松島町町民の森野外活動センターにて起床!
5時15分起床。
昨夜は雨になるはずでしたが、結局降らず終い。
もしや台風は逸れたのかしら!?
当初はテント内引き篭りも覚悟していましたが、どうやらその心配も無さげ。
途中で大雨が降ったら撤退って事で、今日はTHE日本三景の一つ、松島観光へと洒落こんでみようかと!
(※参考までに他の三景は京都府の天橋立・広島県の宮島)
朝御飯は、昨日ヒロ子さんから頂いたおにぎりと味噌汁で。
悪くなる前に完食できて良かったです。
ちゅうわけで、9時40分、松島観光に出発でーす(・∀・)
(昨日の様子はこちら↓↓)
(日本三景 天橋立の観光レポはこちらで↓↓)
奥松島へ!
まずは東から攻めようと、R346→R45経由で東松島市へ。
- 人口 3万8471人(2022年12月1日時点)
- 面積101.36㎢、人口密度380人/㎢
- キャッチコピーは「青のまち、東松島市~ブルーインパルス、豊富な魚介類、視界に広がる海と空。」
- ブルーインパルスの所属する航空自衛隊松島基地がある
- 特産は、海苔・イチゴ・米・北寄貝・牡蠣・のりうどんなど
さらにr60鹿島台鳴瀬線→r27奥松島松島公園線経由で宮戸島へと向かいます。
この近辺は奥松島と呼ばれ、ヒロ子さんとの話では「ここは被害が大きかったから渡れないんじゃないか?」と言われていた場所です。
工事車両が多かったり、迂回しなければいけない場所もありましたが、普通に渡る事は出来ました。
・・・が!?
見渡す限り、瓦礫と土の山が積もる閑散とした景色。
一見、ただの開発途上な荒野としか見えませんが、奥松島といえば、多分それなりに観光名所だったはず。
かつては店など立ち並び、栄えていた場所なのかもしれません。
※2023年追記 東松島市では津波の襲来で、市内全住宅の3分の2を超える約1万1000棟が全半壊、死者1000人以上と大きな被害があったそう。(宮戸島では避難者は全員無事)
10時15分、松島四大観の二ヶ所目『大高森(標高105.22m)』の駐車場に到着。
松島湾最大の島である宮戸島の最高峰で、その眺望は「壮観」として松島四大観の筆頭にあげられる景勝の地だそうです。
展望台までは700m、徒歩15分で到着。
うーん、松島一の絶景との前評判でしたが、思った程ではないような・・・。
好みの問題か!?それとも天気が曇りだから!?
奥松島の最奥地へ!!
お次は奥松島の最奥、日本三大渓の一つとも言われる『嵯峨渓』へ向かいます。
(※参考までに他の三渓は、岩手県の猊鼻渓、大分県の耶馬渓)
11時10分、多分、ここが嵯峨渓の遊歩道だろうと思われる場所に到着。
奥の『乙女の浜』までは1.7km。片道20分の散策スタート!
道は普通に山道。トレッキングポールを持って来なかったのが悔やまれます。
そもそも、今日は宮城県を代表するメイン観光スポットの『松島』にてお洒落観光の予定だったのですが~。
あまりにも小汚い格好で浮かないように、化粧もバッチリ、一張羅に着替えてみたのですが~。
まさか、こんなに人気の全くない場所でプチトレッキングをする羽目になるとは思いませんでしたw
歩きか船でしか行けない秘境・・・しかと見てやろうじゃないの!!( ̄▽ ̄)
そんなわけで、歩く事数分。
なんだか既に・・・
道と呼べない道も多いですが・・・
11時35分、嵯峨渓の最奥地『乙女の浜』に到着です!!
この荒廃具合がなんともはや。
晴れていれば良い所だったと思われます。
手持ちのバゲットとベビーチーズで小腹を満たし出発。
戻り道、往復400mの寄り道をして『源田浜』に到着。
ここも晴れていれば風光明媚なところなのでしょう。
12時22分、往復200mの寄り道で『唐船番所跡』着。
こちらも晴れていれば・・・以下省略。
12時半、寄り道処も含め往復4kmのプチトレッキング終了。
次の観光スポットに向かいます。
麗観へ!!
r27にて松島方面に向かっていると松島四大観の麗観『富山(116.8m)』への入り口を発見。
こちらもまた、松島四大観の一つ「麗観」として、松島湾の全景をほぼ正面から一望できる景勝地だそうでして。
山頂には奥州三観音の一つ『富山観音』が鎮座、古来より「松島の景、悉く(ことごとく)富山に在り」と賞せられていたそうです。
13時15分『富山観音』着。
うん、とっても微妙w( ̄▽ ̄)
良い頃合いなので、ここの東屋にてモグモグタイムにいたします。
本日のランチはこちら!!
バゲットとチーズ。そしてタイ風グリーンカレーの缶詰ザンス(・∀・)
ワタクシ。最近、パンの便利さに気が付きまして。
腐らないし、手軽で軽量、コスパも良い。
コンビニで牛乳と油ものをゲットすれば、そこそこ立派なお弁当。
米を炊かない時はコレに決まりザンス♪(人´∀`).☆.。.:*・゚
加えてタイカレーの缶詰!本格的なお味が僅か100円で楽しめる。
レトルトパウチを買うよりお買い得。
何しろ、ワタクシのお財布の中身も既に乏しくなっておりますので!!つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
鹽竈神社と幽観へ!!
ランチタイムの後も引き続き松島観光。
お次はR45で塩竈市へ向かい→14時半、国指定重要文化財『鹽竈神社』に到着です。
- 社格 陸奥国一宮、式外社、旧国幣中社
- 創建 不詳(起源は奈良時代以前)
- 主祭神 塩土老翁神・武甕槌神・経津主神
武甕槌命・経津主神が東北を平定した際に両神を先導した塩土老翁神がこの地に留まり、現地の人々に製塩を教えたことに始まると伝えられる。
境内の「塩竈桜」は国指定 天然記念物
石段を登ってみると、かなりの高さ。
造りも豪華。さすが陸奥国一宮です!!
こちらは境内の御神木。
樹高31m、幹囲6.6m、樹齢800年の老杉で、塩竈市指定天然記念物だそう。
参拝を済ませ、買い物に寄りながら元来た道に戻ります。
15時52分、松島四大観最後の一つ、「幽観」『扇谷(55.8m)』に到着。
松島湾の入り江が扇のように浮かんで見えることから、 扇谷と呼ばれているそうです。
ちなみに『松島』という地名の由来は、昔、達磨大師がこの地に来て、聖徳太子の成長を待ったという伝承があり「待つ島→松島」になったと伝えられているそうです。(諸説あり)
そんなわけで、ようやく鉄板観光スポットである『松島四大観』は制覇できました。
後は「僧侶の修行の地であり死者の極楽浄土を祈念した板碑や、五輪塔が残る雄島」と「五大堂」が見れれば満足!!
雄島へ!!
さらにR45を遡り、16時15分『雄島』に到着。
『雄島』は南北200m、東西40m程の細長い小島で、およそ260余の島々が浮かぶ松島界隈では、陸地から歩いて渡れる数少ない島の一つだそうです。
ちなみに、中世の頃の松島は「奥州の高野」と称される死者供養の霊場だったそうで。
『雄島』もまた、陸と海の狭間にある此岸と彼岸をつなぐ島と考えられ、諸国から集まった僧が修行に励む島だったとの事。
まずは朱塗りの「渡月橋」を渡って彼岸の地へと向かいます。
「渡月橋」はかつて僧たちが雄島に入る際に、陸地の俗世との縁を切ることから「悪縁を断つ橋」とも呼ばれているそう。
奥に進むと、見仏上人が法華教六万部を読通した「見仏堂の跡地(奥の院)」に到着。
「雄島」には108の岩窟があったといわれ、中には当時の修行僧や巡礼者の手によって掘られた仏像や石塔が残されています。(現在残る岩窟は約50)
ところで。日本国内には「おしま・おおしま」という読みの島が数多くあるわけですが!?
そもそもは、古来から修行を行う霊地である島や死者を弔う不浄の地である島を「おしま・おおしま」と呼んでいて、みだりに入ってはいけない島という位置付けもされていたそうです。
国内に多々ある、雄島、大島はもちろん淡島なども「おしま・おおしま」からの転化系だという事です。
まあ、これは宮城県内で仕入れた話ではなく、昔読んだ、ある民俗学者さんの本の受け売りですがw
真実はともかく、ご参考までに( ̄▽ ̄)
五大堂へ!
霊地を後にし、いよいよ最終ミッションの地「五大堂」へと向かいます。
しかしながら、松島旅館街ど真ん中に位置するだけあって人の流れも多く、カブちゃんを停めておけそうな場所は無し。
仕方がないので「JR松島海岸駅」に出向き・・・
いや~、チャリの群に紛れても、あんま違和感ねぇっすww( ̄▽ ̄)
そして、〆の『五大堂』到着。
ちなみに『五大堂』の建つ小島に渡る橋はシースルー。 ここで落とした物は海に真っ逆さまで、写メを移すだけでもドッキドキーw 何でも、参拝する際に気を引き締める為にこの様な造りにしたんだとか。 松島では【頑張ろう東北ステッカー】もGETし、松島観光お腹いっぱい。 オマケ 最後まで買おうかどうか迷い、結局買わずに終わった「笑う猫」 背中を優しくトントンするとこうなります。
キャンプ場に帰り、風呂に入って晩酌。 明日は次の目的地に移動ザンス!!(・∀・) 走行距離 71.6km 計1958円 「ブログ村」と「ブログランキング」のランキングに参加中。
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