気温はさらに下がって13度・・・。
まだ8月なのに、身を切る風と冷たい雨が降っています。
救いは昼には雨が上がるという予報くらい。
雨が収まってきたのを見計らって、納沙布岬に出発です。
r35を納沙布岬方面へ!
昨日行ったばかりなのに、なぜまた納沙布岬なのか?
それは、難破船を見逃したから。
そして、この時期に大人気の海の幸を食べないと後悔しそうだから。
難破船=2003年(平成15年)に座礁したロシアの船の事で、納沙布岬の灯台下に流された後→放置され続け→年々朽ちるに任せてあるそうです。
すべてが消えてしまう前に、是非一度お目にかかってみたいと思っていましたが。
昨日は寒さのせいで、すっかり忘れておりました。
そんなわけで、待望の難破船と無事ご対面~!
ただの海の藻屑でした~~!!( ̄▽ ̄)
はい終了ーー。
続きましては。この時期、大人気の海の幸!
納沙布岬まで徒歩数十秒のお店、鈴木食堂に向かいます。
当初ワタクシは、ここに来るか、根室のご当地名物、エスカロップを食べに行くかで、迷っていました。
エスカロップとはバターライスの上に豚カツを載せて、さらにデミグラスソースをかけた食べ物ですが。
昨夜、お母婆でご一緒したライダーの皆様の内、三人までがエスカロップを注文し、味見もさせてもらっています。
しかも、よくよく考えてみたら、自分で作ろうと思えば、作れる料理・・・。
加えて、昨夜の居酒屋メニューには、期待したトレピチ海産物などなく、魚と酒の夢の饗宴in道東の夜という野望が挫折した今っ!
ここで食わずしていつ食うんだ!?という、勢いのワタクシでございます( ̄▽ ̄)
閑話休題。
さて、鈴木食堂ですが、こちらは生サンマ丼で大人気のお店で、500円で泊まれるライダーハウスも併設されています。
毎年、難破船の朽ち果て具合を見に来る旅人もいるそうで、難破船見学とセットでここ!みたいな利用もされているとかいないとかw
肝心の生サンマ丼は、単品でも注文できますが、オススメは生サンマ丼とカニ汁のセットで1400円也。
ご飯の上にびっちりと敷き詰められたサンマのヅケと、中央に盛られたカニの内子。
特筆すべきは、生サンマ丼の器よりもでかいラーメン丼にたっぷりと入ったカニ汁です。
まずは、カニ汁をごくり。
美味い!味が濃厚~!!
知床の道の駅でもカニ汁は頂きましたが、カニ味の濃さが違います!!
入っているカニの量が違います!!
これぞカニ汁!!
カニミソを入れるのが味の秘訣との事。
(ちなみに、知床の道の駅のカニ汁はこちら→北海道カブ旅7日目参照)
お次は、生サンマ丼をぱくり。
ウメー美味すぎ(T_T)
脂の載ったサンマがマジで美味しく、心からの讚美を送りたくなるお味です。
多分、ここ数年食べた物の中で、三本の指に入るかと思われます。
正直、毎年訪れても良いかも~!と思えるくらいの格別の旨さ。
サンマの刺身単品や酒もあり、併設のライダーハウスが満員の時は、外にテントを張らせてくれるとの事。
来年は、鈴木食堂で飲み食いして→そのまま泊まり→本土最東端からの朝日見物に洒落こもうと、熱く心に誓ったのでありました。
この感動を伝える為に、ワタクシはあえて言わせて頂こう。
鈴木食堂の生サンマ丼を食わずして根室を語るなかれ・・・( ̄ー ̄)
おまけ。
ちなみに、最近の価格を調べたところ、生サンマ丼+味噌汁は1300円。生サンマ丼+カニ汁は1800円でした。
ライダーハウスも600円になってました。
(2018年5月追記)
その後は根室市を出て、北上で~す!
R44~R243を経て別海町へ。
さらに、r8根室中標津線にて中標津町に到着。
空港がある町だけあって、なかなかの都会。
すでに日没の頃合なので、買い出しのみで、寝場所予定地へと向かいます。
ほどなくして、寝場所到着。
r69中標津空港線~r150摩周湖中標津線にて、本日の野営地、開陽台に到着です。
中標津市街地から約15kmに位置する開陽台は、ツーリングライダーの聖地とも呼ばれているそうで。
根釧原野から国後島まで見渡せ、330度広がる広大な地平線が売りだそうです。
しかしながら、着いた頃にはすでに真っ暗で、酒飲んで寝るだけw
夜が明けてからの景色を楽しみに就寝、ぐんなーい。( ´_ゝ`)/~~
走行距離 132.3kmくらい