道の駅伊勢志摩にて起床。
本州上陸から1週間・・・。
すでに、どんな環境でも暮らしていけそうな感じですw
しかし、そろそろ洗濯もせねばなりませぬ。
身支度をして、8時頃出発。
R167鳥羽道からr32伊勢磯部線(伊勢道)へ
途中、「天の岩戸」への案内標識があったのでお立ち寄りしてみました。
天の岩戸といえば、太陽神である天照大神(あまてらすおおみかみ)が姿を隠され、世界が闇に閉ざされたという岩戸隠れの伝説の舞台・・・。
てっきり、宮崎県の高千穂にあると思っていましたが、日本各地には、我こそが天の岩戸!という場所が点在しているようです。
今回立ち寄った天の岩戸は、「恵利原の水穴」とも呼ばれ、水穴から湧き出る水は、環境庁の名水百選にも選出、雨乞いにご利益のある水神様も祭られているとの事。
洞窟内部は50cm、10km北西の伊勢神宮まで続いている・・・という説もあるそうです。
天照大神が隠れたってのは、さすがに眉唾かと思いますが、凜とした空気が漂うステキな場所でした。(当社比)
志摩市を抜けて、伊勢市到着。
大和民族として生を受けたからには・・・やはり!一生に一度はお伊勢参りでしょう!!(・∀・)
なーんて気合いを入れつつ、まずは外宮である豊受大神宮へ参拝です。
外宮に祀られている豊受大御神は、内宮の天照大御神の食事を司る御饌都神(みけつかみ)であり、衣食住、産業の守り神としても崇敬されているとの事。
ちなみに、伊勢神宮に参拝する際は、まずは外宮。
天照大御神の食事を司る、豊受大神にご挨拶してから、内宮を参拝するのが正しい作法だそうで。
どちらか片方だけをお参りするのは、片参りといって縁起がよろしくなく、避けるべきであると言われているそうです。
参拝ついでに、参道を掃いていたオバチャンに、コインランドリーの在所を聞いてみるも記憶にはない様子。
残念。(;´Д`)
助け舟現る!?
外宮から内宮までは5.5km。
カブで移動中に信号待ちをしていると、「旭川からここまで来たんかー」と、地元のオジイサンに呼び止められました。
旭川ナンバーは珍しいらしく、関西を回り始めてから、度々このように声をかけて頂いておりますが。
皆様、『北海道→青森。その後、陸走で、ここまでたどり着いた』と、まず誤解されますw
その度に、「舞鶴までフェリーです!」と訂正する始末。
これはもう、出会う皆様の期待にお答えして、いずれは日本縦断に挑戦!?と、考える今日この頃ですw( ̄▽ ̄)
話しかけられたついで、渡りに船とばかりに、地元オジイサンにコインランドリーの事を聞いてみるとビンゴ!
教えてもらった伊勢警察署そばのコインランドリーにて、1時間ばかりの洗濯タイムです。
洗剤は、ランドリーのオーナーらしきオジサンにわけてもらえてラッキーでした( ̄▽ ̄)
(※2018追記、Googleマップでは見当たらないので、現在の状況は不明)
いざ!皇大神宮へ!!
洗濯も終わり、いよいよ内宮参拝。
皇大神宮が、この地に鎮座してから2000年。(豊受大神宮は1500年)
日本国の総鎮守が祭られているだけあって、平日なのに結構な人混みです。
神社内には馬がいたり、鶏が放し飼いになっていたり。
あちらこちらに巨木も立ち並び、綺麗に整備もされていて、立派な観光地となっています。(罰当たり)
ちなみに、皇大神宮は天下国家を掌る神社なので、個人的なお願い事はNGなんだそう。
お次は、おかげ横丁へ!
境内を一通り探索した後は、おはらい町&おかげ横丁へ~。
古い町並みが整備・再現された一帯は、半日は時間を潰せそうなお店でいっぱいです。
そんなわけで、ワタクシ。ここおかげ横丁にて、この旅一番の贅沢グルメをしてしまいました!
伊勢うどん、てこね寿司、伊勢牛炙り握り寿司、味噌汁、小鉢、デザートのついた定食で1680円くらいだったと思われます。
でもって、肝心の感想ですが・・・
- 伊勢うどん→醤油ぶっかけ。うどんさえあれば、家で簡単に作れる。
- てこね寿司→これもマグロ丼とたいして変わらん。指の跡をつけた赤福といい、伊勢グルメは手や指でこねた系が多い!?
- 牛炙り寿司→めちゃくちゃウマー×10。また食べたし!
- デザート、小鉢→まあ、普通。
その他。
- 買い食いした伊勢海老コロッケ→普通に美味しい。
以上、伊勢グルメレポート終了!人の好みは十人十色って事で( ̄▽ ̄)
今夜の宿泊地はこちら!
R23南勢バイパスから、R23伊勢街道を抜けてr10津関線へ
伊勢市から、明和町、松坂市、を抜けて、三重県の県庁所在地である津市に入ります。
人口は27万弱だそうで、多分、函館市程度の規模でないかと。
さらに、r10伊勢別街道を抜けて、R1東海道へ。
津市から、亀山市へ移動→スーパーで買い出し。
昨夜の道の駅伊勢志摩でのゲリキャンに味を占め、今夜は道の駅関宿へキャンプINざんす~\(^o^)/
道の駅関宿にて
さすが、東海道五十三次の宿場町。
散歩中のオジイサンや、多摩ナンバーのスクーター、京都から名古屋に移動中のチャリダーと、なかなかの賑やかさです。
日が沈んだ後、ミリタリー系のチャリダー君が寝場所を探してうろちょろしていたので、話に付き合ってもらう事にしました。
チャリダー君は、お坊さんになる為の大学に通う、サバゲー好きの大学生で、ネットゲームで知り合った友人に会いに、京都から名古屋へ向かっている最中との事。
お坊さんと戦争ごっこ・・・矛盾してると思うのはワタクシだけか??(;´Д`)
次に、元気よく現れたのは、別府から四国経由でたどり着いた本州一周中の黄色ナンバーリトルカブの大学生とその後輩。
始めは3人で出発したものの、400ccに乗ったツレは途中で自主的に行方不明になり、後輩も名古屋の実家に行くついでとの事。
2週間で本州一周を成し遂げる予定というのがスゴいです。(当方、2週間で関西の一部のみ徘徊w)
何はともあれ、無理は禁物。旅の安全を祈る!!
すでに夜中なのに先を急ぐ別府ライダーコンビを見送った後、適当に就寝。
走行距離 97km
2018追記
おかげ横丁の贅沢グルメについて
どこで何を食べたんだろう・・・と一通り検索すると、ずばり!
「伊勢うどん 奥野屋」のお伊勢さんセット(2018年3月時点で、1750円)と判明。
ちなみに、伊勢うどんとは?
- 古くから親しまれている伊勢人の庶民食。
- 麺は極太で、直径1cm前後。非常に柔らかく、もちもちしており、一般的なうどんとはかけ離れた食感を持つ。
- たまり醤油に鰹節、昆布等の出汁を加えた、濃厚なタレと薬味の刻みネギを、太い緬に絡めて食べる。
- 極太麺であるために、麺を茹でる時間が非常に長く、1時間弱ほどかけて柔らかくゆで上げられる。
さらに、伊勢志摩地方の手こね寿司とは?
- 「伊勢うどん」と並ぶ、伊勢志摩を代表する郷土料理として知られる。
- 鰹や鮪を醤油を中心としたタレに漬け込んだ後、寿司飯へと合わせて食べる、ちらし寿司の一種。
- 好みにより、大葉や生姜、海苔などをちらす。
- 獲れた鰹を千切りにして醤油を付け、炊きたてのご飯に手で混ぜこんで食べる、漁師飯が始まり。
- ふるさとおにぎり百選・農山漁村の郷土料理百選に選定されているそう。
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