御崎野営場にて起床!
5時半起床。
昨夜から雨が降り始め、朝も激しく降っています。
しかし、今日も連泊して唐桑半島内の観光予定なので全然オッケー!
とりあえず、昨夜頂いたホヤをやっつける為に、朝から日本酒を一杯だけ・・・。
やはり美味い!
く~~(>_<)日本酒に合うぜ!!
残りのホヤは、丁度手持ちにあったパエリアの素にて、ホヤのパエリアに変身~!
これまた出汁が出てまいう~(・∀・)
(ちなみに、昨日の様子はこちら↓↓)
海のバーベキューに遭遇!
その後、洗濯など済まし、ほろ酔いを覚ます為に朝寝を楽しみ→11時半過ぎ、キャンプ場向かいの『唐桑半島ビジターセンター』へ。
もちろん徒歩です( ̄▽ ̄)
ビジターセンターに着くと大漁旗が掲げられ、何かイベントをやってるご様子・・・。
聞くと今日は月一でやっている「海のバーベキューの日」で、来訪者には無料で振舞われる日だそう(^皿^)
ただ無料のイベントなので超豪華な食材ではなく、鮭と鯖のみなんですが。
つーわけで、早速頂いてみました!
うん!普通に焼き魚!!w(^皿^)
地元のオバチャンが作ったオニギリ2個(200円)との相性はバッチリです(^o^)
この海のバーベキューは「震災の被害者を元気づける為に、無料で三陸の魚を食べて貰おう」と始めたそうで、今日は3回目。
あいにくの雨で地元の人ばかりでしたが、今回も良いタイミングです(・∀・)
集まっていた地元のオジサン達はほとんどが遠洋漁業や鮭・マス漁業のOBだそうで、1~2年の長期漁業船に乗り込むと3000~5000万円貰えたとの事。
ちなみに乗組員一人一人の給料の話だそうです( ̄▽ ̄)
唐桑半島ビジターセンターへ!
昼食も済ませたところで、いよいよビジターセンターへ。
まずは映像資料のコーナー。
『遠洋漁業、マグロ延縄漁~映画 男達の海より』
『栽培漁業~アワビの養殖』
『浅草海苔の一年』
『魚の身の守り方』
『唐桑の祭りと舞~神どまり七福神舞』
『海の作る地形』
『地震と防災』
『津波の記録~NHK特集 目撃された大津波・・・日本海中部地震の記録より』
なんと豪華8本立て!
それぞれ3~4分程度の映像ですが、また一つ、日常の生活にはあまり役に立たない知識が増えましたw
さらに・・・帆掛け船やマグロはえ縄漁船などの船の模型。
その他、ずらりと並んだ津波被害のパネル群。
うわ・・・Σ( ̄□ ̄;)
明治以降、観測史上最大となるマグニチュード8.8を記録した「東日本大震災」
気仙沼市、南三陸町等では10mを超える大津波が一気に押し寄せ、沿岸の人々、逃げる人々を呑み込みました。
気仙沼市内では石油基地のタンクが破損し、流出した油に引火して内湾は火の海に。
火は何度も押し寄せた津波と一緒に陸上に上がり、市内の延焼が拡大。
八日町、魚町、南町では流された車が重なり、大川には市内の広い地域から流出した、無数の家屋が浮いたそうです。
また、南三陸町では県合庁3F部分まで浸水。市街地は壊滅状態となったとの事。
震災被害については当時何度も新聞、テレビなどで目にしましたが、再度被害の大きさを実感。
さらに、見学に来ていた団体さんに説明していた、ここの館長さんの話によると、この唐桑地区では電気が復旧したのが4/6。電話の復旧が5/9との事でした。
津波体験館へ!
さて。見学に来ていた団体さんは何故『唐桑半島ビジターセンター』をわざわざ訪れたのでしょうか!?
それは、映像・音響・振動・送風などの仕掛けを駆使した津波の疑似体験ができる、全国初の施設『津波体験館(370円)』が併設されているからで~す(・∀・)
施設自体は建てられてから20年程経つのですが、震災後、にわかに注目が集まり、視察に訪れる人が多くなったそうです。
内容も、今まで扱っていた秋田沖地震の津波の映像から今回の津波の映像に今年春にリニューアルされたばかりだとの事。
ワタクシも早速、体験してみたいと思います!!
・・・十数分後。
大迫力で面白かったです(・∀・)
この体験で勉強になった事は・・・
- 世界各地で発生する地震は一年間で凡そ14万回。日本及び、その周辺では凡そ5千回程度である事。
- 波が大荒れの時は一平方mにつき10t~20tの圧力がかかる事。
- 岩手県~宮城県と続く約600kmのリアス式海岸は国立公園にも指定されていて、三陸沖は世界三大漁場の一つとして豊かな海の幸に恵まれている事。
- 津波の最高時速は700kmとジェット機並みの速さで水深が深い場所程速く、水深が浅くなるとスピードは遅くなるが波は急激に高くなり、複雑な海岸線だと破壊力は更に増大する事。
- その結果、三陸での津波の遡上高は数十mにも達する例も多々ある事。
・・・等々。
自然の猛威に打ち勝つ事は不可能!
自分の身は自分で守らねばな!!( ̄▽ ̄)
※2023年現在『唐桑半島ビジターセンター』はリニューアル工事の為、休館中。(2024年オープン予定) 『津波体験館』は閉館になるとの事。
ミッション終了!?
『津波体験館』を出た後。
そういえば、館長さんが団体様へ津波の説明をしていた際「打ち上げられた船が、どーのこーの」と言ってたな~・・・
気になって、センターの姉ちゃんに聞いてみるとビンゴ!
テレビや新聞でよく話題になっていた、陸に打ち寄せられたままになっている、あの大きな漁船。
場所は気仙沼市内なんだそうです。
しかも、明日から取り壊し→撤去が始まるとの事。
なんてタイミング!!
今、この時に、この場に居合わせたのは、見なけりゃいかんというネタ神サマの計らいかと!?
気仙沼市内のあの混み具合はウンザリですが、行くしかあるまい!(・∀・)
センターの姉ちゃんに詳しく場所を聞いてビジターセンターを出ると、今度は地元のオジサン方が海のバーベキューお疲れ会の真っ最中。
通りすがりのワタクシもお呼ばれし、ビール一本をご馳走になりました。
オマケに余ったオニギリも持たせて頂きました(^o^)
これで、今日の買い出しに行くことも出来なくなったわけですが!?
オジサン方、ありがとうございました<(_ _)>
大漁唄込みは約300年の歴史を持つ民謡で、陸で待つ家族へいち早く大漁を知らせるための手段として、漁師たちが船の上で歌った唄。
金山で働く鉱夫たちの労働唄が、漁師たちに伝わって大漁を祝う唄となったそう。
金山からもたらされた文化が海の文化と融合し、地域産業の発展と共に育くまれていったことを強く実感させる郷土芸能。
15時半過ぎ、キャンプ場に戻り、御崎神社に向かう遊歩道をほろ酔い気分で散歩してみようかと思いましたが、止んでた雨が再度降り始めたので中止。
そして、そのまま昼寝( ̄q ̄)zzz
17時過ぎに起き出し、キャンプ場受付後→朝御飯の残りのホヤご飯を食べて就寝。
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走行距離 0km
- オニギリ 200円
- 津波体験館入館料 370円
- キャンプ場利用料 350円
計920円
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