呉竹荘にて起床!
昨夜の同宿、石川県のカブ主サマと大阪のチャリダー君を見送りつつ、ワタクシも出立用意。
ちなみに後ろの建物が、一昨晩と昨晩お世話になった「呉竹荘」です。
出発間際、呉竹荘のおばちゃんから「ホクレンフラッグ」のチラシを頂きました。
どうやら、明日の7/1からフラッグの発売が開始らしいデス。
今まで集めた事なかったけど、頂いた時点でこれもご縁!やるっきゃないでしょww( ̄▽ ̄)
R36室蘭国道を東へ!
10時頃、呉竹荘出立。
まかり間違って出世でもしたならば、温泉のデパートと名高い、「登別温泉第一滝本館」へ行ってしまうでしょうが!
おそらく、来年も「登別伊達時代村」のためだけに泊まりにくる事でしょう!!
もちろん連泊でw
しかし、来年の話をすると鬼が笑うと言いますし、まあ予定は未定っつー事で~( ̄▽ ̄)
本日は、ただの移動日なので、寄り道しつつもただひたすらに目的地に向かうのみザンス。
白老町から苫小牧市へ!
白老町ご当地グルメの「白老バーガー」と「白老シーフードカレー」に心惹かれつつも、朝御飯を済ませたばかりなので即座に却下。
そんなわけで、最初の寄り道処は「樽前ガロー」です。
ちなみに「ガロー」とは切り立った崖の間を川が流れる場所の事だそう。
斜面にはコケが一面に張りつき、緑のカーテンが拡がっているような奇観を呈しているそうで、その神秘的な光景は、訪れた人々皆が感動する素晴らしさとの事。
北海道my八景を探し求める身としては、かなりの期待感です!!(・∀・)
樽前ガロー到着!
国道沿いには案内板も立っていて、迷う心配もなく、11時過ぎに「樽前ガロー」着。
案内板に従って、あちこち散策してみましたが、いまいち良さがわからぬ・・・。(;´Д`)
そりゃまあ、自然林の中ですから、山好きな人は緑の中で心癒される事もあるかもしれません。
・・・が!
どう考えてもただの川。
神秘的な風景はどこーーーーーー!?(´Д`)
ワタクシの頭の中は、もし下手に転落したら人知れず死ぬな・・・という事だけです。
もしかしたら、この崖を降りて川の中から写す風景なら、もしや神秘的!?てな事もあるかもしれません。
しかし、そもそも、そんな装備なぞ持ち合わせているはずもなく、降り口も見当たらないので、退散させて頂きマス。
樽前ガロー、結構がっかり名所・・・(;´Д`)
(※2019追記 実際は崖の下に降りられるルートがあり、リバートレッキングも自己責任で楽しめるそうです)
本日のランチはこちら!
12時半、そろそろお昼時なので苫小牧港の市場内にある超人気店「マルトマ食堂」にて昼食です。
名物の「ホッキカレー」目当てで行きましたが、店のオジサンに超おススメされ「本日のオススメ50食限定 1800円→1100円!!のマルトマ丼」を食します。
登場した「マルトマ丼」はご覧のとおり、甘エビ、ホッキ、イカ、マグロ、ホタテ、ボタンエビ?がてんこ盛り。(マグロは結構ダレてた)
混み混みの店内を避け、外のテーブルで食べましたが、野外での食事なので味は2割アップ!(・∀・)ノ
苦しゅうない、余は満足じゃ。
(ちなみに、前回のマルトマ食堂に立ち寄った際の様子はこちら↓↓)
苫小牧市から安平町、厚真町を抜けて、むかわ町へ
まずは「道の駅 ウトナイ湖」でスタンプゲット。
その後、交通量の多い国道を走るのが嫌になってきたので、R36→r10千歳鵡川線と若干遠回りで南下。「道の駅 むかわ四季の館」にて休憩→スタンプゲットです。
さて、むかわ町と言えば「ししゃもと穂別メロンの産地」&「昨年(2010年)ノーベル化学賞を授与された鈴木章博士の出身地」として有名な町ですが。
残念ながらワタクシ、彼がどのような研究で賞を取ったのかは、さっぱり知りませんww(;´Д`)
休憩ついでに、ししゃもとスズキの両魚類について勉強をしていきたいと思いマス!(・∀・)
ししゃもの話あれこれ
まずししゃもですが、漢字で書くと柳葉魚。
アイヌ語のsusam(スサム、語源はsusu(スス)=柳、ham(ハム)=葉)が名前の由来デス。
また、ししゃもは日本固有の種で、北海道の太平洋沿岸にしか生息していない魚だそうです。
アイヌの伝説では飢饉に苦しむ人々の為、神々が川に柳の葉を流したところ、それがししゃもになったとの事。
さらに、全国でししゃもとして販売されている物の中で、北海道産、つまりホンモノのししゃもは10%にも満たないらしく、その殆どが輸入品のカペリン(カラフトシシャモ)なんだそう。
道の駅で、冷凍ししゃもの刺身が売っていましたが、1パック千円台の値がついていた気がします。(←定かではない)
ということは、ワタクシの今までの人生で食べてきた1パック数百円のししゃもは間違いなくカペリン。
カペリン・・・なんとなく添加物ちっくな名前デスw( ̄▽ ̄)
風味も香りもホンモノには到底かないません!・・・と、そこまで言い切られると、是非ともホンモノ様を食してみたい気もしますが、あいにく、旬はまだ先のお話。
10月下旬~11月には、むかわ町内でししゃも寿司などししゃも三昧なご膳が食べられるそうなので、いつか機会があれば拝んでみたいと思いマス(・∀・)
スズキの話あれこれ
お次はスズキ。漢字で書くと鈴木・・・と、冗談はさておき、ノーベル賞を受賞された鈴木博士についてです。
道の駅に置いてあったパンフレットをワタクシなりに要約すると。
「クロスカップリング反応」という2種類の異なる有機化合物の炭素同士を結合させて、別の化合物を合成する反応の研究で成果をあげ、もともと繋がりにくい性質である炭素同士を狙い通りに繋げる事ができるようにした人・・・。
・・・( ゚д゚)ポカーン・・・
自分の知能の限界点を思い知った後は、さらに移動あるのみ!
r10からR235浦河国道を経て、r74穂別鵡川線へ
r74入り口のセイコーマートで食料を調達しつつ、明日のミッションの地、むかわ町穂別地区到着です。
ちょうどホクレンがあったので、聞いてみると、既にフラッグは入荷しているとの事。
ついでなのでガソリンも給油。
わーい!道南エリア?のイエローフラッグGETだぜ!!(・∀・)
人生初のホクレンフラッグ購入は、1日早いフライングGETとなりましたw( ̄▽ ̄)
本日の寝場所はこちら!
その後は、r74からr131平取穂別線を経て、r610占冠穂別線へ。
本日の宿泊地は、穂別地区から数km走った先にある「銀河ステーション」に併設されたライダーハウス「旧富内駅列車ハウス(500円)」です。
ここ富内地区は、北のイーハトーヴとも呼ばれる、山々に囲まれた静かな山村地帯。
時々響く、鹿の鳴き声が田舎感を醸し出していい感じです。
ライハの中も、布団、電気、コンセントが揃い、なかなか上等な設えザンス。
また「銀河ステーション」に隣接する「富内いきがいセンタ-」では、火・木・土・日の15~20時限定で温泉(300円)にも入れます。
ちなみに、この旧国鉄富内線(現富内銀河ステーション)は、駅舎とホーム、構内線路が登録有形文化財として指定されていて、駅舎内の備品は映画「鉄道員(ぽっぽや)」でも使用されたそうです。
富内経由銀河行きの線路。
ジョバンニもカムパネルラもいませんでしたが、近くには「宮沢賢治が設計した西洋式花壇“涙ぐむ眼”を再現した花壇」や「賢治観音」「イーハトーヴ文庫」などがありマス。
本日の予定終了!
そんなわけで、「富内いきがいセンタ-」にて入浴後→クロワッサン、チャーシュー、ポテトサラダをツマミにビールとワインで晩酌後、就寝。
おまけ① 熊が多い年は豊作。生きがいセンターのオジサンが父親から聞いたお話。
これでまた一つ余計な知識が増えました(・∀・)
おまけ② 小幌駅で負傷したワタクシの右足首の現在の状態。
くるぶしの部分がボンボンに腫れあがってます。
手負いの鹿ならぬ、手負いのワタクシ。・゚・(つД`)・゚・
(ちなみに負傷の経緯についてはこちら↓↓)
走行距離 146.3km
支出
- 穂別のホクレンにて給油 290円
- ホクレンフラッグ(イエロー)×2 200円
- マルトマ丼 1100円
- お茶・酒・ツマミ 883円
- 旧富内駅列車ハウス宿泊料 500円
- 富内いきがいセンタ-入浴料 300円
計3183円
2019追記
マルトマ食堂について
- 営業時間 5時~14時
- 定休日 日曜・祝日
ホッキ貝(北寄貝)の水揚げ日本一の苫小牧市にある人気店。
マルトマ名物「ホッキカレー(1000円)」やボリューム満点の海鮮丼「マルトマ丼(1300円)」、ホッキの刺身が載っけ盛りの「元祖 ホッキ丼(1000円)」他、定食メニューも有り。
旧富内駅列車ハウスについて
- 開設期間 GW~10月頃
- 宿泊料 500円(向かいの藤屋商店で受付)
- 布団有り、電気有り、コンセント有り。
- 風呂は「富内いきがいセンタ-」(火・木・土・日の15~20時(300円))で。
藤屋商店は廃業ですが、宿泊の受付はされているみたいです。
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