プロローグ
職場が移転→それに伴う引越し作業の為、9/14~9/15と2日間の連休ができました。
さらに、先日購入した永久保証付きのナンガの寝袋。(快適使用温度0℃ 使用可能限界温度-5℃ 総重量790g)
叶うならば、ずばり!限界に近い温度で試したくなるのが人としての性でしょう。( ̄ー ̄)
そして、肝心の行き先ですが!
- 1泊2日なので近場限定。
- キャンプ場には露天風呂併設が理想。
- 寒冷と言えば高所。
この3つの条件を満たし得る場所・・・。
行く先は上富良野町の吹上温泉にある「白銀荘前キャンプ場」に決定デス!(・∀・)
平均標高112mの旭川から標高1200mの「白銀荘前キャンプ場」その差はざっと1100m弱。
標高が100m上昇すると気温は0.6℃が下がるそうなので、単純計算してもここより6.5℃は低い気温。
なかなか期待できそうです!
当日の天気と問題点
しかしながら、問題が一つ。
9/14、9/15と両日共に天候が芳しくなく。
当日の旭川近辺の天気は、夜9時頃から雨の予報。
キャンプ初日は問題無いとしても、翌日は1日雨予報なのが気になります。
来年に延期か、強行軍か大いに迷いましたが、要はテント設営時と撤収時に降ってなきゃ、なんとかなるわけで( ̄▽ ̄)
加えて、悪天候=より一層、寒冷な論法。
美瑛の白金方面のピンポイント予報を見ても、旭川と然程変わらない空模様でなんとかなりそうな感じ??
耐寒実験開催決定でーす!!(・∀・)
プチカブ旅出発!
とりあえず、近場なのでお昼過ぎに出発。
天気は晴れ時々曇り、今回は道の駅スタンプラリーという足枷もないので、満喫しまっせ~。(・∀・)
まずはいつものごとく、r1160旭川旭岳温泉線~r213天人峡美瑛線の東川町経由で美瑛町方面へ。
最近よく耳にする話題のスポット「就実の丘」へと向かってみます。
「就実の丘」は旭川市西神楽地区に広がる丘陵地帯の中にあるそうで。
ジェットコースターのようなアップダウン道路、大雪山連峰や旭川空港、旭川・美瑛市街地の遠景など、変化に富んだ風景を望める景勝スポットとの事です。
ルートは、旭川空港側からと北美瑛方面の就実八幡神社側からの2ルートがあるそうですが、今回は北美瑛側からのアタック。
しかし、八幡神社から程近い地点であえなく通行止め→行き着く前どころか、初っ端で終了。また次回への宿題となりました。
気を取り直し、美瑛市街地で美瑛産小麦のフランスパンなどを買い込み、r966十勝岳温泉美瑛線にて先へ進みます。
白金温泉プチ観光!
15時過ぎ、ここまで来たなら外せない鉄板の観光地。お約束の「青い池」に今年二度目の到着。
観光客だらけなのは言わずもがな、すでに昔程の神秘的景観は薄れ、青緑の水と薄汚れた白樺の池と化してます。
(ちなみに前回探訪の様子はこちら↓↓)
15時半過ぎ、標高600mの白金温泉郷に到着し「白ひげの滝」にもお立ち寄り。
「白ひげの滝」は落差30m、滝幅40mの潜流瀑(伏流水が岩壁の割れ目などから出て流れ落ちる滝)
渓谷の断崖の岩の隙間から細く数多く流れ落ちる滝水が白い髭にみえることから命名されたそうで、なかなかの壮観デス。。
思えば先ほどの「青い池」も昔はこんな色合いだったわけで・・・( ̄▽ ̄)
十勝岳火山砂防情報センター見学!
ついでに、十勝岳が噴火した際には、住民や観光客が避難するというシェルター仕様の階段(286段)を登り「十勝岳火山砂防情報センター」にも立ち寄ってみます。
「十勝岳火山砂防情報センター」は、1988年(昭和63年)12月の十勝岳の大噴火後、白金地区の住民の簡易避難場所として1992年(平成4年)10月にオープン。
通常時は、十勝岳や噴火の概要を3Dシアターで疑似体験したり、火山や砂防に関するあれこれを学べるようにもなっています。
3Dシアターで見た、時速60kmで進む火砕流の映像は迫力満点で、今ここで噴火が起こったら速攻でお陀仏になる事間違いなしだわな~と思いました(・∀・)
とりあえず、無料施設としてはなかなかの良物件。箱物好きとしてもおススメの一品デス。
(大正15年5月の十勝岳大噴火を題材にした、三浦綾子さんの著書「泥流地帯」もおススメ!)
美瑛町から上富良野町へ!
「十勝岳火山砂防情報センター」を出た頃から小雨が降り始め、雨仕様の装備に。
しかしながら、前回の旅では、台風接近の最中ですら連日走り続けたワタクシです!
これしきの雨がなんぼのもんじゃい!!と活を入れ先に進みます。
目指すはあの山々のどこか、多分中腹らへん!?
そんなわけで、走り始めて間もなく。白金温泉からすぐの望岳台を過ぎれば、そこは上富良野町です。
16時半過ぎには目的地の「白銀荘前キャンプ場」に到着。
平日なうえ、今夜は雨ですから。車中泊組がちらほらいるくらいで、キャンパーは見事に誰もいないw
ちなみに「白銀荘前キャンプ場」は、隣接する「吹上温泉保養センター白銀荘」が管理していて利用料は500円。
トイレも水洗だし、なかなか小奇麗な芝生サイトで、なんといってもロケーションがまた良し。
天気が小康状態のうちにテントを設営し、無料の野天「吹上露天の湯」を見に行ってみるとオッサン二人、水着カップル1組、見物だけの観光客がちらほら。
とりあえず、今夜は「白銀荘」の露天風呂に入り、「吹上露天の湯」は明日未明に突撃じゃーい!
キャンプ満喫!
そんなわけで「吹上温泉保養センター白銀荘」ですが、入浴料は600円。
自炊施設も完備されていて、素泊まり一泊2600円で宿泊もさせて頂けるようです。
岩風呂・ジャグジー・寝湯・打たせ湯・サウナなど基本的な内風呂の他に、広々とした露天風呂や水着着用の混浴露天(滑り台付き)まであって、まるでお風呂のデパートのよう。
またもや降り出した雨の中でしたが、たっぷりと露天風呂を堪能する事が出来ました+。(*′∇`)。+゜
風呂上りは、下界で購入した、バゲット・ハンバーグ・チーズをツマミに発泡酒・ワインで読書をしながらの晩酌。
雨さえ降ってなきゃ、大手門の肉で焼肉しつつ・・・だったのに、ちと残念。
気温19℃と期待したほど耐寒実験の条件は整いませんでしたが、良い頃合に酔っ払けたので、早い時間に就寝。
2019追記
十勝岳火山砂防情報センターについて
- 営業時間 5月~10月は8時半~17時、11月~4月は10時~16時
- 入館料 無料
- 休館日 5月~10月は無休、11月~4月は毎週火曜日(12/28~1/6は休館)
施設内工事の為、しばらく休館していたようですが、令和元年12月11日(水)から開館との事。
白銀荘前キャンプ場について
- 開設期間 通年
- 料金 夏季はテント一張り500円、タープ一張り500円。冬季は無料(水場・トイレは使用不可)
- 水洗トイレ、白銀荘内に売店有り、白銀荘周辺にWi-Fi有り、ゴミは持ち帰り。
- 温泉施設隣接、無料露天風呂まで500m
吹上温泉保養センター白銀荘について
- 営業時間 10時~22時(最終入館21時)
- 入浴料 大人700円、中高生500円、小学生300円
- 休憩室有り、自販有り、売店有り
- 泉質 酸性-ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉
自炊の宿泊施設として、登山・湯治・各種研修の場としても利用可。
- 宿泊料 大人3100円、中高生2100円、小学生1500円(11月~4月は暖房料として1泊150円加算)
- 炊事室有り、食堂有り、飲食物持ち込み自由。定員70人
- 各種飲み物・おつまみ・カップめん等の販売有り
- 館内焼肉禁止
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