朱鞠内湖畔キャンプ場にて起床!
いったん3時半に目覚める。
さすが夏至。
外は薄明るく、静かな湖畔の森の陰からもう起きちゃいかが?と鳥の囀ずり・・・。
いや、おいら断固として寝ます!( ̄▽ ̄)
二度寝後、8時半起床。
天気は曇り+微妙に青空が見え隠れ。
今日のミッション的には、10時半~11時出発でいいや~と考えつつ、朝の珈琲タイム。
そして、昨夜のバゲットとトマトチーズのカップスープの朝食を摂りながら、出立準備をしていると→昨日のお姉ちゃん再登場。
釣り禁止区域に入ったカヌーに注意を催す為、帰ってくるのを待ってる最中だそうです。
- お姉ちゃん専門のイトウの生態の話。
- 朱鞠内及び幌加内を発展させる為に、フットパスコース整備中の話。
- 朱鞠内湖は道立自然公園に指定されてるので、樹木を切ったり手入れをするだけでもご法度でメチャクチャ怒られるらしい話。
- 以前、働いてた水族館の上司が昔、礼文島の桃岩荘の名物ヘルパーで『愛とロマンの8時間コース』で知りあった女と結婚した話。
・・・などなど小一時間程話し込みました。
ちなみに、ランドセル仕様のカブちゃんは、可愛いと大好評でブログに載せて頂けるとの事で写真をパチリ。
そんでもってワタクシもパチリ。
楽しい会話をありがとう!素敵な一期一会でした(・∀・)
結局、キャンプ場を出たのは12時前くらいとなりました。
(昨日の様子はこちら↓↓)
キャンプ場出発!
そんなわけで、本日のミッション①はこちら!
1年の内、わずか2週間しか食べられない『幌加内 厳寒清流さらし蕎麦』を賞味してみたいと思います。
そもそも寒ざらし蕎麦とは何者か!?
- 秋に収穫した新蕎麦を大寒の日に冷たい清流にさらして灰汁を抜き、立春の日に引き上げる。
- その後、晴天を見計らいながら、山間の寒風と紫外線の強い太陽光にさらして乾燥させる。
・・・という、自然の力を利用した保存法で、江戸時代に徳川家に蕎麦を献上するために考案されたそうです。
寒ざらしにされた蕎麦の実は、通常の蕎麦より甘味のある喉越しの良い蕎麦になるとも言われているそうで・・・。
美味しい蕎麦の育つ条件といえば、なんといっても過酷な自然状況。
寒暖差の激しい痩せた土壌、他の作物栽培には適さない土地が蕎麦作りに最高の条件。
そんな蕎麦栽培適地の幌加内産の蕎麦が不味かろうはずがない!
まあ、材料が良くても職人の腕が悪けりゃ意味ないですがw
ちなみに、キャンプ場のお姉ちゃんオススメのお店は、ミシュランにも掲載の『八右エ門』
しかし、ワタクシ的にはぶれない決断をモットーに、出発当初から決めていた幌加内交流プラザ内にある『せい一』へ向かう予定ザンス。
さらば朱鞠内湖!また来るぜ!!
タコ部屋の資料館はまた次回!!( ̄▽ ̄)
ちなみに、上の写真は朱鞠内湖近くの山ですが、どうも鬼のような顔に見えてならない・・・と、気になって撮ったものですw
本日のランチはこちら!
そんなわけで薄曇りの天気の中、R275空知国道を一路南へ向かいます。
途中にあった、朱鞠内コミュニティー公園内『深名線 朱鞠内駅跡』にお立ち寄りしつつ~。
- JR四国深名線
- 開業年月日 昭和7年(1932年)12月25日
- 廃止年月日 平成7年(1995年)9月4日
- 平成12年(2000年)に旧駅舎解体。現在の建物は新設されたバス待合所。
13時過ぎ、目的の『せい一』に到着!店内は、なかなかの混み具合。
そして、こちらが期間限定一日20食限定の厳寒清流さらし蕎麦のメニューです。
さらに、こちらがお店の通常メニュー。
お蕎麦界のドン「エビ天蕎麦様(1100円)」もびっくりのプライスだけに、嫌がおうにも期待が膨らみます。
待つ事しばし「厳寒清流さらし蕎麦」見参!
小樽大正硝子館作の清涼感漂う青靄シリーズの器で更級蕎麦食す。
蕎麦豆腐付きで、蕎麦湯はドロッとポタージュ系。
せめて天麩羅単品でも頼めれば最高でしたが~。天ザル好きのワタクシとしては若干物足りない感じ~。
・・・これがこんなに肌寒い日でさえなければ・・・(-_-;)
通好みの繊細な味わいのお蕎麦でした( ̄▽ ̄)
ミッション②はこちら!
ちなみに『せい一』が入っている『幌加内交流プラザ』は、JRバスの待合所にもなっておりまして、トイレと寛ぎの喫煙スペースも完備。
2Fには『旧深名線の資料展示室』もありまして、鉄マニアには辛抱たまらんであろう品々がこじんまりと展示されております
つーわけで、室内はこんな感じ。
深名線の歩み。
書き起こすとこんな感じ。
明治末に幌加内に入植した吉利智宏は村民の願いを実現するべく、しばしば上京し鉄道員など関係機関に鉄道の建設を要請。
しかし、建設予定線としての許可は簡単におりず、吉利や村民、関係町村有志の努力は十数年続く。
大正9年(1920年)にようやく、同11年に着工する事が決定→始まった鉄道建設は、昭和16年(1941年)に名寄まで開通し、深名線が全線開通。(深川~名寄 路線距離121.8km)
開通当初は人々の暮らしの足として、また朱鞠内湖のダム建設や木材の積み出しなど産業にも大きな役割を果す。
近年の車社会の波と共に、道路や除雪体制が整備され、冬でも深名線に頼る必要が無くなったため、平成7年9月にその役目を終える。
こちらは、昔々の写真。
時刻表と料金表。
深名線ほのぼのジオラマ。中央左の湖がワタクシが昨夜の瀬降った『朱鞠内湖』です。
映像資料も二点あって、とりあえず「DD14特雪出勤!深名線 最後の冬」をポチっとな。
通常の除雪車では間に合わない程のスーパースペシャルデラックスな豪雪時に出動するディーゼル車「DD14特雪」
その活躍を鉄マニアが激撮しまくったスペシャルな映像資料です。
初めて目にする翼ある列車の勇姿に心をときめかせつつも、とにかく上映時間が長い!
ナレーション等は一切無く、最低限のテロップのみで、延々と繰り広げられる大雪原の大除雪の映像は、ワタクシ的には20分が限界・・・(;´Д`)
それでも20分は見たのかと、自分で自分を褒めてあげたい感じですw
そろそろ良い時間なので、14時半頃には撤退させて戴きましたともさ。
映像資料Bの「さよなら深名線」はまた次回の課題で!( ̄▽ ̄)
【DVD】さようならJR深名線〜1995.9.3〜ビコムベストセレクション
平成7年9月3日に71年間の活躍に終止符を打ったJR北海道・深名線の記録。映像特典~本編未収録映像/廃止後の全駅の様子/廃線跡の様子
ミッション③はこちら!
その後もR275を南下し続けてからの→幌加内トンネル(1241m)を抜けて→深川市に突入。
- 人口 2万86人(2020年12月31日時点)
- 面積529.42㎢、人口密度37.9人/㎢
- 1892年(明治25年)、深川村として開村。
- 地名の由来は、アイヌ語の「o-oho-nai(オ・オホ・ナイ)」を和訳した「深い川」からという説があり。
- 特産品は米や果樹。蕎麦の生産量は全国2位。
- ご当地グルメは「ウロコダンゴ」と「深川そばめし」
→r693鷹泊鷹泊停車場線にて、以前から気になっていた『鷹泊自然公園キャンプ場(無料)』の下見に立ち寄ってみました。
トイレは水洗ですが、申し訳程度の水場は押してる間しか水が出ないタイプの使えない蛇口。
水を汲むにも、顔を洗うにも超不便です。
どこもかしこも・・・
ほぼ駐車場!
景色もそれほどではない。
多分二度と訪れる事はないと思われますw(。-_-。)
本日の寝場所はこちら!
そうこうしているうちに、時刻はもう15時過ぎ。
まだ100km以上走らねばならぬ身の上としては、そろそろ出発せねばなりませぬ。
さらに南へ、深川市街へ。
ここで!怪しい雲行き止まりだった天候がいきなりポツポツと雨!!
r79深川豊里線を走り始めて小康状態に持ち直し、トトロ峠再訪。(正式名称は戸外炉峠)
(前回の探訪の様子はコチラ↓↓)
その後、トトロ峠からのr4旭川芦別線にて芦別市に突入→R38芦別国道にて再び激しく雨!!
勘弁してくれっっ!!(ノД`)
ラベンダー園行き農道を抜け→中富良野町に入ってからは再び小康状態と、今日の雨雲は縞模様か!?
目まぐるしく変わり続ける天気の中、寒さに震えながらも18時頃、ようやく美瑛町のライダーハウス『蜂の宿』に到着出来ました。
今年の初来訪なので、もちろん第一声はあけおめですw
(前回の探訪の様子はコチラ↓↓)
そんなわけで、本日の旅人は『蜂宿に数日沈没中の和歌山イケメンチャリダー』と同じく『蜂宿連泊中、女満別の介護士ライダー』
なにげに大いに盛り上がり、朝4時まで飲んでいたようですが・・・。
母乳プレイ云々の話しか覚えていない罠・・・w( ̄▽ ̄)
ベロンベロンにヘベレケて就寝。
※「蜂の宿」は2019年に閉鎖
走行距離 177.22kmくらい
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