明治公園にて起床!
マジで極寒の夜から無事生還。
今日は根室半島一周だけなんで距離も40㎞ちょっと。
楽なもんです。
公園でぼやぼやしていると、車中泊のオヤジに話しかけられまして。
夏の間中、北海道に滞在しているようですが、何日も同じ場所に沈没して、やる事といえば図書館でDVDを見る事だけらしく。
旭川の図書館はDVDを一本しか見せてくれないと苦情を言われましたが・・・そんな事、ワタクシが知るか~!!(-_-#)
多分、新手の浮浪者対策だと思われ。
以前、誰かに「キャンプ場で沈没→それこそ日がな一日Aコープのベンチでボーッとしてる人」についての感想を求められた事がありましたが。
今だからこそ言えます!
年金暮らしでもない限り、暇でブツブツ言うくらいなら働け!!(-_-;)
年金暮らしでも、建設的に生きろ!!(-_-;)
とりあえず、茶志骨で頂いたウドンにカレーをぶっかけて腹を満たし、10時に明治公園を出立です。
r35根室半島線へ!
本日はオホーツク側から日本最東端を目指しますが、せっかくのサイクルコンピュータを無駄にしないように、1km毎の標識ごとに立ち止まり、タイヤの周径の設定を調整しつつの行軍。
途中、咲き誇る檜扇菖蒲(ヒオウギアヤメ)の花々。
根釧台地の牧場(ホントはホルスタインが多い)
遅々とした行程でしたが、それでも、お昼過ぎには本土最東端、朝日に一番近い納沙布岬に到達できました。
日本最東端到着!
何回か訪れてはいますが、まずは愛チャリと一緒に記念撮影をば。
そして本土最東端の灯台。
そして、待ってましたの「鈴木食堂」
ワタクシ、ここの名物である「生サンマ丼セット」にえらく感激して二年連続で訪れた事もある名店デス(・∀・)
店の前を通りがかると・・・救急車が停まっていて、人を搬出している真最中。
シャッターが下りているので、営業はしてないご様子・・・。
見覚えのあるチャリがあったので、中を覗いてみると、昨日の女性チャリダーと、留守番らしきお爺さんがおりました。
詳しく事情を伺うと、昨夜からお店のオバチャンの具合が悪く、一晩中吐き続け→先程とうとう倒れてしまったとの事。
女性チャリダーが来た時も横になっている状態でしたが、カニ汁無しの生サンマ丼だけなら・・・と作ってくれたそうです。
息子さん方も、まだこの夏は仕事の関係で来れてないそうで、再開の見通しは立たず・・・。
土産を買うために入った近くの店舗のオヤジ曰く、体調不振や経営的な問題で今年の営業をするかどうか自体も最後まで迷っていたそうです。
あんなに有名な店なのに、もしやここにも震災の影響が!?
無くすには惜しい名店なので、早く元気になって、またあの絶品生サンマ丼セットを食わせて頂きたいものデス。
(鈴木食堂の前回の探訪&2018時点での店舗詳細についてはこちら↓↓)
ちなみに女性チャリダーは美瑛までワープして、友達と合流するとか言ってました。
一周系じゃなくて残念!
本日のランチはこちら!
当てにしていたお昼ご飯を食べ損ねて、もちろん持参のオニギリ1個じゃ根室市内にはたどり着けない予感。
仕方なく入ったお店にて特製海鮮ラーメンを頂きます。
具はホタテ、イカ、ツブ、カニ、北海シマエビ、海藻。
味は普通。
そして、店を出てサイクルコンピュータがない事に気付きました。
非常にマズイ(;´д`)ワタクシの旅生命の危機・・・。
探しまわったあげく、納沙布岬の碑地点で見つける事ができましたが、うっかり癖からはまだまだ卒業できないようデスw
r35を西へ!
その後は、本日の宿泊予定のライハが17時までにたどり着かないと受付不可になるもんで(;´д`)
根室半島の太平洋側を市街地に向かって走るのみ!
脇目も降らず!しかし1㎞毎に立ち止まり!!サイクルコンピュータの調整しながら走っていると、前方に見覚えのある車が停車。
なんと!羅臼のキャンプ場で朝獲りイカをくれた、漁師になりたくて北海道にやってきた兄さんでわないですか(・∀・)
羅臼でも漁港などで漁師の募集をしていないか聞きまわったけどダメで、根室港も×。
今度は花咲港に向かってる途中だそうです。
多分、ネットを駆使して情報集めた方が早いのでわ・・・(-_-;)
失せ物探しをしてなかったら、再会する事もなかったでしょうが、是非、立派な海の男へと育って欲しいものデス。
(朝獲りイカ@羅臼の話はこちら↓↓)
本日の寝場所到着!
16時半過ぎ、東根室駅近くにあるライハ「インディアンサマーカンパニー」に到着です。
こちらのシステムですが、お店で販売している品物(ほぼ花咲カニ)を1000円以上購入すると店の2Fに無料で泊まらせてくれるという按配で、ほとんどの人が税込み1050円の花咲ガニを注文するようデス。
ご他聞にもれずワタクシも花咲ガニを注文。
部屋は80畳もある大部屋で、ソファーやベッド、安眠室もありかなり快適!
そんなわけで今夜の同宿は、
- 北海道好きが高じて長野から千歳に引越し、3日働いて3日休みという素敵な職場勤務。ここに来るのは今年で5回目の兄さん(後ほど「舎弟」と命名。根室に住んじゃえばいいのにw)
- 埼玉から天塩近辺の牧場に働きに来ている若者。
- 埼玉の新聞社勤務の男性
そしてワタクシの計4名様ザンス( ̄▽ ̄)
ワタクシは安眠室を独断で女部屋と認定し占拠w
近くの銭湯が休みというので、泣く泣く風呂を諦めつつ、お待ちかねの花咲カニタイムの始まりで~す!!
1050円のわりにはしっかりとした大きさで、殻を割るとカニ汁プシャー!と、大量の汁が噴出。
何よりカニより味が濃厚!!
マジでウメーーーーーーー!!!+。(*′∇`)。+゜
これは、酒でも呑まんと花咲ガニ様へ失礼にあたります。
・・・というわけで、根室の地酒“北の勝”とのマリアージュ。
甲羅酒にしたりなど、たっぷり楽しめました
まさか、こんな美食の館が眠っていたとは・・・恐るべし、根室!!
「鈴木食堂の生サンマ丼を食わずして、根室を語るなかれ」と豪語していたワタクシですが!
花咲ガニも生サンマ丼に勝るとも劣らぬ・・・むしろ、双璧を成す一品でした。
今度来た時は、カニ2杯を食らおうと思いマス(・∀・)
結局0時過ぎまで飲み会をしてしまい、明日に不安を残しながら就寝。
結構、盛り上がりましたww
走行距離 45kmくらい
- 茶・煙草 548円
- 自宅、職場への土産+送料・納沙布岬ステッカー 3900円
- 海鮮ラーメン 950円
- 花咲蟹 1050円
- 発泡酒・トマトと水菜のサラダ・北の勝鳳凰 978円
- 北の勝鳳凰 471円
- 北の勝大海(一升瓶) 1643円
計9540円
2019追記
インディアンサマーカンパニーについて
- 開設期間 5/1~10/10
- 利用条件 花咲ガニ1尾2000円(税込み)購入か、お土産2000円以上購入。
- 宿泊受付時間 14時半~17時
- 収容人数 40名(男女相部屋)、安眠室有り
- 消灯時間 23時半
- 要寝袋、風呂はバイクで10分、連泊は2泊まで
花咲ガニについて
タラバガニの近縁種で、名前に「カニ」とあるが、ヤドカリの仲間。
北海道周辺では納沙布岬から襟裳岬付近の太平洋側と、根室半島のオホーツク海側と極一部でしか取れない希少な蟹。
三大ガニ(タラバガニ・毛がに・ズワイガニ)に比べ濃厚な味が特徴で、塩茹でにして良し、鉄砲汁も美味し。
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タバコの銘柄が変わったみたいね。