長万部公園キャンプ場にて起床!
朝から晴天。今日は暑くなりそうザンス。
毎度のごとく、朝ご飯を食べたり、弁当作ったりしていると、一般のキャンパーの子が、「僕もカブ乗ってるんですよ~」と話しかけてきました。
苫小牧から友人達と釣りに来たそうで、9月からハーレーの友人と二人で北海道一周キャンプツーリングに出かけるとの事。
カブとハーレー様・・・一緒に走るにはある意味ストレスがたまりそうな(^_^;)
↑と伝えると、「俺の後ろをついてこいと言ってあるので大丈夫!」と、とても力強いお言葉。
さすがカブ主サマだぜ!
お忘れの方が多いようですが、日本の法定速度は60㎞!安全運転で楽しんでください~(・∀・)
大学生ライダーも起床!
昨夜お話した、from茨城の大学生ライダーも遅い目覚めながらも向こうでごそごそやっております。
(ちなみに昨夜の様子はこちら↓↓)
何処に行くか迷っていた大学生も、どうやら小樽方面に向かう事を決めたようなので、ついでに「積丹半島」もイチオシしておきました。
「神威岬」は閉鎖中で歩けないけれど、「島武意海岸」の真っ暗なトンネルを抜けた先に広がる積丹ブルーは、ニモのいる海には劣るとしても観光地として鉄板ですよね~。
ニモ>>>>>>ホッケみたいなw( ̄▽ ̄)
とりあえず、「昨日は楽しかったです。ありがとうございます」と、わざわざ言いにきてくれたのは旅人お節介冥利に尽きて嬉しかったれす(・∀・)
またもや撮影大会!
大学生ライダーを見送り、ワタクシもぼちぼちと撤収用意をしていると、チャリダー二組と話す機会に恵まれ、何故か記念撮影会に。
一人はマレーシアから来た男性チャリダー。彼主体で今回の撮影会は始まりました。
地図と中学生レベル以下の英単語にて、今日は洞爺湖まで向かうというのは解りました。
この先はアップダウンが連続だよという事もお伝えできました。
しかし、それ以上の意思の疎通は不可能w
もう一人は道南一周中で、そろそろ帰る間際のオジサン。
・・・特に印象はなし( ̄▽ ̄)
出発準備完了!
チャリダー2人を見送りつつ、ワタクシも9時過ぎ出立。
・・・の前に、利用料を払う&前回のチャリ旅の時に忘れていったお高い洗顔フォームが届いているかの確認をするために管理棟へ向かいます。
何しろ、気付いた時には既に70㎞先、バイクなら簡単に戻れるものの、チャリでは2日を無駄にする距離ですから。
その後はスーパーで購入の数百円洗顔フォームに甘んじていた次第でゴザイマス。
前回話した、ex高円寺の姉さんは今日はお休みでしたが洗顔フォームは無事戻って参りました。
(高円寺の姉さんについてはコチラ↓↓)
ところで!前回から不思議に思っていたサティスファクションタウン長万部のミステリー。
田舎町のわりに何故個性的なファッションの若者が多いのか!?の謎が今回ようやく解けました!!
答→東京理科大学長万部キャンパスがあるから。
なるほどね~( ̄ー ̄)
長万部町のあれこれ
その後、受付のオバチャンと何故か「これからの長万部について」の意見交換会へと発展。
オバチャンの話と各種資料によると、ここ長万部町は戦前から東へ行く為、西へ行く為、そして新しい海に出るための交通の要だったそうです。
一時期、金山でも栄え→その後は鉄道機関区分岐点としての恩恵を受け続け、渡島管内唯一の貧窮町村から鉄道の町へ→そして名物のかにめしの町として発展をとげていったとの事。
そして時が経ち、蟹は次第に取れなくなり、町もどんどん寂れ・・・。
最近は、ユルキャラで注目株のまんべくんや先日開催されたニコニコ動画のイベント開催などで知名度も上がってきていて、近い将来は北海道新幹線の駅が設置される事も決定されているらしく。
オバチャン曰く、どうやら持ち直し途上との事。
ここは、やはり!まんべくん主体の町全体を巻き込んだシスト(イギリス発祥の宝探しゲーム)なんて良いのでは!?というのはワタクシのご意見。
むかわ町穂別地区の二番煎じですが「まんべくん・かにめし・長万部温泉街・日本一の秘境駅」と、ネタ的に美味しい土壌はあるのだから、結構イケると思うんだけどな~。
(むかわ町のシストについてはこちら↓↓)
北海道 長万部駅で愛され続ける極上味! あたたかい駅弁「かにめし」 4食セット
R37静狩国道を北上!
オバチャンとしばらく話し込んだ後、10時過ぎにキャンプ場出発です。
炎天下の中、20分程走ったところで、長万部町の静狩地区にある「静狩鳴き砂海岸」に到着。
北海道では「室蘭市のイタンキ浜」「小清水町の小清水海岸」の3ヶ所しかない貴重な鳴き砂スポットだそうです。
資料によれば、ゴム底の靴で足を擦るように歩くとキュッキュッと音がするそうなので、ワタクシも早速スニーカーで・・・。
・・・ウンともスンとも聞こえんなぁ~( ̄▽ ̄)
フツーにゴミだらけの海岸、フツーに砂浜、鳴き砂見学終了~!!
長万部町から豊浦町を抜けて、洞爺湖町へ
11時半過ぎ、R37からR230洞爺国道→r2洞爺湖登別線にて、本日のメインイベントの地「洞爺湖」に到着です。
洞爺湖周辺は、つい先日3分の2周程走ったばかりですが、今日の目的は洞爺湖の真のパワースポットとしても名高い「中島(大島)」探索ザンス(・∀・)
無料の公共駐車場にカブちゃんを停め、まずは観光センターにて情報収集。
中島に渡る遊覧船の割引チケット(往復1320円→1190円)も手に入れました。
(前回の洞爺湖探訪についてはこちら↓↓)
本日のランチはこちら!
腹が減っては戦も出来ぬという事で、久々に外食。
今日のランチは、幌加内産蕎麦粉を使用した手打ち蕎麦の店「そば蔵」です。
観光地のせいか、平日でも満席。
お一人様なので、相席ですんなり入れましたが、入れなくて帰ってゆくグループも多数。
なかなかの人気店のようです。
そんなわけで、本日のランチは「冷やし天ぷらそば+古代米ブレンドのおにぎり付き」で880円也。
天ぷらは衣カリカリでワタクシ好みのお味。
やっぱ暑い日は蕎麦に限るね~。大変美味しく頂けました(・∀・)
洞爺湖探索!
お腹も満足したところで、遊覧船乗り場へと向かいます。
ちなみにこちらは、近くにあったモーターボート乗り場の看板。
ドキューーーン!!!( ゚Д゚)
ワタクシの琴線に響く、素晴らしきネーミングセンス!!(※写真はイメージです)
もう一つおまけに、こちらが「洞爺湖公式キャラクターの洞龍(トウロン)」ですが・・・。
こちらは「洞爺湖非公式キャラクターのトウリュー」
これも何気にツボでしたw( ̄▽ ̄)
いざ中島へ!
そんなわけで、13時半、いよいよエスポワール号の出港です。
出航後、一斉に甲板に群がり、狂ったようにカモメにエビセンを与え始める、明らかに大和民族とは違う人の群れが極めて印象的・・・。
・・・迷惑だw( ̄▽ ̄)
30分後、中島上陸。
「洞爺湖森林博物館」にて入山手続きし、ついでだからと200円払って館内も見学してみました。
正直すっごい、つまんなかったです( ̄▽ ̄)
中島プチトレッキング開始!
14時24分、気を取り直して、中島プチトレッキングに出発です。
まずは、若干登りのカラマツ林を抜けて。
普通に山道なフッキソウ畑やトドマツ林を進み。
30分後、中島の聖地と呼ばれる大平原に到着です。
ボーッとするには調度良い、気持ちの良い気が漂う場所です。
目の前の山から圧倒的で強烈なパワーが放出されているような、されていないような。
観光センターで入手した中島探検マップでは、この先に森の巨人逹100選に選ばれつつも、台風で倒れた赤エゾマツも見処と書いてあったので、さらに奥地へ進んでみます。
15分後、赤エゾマツの残骸。
特に可もなく不可もなく。来た道を引き返し、中島プチトレッキング終了。
赤エゾマツは大した事なかったけれど、「大平原」に関しては、森の中にぽっかりと現れたサンクチュアリ、カムイミンタラ的な雰囲気でなかなか素敵なスポットでした。
オマケ。
いけしゃあしゃあと鹿クッキー目当てに集う島の住人共。
野生動物に餌をやるのはホント良くない( ̄▽ ̄)
本日の寝場所はこちら!
17時過ぎ、最終便にて洞爺湖温泉街に戻って参りました。
そろそろ今夜の寝床を決めなければいけない時間。
とりあえず、明日へのミッションの為に、風呂くらい入っておきたい所です。
洞爺湖畔にある「大和旅館のライダーズルーム(1300円)」も考えましたが、管理者付きのライハは面倒なので、今日もまた野営。
というわけで!本日の寝場所は温泉施設も隣接していている好立地「仲洞爺キャンプ場(420円)」に初キャンプIN決定でーす!
近くに店はないので、洞爺湖温泉街で食料の調達は必須です。
ちなみに「仲洞爺キャンプ場」は、橋を境に第一サイトと第二サイトに別れていて 第二サイトはバイク乗り入れオッケー、ペットも同伴可。
第一サイトはどちらも禁止、荷物はリヤカーでと決められております。
しかしながら、トイレと水は第一サイトにしかないので、面倒だけどこちらに決定。
テント設営完了!
洞爺湖に沈む夕陽を横目にテント設営完了。
早速、キャンプ場隣接の天然温泉浴場「来夢人の家」へと向かいます。
こちらは露天風呂は無いけど、入浴料は390円。
休憩室もあって飲食OK、もちろん持ち込みも可です。
温泉でさっぱりして~、洞爺湖温泉街のセイコマで買った酒とツマミで晩酌~(・∀・)
休憩室にはワタクシの他に一人晩御飯を食べつつ、まったりしているチャリダーらしき若者が1名。
試しに話し掛けてみると、隣のテントの人でしたw
今夜の酒のツマミ(犠牲者)決定~!!
宴会開始!
またしても飲酒はワタクシだけですが、本日も酒宴の幕開けです。
チャリダー君は、札幌から来た北大生で、友人の結婚式があるので一度地元に戻るものの、北海道一周の真っ最中だそうです。
せっかく地元なんだからバイクもいいよ~とオススメしてみると、チャリダー君の家は祖父の代からバイク禁止で、それが家訓になっているとの事。
ありえんw( ̄▽ ̄;)
さらに、就職先も早々に北海道電力に決まっているそうなので。
とりあえず「原発は無くせ!再生可能エネルギーに力を入れろ!!」と道民の声として力強く訴えておきましたw
チャリで色々な町の生活の様子を見ながら走るのが好きだという事なので、会社をスポンサーに「エコPRの旅」も良い案件かと思われます。
まあしかし、前回、積丹で会った札幌のチャリダーや、こないだの小樽のチャリダーなど、道民がこうやって道内旅を楽しむのは良い傾向。
内地の人間だけに楽しませとくにゃ、もったいないぜ北海道!!
洞爺湖ロングラン花火大会を遠くに眺めつつ、今夜も楽しい一期一会に感謝!(・∀・)
2020追記
そば蔵について
- 営業時間 11時~17時(蕎麦が無くなり次第終了)
- 定休日 不定休
(※現在の値段等は不明)
中島巡り遊覧船について
- 夏季運航 4月下旬~10月末(冬季は中島に上陸出来ない)
- 運航時間 8時半~16時半(30分毎)
- 乗船料 大人(中学生以上)1420円、小人(小学生)710円
洞爺湖森林博物館の入館料は200円(開館は8時半~16時半)
洞爺湖汽船のHPから「10%OFFクーポン」の入手可能。
中島と大平原について
スピリチュアル的な話になりますが。
北海道屈指の大カルデラ湖である「洞爺湖」には、北海道の富士山とも言われる「後方羊蹄山」から流れてくるエネルギーが神気のごとく降り注いでいるそうです。
そして、洞爺湖に浮かぶ島々で最も大きく中央にある「中島」は、洞爺湖のエネルギーを集めた強力なパワースポットとしても有名。
さらに、今回探訪した「大平原」は、中島に集まった気が溜まり、風水学的にも四神相応の地と呼ばれる超絶パワースポットだそう。
本当にうわっ!凄い!!と思ったので、お好きな方にはおススメかと(・∀・)
仲洞爺キャンプ場について
- 開設期間 4月下旬~10月中旬
- 利用料 大人450円、小人340円
- 簡易水洗トイレ、売店・自販機有り、壮瞥市街まで約8km、ゴミ捨て可。
- 日帰り入浴施設「来夢人の家」まで徒歩1~2分
週末・お盆など、夏場はめちゃくちゃ混み合うので注意!
来夢人の家について
- 入浴利用時間 4月~10月は10時~20時半(最終受付20時)、11月~3月は10時~19時(最終受付18時半)
- 入浴料 大人420円、小人140円、幼児70円、三歳以下は無料
- 休館日 毎週火曜日(7月~8月は無休)
- ドライヤー有り、食堂・売店有り、休憩室有り(持ち込み可)
- 11月頃から12月頃までは湯舟にリンゴが浮かぶ「リンゴ風呂」が登場。
こちらも夏場はめちゃくちゃ混み合うので注意!
「ブログ村」と「ブログランキング」のランキングに参加中。
お帰りの際は、バナーを応援クリックして頂けると多々感謝!(それぞれ、1クリック=1票ゲット。順位向上にご協力お願いします)( ̄▽ ̄)