晩成温泉キャンプ場にて起床!

夏用テント及び夏用寝袋でしたが、無事に生還できました。

とはいっても。

上半身はTシャツ、薄手パーカー、厚手パーカー、ウインドブレーカー、合羽。下はレギンス、ジャージ、合羽。

さらに首にはバスタオルを巻いてと完全武装で、モコモコの雪だるま状態。

恐らくは、近所のコンビニに行くにも躊躇してしまう姿ではありますが・・・(;´∩`)

耐寒実験は一応成功って事で、この先の野外泊でも何とかなることでしょう。

さすが道産子!成せば成るw( ̄▽ ̄)


大樹町から豊頃町へ!

昨夜の大学院生を見送り、ワタクシは2番手の出発。

天気は快晴ですが、空は高く、道東はすっかり秋の空模様です。

本日はまず、r881ホロカヤントー線→R336ナウマン国道→r1051湧洞線経由で、0円マップでもオススメされていた「湧洞の丘」に行ってみる事にしました。

この0円マップによると、「他にはない雄大な景色」「見渡す限りの自然」とえりも地区のBEST SPOTにも選ばれているようです。

そんなわけで、「湧洞の丘」がある「湧洞湖」に到着。

2010/09/10 09:36 湧洞湖

せっかくなので、草ボウボウの小高い丘に建つ展望台にも登ってみます。

2010/09/10 09:47 湧洞湖の展望台からの風景

左手が太平洋、右手が湧洞湖。そして正面に遠望出来るのが北海道の背骨、日高山脈です。

琴線に響くような大絶景ではありませんでしたが、そこそこ素敵な自然の景色を拝む事が出来ました。

人の好みは、十人十色って事で( ̄▽ ̄)



r1051からR336へ

R336まで戻ってくると、ちょうど昨夜ご一緒したオジサンチャリダーが休憩中でしたので、ご挨拶。

今日は浦幌町のキャンプ場に泊まって、その後は内陸に入りマイナーな道を攻めるとの事でした。

片道5kmの「湧洞湖」まで行くかどうか迷っておられたので、個人的には、大した景色では無かった旨を一応お伝えさせて頂く。

チャリダーにとって、往復10km+散策=1時間はかかる道のりですが、行くも自由、行かぬも自由。

どうぞ道中お気をつけて~(・∀・)ノ


R336~r912大津長節線へ

その後は、再度、はぐれアザラシのコロちゃんの元へ。

大津漁港には10時過ぎに到着しましたが、いつもの砂浜にはコロちゃんの姿は見当たらず・・・(>_<)

釣り人の間にでも混ざってるのかな~と堤防に様子を見に行き、第一釣り人に聞いてみたところ、今は家にいるんじゃないのかな?との事。

なんですとーーー!!Σ( ̄□ ̄;)コロちゃんに家が!?

どうやら、ねぐらにしているテトラポットが近くにあるらしく、朝方はそこで騒いでいたそうデス。

で、釣り人にウルサイ!と石を投げつけられるのだそうデス。

釣り人、許せん・・・(;-_-+

情報提供をして頂いた第一釣り人に、コロちゃんのねぐらまで案内してもらい、遠目から中空浮揚の態勢のコロちゃんの姿を拝んでまいりました。

おそらく、午前中はねぐらで睡眠、午後から砂浜で日向ぼっこ・・・という生活を送っているのかもしれません。

近くで見れなかったのは残念ですが、コロちゃんよ、また逢う日までお健やかに~(_´Д`)ノ~~



幻のカレーを求めて!

r912からr911大津旅来線、r320旅来豊頃停車場線を抜けてR38十勝国道へ。

お次のミッションは、昨日、見事に玉砕した幻のコロちゃんカレーに再リベンジ計画です。

(昨日の玉砕の様子はこちら↓↓)

北海道カブ旅3日目~コロちゃんよ永遠(とわ)に・・・。

2010年9月9日

ちょうど昼時、「とよころ物産直売所」内にある「食彩はるにれ」に到着し、コロちゃんカレー(450円)改め、ホッキカレー(500円)とご対面デス!

(ネーミングと料金の変更があったようで~)

2010/09/10 11:58 念願のカレー(500円)

カレーを作っているのは、大津に住む漁師の奥さんで、以前の経緯と昨日も寄った旨を話すと、とても喜んでくれました。

カレーのお味もきちんとホッキの旨味が出て、500円のカレーとしては超上出来!

ホッキもゴロゴロ入っていて、福神漬けもケチらずドッサリ、家庭的なホッとするお味。

ちゃんとちゃんとのシーフードカレーで、ワタクシ好みの味でした。おススメ!(・∀・)


さらなる美食も現る!

食彩はるにれ」のもう一つの人気メニューが「ホタテ入りコロ貝鮮揚げ(400円)」

要はホッキ、ホタテ、豊頃産キャベツ、ネギが入ったタコ焼きのようなもので、見ているとこれまた結構な売れ行きです。

2010/09/10 12:21 「ホタテ入りコロ貝鮮揚げ(400円)」

ワタクシも食べてみましたが、カリトロの具沢山、その辺のタコ焼き食うよりよっぽど美味かったデス。

後程、冷めたのも食べてみましたが、なかなかのイケるお味でした。

こちらもおススメ!(・∀・)


お客の様子を観察していると、またもや!

「ここの手打ち蕎麦は綺麗な蕎麦だよね~」「この蕎麦はレベルが高い!」という話が、方々から耳に入ってまいりました。

気になる・・・しかし、すでに腹一杯。(;´∀`)

そんな話を聞かされたからには、これまたリベンジを計画せねばなるまい・・・と、新たな誓いを胸に秘め、店を去るワタクシでした。

隠れた名店ここにあり( ̄▽ ̄)

実は皆、サクラだったらやだな・・・(;´∩`)



今夜の寝場所はこちら!

その後はR38にて、ただただ東に向かい、豊頃町から、飛び地の釧路市を抜けて白糠町へ。

途中、白糠のダイソー併設生協にて今夜の食材その他諸々を購入。

そして、明日のミッションのために、今夜は白糠町の「道の駅  しらぬか恋問」にてゲリキャンです。

2010/09/10 17:16 恋問海岸

「道の駅  しらぬか恋問」は、裏手が海に面した芝生になっていて「恋人の聖地~恋問海岸」と呼ばれています。

水場やベンチもあり、道の駅の隣にはローソンと、ゲリラなキャンプ地としては完璧な立地です。

立て看板には「犬の糞禁止」「密漁禁止」など禁止事項が並べ立ててありますが、テント泊に関しては「キャンプはご遠慮下さい」と、これまた微妙なニュアンスでw

おそらく、常識に乗っ取っての道の駅泊なら問題なかろう・・・というのが、ワタクシの勝手な判断でゴザイマス( ̄▽ ̄)


今夜も宴の幕が開く!

とりあえず、道の駅が閉まるまでは何も行動できないので、うろちょろしていると、旅仕様の自転車が一台停まってます。

道の駅の裏に回ると、海に面したベンチに所在なさげに座っている青年の姿・・・。

「多分、あのチャリの持ち主だ!」とピーンと来たワタクシは、「後から酒でも飲みませんか~」と声を掛けてみる事にしましたw

ビンゴ!交渉成立!!

これで、今夜の一人酒は免れました( ̄▽ ̄)

今夜のメニューは「鶏肉カレー風味焼き+ミニトマト焼き」なのでお接待お接待ww

チャリの青年は秋田の人で。去年は四国歩き遍路、今はチャリで日本一周をしているとの事。

自宅を出て4ヶ月。豊富町の温泉で湯治をしたり、羅臼町で昆布とホタテのバイトをしたりで、実質走ったのは1ヶ月くらいだそう。

風の向くまま、気の向くまま的な生活で、素敵な旅生活を謳歌している感じです。


さらなる犠牲者登場!?

そんな感じで、秋田青年とお話していると、またもや所在なさげにポツンと海辺に佇ずむ、チャリ少年の姿が。

しかし、よく見るとカバンが一つ付けてあるのみのミニベロで、スーパーの袋をぶら下げて携帯をいじってる様子。

多分、地元の子だろうな~と判断に迷ったので、まずはそのまま放置。

少ししてトイレに行くと、先程の少年が弁当を食べていたので、もしや??と訪ねてみると旅の最中だとの事。

そのまま、宴の席に拾って帰りました。( ̄▽ ̄)


またもや、恋のキューピッド!

少年の話を聞くと、昨日は札幌の北大でベンチ野宿、今日は札幌から輪行でバスに乗り→夕方釧路に到着。

チャリ少年
これから自転車で札幌経由→神奈川の自宅を目指します。ちなみに予算は二万円です。
ワタクシ
は~!?(・・;)そりゃ無理でしょ??

よくよく聞いてみると、全て自走ではなく北海道→大洗まではフェリーを使うとの話。

他にも。

チャリ少年
地図は持ってないんですけど、札幌までたどり着けますかね?
ワタクシ
は~??(・・;)地図は旅の基本アイテムでわ・・・。
チャリ少年
北海道の寒さをなめていて、着る物はタンクトップと薄手のウインドブレーカーのみ。靴下も持ってないんですけど。この先やって行けますか?
ワタクシ
は~???(・・;)多分無理。まずシマムラかユニクロを探しなさいよ。
チャリ少年
カロリーメイトは持ってるんですが、食糧が尽きたら、その辺の草でも食えばしのげますかね?
ワタクシ
は~????(・・;)自炊用具は??草なんか食えねーよ!三食セイコマの100円スパゲティでしのげ!!

・・・と、何ともとぼけた少年でインパクト大。

楽しい酒の肴になりました(・∀・)

それでも、少年の行く末を心配したワタクシめは、同じく札幌方面に向かわれる予定の秋田青年に、きっちりしっかりアフターフォローを頼んでおきましたとも!!( ̄▽ ̄)

またしてもワタクシ、恋のキューピッドになってしまいましたが、多分これも何かのご縁だったかと思われw

少年と青年、二人の未来に幸あれ!

走行距離 143km

2019追記

食彩はるにれについて

  • 営業期間 4月末~11月中旬
  • 営業時間 11時~15時(金土日のみ営業)
  • とよころ物産直売所は、金土日の10時~17時まで(祝日営業の場合もあり)

※2018年時点で、ホッキカレーは800円


Hさんの「道の駅  しらぬか恋問」での霊体験

「よくもまぁ、しらぬかにテン泊しましたね。 私は二度と無理です」

・・・と、知り合いのHさんから聞いたお話です。

Hさんは当時、相方と二人で「道の駅  しらぬか恋問」にて車中泊をしていたそうです。

ここで突然、相方さんに何かが憑依!?

隣で奇声を上げ、白目を向き痙攣し始め、さらに、突然目玉が元に戻ったかと思いきや、恐ろしいほどのドスが利いた声で睨み付けてきたそうです。

その後は、後ろ向きに車外を見つめて、微動だにせずに居る相方さん。

恐ろしくなったHさんは慌てて車を動かし、道の駅を後にしたそう。

その後、Hさんが相方さんに話を伺ってみると。

  • おかしくなっている間の記憶は無い。
  • 夢をみているような感覚で、気づくと、沢山の兵隊さんに取り囲まれていた
  • その兵隊さんは車体後部に憑りつき、ずっと離れないでいた

Hさん曰く、「連れが後ろ向きで車外を見つめていたのは、そのせいなのかと、ひとり納得させている自分がいました 」との事でした。

終わり。


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