道の駅よってけ島牧!にて起床!
5時半起床。
今日も暑くなりそうです。
そしてブヨ傷も相変わらず・・・。
止まらない痒みと痛みとジュクジュク。
夜中に何度も痒みで目が覚めます。
これはもう、岩内町辺りで病院を探した方が良さげな予感。
そんなわけで、9時過ぎ出発です。
島牧村から寿都町へ!
本日もR229檜山国道を北上→10時21分、寿都町に到着。
- 人口 2947人(2019年12月31日時点)
- 1600年代当初から、アイヌとの交易場として和人が集落を形成。公式には1669年(寛文9年)開基とされる。
- 地名の由来は、アイヌ語の「 Syupki-pet(シュプキ・ペッ) ~矢柄に用いる茅のある川」からの転訛。
- 洞爺湖温泉名物「わかさいも」の発祥の地。
- カントリーサインは風力発電の風車。風の強い町として有名らしい
寿都町は、牡蠣食べ放題の牡蠣小屋も有名らしいですが、庶民にはおいそれと手を出せない金額なので次の機会へと(;´Д`)
弁慶岬に到着!
10時半過ぎ、弁慶岬に到着。
こちらは「義経・弁慶の北行伝説」が伝わる地で、「想望~同志を待ちわびる弁慶の心が宿る地」と言われています。
昔、源頼朝の奥州征伐の際に、奥州を逃れた義経・弁慶一行は蝦夷地に渡り、この地に滞在していたそうで。
弁慶の舎弟ともいうべき常陸坊海尊が、義経再挙の兵を募って蝦夷へ向かったという情報を得た弁慶。
日々、この岬の先端に立って海尊の到着を待っていたが、結局、海尊軍団の船影を見ることは叶わなかったとの事。
そんな弁慶の姿を見ていたアイヌたちは、この岬のことを、いつしか弁慶岬と呼ぶようになった・・・と伝えられています。
嘘か誠かは別として、北海道には「義経伝説」があちこちにありますからね~。
ロマンたっぷりザンス!(・∀・)
屋内休憩所があったので、11時まで少し仮眠。
休憩所自体は夕方に施錠されますが、綺麗な水洗トイレやテントを張れるタイプの東屋もあるので、ゲリラキャンプ的にはとても良い場所でした。
岬なので、風さえ吹かなきゃね~( ̄▽ ̄)
R229雷電国道をさらに北上!
12時11分、8日振りに黒松内町に到着!
からの!12時20分、またもや寿都町に突入!
黒松内町滞在時間は占めて9分といったところでしょうか・・・( ̄▽ ̄)
12時38分、何だかチャリのチェーンの調子とワタクシの足首の調子が悪いような気がしてきました。
チェーンを見ると、心なしか錆びが浮いてきているような・・・。
そりゃ、毎日潮風に吹かれてりゃチェーンも錆び付くわな~(^_^;)
ちなみにワタクシの錆びは、単なる老化と劣化の錆びですが何か!?
チェーンにはクレ556、ワタクシにはロキソニンで応急処置を施します。( ̄▽ ̄)
寿都町から蘭越町へ!
13時29分、蘭越町へ到着。
- 人口 4669人(2019年12月31日時点)
- 1872年(明治5年)、尻別村として開村。和人の定住は1616年(元和元年)頃から。
- 地名の由来は、アイヌ語の「 ranko-us-i(ランコ・ウ・シ) ~桂の木・群生する・所」からの転訛。
- 尻別川は道南最大の河川(16年連続で清流日本一)「らんこし米」は道内でも有名。
- カントリーサインは温泉。蘭越町には泉質の異なった7つの温泉郷がある。
「道の駅 シェルプラザ・港」でモグモグタイム後は、本日の最大の難関であろう、6つのトンネル越えです。
狂乱!死のダイブ!!
安政年間(1855年~1860年)以前は、舟に乗るしかなかった交通の難所。
総長9.06kmにも及ぶトンネル三昧の行程に出発です!
ちなみに、ここR229雷電国道は、比較的大型車の多いルートでございまして。
白線の狭い車道を走る身にとっては、終始、戦々恐々の状態です。
そんな中、背後から迫る爆音に嫌気が差したワタクシは、何を血迷ったか「中規模幅の歩道なら何とか走れるだろう」と、ふと思い付きました。
結果、滑り出し順調。
そして、照明が切れて真っ暗になった瞬間!
バランスを崩し、車道側に大規模転倒!!
まさに死のダイブをやらかしました。
いやいや、もしあの瞬間、背後から車が来てたら即死亡・即昇天だったのは確か。
今、此処にいる事ができるのは、まだこの世でし残した事があるから・・・のはず!?
チャリの右ハンドルは曲がり、膝も擦りむけ、皿も故障したようだけど、生きてて良かった!(・∀・)
マ・ジ・で!良い子は真似しちゃいけないよ!!
死のダイブその後
痛む体を引きずりつつ、ヨレヨレになりながらトンネル脱出をすると、前方で見覚えのある車が停まっています。
あれは!島牧の道の駅で話した、山屋のオジサンではないですか~。
(山屋のオジサンについてはこちら↓↓)
オジサンはワタクシがオススメした日本一危険な神社に挑戦後、通りがかりにワタクシを発見したようです。
なんと、頂上の本殿まで制覇してきたとの事。
ワタクシが「大田山神社」に挑戦した際は、石段をクリアしただけでしたが。
一歩踏み間違えると奈落の底に真っ逆さまの崖道、傾斜90度の垂直の壁を7m登らねばならぬ、噂の鎖場を制してきたのは凄すぎです。
さすが、山男!
「明日こそは羊蹄山!」と意気揚々とニセコ方面へ去ってゆかれましたが。
まさか、オジサンの報告を聞く事だけが、今、生かされている唯一の理由だったんじゃ・・・という思いがよぎるワタクシでありました( ̄▽ ̄)
(日本一危険な神社についてはこちら↓↓)
蘭越町から岩内町へ!
トンネルでてんやわんやの間、いつの間にか岩内町に入っていたようで、15時過ぎ、岩内町市街地に到着。
- 人口 1万2315人(2019年12月31日時点)
- 1751年(宝暦元年)、知行地として岩内・古宇の両場所が開かれたのが岩内町開基。和人の往来は1456年(康正2年)頃から。
- 地名の由来は、アイヌ語の「iwaw‐nay(イワウ・ナイ) ~硫黄・沢」からの転訛。
- 国内でのアスパラガス発祥の地。北海道で初めて野生のホップが発見された地。
日本海を挟んだ対岸に見ゆるは「泊原子力発電所」です。
原発反対!ヽ(`Д´)ノ
放射性廃棄物の保管でさえ机上の計画なのに、まして地震国家の日本には不要な代物。
泊3号機でのプルサーマル発電計画なんてもってのほか!!
・・・と、強くワタクシは思いますです。
道の駅 いわない到着!
その後、道の駅に着くと今まで2、3回見かけていたサイクリストオジサンがいたので、しばし雑談。
定年退職後、現在は来年から大学で半導体とかコンピューター系の講師を勤めるまでの余暇だそうで。
先日までは九州を一周、今回は35日間で北海道沿岸を一周する予定だそうで、9月からは四国を一周する計画との事。
曲がったハンドルを直してもらい、栄養ドリンクや温泉饅頭、海苔煎餅などもお接待して頂きました。
ありがとうございます\(^o^)/
オジサンは今夜は岩内の宿に泊まるという事で別れ、ワタクシはあと20数㎞の道程を頑張ります。
なにしろ3日ぶりの風呂、しかも温泉を目指してるもんですから!
ちなみに病院は、まだ15時台なのに既に受付終了との事なので、次の比較的大きい町、余市町か小樽市まで辛抱しようと思います。
かわりにドラッグストアで、ジュクジュク化膿系湿疹に効果的なステロイド剤を購入。
店の人には「ここまで酷いと病院に行くべき」と言われましたが、それは本人が一番よくわかってるっちゅーねん!(^_^;)
岩内町から共和町へ!
先程、サイクリストオジサンに頂いた温泉饅頭を頬張りつつ。
途中で道を間違え、R236羊蹄国道で小樽方面に行ってしまいそうになりつつ。
16時38分、共和町に到着です。
- 人口 5855人(2019年12月31日時点)
- 1857年(安政4年)、徳川幕府直轄の開墾場「御手作場(おてさくば)」が設けられたのが町の始まり。
- 地名の由来は、共同親和。1955年(昭和30年)に前田村・発足村・小沢村が3村合併した際、村名を公募して共和村と名付けられたそう。
- らいでんスイカが有名。
- カントリーサインは案山子。かかしの古里を名乗っているが経緯は不明。
共和町から泊村へ!
16時59分、北海道唯一の原発の地、泊村に到着。
- 人口 1613人(2019年12月31日時点)
- 1601年(慶長6年)に開基。
- 地名の由来は、アイヌ語の「hemoy-tomari(ヘモイ・トマリ) ~マスの寄せる入り江」からの転訛。
- 原発マネーの落ちる金持ち村。北海道最古の炭鉱と日本最古の軌道があった。
- カントリーサインは兜岩と日本海に面する断崖絶壁。
18時頃、今夜の第一目的地である「盃温泉 国民宿舎もいわ荘」に到着。
当初はここから2㎞程離れた、神恵内村の「前浜野営場」でテン泊予定でしたが。
聞くと目と鼻の先の「盃野営場」もやっているとの事。(去年、カブで来た時は水道の蛇口が取り外されていた)
(前回の探訪と前浜野営場についてはこちら↓↓)
今夜の野営地も決定!(・∀・)
さっそくテントを設営しに行ってみると先客が2名。
- 札幌発→積丹→ニセコ→支笏湖→札幌と周遊予定のチャリダー様。
- 広島県発→1ヶ月ちょい北海道をまわる予定の福山ナンバーのハーレー様。
そしてワタクシの計3名が今夜の利用客です。
露天付きの国民宿舎もいわ荘にてじっくり湯治をしつつ→酒飲んで就寝。
- 走行距離 95km
- 平均速度 15.1km
- 最高速度 40.3km
2020追記
盃野営場について
- 開設期間 6月下旬~10月末
- 利用料 無料
- 水洗トイレ、バイク乗り入れ不可(駐車場からサイトまで80m、リヤカー無し)、ゴミは持ち帰り。
- 最寄りのセイコマまで約9km、「茂岩温泉」まで300m(大人500円、15~19時、不定休)
※「盃温泉 国民宿舎もいわ荘」は2015年で廃業。
個人的には1.3km離れた「潮香荘」が露天風呂もあっておススメ。(大人500円、10~20時、コインランドリー有り)
前回、キャンプ場が閉鎖されてたのは、訪れたのが6/21だったからですな( ̄▽ ̄)
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