ポロトの森キャンプ場にて起床!
豊かな森林の夜は獣や鳥、虫の声が賑やかで相当騒がしい。
3時過ぎに一度目覚め、その後は深く眠れず、うつらうつらしながら6時過ぎ起床。
ドキュンにも熊にも奇襲されず、無事に朝を迎える事が出来ました(・∀・)
昨夜は超特急での出立宣言をしたはずですが。
米をふやかしながらコーヒーで一服→身支度しつつ、米を炊きつつの撤収作業(たまに一服)→朝食となると、どうしても2時間くらいはかかってしまい。
結局、8時過ぎの出発となりました。
管理棟、窓は閉まっているけど扉が開いてる!ピーンチ!!
・・・無事に脱出成功!( ̄▽ ̄)
まあ、たかだか500円程度の金額ですが、特に料金分のサービスは受けてないですし。(暗闇だったのが致命的)
集金にも来ない、時間外の連絡先も置いていないって事で、しゃーないわと言い訳してみたりw
ちなみにこちらが、ポロト湖の対岸に佇む「ポロトコタン」のチセです。
(※チセ=アイヌの住居)
上川アイヌのチセは笹で作りますが、白老アイヌはカヤ作りだったような気がします。
念のため、今時の北海道でこのような住居に住んでいる人間は皆無。全て博物館の野外展示なので悪しからず( ̄▽ ̄)
白老町から登別市へ!
本日はまず、愛機に貼る用の岬ステッカー購入+αで室蘭市の地球岬を目指す予定です。
昨日に引き続き、R36室蘭国道を西に向かい、10時25分に登別市到着!
- 人口 4万7795人(2019年9月30日時点)
- 1869年(明治2年)、太政官布告により、仙台藩白石城主の片倉邦憲が幌別郡(登別村・幌別村・鷲別村)の支配を命じられ、翌年に片倉旧臣・職人が移住してきたのが登別市の始まり。
- 地名の由来は、アイヌ語の「nupur-pet(ヌプㇽ・ペッ)~ 水の色の濃い・川」からの転訛。
- 登別温泉・カルルス温泉は北海道でも有数の温泉地。
途中で見かけた橋?
ここまで来たならば、大人も一日楽しめる「登別伊達時代村」に寄って行きたいところ。
国道から3km程度と、それほど苦にもならない距離ですが、寄ったが最後、再び寝場所難民になること間違いなく。
なによりも、この薄汚れた可哀想な人的姿でのアミューズメント満喫はさすがに・・・(涙)(;つД`)
(登別伊達時代村についてはこちら↓↓)
登別市から室蘭市へ!
R36をさらに西に向かい、11時51分に室蘭市に突入です。
- 人口 8万3287人(2019年9月30日時点)
- 1870年(明治3年)、戊辰戦争で敗れた仙台藩の一門筆頭・角田石川氏の家臣団が室蘭郡に集団移住してきたのが室蘭市の始まり。
- 地名の由来は、アイヌ語の「mo-ruerani(モ・ルエラニ)~ 小さい・坂」からの転訛。明治の半ばまではモルランと呼ばれていた。
- 鉄鋼、セメント、石油精製などを基幹産業とする重化学工業都市。「鉄の街室蘭」「日本一の坂」がある街。
- カントリーサインは室蘭市のマスコット「くじらん」、サッカーにも力を入れてる街らしい。
この室蘭市ってのが曲者でして、ワタクシ的にはチャリもカブも通っちゃいけないバイパスが、至る所にあるイメージです(。-`ω-)
ちょうど良く通りがかったオジサンに、地球岬に向かう道を聞くと、親切にも旧道まで案内してくれました。
後は、左に曲がって真っ直ぐ行って、母恋駅で曲がるだけ。
なんと分かりやすい説明でしょう!
オジサングッジョブ!!(・∀・)
いざ!地球岬へ!!
ちなみに岬までの道程は、アップダウンはあるものの何て事ないただの坂道。
途中に見つけた公園にてモグモグタイム。
今日のメニューは、最後のチキンドライカレーふりかけご飯と生協で購入のアジフライと牛乳デス♪
このふりかけ、激美味なんですけど、先程寄った登別の生協にでは取り扱いがなく・・・見つけたら即買い決定ザンス!(・∀・)
エネルギー補給したところで再度出発。
最初は順調だったものの、残り2㎞ちょっとの地点から、結構な激坂に急変!(>_<)
岬の法則=アップの連続になるのは覚悟が出来ていましたが、まさかここまでのチャリダー転がしとは・・・(;´Д`)
しかも、まわりは住宅街。
住んで、日常を過ごしてる人たち凄すぎですw
しかし、降りて休憩するだけならまだしも、チャリを押して歩くのは、勝ち負けでいったら負けですからっ!
休みつつ休みつつ、ようやく残り800mへ・・・。
う~わ~!絶景~!!(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
こちらは「金屏風」といって、赤褐色を帯びた、高さ100mにも及ぶ断崖絶壁に朝日が映ると、金の屏風を立てたように見える事から、こう呼ばれるようになったとの事。
「朝陽の金屏風」の対にあたる「夕陽の銀屏風」と共に、海から眺める室蘭八景の一つとなっているそうです。
地球岬到着!
残りの道は、幸いながら先程までの厳しさはなく、13時半過ぎ地球岬です!(・∀・)
展望台から望む灯台と太平洋。
岬ステッカーは、グッととくるものがなかったので今回は却下させて頂くという事で。
ちなみにこの展望台での出来事ですが、携帯のカメラで写真を撮ろうとした所、突如として携帯の電源が落ちましたw
ワタクシの経験的に、何か曰くある場所。ああ、やっぱりね~という場所でしか起きた試しがない現象。
あそこって何か訳ありなんじゃね!?と思うこの頃でした( ̄▽ ̄)
(前回の地球岬探訪についてはこちら↓↓)
2008年の探訪より、格段にカメラ機能が進化しているのが解りますw
お助け三昧!
その後は「道の駅 みたら室蘭」にてスタンプゲット&2回目のモグモグタイム。
あとは今夜の寝場所に行き着くだけだけです!
わかりにくい街だけど、迷子にならず、かつバイパスにはまらず脱出できるかな!?
そんな中、突然現れたのが地元サイクリストのオジサン。
これまた、分かりやすく、直近で行ける道まで先導してくれる事になりまして。
オマケに急坂の国道を迂回するルートまで教えて頂き、ありがとうございました(・∀・)
さらに東室蘭駅を過ぎて、本当にここで良いのか迷ってた際に通りかかったお兄さん。
もうR37は通りすぎてますよと言われた時は焦りましたが、あなたがいなければワタクシはとんでもない所まで走り続けていた事でしょう・・・(-_-;)
ありがとうございました(・∀・)
そんなわけで、今日は人様に助けられてばかりの1日。
自分一人だけで万事やっていけるなんて大間違い。
日頃疎かになりがちな、ありがとうの心を大実感できた日でもありました。
今夜の寝場所はこちら!
迂回路を通った為、ひっそりと伊達市到着。
- 人口 3万3952人(2019年9月30日時点)
- 1869年(明治2年)、伊達邦成が明治政府より有珠郡支配を命じられて開拓役所と支配所を設置→宮城県から亘理伊達氏(仙台藩の分家)が集団移住してきたのが伊達市の始まり。
- 地名の由来は、伊達氏から。
- 自称「北の湘南」高速道路で河川を渡る橋梁としては日本一の長さの橋がある。
スーパーなどに寄りつつ、19時過ぎに今夜の寝床「 道の駅 だて歴史の杜」到着となりました。
とりあえず、本日の寝場所はこの東屋の軒下って事で( ̄▽ ̄)
がっつり疲れたので今日は飲んで食うぜ!!
トンカツ、餃子、サラダ、発泡酒×2で晩酌後→就寝。
- 走行距離 98.43km
- 平均速度 15.1km
- 最高速度 44.1km
2020追記
室蘭八景について
- 室蘭港の夜景~港内を取り巻く工場群や白鳥大橋などの灯りが水面に映えて美しく輝く。
- 測量山の展望~頂上からの展望は360度の大パノラマ。
- 大黒島~昔は黒百合が多く「黒百合咲く大黒島」と呼ばれていたそう。
- 絵鞆岬からの景観~噴火湾を中心として、昭和新山や有珠山、羊蹄山などが眺望できる代表的な景観地。
- 金屏風~本文参照。
- 銀屏風~アイヌ語でチヌイェピラ(彫刻のある崖)夕日が映えて銀色に輝く。
- マスイチ浜の外海展望~カモメ岩やローソク岩、サザエ岩などの奇岩があり、噴火湾を隔てて駒ケ岳などを望むことが出来る景勝地。
- 地球岬~下記追記参照。
地球岬について
- 「宗谷岬」「開陽台」と共に地球が丸く見える北海道三大観光スポットの一つ。
- 「雄冬岬」「落石岬」と共に北海道三大秘岬の一つ。
- 朝日新聞の特集「北海道の自然100選(1985年)」と北海道郵政局の「あなたが選ぶ北海道景勝地(1986年)」で1位を獲得した事もあるそう。
地名の由来は、アイヌ語の「ci-ke-p(チ・ケ・プ )~ 自分を・削った・もの=断崖絶壁」からの転訛。
「三大秘岬」とか「三大地球が丸く見えるスポット」ってのは初めて知りましたが。
とにかく、北海道の観光スポットとしても有名らしい地球岬。
- 夜中に一人では行かない方がよい自殺の名所。
- 岬にある鐘の近くで写真を撮ると、高い確率で心霊写真が撮れる。
- 夜中に、誰もいないはずの展望台の幸福の鐘が鳴り響くこともある。
・・・とも言われているそうです。
あ~やっぱりね!って事でw( ̄▽ ̄)
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