プチカブ旅最終日
本日のミッションは、無事に自宅に帰り着く事。
三笠市、岩見沢市、美唄市、奈井江町、砂川市、滝川市、深川市とR12中央国道をのんびりと北上します。
天気は快晴。夕方までに辿り着ければよいので、多少フラフラしつつ帰ろうかなと( ̄▽ ̄)
コロポックルは宇宙人か!?
途中、深川市から、r79深川豊里線にて若干の寄り道。
「ネコバス」でお馴染み?の「戸外炉峠(トトロ峠)」に立ち寄ってみました。
ちなみに、フェイクのバス停なので、バスは来ません( ̄▽ ̄)
さらに、ネコバスの程近くにある、「戸外炉峠駐車公園」にて不思議な案内板を発見。
以下全文抜粋。
およそ2000年前のある夏の夜。
北の空から南の空に向かって、天球を2つに切り裂くかのように一筋の光が走った。
先住の縄文人達も、この夜、北極星の方角から音江の山並みに向かって、大きな流れ星が落ちていくのを目撃した。
その夜を境に、音江の稲見山では、小さな人影をあちこちで見かけるようになった。
時には、一本の蕗の葉の下で、車座になって相談でもしているようであった。
後にアイヌの人々が、コロポックル(蕗の葉の下の人)と呼んだ人々と何か関係があるかもしれない。
しかし、彼らの姿をハッキリと見た者はなく、何のためにこの地に住み着いたのか知る由もなかった。
何年か過ぎた夏の夜、今度は南の空から北天に向かって再び光が走り、稲見山の方角から立ち上がった光は、あっという間に北の空へと消え去っていった。
同時に、小人達もこの地から忽然と消え、再び彼らの姿を見る事は決してなかった。
彼らが立ち去った跡には、ストーンサークルが残され、環状に並べられた石は、何故か北斗七星の形に配置されて並んでいる。
斗(ひしゃく)の柄は北の方角を示し、まるで上空を飛行するものにとって、北斗七星の方角を示す道標(みちしるべ)のようである。
その後、人々は何回となく、この稲見山の上空で不思議な光を目撃する事になる。
以上!
いや~、夢とロマンにあふれるお話です。
要はコロポックル=宇宙人説ですもんね~。
ネタなのは重々承知ですが、考えついただけでステキです。(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
青森県旧戸来村のナニャドヤラ~並に、トンデモ新機軸な珍説!
これは、噂のストーンサークルを見ずにして、帰るわけにはいかんでしょう( ̄▽ ̄)
B級スポット好きの血をも滾らせる、恐るべし北斗七星伝説です!!
ストーンサークルを探せ!!
さてさて、この「ストーンサークル=深川環状列石」ですが、ちゃんと深川市の観光案内地図にも載っています。
なので、行くのもたやすかろうと軽く考えていましたが、考えが甘かった・・・(;´Д`)
付近の人々に聞いても誰も知らない。
聞いた事があっても、橋の下にあるとか、いや、あの山の上だよとか、果ては、一つではなくあちこちに点在しているとか。
非常にあやふやな情報ばかりです。
信頼性に欠ける、不確かな情報に踊らされながら、小一時間半ほど彷徨い続けるワタクシ・・・。←いい加減諦めろ
そして、ついに!謎のベールが取り払われる時がやって参りました!
郵便配達のオジサン提供の情報にて、環状列石への入り口が判明!!
普通の民家の裏側です。( ̄▽ ̄)
オジサンも、なんでこんな所をあちこち走り回っているんだろう??と不思議に思っていたそうですが、斯々云々こういう理由でした。
多分、この一帯にお住まいの方々には、超がつく不審者だと思われていたことでしょう。○┓ペコリ
一難去って、また一難!?
さて、問題のストーンサークルは、小高い丘の上に位置するわけですが。(多分、伝承に残る稲見山)
そこに至るには、笹藪に囲まれた、ちょっとした山道を進まねばなりません。
入り口に立つ案内板には、『この笹藪には、蔦ウルシや山ウルシが多数生息してます云々』とデンジャラスな説明文が・・・。
ヤバイ。ヒジョーにヤバイです!((((;゚Д゚))))
ワタクシ、自慢ではありませんが、過去に何度となく、ウルシと不愉快な仲間達には、酷い目に遭わされ続けられております。
それでも、絶対にウルシ交じりの空気に触れてはいかんと、雨具やグローブにて防備を整え、プチ山登りに出発!
たいした時間もかからず、嬉し恥ずかし、環状列石到着!!\(^o^)/
ストーンサークル(音江環状列石)到着!
まあ・・・見たところ、岩が転がる、普通に発掘現場跡地です。
少なくともイギリスのストーンヘンジのように、ご立派な代物ではありません。
案内板にも、『古代の人の墓と思われる』と、きっちりしっかり明記されてあります。
しかし、太古の人々のお墓は、聖域として崇められている場所に作られていた説等もあるわけですし。
ストーンヘンジだって、古代の墓か祭施場跡と言われつつ、レイラインに連なるパワースポットとしても有名なわけですし。
そのような場所を見分ける能力も、便利な社会に慣れすぎてしまった我々現代人より、太古の人々の方が優れていたというような話も聞きますし。
やはりここは、古代人にとって何らかの特別な場所であったのかなと思われました。(当社比)
貝塚だったら、昔のゴミ捨て場ですけどね~( ̄▽ ̄)
そんなわけで、太古のパワーを存分に浴び、今回のミッション無事終了!!
予備知識なく、偶然発見した物件からの探索だっただけに、満足感もひとしおデシタ。(・∀・)
R12にて自宅到着!
国道メインの行程ってのは、トラック多すぎ、皆様スピード出しすぎで、くつろぐ暇なく、とても疲れます。
やはり楽しむのであれば、少々遠回りしてでも道道をのんびり行くのが正解だと、つくづく思い知らされました。
行き交う車も少なく、人家も疎らな山深き道。
田園風景や牧草地の中を行く道や、延々と連なる海岸線を進む道。
そんな田舎道をてれてれ走っていると、よくぞ北海道に生まれけりなんて言葉が頭をよぎります。
そのうち、国道を使わず目的地に向かう、道道巡りツアーもやってみたく思ってみたり。
でもって、途中で行き詰まって、それこそ堂々巡りになってしまいそうな予感w( ̄▽ ̄)
走行距離 110kmくらい
2019追記
戸外炉峠駐車公園について
- 開設期間 4月中旬~11月中旬(冬季閉鎖)
- 水洗トイレあり、東屋あり
深川市街地を一望出来る、ビュースポット。
カシオペア座、白鳥座、北斗七星の3つの星座をイメージし、ライトアップした街夜景でも有名。
音江環状列石について
北海道深川市音江に所在する、縄文時代の環状列石群。
- 昭和3年(1928年)に北海道指定の史跡指定。
- 昭和31年(1956年)に国指定の史跡指定。
ちなみに、国指定の史跡は2019年1月現在で1814件。
北海道では、特別史跡1件を含む計52件が指定されているようです。
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