本日もR235浦河国道を南下
新冠町から新ひだか町に入り、まずは朝食。
0円マップにも掲載されていた、ねこや食堂にお立ち寄りで~す。
入ってびっくり、普通のお家のダイニングみたいな感じで妙に寛げる空間です。
注文した、ひろこコロッケ(100円)と梅まぶしうどん(500円)を食べてみて、またびっくり。
コロッケめちゃくちゃウマー(´∀`)
あちこちの道の駅で、コロ助並みに食い漁っていますが、もうダントツに1位!!
お店の姉さんのお母さんが作っているという、ひろこコロッケは、ソースも何もいらない絶妙な味付け。
材料の野菜は、お母さんの自家栽培。
ジンギスカンのタレが味付けのポイントらしいが、店の姉さんも秘密はよくわからないとの事。
うどんも手打ちで、これがまた、コシがありすぎて美味い。
噛むと、心地良い弾力で跳ね返ってきます(*´∀`*)
ケーキやプリンもあって、コナねこプリンという白いプリンにとても惹かれましたが、テイクアウトできないとの事で泣く泣く諦め(´Д⊂
いつかまた来たいオススメな店。
朝7時からやってます。(2018追記 今は8時からのようです)
R235~R336襟裳国道~r34襟裳公園線へ
ねこや食堂を出て、海岸線をひたすら東へ・・・正確にいえば東南へ。
新ひだか町から、浦河町、様似町を抜けてえりも町に入り、風極の地 襟裳岬到着。
風がとても強い。
風極の地と言われるだけあって、襟裳の人は風と共に暮らしているようです。
岬の限りなく先端に立つと、地球は丸いというのがよくわかります。
東から登る太陽と西に沈む夕日どちらも綺麗に見えるのだそうだ。
そして、ゼニガタアザラシが日本で一番生息している場所らしい。
キャ~~☆彡アザラシラブ!!(≧▼≦)
風の館に潜入~!
襟裳岬には、風の館(500円)という施設が隣接しており、まあ話のタネにでも~と入ってみる事にしました^^
アザラシが見れる展望台には、望遠鏡が置いてあり、本日の生息地→とくにこのへんなんて地図も置いてありましたが、よく解らずじまい。
風のシアターで、襟裳の人々の生活と風について紹介した『えりも風土記』と『はじめに風ありき』という二本立ての映画も鑑賞。
なんかプロジェクトXみたいな感じです。
さらに、風速25mまで体験できる装置もあり、せっかくだからと体験・・・。
身体を30°傾けても立ってられるというのはスゴイ事ですな~( ̄▽ ̄)
その他、センサーで風を探知して音楽を奏でるカルマン回廊。
風の吹き具合で音や光が変化するとの事。
そういえば、旭川にも人工衛星が放つ電波や通る航路によって奏でる音楽が違うという建造物があったはず。
そのうち、行ってみようと思いました。
襟裳岬の土産物屋にもお立ち寄り~。
店員の兄ちゃんに話しかけられ、しばし雑談。
襟裳の人は糖尿病と虫歯の患者・・・というより発病率??が、全国でもトップクラスに入るんだそうです。
しかも、診療所はあるが、大きな病院までは片道2時間はかかるので、脳梗塞などで倒れると間違いなく死に繋がるらしく。
話半分かもしれませんが、新聞で記事になったりもする、医者の過疎地離れなど、ちょっと考えさせられるお話でした。
r34~R336に戻り、北上。
襟裳岬到達後、お次の目標、豊頃町の大津に向かいます。
狙いはもちろん、アザラシのコロちゃんです(^ε^)
・・・で、ここで。
ワタクシの熱意を駆り立てた、きっかけ(北海道新聞のとある記事)を抜粋させて頂こうと思います( ̄ー ̄)
十勝・豊頃町の大津漁港あたりで数年前から暮らしている、野生のゼニガタアザラシである。
港で見つけたコロちゃんは、砂浜に寝そべっていた。
たまに薄目を開ける。
砂の上でごろりと転がる。
ほかには何もしない。
見ているとうらやましい気持ちになる。
中年男性がコロちゃんに近づき、大声で「ウオォ」と叫んだ。
何をしているのだろう。
その瞬間、信じられないことが起きた。
男性はサンダルを脱いで持ち、コロちゃんの背をたたいたのだ。
バチン、と大きな音がする。コロちゃんはガオッとほえた。
「たたくと怒るから面白い」
男性は言った。
釣り人だ。
「海に帰れ」とペットボトルまで投げた。
・・・読んでそうそう、義憤なども沸きおこるが、まずはコロちゃんを見に行きたいと思いました。
魚なんか手土産に持って、コロちゃんに会いにいってこようかな計画決定!!(゚∀゚)
・・・という経緯があり、今回の旅が企画されたわけで。
R336ナウマン国道~r912大津長節線へ
コロちゃんは、大津の港近辺に生息中という情報しか仕入れていませんが、行けばなんとかなるでしょう( ̄▽ ̄)
時間があれば、先程の襟裳岬のお土産屋さんや、前回、池田町で出会った人にオススメされた、十勝地方で唯一海を望みながら浸かれる温泉、晩成温泉にも寄ってみたい。
豊頃町名物ハルニレの木も見てみたい。
・・・なんて思いながら先を急ぎます。
念願の大津港到着~!
確かに、この辺りにいるアザラシにかまわないで下さいと立て看板にも書いてある・・・。
だがしかし、コロちゃんはどこかな~??と見渡すもそれらしき気配はなし。
釣り人共は、堤防や砂浜やらに掃いて捨てるほどいるが、辺り一帯を散策するも、やはりコロちゃんの姿は見当たらず・・・。
諦めて車に戻ろうとしたのも束の間・・・。
コロちゃん、イタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
コロちゃん!!釣り人の間に転がっている━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
やべー、普通過ぎるw
転がっているというより、落ちている??
廃棄物???
最初、丸太かと思った(;´∩`)
車を停めたとこから50mも離れてない至近距離、釣り人の足元に寝そべるコロちゃんは、ワタクシが近づくのもおかまいなしで身悶えしている模様。
恐る恐る近づいて、そっと撫でたコロちゃんの毛皮は、滑らかでちょっぴり温かった・・・。
釣り人のおっさんどもに、そんな奴、海に突き落としてやれ!なんて言われましたが、かなりムカッ!(怒)
つーか、テメエを突き落としてやりてーよ!!(#`-_ゝ-)
ここで一泊したい・・・なんて気持ちもよぎりましたが。
ランドセルを背負った第一村人から聞いた、定食屋なし、小さなお店が二つだけ(物価高め)という言葉を思い出し、後ろ髪引かれつつ大津港を後にします。
大津港出発~!
コロちゃん横で、カップラーメンを食べたり、かなりの時間を使いすぎ、港を去る時点で既に夕方。
まあ、襟裳にも2時間近くいたもんなぁ(^_^;)
ハルニレの木までは、30分程の予想ですが、日没には間に合わない予感大。
晩成温泉に寄って、豊頃に戻るという案もありますが、ガソリンが間に合わない予感、さらに大。
そして豊頃町には、道の駅など快適車中泊ライフに適してるっぽい場所が、無さげな感じ~。
色々と迷いましたが、まずはガソリン!
晩成温泉は大津港に来る途中で看板を見かけましたが、道中にガソリンスタンドは無い予感。
ならば逆方向に進みましょう・・・( ̄ー ̄)
r911大津旅来線~R336~R38にて北上
そして、r320旅来豊頃停車場線へ。
結局、次の目的地付近でようやくホクレンとご対面。
せっかくだからと、情報収集に励んでみます。
贅沢は言わん!せめてトイレがあって車を停めれそうな所を!!と希望を延べ、教えてもらった第一候補に出向いてみると。
多分、豊頃町一の繁華街とも思われる場所で、目の前はすぐ車道、消防署と銀行の間の猫の額ほどのほんのわずかなスペース。
これじゃ、捨て猫かホームレスだよ・・・と惨めな気分になれる事請け合いの場所!
晩成温泉に出発~!
とりあえず候補は候補として、晩成温泉に向かってみる事に致します。
泊まれそうなところだったらラッキーだなっという事で~( ̄▽ ̄)
r210尾田豊頃停車場線~r318湧洞豊頃停車場線~R336~r881ホロカヤントー線にて、大樹町の晩成温泉に到着で~す。
真っ暗な山道を延々と走って辿り着く、人里離れた温泉。
着いた時点で、宿泊地としては却下です。
併設のレストランユークルの豚丼(800円)が美味いと聞いていたので、本日の夕食はこちらで。
分厚い豚肉がドンと乗っていて良い感じです。
肝心の温泉は、国内でも有数の高濃度のヨード泉との事で、過去の新聞の記事などが壁にも掲示されています。
ヨードチンキを薄めたような色で、殺菌効果のあるヨウ化物イオンの含有量がとても多いとの事。
道を聞いた、豊頃のおまわりさんも、ここの湯は体がとっても温まると言っていたのを始め、地元以外の人々にも絶賛されていたので、きっと効能は高いのでしょう。
露天はありませんが、ベンチが置かれたベランダに、浴室から出られるようになっていて、目の前に広がる大海原を眺めながら休憩できる仕様。
昼間来たら良いかもしれませんな。
潮騒に耳を傾けながら、夜風にボーっと当たっているのもまた良し( ̄ー ̄)
温泉を出て豊頃町へ・・・。
ガソリンスタンドの姉ちゃんに聞いた、トイレが24時間やってるかは不明だが、泊まれそうな駐車場という第二候補地に向かいます。
茂岩山自然公園。
ここは正解!
ホテルの駐車場ですが、向かいにコテージなんかもあって、かろうじてトイレはこの季節でも閉まっていない。
今夜の寝場所はここに決定。
走行距離 313.5kmくらい
2018追記
襟裳岬「風の館」について
- 現在の入館料は300円。
- 開館時間 5~8月までは9~18時。9~11月・3~4月は9~17時まで。12月・1月・2月は休み(元旦の5~8時までは初日の出営業)
晩成温泉について
- 入浴料500円。
- 営業時間 4~9月は8~21時まで(無休)、10~3月は9~21時まで(毎週火曜休み)。(共に最終受付は20時)
- 露天無し・サウナ有り・食事処有り(平日は11~14時・16~20時、土日祝は11~20時)
併設の小麦食堂では、大樹町の新ご当地グルメ「大樹チーズサーモン丼」が食べれるようです。
月替わりでメニューが変わる、食事・入浴のセットは1200円との事。
温泉利用者は、隣接する広場でキャンプ可。(水場有り・トイレ仮設)
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