旧佐喜浜小学校入木分校にて起床!
身支度をして出発。
歩き始めてすぐに名古屋ナンバーの車に呼び止められました。
「頑張って下さい!」という言葉と共に、助手席に乗っていたお姉さんから飴を一山頂く。
普段は飴なんて食べないワタクシですが、遍路生活が始まってからは、歩いている最中の飢え対策にかなり役に立っています。
ありがとうございますm(_ _)m
某托鉢遍路との出会い
また少し歩くと、今度は自転車に乗ったお爺さん遍路に会いご挨拶。
お爺さん遍路は俗に言う職業遍路。
八十八ヶ所を廻っているわけではなく、托鉢を繰り返しながらあちらこちらをフラフラして、死ぬまであてのない旅を続けているそうです。
「同じ托鉢遍路でも八十八ヶ所の参拝をしながら修行を続ける人もいれば、好きなようにフラフラして托鉢で日々の糧を得て暮らしている遍路もいる。それでは魂のレベルは上がらない。」
という、昨日の東洋大師のご住職の言葉を思い出します。
だけどこのお爺さん、70年生きてるだけあって、言葉に重みがあるんだなぁ〜。
足るを知る、そのままの人のような気がします。
まあ、遍路道辿るだけが修行じゃないって事ざんすな・・・と思ってみたり。
佐喜浜の集落到着
ここからしばらくは食料が補給できる場所がないようで、野宿一覧表にも、佐喜浜のスーパーで必ず食糧を購入する事!なんて注意書きが書いてあります。
そりゃ大変!とワタクシも当座の食物を買い込み、この先の食糧危機に備えます。
一応、食糧計画的には、パスタやラーメン、お米など。
どれもこれも水がないとどうにもなりませんが、その辺はなんとかなるような予感(^_^;)
佐喜浜の集落を抜ける途中、アンテナ工事中のお兄さんとしばし会話。
お兄さんは香川県の方で、近くの民宿に1週間程泊まっているとの事。
「四国の魚を食ってないなら、一泊奢るから、そこの民宿に泊まってけ〜」と誘われましたが、さすがに真っ昼間から歩くのをやめるのは気が引ける・・・。
お気持ちだけ受けとり、先に進みます。
まあ、北海道も海の幸は本場ですから~( ̄▽ ̄)
本日の寝場所はこちら!
本日もR55をテクテクと歩くお遍路さん。
夕方近くになり、室戸岬まで残り11kmの集落、三津に到着。
室戸岬までもう一頑張りするか、野宿一覧表にも載っていた漁協前の鍵付きバス亭で寝るか迷うところです。
通りがかりのジモティーに聞くと、ワタクシさえ嫌じゃなけりゃ漁協の運ちゃんの詰所に泊めてくれるとの事。
詰所までわざわざ案内してもらい、特に危険な勘も感じなかったので、有り難く泊めさせて頂く事になりました。
で、ここまで案内してくれたり、「お風呂入れたってや~」と他の方々に指示してくれたりなど、色々と世話を焼いてくれた通りがかりのジモティー・・・。
日吉丸水産の社長の甥っ子で、「口は社内で上から2番目、仕事は下から2番目」というたくちゃん丸さんです^^
「他の運ちゃんに襲われそうになったら、いつでも連絡してこい」と連絡先を教えてくれたり、「こいつは社長公認で泊まっとる」と事前に釘を刺しておいてくれたり。
さらには、ビールとご馳走をたらふく食わせてくれたりなどなど、かなり親身になって頂き、感謝してもしたりないくらい・・・゚( ;∀;)
この日は他の運ちゃんや三津港の次期漁労長の兄ちゃんなどと楽しく宴会させて頂きました。
たくちゃん丸さん、他の方々に感謝!
商売繁盛、家内安全をお祈りいたしますm(_ _)m
歩行距離 16.58km
歩数 31885歩
お接待された物 飴、 宿泊場所、ビールたくさん、料理もたくさん
2018追記
土佐のいごっそうとは〜
ご存知のとおり、土佐=高知県の事。
いごっそう=「快男児」「酒豪」「頑固で気骨のある男」などを意味する土佐弁。ならびに高知県男性の県民性。
弱者に対して優しく、行動は大胆不敵にして豪快で、己の主義信念を貫くためには時として、自己より優位の権力を持つものとも係争する反骨精神を有する・・・的な感じ。(ウィキペディアより引用)
ワタクシ的には漢気のある人的な意味で使わせて頂きました。
以上、参考までに土佐弁プチ解説っつー事で^^
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土佐のはちきんという、男勝りな土佐の女性を指す言葉もありますね‼
高知の方たちは豪快ってことですかね。
夫の母方は土佐から北海道へ入植した人です。姑さんもそんな人です(笑)
そんな感じです。今後、そのはちきん女性も現われますw
高知からの入植は北見方面が多いみたいですね〜^^
上のコメントは私です❗匿名、失礼しましたm(__)m
了解しますた!ご報告、ありがとうございました^^