身支度をし、呉竹荘出発。
昨夜のウェザーニュースでは、晴れ予報でしたが、今朝の天気は霧雨。
R36室蘭国道を、若干戻り、本日の第一ミッションの地、アヨロ海岸に到着です。
ちなみに、アヨロ海岸とは白老町の虎杖浜一帯に広がる海岸で、白老町のビュースポットの一つ。
付近に広がる丘陵地帯は、カムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)とも呼ばれ、ポンアヨロF遺跡や虎杖浜第一遺跡なども点在しています。
アフンルパロ探索!
本日のワタクシの第一ミッションは、アヨロ海岸の何処かに存在するという、アイヌの聖地『アフンルパロ』探訪。
現代日本語に訳すと『あの世への入口』です。
そもそも、アフンルパロの存在を知ったのは、たぶん北海道新聞にて。
地元の伝承では
とか。
とか。
どことなく、桃源郷伝説をも彷彿させるような逸話が伝えられているそうで、いたくワタクシの好奇心が刺激されたわけです。
そんな、アイヌ伝承の地に存在するかもしれぬ、不思議な洞穴を求めてやって来たわけですが・・・。
しばらく、砂浜を散策してみましたが、洞窟めいた物件は何一つ見つからず・・・。。
パッとしない天気の中での散策でしたが、晴れた日には気持ちの良いとこだと思われ。
いざ!ポロトコタンへ!!
R36を東へ。
今朝来た道をひたすら戻り、白老町の市街地到着。
お次のミッションは、ポロトコタンとアイヌ民族博物館デス。
比較的、小規模施設ではありますが、本州からの修学旅行生と観光客がちらほらと。
ソフトバンクのCMのお父さんで知名度が上がった、北海道犬やヒグマなんかとも出会えます。
さらに、アイヌの住居(チセ)の中では、アイヌの文化や言葉などについての講話、歌と踊り、楽器演奏なども、一時間に一回、公演されています。
ワタクシは、2回見ましたが、毎回ネタも違っていて、こりゃ話術のスペシャリストだよ!と思うくらい、オジサンの話も面白い。
入場料750円+駐車代100円でしたが、充分に元は取れたといっても過言ではないでしょう( ̄ー ̄)
ポロトコタンさらに堪能!
狭いながらも楽しいポロトコタン。
有用植物の展示もしているので、野草ハンターの勉強にもなります。
アイヌ民族博物館でも、学芸員のオジサンがあれこれと解説をしてくれて、有益なひとときを過ごせました。
ちなみに、アイヌのイイ女の条件は料理や針仕事に長けている事。
イイ男の条件は容姿が良く、勇気があり、雄弁な事だそうです。
さらに、このアイヌ民族博物館。
いろいろな体験学習も取り揃えているようで、ワタクシもアイヌの民族楽器 ムックリ作りに挑戦してみました。
時間はたっぷり1時間。
懇切丁寧な説明とフォローつきで500円です。
小粒ながら、大満足のボリュームで、結果5時間弱の滞在・・・。
夏場は毎年、ポロトコタンの夜というイベントもやっているそうなので、機会があれば行ってみたいと思います。
時刻は、夕方。
11時にポロトコタンに入場し、時間はすでに16時過ぎ・・・。
そろそろ寝場所探しの頃合です。
鵡川町まで行こうかとも考えましたが、何気に寝袋だけでは寒い日々。
よって、本日の宿泊地は、毛布も貸し出ししてくれる支笏湖のモーラップ樽前荘に決定です。
(ちなみに、前回の樽前荘宿泊はこちら→北海道カブプチ旅4泊5日読み切りVer.)
R36~r141樽前錦岡線~R276・R453支笏国道へ
モーラップ樽前荘到着~!
時期も早いので、今日は貸し切り状態かな~と思っていましたが、三重ナンバーのバイクが一台・・・。
なんと!ここ2年程、ワタクシが毎年一泊はしている中頓別のライダーハウス みつばち村で。
毎回、滞在していらっしゃる、釣り目的のオジサンではないですか~。
(前回のみつばち村の様子はこちら→北海道プチカブ旅3日目)
偶然の再会に乾杯~!( ^^)/▽▽\(^^ )
三重ナンバーさんからは、毛ガニまでご馳走してもらい、とてもラッキーな一夜でしたとさ。
カニ腹満足!今後1週間はカニなんぞ見たくないわーゲプー(´Д`)
走行距離 59.8kmくらい
2018追記
ポロトコタンについて
2018年3月31日で閉館。53年間の歴史に幕を下ろす。
2020年4月24日に、国立アイヌ民族博物館・国立民族共生公園として、グランドオープン予定・・・との事。
ちなみに、アイヌの民族楽器 ムックリですが、自由自在に鳴らすには、わりとコツが必要です( ̄▽ ̄)
再見!(・∀・)
参加してま~す。モチベーションupの為、ポチッとして頂けると嬉しいで~す^^↓↓↓