朝5時起床。
テント撤収中、ポールを繋いでる紐が切れ、短くも儚い一生を終える。
送料込みで2000円テント。
2ヶ月間の歩き遍路旅にも耐え、よく頑張ってくれました。
しかし、同じようなポールを見つければまだ使えるんだよな~。
または、ちょっと貧乏くさいが、張る時にテーピングを施せば使えん事もない。
まあ後々考えましょ。
(ちなみに、2000円テントの詳細はこちら↓↓)
朝ご飯を食べて出発デス(・∀・)
まずは、R38芦別国道経由で、赤平市にある8番札所へ。
- 宗派 真言宗國分寺派
- 開基 昭和50年
- 寺院本尊 十一面観世音菩薩
- 霊場本尊 千手観世音菩薩
御真言 おん ばざら たらま きりく
御詠歌 千の手が 衆生助ける 観音寺 弘誓(ぐぜい)の船を 急ぎさし向け
ガイドには、護麻の火にお不動さんが立たれた写真が飾ってあると書いてあったので、楽しみにしていましたが、本堂に鍵がかかっていて撃沈。
この辺も元炭坑の町らしく、名所は日本一のズリ山との事。
あまり興味がわかないので素通りさせてもらおう。
途中、お城の見えるPAがあったので小休止していると、近くにあるキャンプ場の掃除のおっちゃんに声をかけられ、しばしの四方山話。
おっちゃんには、
「富良野でへそ祭りが開催中だから行ってみたらどうだ?」
と勧められてみたり。
浦臼方面に向かう旨伝えると、今度は、何とか21という牧場?みたいなとこをオススメされる。
どうやら、本州から来た旅人だと思われてるくさい(;´∩`)
車中泊旅より地元民とのふれあい度アップという点で、やはりカブちゃん購入は正解デス(・∀・)ノ
おっちゃんに礼を言い滝川方面へ。
浦臼にある道の駅つるぬまでスタンプをゲットし、そばにある11番札所の参拝・納経終了。
- 宗派 高野山真言宗
- 開基 明治29年
- 寺院本尊 十一面観世音菩薩
- 霊場本尊 薬師如来
御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
御詠歌 鶴沼の 水面に映える 寺に来て 瑠璃の光に 心やすらぐ
浦臼町から、R275空知国道を北上。
次の目的地は、ヒマワリ祭り開催中の北竜町でございます。
道の駅サンフラワー北竜の手前にある、9番札所の参拝・納経終了。
- 宗派 高野山真言宗
- 開基 昭和6年
- 寺院本尊 大日如来
- 霊場本尊 釈迦如来
御真言 のうまく さんまんだ ぼだなんばく
御詠歌 中道を 説き弘めたる 釈迦如来 五濁悪世(ごじょうあくせ)を 救いたまへり
お昼すぎ、ヒマワリ祭りの会場に到着。
月曜日ですが、そこそこの人出。
広い建物の中で、ヒマワリ製品etcの店や食べ物屋が軒を連ねているが、今日のメインディッシュの為に我慢です。
まだヒマワリの時期には早いようで、畑は6分咲き位。
地元の小学生が育てた世界のヒマワリ30種なんぞを眺めつつ、お約束のヒマワリ迷路へ。
う~ん、これは一度挑戦すればもういいやという感じ。
もう少し難易度が上がれば大人も楽しめる事でしょう。
ミニ動物園的なものも、しっかり堪能しつつ~。
お腹も空いてきたので、次の場所に移動。
ガソリンを補給し、r94増毛稲田線を日本海方面へ。
交通量も少なく、未舗装じゃないのは確認済みなので安心して走れます。
しかしこの行程、一泊二日で来るもんじゃねぇな(;´д`)
せめて海岸沿いでもう一泊したいところです。
増毛町からR232増毛国道にて海沿いを北上。
留萌市を抜け、小平町に到着し、13・14番札所の参拝・納経終了。
- 宗派 真言宗醍醐派
- 開基 明治33年
- 寺院本尊 天然仏聖観世音
- 霊場本尊 十一面観世音菩薩
御真言 おん まか きゃろにきゃ そわか
御詠歌 南から 降り給いし 観世音 鎮まりませる 報徳山
- 宗派 同上
- 開基 同上
- 寺院本尊 天然仏聖観世音
- 霊場本尊 弥勒菩薩
御真言 おん まい たれいや そわか
御詠歌 ありがたや 衆生済度の 法(のり)の声 霊験あらたの 尊とかりける
ちなみに、二つの札所を兼ねたこの観音寺奥之院。
小高い山の山頂にある札所ですが、寺が開基された経緯が特徴的です。
- 明治33年に、お山の山頂で人の姿をした木のコブが発見される。
- 木のコブは、留萌に逗留していた修行僧の夢枕に立ち「我、観世音菩薩の化身なり」と宣言。
- 同じ頃、病に伏せっていた尾作修妙師も同じような夢を見る。
- (木のコブに)「我を信仰すれば、必ず病が完治するだろう」と言われて以来、(木のコブを)信仰するようになる。
- (木のコブは)留萌に逗留していた修行僧により、入佛開眼され、尾作修妙師が観音寺の開基住職となる。
たかが木のコブ。されど木のコブ・・・。
多分、寺院本尊である、天然仏聖観世音が噂の木のコブかと思われます(見れていない)
忘れちゃいけない、日本海グルメ!
本日のメインディッシュを味わいに、R232を、さらに北上。鬼鹿に向かいます。
途中、道の駅おびら鰊番屋にてスタンプゲット&コーヒータイム。
そろそろお疲れモードになりつつも、鬼鹿にある食堂、すみれに到着。
ここの店の売りは焙りハーフウニ丼という一品。
生のウニと焙ったウニの二種類の味わいが1680円で楽しめるとの情報です。
店に入ってメニューを見るとムラサキウニとバフンウニのハーフウニ丼(焙りも出来ます)なんて魅惑的な一文が・・・。しかしお値段は2400円也。
一瞬とても迷うが、7月いっぱいがウニの旬。
せっかくここまで来たのだから食べなきゃ損でしょう。
これで不味かったらヌッ殺す勢いで注文&海老の味噌汁もご注文。
そして・・・待望のウニ丼とご対面。
ねっとり濃厚な味わいとややさっぱりめの二種類のウニ。
表面だけ焙ったウニのお味もなかなか。
ただ、どっちがムラサキでどっちがバフンなのかは定かではなく・・・。
聞いておけばよかったわ~。
本日のミッション終了~!
これにて、今回の巡拝とスタンプラリーとグルメ紀行は終りです。
R232~R239霧立国道~R275空知国道~r72旭川幌加内線にて帰路につきます。
道中、かなりの睡魔と凍えそうな寒さ、日焼けの痛みと容赦無くぶつかってくる虫ども。
帰り道がこんなにツライとは思わなんだ。(;´Д`)
今度出る時は日焼け止めと防寒着必須だわ~。(ちなみに半袖)
メットは半ヘルではなく、ジェットかフルフェイスがいいかもね~と、数々の反省点を想いながら今回の旅終了。
走行距離 301.2kmくらい
2018追記
北海道八十八ヶ所霊場について
全国各地にある八十八ヶ所霊場ですが、北海道八十八ヶ所は比較的歴史が新しく、開創されたのは2006年の事。
他の霊場に対して失礼なくらい、出来立てホヤホヤですw
さらに、霊場会のHPを見てみると、札所の担当寺も時々変わっている様子・・・。
巡拝される際は、最新の情報を調べてから出向いた方が良い予感。
ちなみに、全行程3000km
開場期間は5/1~10/31
参考までに、ワタクシは20寺廻った時点で、放置中です(^_^;)
カブ旅デビューと今後の展開
先日より始まった、カブ旅シリーズですが。
小型免許を取得して以来、ずーっとペーパー。バイクに乗るのは初めても同然なワタクシ。
さらに、キャンパーとしてのデビューも四国歩き遍路から。
これまた、出来立てホヤホヤの旅人から、どう進化していくのか!?
そんな感じで、再見!!(・∀・)
ちなみに地図については、自宅から離れたランドマーク発着にしてますw
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札幌もですけど旭川の街も道路がキレイに碁盤の目状になってますねぇ
他の街も河川がジャマしとるところ以外はほぼスクエア▢みたい
四国やと歩いとってもあらぬ方向に向いてしまい道に迷いますわねぇ(^^;
何しろ北海道と名付けられたのが、150年前ですし。(まだ手付かずの原生林)
屯田兵などが入って土地が開墾され始めたのが、明治になってからですからね~(^_^;)
新天地だからこそ、都市計画は自由自在だったのかと^^