道の駅 よってけ!島牧にて起床
外の風は相変わらず強い。
霙混じりの雨で、今朝も最悪の天気・・・。
本日も罰ゲームの始まりのようデス(T_T)
今回の旅の救いは、寝袋・毛布2枚に冬用掛け布団をプラスした事ですが。
おかげで、車中泊でも布団に潜り込んでしまえば、すこぶる快適で凍える事もなく。
難点は、布団から一歩も外に出たくなくなる事ですが~。
何はともあれ、嗚呼!素晴らしき我が家!!( ̄▽ ̄)
R229雷電国道を北上~
いざ出発してみると、走ってみれば道路情況はそれ程酷くはない。
どうやら、この雨で雪は融けてしまったらしく。
再度の凍結さえなければ、ガソリンを食う4駆にしなくても、無事ゴールできるかも!?と淡い期待を抱きます。
島牧村を抜け、寿都町へ
弁慶岬にて一時休憩。
源義経伝説が残る地だそうです。
寿都町から蘭越町へ
行程は順調に進み、道の駅シェルプラザ・港にてスタンプゲット。
シェルプラザ・港では、世界の貝が展示してある貝の館が隣接していましたが、全く興味がわかなかったのでそのまま素通り・・・。
蘭越町から岩内町へ
道の駅いわないでもスタンプゲット。
特に見るべき物もなく、そのまま出発。
R229~R276尻別国道を経て、R5羊蹄国道へ
岩内町から、共和町、仁木町を抜けて、余市町に入ります。
そして、道の駅スペースアップルよいちに到着→スタンプゲット。
余市町は、さすが、宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地だけあって、道の駅内は宇宙関係の物が多く。
宇宙食はもちろんの事、宇宙空間でのバランスが取れない状態を錯覚によって体験できる施設~ステップトレイナー。
面白い仕掛けもあるらしい男用トイレ(未体験)など、ちょっとした小技が効いていて良い感じです。
さらに気になるのが、併設されている余市宇宙記念館。
入館料は900円と強気な料金ですが、素通りしたら絶対後悔するな・・・という事で、お立ち寄り決定!
余市宇宙記念館スペース童夢へ!
受付のおじさんに、購入した入場券を渡すと、突如として身柄を拘束され、3Dシアターランデヴーという上映施設に強制連行される。
他の客は、関西人カップルのみという3名様だけの状態で「スタービーくんの宇宙大冒険」の上映開始です。
お馴染みの赤・緑の眼鏡をかけて、しょぼい立体映像を見せられるのかしら~??となめてかかっていたら、最新の3D映像というだけあって、飛び出す立体映像は迫力満点!(・∀・)
お次のミッションはこちら!
スタービーくんに、太陽系から銀河系までの案内を受けた後は、48台のPCがズラリと並べられた部屋へ、またまた強制連行。
ここからは、おっさん2人組が合流し、総勢5名の囚人が寄せ集められています。
ここで宇宙に関する試験を受け→トップの1名がキャプテンに認定されたのち→スペースシップに搭乗→皆で宇宙旅行に出発~!という事だそうです。
さて、肝心の全10問の試験問題・・・。
3択形式ですが、静止衛星の軌道は地上何千mか?とか太陽から地球の距離は?などなど、中にはひっかけ問題もあり、大人でも案外難しく。
結局、7問正解のワタクシが、正解率トップとして、キャプテンに認定される事になりました。
キャプテン認定書なぞも授与され、ちょっぴり嬉し恥ずかしな気分w
そして宇宙旅行へ!
そして、いよいよスペースシップに搭乗デス!(・∀・)
月旅行最中の我々一行に、トラブルに見舞われた火星探査中の探査機を救うという緊急ミッションが発生!というストーリー。
こちらもなかなか楽しめました^^
最後に連れていかれた、デジタルプラネタリウムでは、月の仲間達を鑑賞。
余市宇宙記念館・・・。入館前は、高かろう悪かろうを想像しておりましたが・・・。
お子様はもちろん、大人でも楽しめるアトラクションで、かなりオススメいたします。( ̄▽ ̄)
お次の目的地は如何に!?
道の駅の売店で、宇宙食等を物色していると、またまたワタクシのアンテナに引っかかる新聞の切り抜きが、壁に掲示されているのを発見!
なんと!余市町に点在する5つのスポットを廻ると、多大なる幸福運に恵まれるとの情報です。
ここで重要なのは、5つのスポットを廻る順番でして。
- 余市神社(よい)
- 幸田露伴の碑(幸)
- 福原漁場(福)
- 運上屋・モイレ神社(運)
- 三吉神社(三つの吉)
組み合わせると「良い幸福運で、三つの吉が揃う」という意になるそうで。
病気が治った、宝くじが当たった、子宝が授かったなど、巷で話題のスポットだそう。
情報記事が目に留まったのも、何かの縁・・・これは行かねばなるまいに( ̄ー ̄)
幸福運巡り開始~!
まずは余市神社の参拝を済ませ、幸田露伴の碑も見学終了・・・。
3ヶ所目のスポット、旧福原漁場に到着~。
せっかくだから見学でもしていくかと、受付を覗くも誰もいない。
ブラブラしていると何かの作業をしている姉さんがいて、声を掛けると施設の中を案内してくれるというお申し出です。
案内してくれた姉さんは、多分二十代前半くらいの美人さん。
週3回くらいのパートとして勤務しているそうですが、学芸員の資格を持っているらしく。
漁場の歴史、設備などにも詳しく、興味深い史実など楽しく聞かせてくれました。
美人で会話も面白い・・・。多分、私が男ならこの娘さんに恋心を抱く事でしょうw
施設見学は、夏がオススメとの事で、美女との楽しいひと時を過ごしたい方必見の観光スポットでございますな( ̄▽ ̄)
さらに4ヶ所目の旧下ヨイチ運上屋でも、受付の女性が施設の案内を申し出てくれたので、有り難くお話を拝聴する。
なかなか皆様、感じの良い方々ばかりです。
ワインやウイスキーも有名、人も良い。
ライダーハウスも見かけたし、ここもまた、寄りたい町に認定です。
〆は三吉神社にて参拝し、ミッション終了。
目的を果たし、気づけば余市で、5時間も過ごしている。
先を急がねばならぬ・・・(^_^;)
余市を抜けて小樽。そして札幌へ。
札幌市内でまたもや迷子になるも、大雪の旭川へ無事に到着。
途中、トラブルもありましたが、なんだかんだ言って、終わり良ければ全て良し。
次の旅のプランも着々と固まってきてますが、2007年の一人旅はこれにて終了~!
しばらく冬眠し、来年へのエネルギー(資金)を充電します(・∀・)
走行距離 312kmくらい
2018追記
余市宇宙記念館スペース童夢について
第3セクターで運営されていましたが、2008年12月に会社清算が決まり、余市宇宙記念館も休館。
その後、町営施設として、2010年4月から規模を縮小して再営業されたとの事。
- 入館料 500円
- 営業期間 4月第3土曜日~11月末日
- 営業時間 9~17時(最終入館は16時まで)
- 休館日 毎週月曜
HPで確認すると、3Dシアターやデジタルプラネタリウムは、別ネタでやっている模様。(キャプテンにはなれない)
現在、3Dシアターでは、余市湾から宇宙エレベーターに乗って宇宙に出発する「2041年、宇宙エレベーター」を上映中らしく、これまた興味津々!
旧余市福原漁場について
余市町浜中町に幕末から定住し、ニシン漁を行っていた福原家が所有していた漁場。
大勢の漁夫が生活していた番屋や各種倉庫、ニシンの干場など、広い敷地内に当時と同じ姿で保存されているとの事。
- 入館料 300円
- 開館時間 9~16時半
- 休館日 毎週月曜と祝祭日の翌日
- 12月中旬~4月上旬までは冬期休館
ちなみに、福を授かるには番屋内の神棚に参拝する。
旧下ヨイチ運上家について
運上家はとは、江戸時代に松前藩が行っていた、アイヌ民族との交易を請け負った商人が経営の拠点とした建物の事。
旧下ヨイチ運上家は、1853年(嘉永6年)にヨイチ場所の請負商人であった、竹屋林長左衛門により建てられた、現存する唯一の運上家との事。
- 入館料 300円
- 開館時間 9~16時半
- 休館日 毎週月曜と祝祭日の翌日
- 12月中旬~4月上旬までは冬期休館
運を上げるには、運上屋の隣に佇む、モイレ神社に参拝。(参拝出来るのは運上屋が開館の間のみ)
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