初秋の北海道カブ旅出発!
朝から快晴!旅日和!!
しかし、台風12号が真っ直ぐ北上し、明日から数日雨に降られる可能性も大。
台風よ頼む、大陸に抜けてくれ・・・(;´д`)
いつもより若干早い10時20分に自宅を出発。
そして、いつものようにR12旭川新道→r98旭川多度志線にて旭川脱出。
途中のPAで、ダンプの運ちゃんに気をつけて走れよ~!と応援されつつ。
本日は、なるべくマイナールートを選び、北に向かおうかと思います(・∀・)
オロロンラインへ!
r98→R275空知国道で、深川市を抜けて沼田町へ。
さらにr549沼田峠下線を通って留萌市へ。
その後、R233留萌国道からr550小平幌糠線を北上しつつ→小平町に入り、R232天売国道(オロロンライン)へ。
もちろん、小平トンネル迂回ルートを選択し、ようやく日本海とご対面です。
台風が来るか来ないかの瀬戸際と思えないほどの空と海の青さ。波も穏やかで絶好のツーリング日和!!
本日のランチはこちら!
13時過ぎに「道の駅 おびら鰊番屋」に到着→スタンプゲット。
チャリダーの男の子が休憩中だったので話しかけてみると、地元→稚内空港まで飛行機輪行→九州の佐多岬を目指す日本縦断大学生デシタ。
頑張れ!!(・∀・)
お腹も空いてきたので、道の駅併設の「レストラン鰊番屋」にてオススメらしい「にしんそば(850円)」でモグモグタイムにいたします。
残念ながら味は普通。やはり「にしんそば」はワタクシの味覚のツボに入らんわ~と改めて思いました。
(先日もにしんそばについて、とやかく言ってたなとw↓↓)
食べ終わって外に出ると、大学生チャリダーの姿はすでになく、入れ替わりで新たなチャリダー3人組がベンチと地べたで寝ていましたw
起こさないようにそっと出発。
小平町から苫前町へ!
苫前町に入り、R239霧立国道→r1049苫前小平線(ベアーロード)にて向かった先は「三毛別羆事件復元地」
こちらは、「羆嵐(くまあらし)」というフィクション小説の舞台となった実際の事件現場を復元した場所との事。
ワタクシはまだ未読なれど、要は「北海道開拓の黎明期に、人の肉の味を覚えてしまった羆が、村人を何人も血祭りにあげていき→最後に退治される物語」だと思われマス。(あくまで推測)
アイザック・アシモフの全巻を読みおわった後は、三浦綾子の泥流地帯と共に読んでみたい本の一冊デス。(・∀・)
三毛別羆事件復元地探訪!
14時半頃「三毛別羆事件復元地」到着。
復元された当時の住居は、見た目はアイヌの住居とたいして変わりません。奥の熊、さすがにデカすぎだろうとww
そして小屋の中身は荒れ放題。(羆に荒らされた設定??)
ちなみに「三毛別羆事件復元地」の全体像はこんな感じ。
いつ森のくまさんに遭遇してもおかしくない、人里離れた森の中にポツンと佇んでおります。(※r1049苫前小平線は、小平方面に通り抜けられま線)
樹肌に残る、羆の引っ掻き傷。
とりあえず、特に事件の全容が解るような展示も無く。
全体的にずさんな管理と造りで一度行くだけで十分かなと思いました。(当社比)
まあしかし、訪れる事に意義がありかとw( ̄▽ ̄)
r1049→R239と戻り、R232へ!
片道23kmの道を走り、再びオロロンラインへ戻ります。
道中見かけた苫前町古丹別の床屋の看板「とこやはどこやここや」
そして、役場前の「とままえだベアー」を横目に、「道の駅 風Wとままえ」に到着→スタンプゲット。
苫前=だじゃれの町という認識を新たにしましたw
ちなみに「道の駅 風Wとままえ」のネーミングは決して笑ってるわけではなくww(←これ)
「苫前夕陽ヶ丘風力発電所・風来望」「苫前グリーンヒルウインドパーク」「苫前ウインビラ発電所」と3つの風力発電所(総出力52800kw)を町内に抱える事から。
「風+電力(W)」→「風W(ふわっと)」と名付けられたものかと思われます。(だじゃれの町なので!)
苫前町出発!
当初は「道の駅 風Wとままえ」に隣接する「とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場(500円)」に泊まり→明日は近くの「ココ・カピウ」にて評判のウニ丼を食べつつ→更に北上の予定でしたが。
まだまだ進める時間なので、先を急ぎく事に致しマス。
嗚呼!幻のココカピウのウニ丼の味や如何に!?憧れが募る・・・。
ちなみに「道の駅 風Wとままえ」でも、日本一周だか縦断だかのおじいさんチャリダーと出会いまして、北海道を制覇すれば結願との事デシタ。頑張れ!(・∀・)
苫前町を抜けて羽幌町へ!
まずは「道の駅 ほっと・はぼろ」にてスタンプゲット→さらに北を目指します。
羽幌町から、その先の初山別村に至る丘陵地帯。
先程のおじいさんチャリダーも、ガッツリくたびれ果てていましたが、果てしのない丘、丘、丘!さらに丘!!と、昨年のチャリ旅で走行した際は、ワタクシもえらく苦労したものでした(;´д`)
ここで休憩したな~とか、差し入れもらったな~など一期一会の思い出が一気に甦りマス。
(ちなみに、昨年の様子はこちら↓↓)
もちろんカブちゃんで走るオロロンラインは、爽快!の一言に尽きますですわ~(・∀・)
羽幌町から初山別村へ!
R232をさらに北上し「道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつ」に到着→スタンプゲット!
こちらでは、ハーレーのオジサンがやって来て「さっきの道の駅にもいたよね。速いね~」と話しかけられ、しばしの雑談。
ハーレーオジサンは留萌の方だそうで、ワタクシと同じく、道の駅スタンプラリーの全制覇を目指しているそうです。
話しこんでいると、近くのベンチで爆睡していたチャリダーが起き出してきて雑談に参加。
チャリダー君は、8/10に北海道に上陸→反時計周りで北海道一周開始→知床の民宿で1週間バイトをしつつ→今に至るとの事。
もしや、チャリ旅界の今の旬は反時計周り!?(;゚Д゚)
ワタクシも時計回りの北海道一周が終わった暁には、逆回りにも挑戦してみたいと思いマス。( ̄▽ ̄)
チャリダー君は、明るいうちはベンチで休憩して、暗くなってから「道の駅 ほっと・はぼろ」に向けて走り始めると言っておりましたが。
チャリの子の闇夜の走行は非推奨やで~。健闘を祈る!(・∀・)
ハーレーオジサンを見送り、しばらくしてからワタクシも出発。
初山別村から遠別町へ!
お次の目的地は遠別町の「道の駅 富士見」です。
閉館時間の17時にギリでたどり着くと、先ほどのハーレーオジサンがまだいるではないですか~。
もう来たの!?とビックリされましたが、ワタクシ、時間をおいての出発な上、最大でも70km走行。
オジサンが遅すぎなだけではないかと思われます。
230kmまであるメーターの役割は??と突っ込んでみると、今回はスピードを出す練習を兼ねてのスタンプラリーだそうです。
不勉強で申し訳ないのですが。バイクって、スピード出すのはアクセル回すだけっすよね!?(;´д`)
遠別町から天塩町へ!
ハーレーオジサンとは、なんだかんだで次の天塩までは自然に並走という流れになりました。
カブちゃんとハーレー様、世にも珍妙な凸凹コンビで「道の駅 てしお」に到着→スタンプゲット。
そんなわけで、ワタクシの本日のミッションはこれにて終了。
あとはお馴染み、天塩町内のライダーハウスにて、明日の台風を迎え撃つのみザンス。
留萌に戻るハーレーオジサンを見送りつつ、ワタクシもライハへ向かいます。
ちなみに、オジサンから頂いた名刺には「北海道ハーレー警ら隊 旭川方面警ら隊」と書いてありました。
さらに、毎年、富良野の「山部自然公園太陽の里キャンプ場」で行われている「北海道ミーティング」にも参加されているそうです。
山部といえばキャンプ場の向かいにあるバス(旅人情報交換所)。バスといえば土地の持ち主の佐藤さん。
ワタクシも以前、「北海道ミーティング」に出す出店の手伝いに来いと1000円札を握らされた事がありマスw
多分、いずれまたどこかでお会いする事もあるでしょう。
オジサンよ!立派な警ら隊員に育ってくらさい!!(・∀・)
(前回の山部探訪の様子はこちら↓↓)
本日の寝場所到着!
「道の駅 てしお」を出発して間もなく「鏡沼海浜公園キャンプ場」のライハに到着です。
さすが明日は雨、本日の宿泊客は、ライダー3名&チャリダー1名、そしてワタクシの総勢5名と、この時期にしては多いような!?
そして、今夜の女子小屋同宿は、月単位で北海道に沈没中。from大阪の女子ライダー「トミーちゃん(愛機は赤のVTR)」
お隣のプレハブ小屋にも、from岐阜の長期沈没ライダー「みやさん」と、from名古屋のライダー「ケン坊」
反対隣のプレハブ小屋には、稚内まで飛行機輪行→宗谷岬に行って→天塩にたどり着いた、大学生チャリダー。
皆様、稚内~天塩間の間にすでにお知り合いになってたらしく(防波堤ドームに連泊してたらしいw)
夜の宴会にはワタクシも混ぜて頂きました(・∀・)
やはり、天塩のライハには酒宴が付き物!出会いの天塩マジックざんす!!w
(ちなみに、前回宿泊した際の様子はこちら↓↓)
とりあえず、今日は一期一会の機会も多く、楽しい1日が過ごせたなと。
1時過ぎまで酒宴が続き、酔っ払って就寝。
道の駅スタンプ6ヶ所GET!
- ガソリン 370円
- にしんそば 850円
- ライハ宿泊費 200円
- 日本酒、発泡酒、ムシリカンカイ、チーズ、ザンギ 2120円
計3540円
2019追記
三毛別羆事件について
1915年(大正4年)12月9日~14日にかけて、体長2.7m、体重340kgの蝦夷羆(エゾヒグマ)が数度にわたり民家を襲撃。
開拓民7名が死亡、3名が重傷を負う、熊の獣害としては日本史上最悪の被害を出した事件。
事件を受けて討伐隊が組織され、問題の羆が射殺されたことで事態は終息。
事件を元に書かれたドキュメンタリー小説がこちら。
冬眠の時期を逸した人食い羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害!自然の猛威の前で、なす術のない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する老練な猟師の姿を浮彫りにする、ドキュメンタリー長編。
(発売日:1982/11/29 文庫272ページ)
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