函館ミートハウスにて起床!
今日は朝から曇り。分厚い雲が空を覆っています。
本日の予報は雨。道南は午後から次第に雨が降り始め、明日にかけて大雨になる恐れもあるそうです・・・。
アンゴルモアの軍勢は、南から徐々に北上してくる模様。
函館でもう1泊という手もありますが、明日のミッションの為には、是が非でも長万部町まで移動しておきたいところ。
しかし、長万部近辺はツーリングマップルを見ても、0円マップを見ても適当なライダーハウスが無いんですよね~(;´Д`)
JR長万部駅の近くにキャンプ場があるのが救いですが、せめて雨を防げる東屋がある事を祈りつつ・・・嫌々ながらも函館を出立!
途中、「ハセガワストア」に再訪し、今度は「やきとり弁当(小)の塩味」で朝御飯です。
やっぱり美味い!安ウマグルメざんすー(・∀・)
トラピスチヌ修道院探訪!
まずは、函館市内からr83函館南茅部線経由にて、本日の第一目的地「トラピスチヌ修道院」へ到着です。
「トラピスチヌ修道院」の正式名称は「厳律シトー会 天使の聖母 トラピスチヌ修道院」
厳律・・・なんだか、すごく厳しそうなネーミングです。(;´Д`)
玄関口に足を踏み入れ、初っ端で出迎えて頂いたのが、「大天使ミカエル像」
こやつが、日本の守護者だそうデス。1549年(天文18年)にフランシスコ・ザビエルが勝手に認定。
(フランシスコ・ザビエル=イエズス会創設メンバーの一人、日本に初めてキリスト教を伝えた事で特に有名)
そして「慈しみの聖母マリア像」も明日をも知れぬ哀れな子羊をお出迎え。
ほんでもって、こちらは「聖テレジア像」
最期の言葉は、「私が天に昇りましたら、地上にバラの雨を降らせましょう」
・・・で降ったのか!?
(その後、彼女を信心する人々に、病気の治癒・回心など多くの奇跡がもたらされ、現代に至るまで続いていると、もっぱらの噂)
奇跡をおこす、ルルドの洞窟!?
こちらは「ルルドの泉」でお馴染みの「ルルドの洞窟」
カトリックの巡礼地として世界的に有名なフランスの「ルルドの洞窟」を模写したものです。
言い伝えによると、1858年にフランスのルルドの近くにあるマッサビエルの岩窟で、聖母マリア(と思われる白い貴婦人)が14歳の田舎娘 ベルナデッタ・スビルーの前に出現。
その後、18回に渡って、ベルナデッタの前に現れ続けたとの事。
その際に、ベルナデッタが聖母マリアのお告げに従って掘り当てた泉が、さまざまな病気の治癒をもたらした・・・という話に基づいて作られたものだそうです。
ちなみに、聖母マリアを見上げてひざまずいているのが、少女ベルナデッタ。
・・・という事ですが。
ベルナデッタ自身は「あの話に本当の事は一つもありません」と答えているうえ、自分の前に現れた白い貴婦人の幻影を聖母マリアだとは、1度も言っていないそうです。
さらに、本家本元のルルドの泉は年間500万人の巡礼者が訪れているそうですが、奇跡らしきものがおこるのは10年に1度くらいの割合との事でした。
プラシーボ!!(・∀・)
トラピスチヌ修道院、さらに徘徊
こちらはトラピスチヌ修道院の本館です。
修道女にならないと中に入ることはできませんので、その辺を眺めて、資料館を見学しただけですが、少しだけ清い心となった気も+。(*′∇`)。+゜
プラシーボ!!(・∀・)
まあ酒もタバコも禁止でしょうし、朝3時半起床、19時45分就寝なんて絶対に無理ですわ~。
その他、気になったものアレコレ。
「旅人の聖堂」巡礼者が静かに祈ったり、瞑想のひとときを過ごせるようにとの願いをこめて建てられたそうです。
ネーミングが素敵。
さらに、どこで撮ったかわからないアレコレ。(資料館かな??)
以上!探索終了!!
トラピスチヌ修道院の駐車場のオジサンに、「これから大雨になるから早く北に向かった方が良いよ」と急かされ、先を急ぎます。
函館市を抜けて鹿部町へ
r83~R278恵山国道を北上し、12時半過ぎに「しかべ間歇泉公園」に到着。
「間歇泉」とは周期的に地面から噴き出す温泉のことですが。
ここ鹿部町の間歇泉は、小細工無しで最大約15m以上の高さまで約100度の熱湯が吹き上がる天然の噴水だということです。
入場料300円と有料ですが、日本でも珍しく、北海道で唯一無二と言われちゃ入るしかないでしょう!(・∀・)
(※実際には、羅臼町や登別市にもあるようです)
ちなみにパネルやビデオで間歇泉のあれこれも学習できますし、足湯もあるので吹き上がるまでの時間潰しもバッチリです。
そばにある櫓からは内浦湾や駒ケ岳が望め、天候の良い日は羊蹄山や室蘭市まで眺望できるそうですが、厚いガスに覆われどれが駒ケ岳かはわからず、室蘭なんぞチラリとも望めず。
そんなわけで、いよいよ待望の瞬間!!
強風のため、高さ調節の板が取り付けられていたのは残念ですが、目的は果たせたのでオケ!
とりあえず、1度見れば十分かも!?
第4次接近遭遇!
間歇泉公園の足湯に漬かりダラダラしていると。
なんと!よってけ島牧→賀老高原キャンプ場→賀老の滝→てっくいらんど大成と頻繁に遭遇し続けている100名山ご夫妻がやってきたではないですか~( ̄□ ̄;)!!
第4次接近遭遇・・・多分、前世では、喰うか喰われるかの仲だったのではないかと思われマス( ̄▽ ̄)
ご夫妻は今度は駒ヶ岳にチャレンジするそうで、今日は晴れ待ちで近くの温泉宿に向かうとの事でした。
(ちなみに100名山ご夫妻との前回の出会いはこちら↓↓)
アンゴルモアの大王がやって来た!
さすがにもう、ご夫妻と出会う事もあるまいと思いつつ、「しかべ間歇泉公園」を出発。
その後間もなく、アンゴルモアの軍勢がポツラポツラとやってきましたよ~(;´Д`)
コンビニに逃げ込み、雨仕度をしていると、チャリダーの男の子がやってきました。
今年3人目に出会ったチャリダー君は北海道一周中だそうで。
今日はこれから、雨雲の中に突入し、「道の駅 なとわ・えさん」でキャンプ予定だそうです。
わざわざ辛苦に耐え忍ぶ道を選択するとは、なんて物好きな子なのでしょう!
自分の仕度でいっぱいいっぱいだった為、お接待はできませんでしたが、道中の無事をお祈りいたします(・∀・)
鹿部町を抜けて森町へ
その後、さらにR278を北上し「道の駅 つどーる・プラザ・さわら」に到着→スタンプGet!
ここで、ヘルメットとシールドを繋ぐ可動式のフリップアップベースがぶっ壊れるトラブルに見舞われました。
どうにもならないので、シールド直付けで先を急ぎます。
バブルシールドなど開閉動作が出来ないシールドの開閉が可能になるアダプター。3点ホック付きのシールドに対応。
本日のランチはこちら!
R278からR5大沼国道へ。
14時半、JR森駅キオスクにて全国の駅弁大会で名が轟く「森のいかめし(500円)」を購入。
ようやく昼飯にありつける・・・(T_T)
「道の駅 YOU・遊・もり」まで移動して食べたのですが、こちらでは同じ物を600円で販売していました。
駅弁買うならJR駅で!が、正解ですね~(・∀・)
煙草2箱分くらいとかなりコンパクトばサイズなので、小腹が空いた時におススメ。
所詮、駅弁という括りですが、味も普通に美味しかったデス。
(※2019追記 現在の価格は780円(税込み))
森町を抜けて、八雲町へ
天気さえ良ければ大沼、駒ケ岳近辺など、探索するに素敵な道もありそうですが、今回ばかりはそんな余裕もなく。
トラック天国R5にて、一目散に長万部町へと向かいます。
うわ~!シールド直付けだとトンネル超怖えーーー!! (((( ;゚Д゚)))←暗色だから。
外すと雨で顔が痛いし、最悪じゃ(;-_-+
フリップアップベースを求めて、八雲町の小さなバイク屋やホーマックに寄ってみるも取り扱いはなく。
やはり、人口10万人規模の街に向かうしか手は無さそうな予感デス・゚・(つД`)・゚・
今夜の寝場所はこちら!
17時頃、ようやく八雲町を抜けて、長万部町へ到着です。
長万部町といえば!かにめし界の雄として、全国的にも知名度が高く!
毒舌キャラとして、ツィッターでも大人気のゆるキャラ「まんべくん」の故郷でもあります!!
ドライブインエリアを流していると、なんと!「ライダー歓迎素泊まり1200円」の看板を突如として発見!!
これぞ神の助け!日本の守護者、ミカエル様ありがとう!!
そんな訳で、(2011年6月時点では)“ツーリングマップル”にも、“0円マップ”にも、もちろん“HATINOSU”にも乗っていないレアなライダーハウス?「仲乃沢屋」の全貌デス。
写真手前の赤い屋根の建物が、今夜のワタクシの宿泊場所。広々とした作りの小屋を独り占め~(・∀・)
そして、玄関を入ってすぐの部屋。(居室)
居室の隣には、さらに布団部屋があるので結構な人数が受け入れ可能かと。
そして、ちゃんとちゃんとのガス付きキッチンに洗濯機まで!トイレはもちろん水洗です\(^o^)/
これだけ揃えば言う事なしザンス!!(・∀・)
本日の行程終了~!
寝場所を確保し落ち着いた後は、お風呂と買出し。
長万部駅に程近い場所には、こじんまりとした温泉街が広がっています。
中でも「長万部温泉ホテル」は公衆浴場、コインランドリーもあり、ライダーに人気の温泉施設だそうです。
泉質は「高張性弱アルカリ高温泉」だそうで、湯上り後も長時間身体がポカポカとの事。
- 高張性 体に浸み込んで芯から温める。
- 弱アルカリ 刺激が少ないから皮膚に優しい。
- 高温泉 42℃以上で湧出する自然が温めた本物の温泉。
露天がないのが残念でした。
町発行のパンフレットを見ると、なかなか素敵そうな町なので、今度は毛ガニ祭りの時に足を延ばしてみたいな~と思います。
セイコーマートの海老シュウマイ・海老塩焼きそば・プチフレッシュサラダなど、オール100円の惣菜をツマミに晩酌→就寝。
外は案の定、雨ですが、明日は早起きせんと!!
走行距離 168.9km
支出
- 函館市内の出光にて給油 490円(リッター148円)
- ヤキトリ弁当小(塩) 399円、牛乳 60円
- トラピスチヌ修道院駐車料金 100円
- しかべ間歇泉入場料 300円
- 森のいかめし 500円
- 仲乃沢屋宿泊費 1200円
- 温泉入浴料 420円
- 酒・ツマミ・茶 578円
計4047円
2019年追記
厳律シトー会 天使の聖母トラピスチヌ修道院について
- 営業時間 8時10分~17時(冬季は8時20分~16時半)
- 入場料 無料
- 定休日 毎週水曜日(冬季は日曜日)、12/30~1/2
明治31年にフランスから派遣された8人の修道女が設立した日本初の女子修道院。
修道院内部には入れませんが、前庭や手造りのロザリオや菓子を販売する売店、資料館までは立ち入り可能。
しかべ間歇泉公園について
- 開園時間 4月~9月は8時半~18時、10月~3月は9時~17時まで。
- 入園料 大人300円、小中学生200円
- 休園日 10月~3月の第4月曜日(祝日の場合は翌々日)、12/31~1/5
隣接する「道の駅 しかべ間歇泉公園」の「浜のかあさん食堂」で提供中の「鹿部プレミアムたらこ御膳(税込1000円)」が密かに気になってます( ̄▽ ̄)
仲乃沢屋について
- 開設期間 通年
- 宿泊料 一泊1000円(布団200円)
- 洗濯機無料、自炊可能
- 長万部温泉まで5km
管理者の方が体を壊し、現在荒れているという情報も目にする為、現在の状況は不明。
長万部温泉ホテルについて
- 受付時間 6時~21時
- 入浴料 大人440円(中学生以上)、小学生140円、幼児70円
- 定休日 第2・第4火曜日
海水の成分に似た無色透明の湯。塩化物泉は体を温める効果が大きく、血液の循環を良くし筋肉をやわらげるとの事。
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