道の駅 ルート229元和台にて起床!
案の定、一晩中雨が降り続きました。
しかも結構な土砂降り。
昨日のおじさんありがとう! (・∀・)
9時過ぎ、雨も上がり出発です。
熊石でアワビを食べそこなったのが心残りですが、またいつか!
R229檜山国道からr1061旭岱烏山線へ
まずは、r1061沿いで「生命の泉」という湧き水を発見し、ペットボトルに水補給。
こちらは、以前から地域の人々が活用していた湧水を、北海道南西沖地震(1993年)を教訓に災害時の貴重な給水施設として整備したものだそうで。
乙部町内の5ヶ所に設置されているとの事です。
神の木に逢いに行こう!
そんなわけで、本日のミッションは全国森の巨人達100選にも選ばれた「連理の木 縁桂」です。
地元の人には御神木として扱われ、全国から参拝客もやってくるんですってよー。
林道の入り口で、山菜採りの老夫婦に出会いご挨拶。
「縁桂」まで行く旨を伝えると、「熊が出るので一人は危険、やめておけ」と言われました。
また熊か・・・(;´д`)
しかも、何kmも歩かないと辿り着けないような事も言ってます。
また山ガールか・・・(;´д`)
さらに、今朝は朝御飯をまだ食べてません。
ワタクシ的には駐車場完備で、すぐそこ的なイメージでしたが世の中そんなに甘くはないようです。
しかし!ここでやめればヘタレ冒険者の名がすたる!!
とりあえず、行けるとこまで行ってみまーす!(・∀・)
・・・と、その場にカブ放置で歩き出すヘタレ冒険者。
だって林道ですし、荷物が今までの倍だから、下手すると帰ってこれない可能性もありますし。(;´Д`)
石橋は叩いて渡るのが信条デス。
ちなみに今回の荷物は、こんな感じです。ホムセン箱+リュック×3みたいな( ̄▽ ̄)
探索スタート!
しばらく歩くと縁桂まで続く遊歩道に遭遇。案内板には「縁桂まで1000m」と書いてあります。
その他、「熊が出没する場合もあるので、鈴かラジオ使用の事」みたいな。
出没注意という事は、先日の生息域よりはデンジャー度は低い模様。
賀老高原が第一級デンジャーゾーンだとすれば、こちらは二級レベルかなという予感です。
(第一級デンジャーゾーンについてはこちら↓↓)
しかも道はきちんと整備されていて、ごく一般的なトレッキングコース。
さらに200~300m事に鐘があり、人間様のお通りを畜生共に知らせる事ができるシステムとなっておりますw
それでも念の為、ラジオと同行二人で先を急ぎ、縁桂とご対面。
神々しい!
案内板によると、樹齢500年、高さ40m、周囲6.1及び5mだそうです。
空腹でも歩き続けたかいがありました(・∀・)
(※遊歩道入口までは車で行けます)
スタート地点まで戻る途中、林道を歩いていると、先程の老夫婦の車がやって来ました。
どうやら、熊に襲われていないか?様子を見に来てくれたようです。
心配かけて申し訳ない(>_<)
昨日といい今日といい、乙部町は優しい人柄の方ばかりの町だなという印象となりました。
乙部いい町一度はおいで(・∀・)ノ
(縁桂までは結局、往復50分くらいで行って帰ってこれました)
乙部町から厚沢部町を抜けて、江差町へ
その後、R229に戻りさらに南下。
東洋のグランドキャニオンを自称する「館の岬(たてのさき)」を眺めつつ・・・。
「館の岬」は、はるか昔に海の底で地層が堆積し、地殻変動で隆起した岬だそうで、白亜の断崖と磯一帯の奇岩が美しい調和を見せているとの事。
グランドキャニオン?まあ、言ったもん勝ちだなと( ̄▽ ̄)
さらに、スタンプゲットの為だけに立ち寄った「道の駅 あっさぶ」でミニトマトに舌鼓を打ちつつ・・・。
R229→R227大野国道にて、「道の駅 江差」にお立ち寄り→スタンプゲット。
その後、次のミッションの地である江差町市街地に到着しました。
江差町プチ観光!
江差町は北海道の中でも古くから和人が訪れ、最も早く開港した港町の一つで、数多くの歴史的・文化的遺産が残された町との事です。
「歴史を生かすまちづくり」として、昔ながらの町並み造りを目指し整備された「いにしえ街道」をそぞろ歩いてみました(・∀・)
まずは、「旧檜山爾志郡役所」をパチリ。
北海道庁の出先機関である郡役所と警察署の業務を執り行なう建物として、1887年(明治20年)に建てられたそうです。
今は「江差町郷土資料館(大人300円)」として公開されているようですが、見学はまた次の機会で。
お次は「横山家」をパチリ。
こちらは、漁業・商業・回船問屋を営んでいた「横山家」の店舗兼住居で、1822年(文政5年)に建てられたものだそうです。
現在も8代目当主がお住まいで、屋内の見学(300円)や名物の「にしんそば(900円)」の提供もしているとの事。
この「にしんそば」を食べようかどうか迷いましたが、昔、京都で食べたニシン蕎麦がたいした味ではなかった為、いまいち乗り気になれず。
ここもまた次回の機会にしておきたいと思います。
(※2019追記 2018年3月に8代目当主が死去した為、同5月31日から休館中)
最後は「旧中村家住宅」やその他の旧建物群をパチリ。
これらも江戸末期や明治20年頃に建てられたものだそう。
主屋・文庫倉・下ノ倉・ハネダシという4棟が一列に連なって建てられている「旧中村家住宅」もまた、入館料300円で施設内美を見学できるようです。
そんなわけで、江差町はあちらこちらに見所があり、素通りするのは勿体ない町だという事がわかりました。
いつの日か再訪してジックリと堪能したいと思います。
再見!(・∀・)
R227からR228松前国道を南下
江差町市街地を出て間もなく、本日の宿泊予定地がある、上ノ国町へ到着です。
まずは「道の駅 上ノ国もんじゅ」に向かい、スタンプゲット。
さらに道の駅2Fの併設レストラン「グルメブティックもんじゅ」にて、大人気の「てっくい天丼(880円)」を注文。
ちなみに「てっくい」とは、この辺りで捕れる天然ヒラメのこと。
丼の上には、ヒラメ天×2・大葉天・ナス天・椎茸天が載っけ盛りで、味も普通に美味い!!(・∀・)
さらに付け合わせのトコロテン小鉢も油っぽさを相殺してくれてイイ感じ。
もちろんオーシャンビューな景色もご馳走デス。
余談ですが、先日読んだ新聞にて「福島原発関連の記事にて、漏れ出た放射性物質が海底に蓄積→今度はヒラメも危ない云々」と読んだ記憶がありましたので。
これは食べておかねばならんでしょうの法則で注文してみましたが。
ホント、この先、人類の未来はどうなって行くのでしょうねぇ~(-_-#)
今夜の寝場所はこちら!
「てっくい天丼」で腹を満たした後は、道の駅にほど近い「夷王山キャンプ場(無料)」へと向かいます。
時間は少々早いが、昨夜から正直寝不足気味。今日はゆっくり休養しまっせ~。
途中、「北海道夜明けの塔」という展望台?に寄り道しつつ・・・。
(上ノ国町開基800年を記念して建設されたシンボルタワー。展望台の高さは800寸(24.24m))
「夷王山キャンプ場」に到着すると思ったとおり誰もいない。
・・・とその時、サイクリング中らしい男性がやってきたのでご挨拶。
どうやら地元の方のようで、ここでキャンプ予定と伝えると、「先日、熊が出没し、町の幼稚園の遠足が中止になったばかりだからあまりお勧めしない」との事。
またもや熊・・・(;´д`)
ワタクシの勘では第三級デンジャーゾーンレベル・・・しかし世間には三度めの正直という言葉もあります。
内心迷いながらも、近場の入浴施設情報を聞いてみると、iPadまで取り出して道を教えてくれた上、極めつけは「隣に公園もあるよ」という聞き捨てならない一言です。
荷物も下ろしてない事だし、三度めの正直!?従った方が良い予感!(・∀・)
寝場所到着!
男性に別れを告げ、温泉に向かってみると、なるほど!水場あり、トイレは水洗、なんと東屋まで揃っています!!
向かいには消防署もあるので、治安もばっちりさ!
水とトイレのある処、其れすなわちキャンプ場なり!!
ワタクシの代から伝えられる家訓に従い、今日はここ天の川の畔に広がる「花沢公園」にてゲリラキャンプ決定でーす\(^_^)/
夷王山では、キツネと遭遇したので熊も普通にいるのかもね!
テント設営後は歩いて1分の「花沢温泉 簡易浴場」へ。
入浴料は、なんと200円なり!
こじんまりだけど露天の岩風呂もあり最高!
ゆったり疲れを癒せました(・∀・)
自転車の男性ありがとう!
野菜不足を実感してきたので、セイコーマートのレタスミックスサラダとチキンナゲットをツマミに酒→就寝。
オマケ。夷王山から上ノ国市街地を一望。
これなら、熊もいるかも!?
走行距離 70.1km
支出
- 江差町のオカモトセルフで給油 ???円(リッター147.8)円)
- 道の駅あっさぶにて元気な農家トマト 150円
- おにぎり 126円、茶 98円
- てっくい天丼 880円
- 酒とツマミ・ナイロンタオル・タオル 1061円
- 温泉入浴料 200円
計2973円
2019追記
連理の木 縁桂について
林野庁の「巨樹・巨木百選」に道南で唯一指定されており、さらに、「訪ねたい神秘的な巨樹」として全国で2番目に選ばれた巨樹。
地上約7mのところで2本の枝が結合していることから「連理の木」としても知られ、この木に触ると良縁に恵まれると地元で崇められているそうです。
グルメブティックもんじゅについて
- 営業時間 4月~10月は11時~20時(Lo 19時半)、11月~3月は11時~19時(Lo 18時半)
- 定休日 月曜日
2019時点での「てっくい天丼」の値段は980円。
「もんじゅ」の由来は、旧地名の「文珠浜」から名付けられたとの事。
さらに「文殊浜」の由来は、眼下の岩が「文珠菩薩」に似ていることや、 その岩陰に「文珠菩薩の像」が奉られていたと伝えられていることからだそうです。
花沢温泉 簡易浴場について
- 営業時間 9時~21時
- 休業日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、12/31~1/2
- 入浴料 大人200円、子供(12歳未満)100円
- 露天風呂有り、休憩所有り、売店無し。
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