自宅にて起床!
とうとう!待ちに待った旅シーズン到来!!
天気予報は終日曇りなれど、まあ雨さえ降らなければよかろうと、13時半過ぎ出発!
本日の目的地は、旭川から95kmほど北の地・・・未だ無数の人骨が眠っているやもしれぬ「朱鞠内湖」です。
ちなみに、昨年5月末にも朱鞠内の「光顕寺」に太平洋戦争当時のタコ部屋労働の資料を見にいく目的で「朱鞠内湖湖畔キャンプ場」に1泊しましたが。
雪がまだ残ってる、次の日は朝から大雨・・・「光顕寺」に寄る気もなくなり→超激寒に震えながら、ほうほうのていで自宅にたどり着いたわけですが何か!?
(超激寒ツーリングの様子はこちら↓↓)
r72を北上!
r72旭川幌加内線→ジモティらしきライダーとすれ違い、先方からのライダーピース。
なんと!Σ(・ω・ノ)ノ!
・・・苦節ウン年!?
「ホーマックの2千円台合羽上下+カブちゃん」という、どう考えても「野良仕事帰りの地元オバチャン仕様」時代には考えられなかった事態が勃発です!
さすが、旅カブ+モンベル+ランドセルの『ゴールデントライアングル 友達百人できるかな仕様』・・・( ̄ー ̄)
この先、ブイブイいわせる事が出来そうです( ̄▽ ̄)
旭川市から幌加内町へ!
r72からの江丹別峠を越えると、今夜のキャンプ地がある幌加内町です。
- 人口 1386人(2020年12月31日時点)
- 面積767.04㎢、人口密度1.81人/㎢
- 1918年(大正7年)、上北竜村(現沼田町)から分村し、幌加内村となる。
- 北海道で一番人口の少ない町
- 地名の由来は、アイヌ語の「horka-nay(ホロカ・ナイ) ~後戻りする・川」からの転訛。
- ソバの産地として知られ、作付面積・収穫量ともに日本一。
- キャッチコピーは『森と湖と白い大地 夢ロマン2世紀へ』
峠を下ると、まさかの霧雨でゴザイマシタ。
さらに、R275空知国道を北上するとともに次第に強くなってくる雨脚・・・:(;゙゚’ω゚’):
15時半過ぎ。朱鞠内湖の30数km手前に位置する「道の駅 森と湖の里ほろかない」に到着。
土砂降りではないものの相変わらずの雨。
天気予報は見事に外れた模様です。
当然の事ながら、雨キャンプは避けたいわけで、そろそろワタクシの今後の行く末を考えねばなりません(;´Д⊂)
しかし四方八方見回しても果てしなく続くどんよりとした雨雲・・・。
一瞬、この地でのビバークも考えてみましたが・・・。
※ビバーク=この軒先にゲリキャン↓↓w
気をとりなおし、まずは「朱鞠内湖畔キャンプ場」まで行ってみて→劣悪な環境であれば、日本海側に抜けるか、美深方面に抜ける事を考えつつ。
どうにもならないようなら「中川森林公園ログハウス」まで無理して走るもやむを得ない的な思考で再出発。(←すごく無謀)
本日の寝場所到着!
結局、添牛内辺りで雨も止み→17時前には朱鞠内湖着。
こちらには雨の影響はなかったようで、無事にキャンプ場INとなりました。
たかが数十kmでもあなどれないぜ!!
(前回の朱鞠内湖探訪についてはこちら↓↓)
寒さでブルブル震えつつ受付に行くと、受付の兄ちゃんから「去年も来られましたよね?」と指摘されました。
すでに覚えられとるがな・・・w( ̄▽ ̄)
そんなわけで、こちらの『朱鞠内湖畔キャンプ場』ですが、キャンプは一泊500円。
夏はイトウやサクラマス、アメマス。冬はワカサギと釣り好きに定評がある『日本最大の人造湖』で、もちろんロケーションも素晴らしい。
さらに『タコ部屋労働でお亡くなりになった方々の人骨が、いまも発見される』など黒歴史的ベールに包まれた地でもあります。
(北海道には各地にこの手の黒歴史ゾーン有り)
また、トイレも綺麗な簡易水洗なので、ストレスフリーな素敵なキャンプ場です。
そして、本日の宿泊客はワタクシ一人のみで、貸切状態~\(^o^)/
さっそく、去年と同じお気に入りの岬の突端にてテント設営をば・・・。
気温は低めですが、雨に降られてないという事がどんなに幸いな事か!(・∀・)
朱鞠内湖の秘密!?
そうこうするうちに、向こうから軽トラがやって来ました。
降りてきたのは、うら若きお姉ちゃん。
どうやら『朱鞠内湖畔キャンプ場』の管理人の一人らしく、今日は寒いので毛布を200円で貸し出してる旨を伝えに来てくれたようです。
とりあえず、10℃以下には下がらんだろうという事で毛布の貸し出しは断りましたが、しばらく世間話。
ちなみに朱鞠内湖から幌加内市街までは40km近く。
朱鞠内の集落は、正直言って限界集落の様相。
さっきの受付の兄ちゃんといい、このお姉ちゃんといい、何故、若者がこのような過疎地に!?・・・と、まずは疑問が過ります。
聞いてみると驚きの事実発覚!
朱鞠内集落は、イトウに魅せられた若者逹のコミュニティだった!!
なんでも、このお姉ちゃんはもともとは水族館で働く、魚の学術研究系の方だそうで。
なかでも、イトウに魅せれてこの地にやって来たところ→朱鞠内湖漁協のオジサンと話も合って→トントン拍子に働く場所も決まり→二年前に移住してきたそうです。
こんな内陸に漁協があるのもびっくりでしたが!?(現在の所属漁師は70代のおじいちゃん一人のみらしい)
限界集落間違いなしのこの地に、こんなコミュニティが出来ていたとは・・・。
『朱鞠内湖畔キャンプ場』は、このお姉ちゃんも所属するNPO法人が管理しているそうですが、メンバー十数人のうち半数が移住組。
受付にいた兄ちゃんも群馬からイトウを釣るのを目的で移住してきたそうな。
恐るべし!イトウグループ!!(;゚Д゚)
今夜の宴開始!
お姉ちゃんが帰った後は、今日の夕食&暖をとるようにユニフレームのネイチャーストーブ(ラージ)を用意致します。
畳めば20cm×20cm×2cmになる組み立て式なので、非常に便利!
今夜は夏至前夜!ミッドサマーイブ!!
一年で一番昼が長い日!異界の住人が跳梁跋扈する夜!!
今夜の宴が始まるぜ!←ソロだけど。
本日のメニューは発泡酒・赤ワイン。そして牛ステーキ・ウインナー焼き・バゲット・チーズ・サラダ。
焼く以外は手間いらずです。
先日購入の280ルーメンのLEDランタン「GENTOS Explorer777」も非常にお役だちアイテムでした。
2500円くらいのわりに、目も眩む光量&暖色系の灯なのでオススメです。
(GENTOS Explorerシリーズの現行モデルはこちら↓↓)
明るさ:360ルーメン(Highモード)、点灯時間:27時間(Highモード)/78時間(Ecoモード)、耐塵・防滴仕様(IP64準拠)、2m落下耐久、重量:802g、使用電池:単1形アルカリ電池×3本
そんなわけで。自宅にあった蔵書「宇宙生命99の謎」を読みつつ・・・。
深遠なる宇宙の謎、恒星間飛行、テラフォーミング、生命の起源などに想いを馳せつつ・・・ワタクシの夜は更けていくのであったw
追伸・・・テントに入った後、一人っきりのはずが何故かテント回りを歩く音とフライをトントンと叩く音が。たぶん気のせい!?
続く( ̄▽ ̄)
走行距離 77kmくらい
2021追記
朱鞠内湖畔キャンプ場について
- 開設期間 5月上旬~11月上旬
- 利用料 大人850円、小人400円
- 受付時間 8時~17時
- ログキャビン5~6人用(3棟)は1棟7500円~9500円
- コインシャワー・ランドリー有り、トイレは簡易水洗、車・バイク乗り入れOK、ゴミは持ち帰り。
- 幌加内市街地まで30kmくらい、せいわ温泉ルオントまで27km。
- 隣接の宿泊施設「レークハウスしゅまりない」で日帰り入浴可(大人650円、小人350円、幼児無料)
「レークハウスしゅまりない」の入浴+食事(おまかせ丼)がセットになった車中泊パック(要予約)1550円も気になります。
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