久万公園にて起床!
新聞作戦が功をなし、寒さに目覚める事もなく爆睡。
今日は昼過ぎから雨との事で早めに・・・といっても6時過ぎに出発です。
コンビニにて、昨日、納め札を交換した大福オジサン=鈴木さんと67才のパンおじさんに出会い、ご挨拶。
2人共、雨になる前に三坂峠越えを目指すとの事。
(二人との前回の出逢いはこちら↓↓)
コンビニ弁当にてモグモグタイム後、ワタクシも三坂峠に向けて出発デス(・∀・)ノ
下界に向けて出発!
5.5km程歩いて、三坂峠(標高710m)到着。
何しろ、出発点が510mですから。標高差200m程度な上、急登も少なく、ほぼほぼR33久万街道を歩くだけなので余裕綽々です。
しかしながら、峠の先の道は標高710mから45mまで5kmの山道を下りっぱなし。
逆打ちの人は、登りっぱなしになるので、さぞや辛い道程だろうと思われます(;´Д`)
ちなみに、こちらは道中にあった「旧遍路宿 坂本屋」です。
詳細は2018追記にて。
松山市へ突入!
r207三坂松山線~r194久谷森松停車場線をテクテクと。
短時間の霧雨くらいしか遭遇せず、昼過ぎに松山市突入。
時折、67才のパンおじさんと顔を合わせつつ、「四十六番札所 浄瑠璃寺」に到着。→参拝・納経終了。
「四十六番札所」は、境内に色々趣向を凝らしていて、仏教界のテーマパークと命名(・∀・)ノ
仏教界のテーマパーク!
そんなわけで、アトラクション①は仏足石。
裸足で乗ると良いらしい。
アトラクション②は、仏手花判石。
仏手花判とは、お釈迦様の指紋だそうで、なでるとご利益があるそう。
そして、アトラクション③は、説法石。
お釈迦様が修行され、人々に説法された、インドの霊鷲山の石が埋め込まれているそうです。
とりあえず、ここに座れと。
その他諸々と、なかなか素敵な大人のディズニーランドでした( ̄▽ ̄)
四十七番札所到着!
その後、900m先の「四十七番札所 八坂寺」にも到着。
参拝・納経終了。
次の「四十八番札所」までは、4.5kmです。
しかしながら、「四十七番札所」を出た辺りから雲行きが怪しくなり、とうとう本降りに見舞われる。
こりゃ早めに切り上げた方が良さそうだ・・・(>_<)
次の「四十八番札所」を打った後、近くにある「杖ノ渕公園」の視察して、良さそうだったらビバークしようかと思います。
四十八番札所到着!
r40松山東部環状線をテクテクと→「四十八番札所 西林寺」に到着。
ここの坊主もえらく態度が悪い。
「三十九番札所」にいたハゲとの会話並の不愉快さ。(四国歩き遍路35日目参照)
黙ってても金が入ってくる身分はえーのー。カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ
寝場所候補地到着!
本日の寝場所候補地である「杖ノ渕公園」に到着。
広い園内に入ってみると、多目的トイレもあり、広い東屋、そばに水場、コンビニも近い。
最高の野宿環境です。
東屋には、
- 2泊以上はしないで下さい。
- 宿泊される方は公園の管理事務所に届けでてください。
- 酒は17時以降に。
など書いてある紙が貼ってあります。
公認で泊まれるってのはいいじゃないですか~(・∀・)
さっそく管理事務所を訪ねると、中には女性とオジサン。
オジサンは、杖ノ渕公園管理協力会の会長さんだそうで、東屋泊を申し出ると、快くテント設営の許可を頂けました。
寝場所決定!
ちなみにこの「杖ノ渕公園」
お大師さんのお加持水伝説のある場所だそうで。
もともとは、「四十八番札所 西林寺の奥之院」だったそうですが、西林寺が松山市に売り飛ばしてしまったとの事。
さらには、境内にあった通夜堂もつぶしてしまうという暴挙。
これはダメだと思った会長さんが、遍路が公園の東屋に宿泊できるよう働きかけて、今に至り、実際に人を見て泊めるかどうかの判断を下しているそうです。
先程「四十八番札所」で感じた坊主の感じの悪さは、勘違いではなかったようで~ww( ̄▽ ̄)
そんなわけで、今夜も雨に打たれてのテント泊を免れる事が出来ました。
会長さんからは、公園で飼育している合鴨のゆで卵まで差し入れして頂き、ありがたい事デス(ノд<。)゜。
近所のコンビニで酒と食料を調達し、(規則通り17時以降に)一人、酒盛りしつつの就寝。
歩行距離 21.14キロ
歩数 40662歩
お接待された物 合鴨ゆで卵×2
2018追記
旧遍路宿 坂本屋について
三坂峠を下ってきた標高295m地点にある、明治時代末期から大正時代に建てられた趣のある外観の遍路宿。
宿自体は昭和初期に廃業していますが、平成16年に地元有志の方々と歩き遍路が交流できる接待所として修復されたそうです。
土日限定ですが、地元の方々の暖かいおもてなしを受ける事が出来ます^^
杖ノ渕公園由来
四国巡錫中のお大師さんが、村を通りがかった際、大旱魃に苦しんでいた住民の為に杖を一突き。
すると、またたく間に清水が湧き出でたとの事。
以後、清水は尽きることなく湧き続け、淵となり、現在の杖ノ渕となったそうです。
ちなみに、御詠歌は、“ありがたや 大師の姿 したいきて 泉の水を 汲むぞうれしき”
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