朝の一時を過ごします。
そして本日の初っぱなの選択は、フェリーに乗るか?橋を渡るか??
ちょっと先から県営の無料フェリーが出港していて、これに乗ると1.4㎞歩く距離を短縮できます。
前回は意地でも全てを徒歩で!・・・と、橋経由にしましたが、航路もまた遍路地図に乗っている昔ながらの遍路道。
昔のお遍路さんだって渡し舟に乗ったんですから、ワタクシも今回はフェリーで春野町入りしたいと思います。
というわけで、出発前に優雅に記念撮影など撮ってみつつ。
出発時した頃と比べて、金剛杖の長さもだいぶ短くなってきています。
(出発時→顎の高さ、現在→胸の高さ。木なので擦り減る。)
また「種崎千松公園キャンプ場」は、ホームレスが盛り沢山という触れ込みでしたが!?
チラ見した限り、テントは他に二張りくらいしか見かけず。
トイレも水洗でコンビニも近い、連泊したくなるくらい、とても素敵な公園でした。
(ちなみに昨日の様子はこちら↓↓)
再会!
9時48分、キャンプ場出発。
フェリー乗り場までは、すぐそこかと思っていましたが、そうでもなく。
さらに10時10分の便を逃すと、1時間を棒に振らないと行けなくなりそうなので焦るワタクシ。
結局、ギリギリで間に合いましたが・・・。
四国に上陸して、初めて走りましたw
いや~人間やればできるもんだw( ̄▽ ̄)
フェリーの中では、落武者青年と再会。
どうやら今夜目指すところは一緒らしいです。
通常は、寝場所=先着優先なので、野宿遍路の敵は野宿遍路なのですが、目指す三十五番の通夜堂は二間あるので安心です。
(前回の落武者青年との出会いについてはこちら↓↓)
5分程で対岸にたどり着き、三十三番まではノンストップ!休憩無しで向かいます。
三十三番札所に到着!
10時35分「第三十三番札所 雪蹊寺」に到着。
御真言 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか 御詠歌 旅の道 うえしも今は 高福寺 のちのたのしみ 有明の月 参拝→納経終了! 今日の分の納め札を書いたりなど雑用をこなし、11時20分、寺出発。 次の寺まで6.3km!(/・ω・)/ 11時37分、軽トラのオッサンから久々に車接待のお申し出。 もちろんお気持ちだけ頂き、徒歩あるのみ! 12時、さすがに疲れを感じて道端の日陰で休憩です。 こんな道路っぷちに転がっている石の上でも休むには充分ですわ。 12時20分出発。 北海道では見かけない花。 ケイトウと言うそうです。 ケイトウ・・・鶏頭・・・とりあたま・・・なるほど鶏のトサカに似てるw 13時、「第三十四番札所 種間寺」に到着。 御真言 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか 御詠歌 世の中に まける五穀の たねまでら 深き如来の 大悲なりけり 参拝・納経終了。 納経所のオバサンに「歩きか?」と聞かれたで、「ハイ!」と答えると「それは偉い!」とジャガリコをお接待してもらいました。 まあ、好きでこの生活をしてるんですがw ありがとうございます○┓ペコリ 弁当を半分食べて、13時35分出発。 次の寺まで9.8km!(/・ω・)/ ※種間寺は御朱印しかアップしてませんが、どうも本尊の御影は1巡目も2巡目も頂いていないっぽいデス。 納経所のオバサンの話に依ると、三十五番札所までは9.8㎞。 通常は3時間の行程だそうです。 ・・・とすると、普通の並足のお遍路さんなら16時半くらいの到着。 普段のワタクシのペースだと×1.5倍の4時間半・・・到着推定時刻は18時~!?(;゚Д゚) なんとしてもお寺が閉まる17時までに、三十五番札所へ辿り着かなくては!! その後は「歩幅大きく!回転数早く!!休み少なく!!」で、なりふり構わず歩きましたともさ!(;つД`) 途中にあった秋桜畑。 どうやら観光名所のようです。 遍路道から数十mしか離れていなかったので寄ってみたわけですが。 残念ながら、お花畑を駆け回る錯乱した娘さん等は見かけませんでした( ̄▽ ̄) 暑い日射しの中、歩き続け14時33分、土佐市に突入。 三十五番札所までは、あと5.3㎞。 普段のワタクシ基準では、脅威的なレベルの歩みですw ただ、暑いといっても上陸したての徳島よりは、確実に秋の気配が濃くなっておりますので。 以前程のダメージを受けずに歩ける環境というのもミソかと思われ。 納経時間内に着けるか否か!? 途中で迷子になり、地元の方に助けられつつも、ようやくお寺が目視できる地点に到着。 あの山の中腹あたり・・・。 そうです、今日のハイライトは山登り!・・・トホホ( ̄▽ ̄;) 寺の近辺には買い出し出来る場所も当然ない為、途中のコンビニで買い物、一休み。 最後の上りの歩き遍路道は、結構な急傾斜で、一歩一歩がとても辛い。 息も絶え絶えで「第三十五番札所 清瀧寺」の仁王門にたどり着いたのが16時9分。 もちろん、座り込んで一服させてもらいましたw しかし・・・仁王門の先にはまだ続きが。 結局、本堂にたどり着いたのは16時22分。 御真言 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか 御詠歌 澄む水を 汲めば心の 清瀧寺 波の花散る 岩の羽衣 苦手な山登りもありましたが、それでもかかった時間は2時間47分。 平均時間以下で到着する事が出来ました。 恐らく、朝のフェリーに間に合わなければ、時間内にたどり着く事はできなかったでしょう。 さすが、お四国!上手く流れが回っています!!(・∀・) そんなわけで、参拝・納経も無事終了。 ちなみに清瀧寺の住職さんは優しい人と有名らしく、のちほど通夜堂で再会した落武者青年は、15時くらいから通夜堂入りさせてもらっていたそうです。 洗濯などしつつ、夕食は弁当の残りの白米&トミーちゃんから頂いたお茶漬けの素で軽く済ませ→21時過ぎに就寝。 明日は早起きするぜ! (ちなみにトミーちゃんについてはこちら↓↓)
おまけ 2008年四国遍路での「三十三番札所」~「三十五番札所」までの様子はこちらで。
歩行距離 17.09㎞くらい 計1367円 本日の日記はいかがでしたでしょうか? 三十五番札所の通夜堂は、電気有り・水有り・流し有りで小綺麗な和室が二間。 寝場所争いを心配する事無く利用させて頂けます。(近くに店は無いので事前の買い出し必須) 次回も、とあるミッションの為に頑張ります!( ̄▽ ̄) お帰りの際は、清き2票を投じて頂けると嬉しいです。 つーわけで、To be continued!(・∀・) 「ブログ村」と「ブログランキング」のランキングに参加中。 お帰りの際は、バナーを応援クリックして頂けると多々感謝!(それぞれ、1クリック=1票ゲット。順位向上にご協力お願いします)( ̄▽ ̄)
三十四番札所に向かって!
三十四番札所到着!
三十五番札所に向かって!
高知市から土佐市へ!
三十五番札所到着!
お接待された物 ジャガリコ