いよいよ関西旅スタート!
フェリー内で寝すぎたせいか、昨夜はなかなか寝付けず大変でした。
まあしかし、昨夜からの雷雨が上がって良かったです。
散歩中のおじさんなどと会話を交わしつつ身支度終了。
7時半出発。
R27丹後街道からR175へ
道の駅舞鶴港とれとれセンター併設の海鮮市場で朝御飯でも…と立ち寄りましたが、営業は9時からのようで。
漁港近くの市場というからには、早朝からの営業を期待していましたが、所詮は道の駅。
世の中そんなに甘くない(;´Д`)
仕方ないので、猫と戯れながらローソンにて朝ご飯です。
うーん全国共通の味だわい・・・( ̄ー ̄)
トラックの運ちゃんの激励を背に出発。
R178からr2宮津八鹿線へ
舞鶴市を抜け、宮津市へ入り、日本三景の一つとして名高い、天橋立に到着です。
まずは、そばにある文珠菩薩を祭ってあるお寺、智恩寺にもお立ち寄り。
くぐると知恵が授かるという知恵の環をくぐってみたり。
これで、ワタクシの知能150%UPは約束されたもんですな( ̄▽ ̄)
お寺で飼われてるらしき猫達が人懐こくて可愛いかったデス。
天橋立にGO!
さて肝心の天橋立ですが。
古来より名勝・奇勝とされ、古くは平安時代の百人一首にも詠まれている、言わずと知れた日本三景の一つでゴザイマス。
要は、宮津市の宮津湾を東西に隔て、南北に続く天然の砂州=天橋立みたいな。(下記マップ参照↓)
ちなみに、この天然の砂州内には、r607天の橋立線(宮津市文殊~宮津市大垣)が貫いてますが、残念ながら、車・バイクは通行禁止。
しかしながら、125cc以下の原付・原付2種は通行オッケーだったりします。
いえー!カブ最強!!選ばれしもの!その名はカブ!!(・∀・)
r607天の橋立線にて、宮津湾を縦断
黒松林の並木道をくぐり、宮津湾縦断→北側の大垣へ。
やって来ましたのは、これまた100年以上の歴史を持つ(らしい)、展望スポットの笠松公園の山麓。
ここから、リフトorケーブルカーを利用して登った先からの天橋立の眺めは、“斜め一文字”と呼ばれ、これまた名高い景観との事。
そんなわけでワタクシも、往復640円の大枚をはたいて登ってみました。
4分程、ケーブルカーに揺られ、たどり着いた笠松公園。
ここでの最大のミッションは、袖のぞきと股のぞき。
股のぞきをする事によって、天と地、海と空が逆になり、天橋立が、まさに天に架かる浮き橋のように見えるのだそう。
(着物姿の女性は品良く優雅に袖の下から覗く→袖のぞき)
ワタクシも早速試してみましたが・・・いまいち琴線にひっかかる物はなし・・・(^^;)
青空ではなく、微妙な空模様というのも一因かと思われますが、
多分、昔は宮津湾の水質も良く、水面に映る松林もくっきり見え、現在よりも絶景度は高かったのかな~と思いました。
日本三景おつ!
余談ながら、この辺の駐車場ってすべて有料なんですけど、こっそり陰に停めさせてくれたオジサンあざっす!
そしてゴンドラ&リフト券のお釣が50円多くてラッキーでした( ̄▽ ̄)
R178に戻り、r9宮津街道へ
宮津市を抜けて福知山市へ。
お次は、酒天童子の里にある日本の鬼の交流博物館(320円)へお立ち寄りです。
この日本の鬼の交流博物館がある、大江山付近は、御伽草子でも知られる源頼光&四天王の酒呑童子退治伝説や、古事記にも記されている土蜘蛛退治など、鬼退治伝説に彩られた地域。
館内には、鬼の云われや世界の鬼に関する資料が並べられています。
客はワタクシ1人だけでしたが、先日行った博物館網走監獄よりよっぽど元がとれた感ありでした。
先日の博物館網走監獄見学の様子はコチラ↓↓
r9→r8福知山綾部線を抜け、R173綾部街道へ
福知山市を抜け、綾部市へ。
国道の9号と県道の9号を間違えて、あらぬ方角に向かってしまうトラブルに見舞われつつも。
綾部市を抜けて、篠山市、大阪府能勢市、猪名川町、川西市へ。
日本列島横断の勢いです( ̄▽ ̄)
r13尼崎池田線を南下
伊丹市を抜けて尼崎市へ。
道民的には、この規模ごときの距離なら、一気に合併しろ!と思いつつの着々と南下です。
丹波の山奥を走っていた時は、これぞ里山の原風景!なんてテンションも上がったものですが、都会に近づくにつれ、車の多さと道の繁雑さに辟易・・・。
内地のライダー達が、北海道を目指す理由もわかるような気がします。
そこまでして、何故そないに都会を目指すのか!?→それは内地にしては安値なライダーハウスがあるからナリ(・∀・)
暗くなる前に、阪神尼崎駅徒歩2分という好立地な場所に佇む、陶芸工房もんたへ何とか到着。
・・・かなり疲れた(´Д` )
こちらは、陶芸工房の二階がライダーハウスとして使われておりまして、一泊1000円&シャワー200円という良心的なプライスです。
明日は、大都会神戸を電車で動いてみようという事で、とりあえず二泊させて頂きます。
再見!
走行距離 192km
2018追記
道の駅舞鶴港とれとれセンターについて
- 営業時間 9時~17時
- 休館日 毎週水曜日、1/1~1/3
日本海側最大級の海鮮市場(480坪)を持つ、道の駅だそうです。
じゃらんの「道の駅満足度ランキング2018」では4位に選出されたとの事。
(ちなみに、1位は道の駅あわじ(兵庫県)、2位は道の駅うずしお(兵庫県)、3位は道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(兵庫県)と兵庫軍勢独占)
天橋山智恩寺について
- 宗派 臨済宗妙心寺派
- 創建年 808年(大同3年)
- 開基 平城天皇
- 本尊 文殊菩薩(秘仏)
寺のすぐ脇に「知恵の輪」と呼ばれる石灯籠があり、輪を3回くぐれば文殊菩薩の知恵を授かると古くから伝えられているとの事。
(ワタクシの場合は1回しかくぐっていないので、知恵は授からず)
天橋立について
その昔、国生みの神であるイザナギが、地上にいるイザナミに会うため、天から地上へと降りるのに使っていた「神の浮き橋」が倒れ、天橋立になったという神話も残っているそう。
笠松公園について
天橋立傘松公園は海抜130mの高台に位置しており、天気の良い日には天橋立の奥の能登半島、北アルプス・立山連峰や白山の山並みまでも眺めることができるそうです。
ちなみに、山麓から山頂の笠松公園までは、徒歩orケーブルカー&リフトでしか行く手段は無し。(徒歩だと20分程でたどり着けるよう。)
2018時点でのケーブルカー&リフトの料金は、片道330円、往復660円。
2009年と比べ、片道10円UPみたいな。
股のぞきについて
自分の股の間から逆さまに物を見る=股のぞきですが。
古来から伝わる、日本の民族風習の一つなんだそう。
例えば。
- 股の間から船を見ると、その船が幽霊船かどうか判別できる(長崎県)
- 人を化かそうとする、物の怪を見分けることもできる。
- 幼児が行う股のぞきは、次の子供が生まれる前兆(青森県・秋田県・新潟県)
- この世ならざる異界の風景や、遠く離れた異国の情景を見たりする手法。
なかなか、興味深い民族風習だなと思いました^^
日本の鬼の交流博物館について
- 開館時間 9~17時(入場は16時半まで)
- 休館日 毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
- 入館料 大人320円
大江山の鬼伝説の紹介をはじめ、全国各地の鬼にまつわる伝統芸能、世界の鬼面などが展示され「鬼とは何者なのか」について考えることが出来る施設。
現在のワタクシの順位はコチラ。できれば、両方ポチッとして頂けると多々感謝!^^