生石高原キャンプ場での爽やかな目覚め・・・
標高870mに広がる生石高原・・・涼しいというより寒かったですw
まあ、寝苦しいよりいいか!
朝ご飯を食べながら、昨夜から泊っていたチャリダーのオジサンと世間話。
オジサンは、和歌山市内からいらしたそうで、r184生石公園線の登り坂は、チャリを押しつつ、ようやくたどり着いたとの事。
今回は次回の為の下見に来ただけで、二週間後には望遠鏡を背負って、再度チャリで来る予定だそうで。
根性あるな~と他人事ながら感心しました。
オジサン曰く、キャンプ場から続く遊歩道をしばし登ると、天の川も望める素敵な星空スポットとの事。
道民のワタクシは、なかなか来る事が叶わない場所ですが、なんといっても関西随一を誇るススキの名所ですから!
星空とススキのコラボも、きっと素晴らしいんだろうな~と思います^^
r184~r180野上清水線を経て、R480へ
紀美野町を抜けて、有田川町に入ります。
途中、ひと際目を引く吊り橋があったので、急遽お立ち寄り~。
橋の名は「蔵王橋」といって、近くに寄ると、足元は格子状の鉄網→透け透けシースルー状態でスリル満点!
良識のある人間が、はいそうですかと気軽に渡れるような、生半可な気持ちで挑めるような代物ではありません。
眼下には、二川ダム湖。160m先の対岸は緑豊かな遊歩道が広がっているそうで、昔は車も通行していた吊り橋との事ですが。
ワタクシ的に渡る前から断念。先に進みます( ̄▽ ̄)
有田川町からかつらぎ町へ
かつらぎ町の山奥の、さらにそのまた奥深くに、昔々、まだ手掘りだった頃の炭坑跡を有効活用した施設があります。
B級スポットマニアにはたまらない、「小原洞窟恐竜ランド&地獄極楽洞」が、本日2ヵ所目の立ち寄りスポットです。
とりあえず、客はワタクシ1人。
併設で、ビックリ3Dシアターみたいな施設もあるそうですが、受付のおばちゃんによると諸事情により閉鎖中との事。
この際、ここを満喫し尽くそうと思った矢先に残念なお知らせです。
まずはメイン施設の恐竜ランドへ!
危険防止の為、入り口でヘルメットを被り、いよいよ探検開始デス!!(・∀・)
迷路のように掘り抜かれた洞窟内の所々に配置されている、ライトアップされた恐竜のジオラマ。
洞窟ラビリンスを探検しながら、要所に置かれたスタンプを押してこよう!という設定ですが、そこはかとないチープさが素敵です。
他にも、この石の重さは何kg?当たれば粗品進呈!コーナーがあったり。
紫外線を当てたら光る不思議な石コーナーがあったり。(内心、おぉーーー!!!と感動しましたw)
太古の昔にタイムトリップ!!努力の影が忍ばれて、なかなか面白かったです。
お次は地獄極楽洞へ!
坑内のトンネルを抜けて、お次は地獄極楽洞に移動します。
こちらは、読んで字のごとく、極楽と地獄。二つの霊界の不思議を体験できるというフレコミです。
ワタクシ的には、地獄風景のアレコレがツボに入り、なかなか楽しめました。
特に、地獄の一丁目にて閻魔様に「バカめ!!」呼ばわりされたのが忘れられません( ̄▽ ̄)
極楽の方は、まあ無難な感じで終了的な。
回り終わって一服していると、一眼レフのカメラを持った兄さんやファミリーも来ていたので。
もしかすると、密かな大人気スポットなのかもしれません( ̄▽ ̄)
R480竜神街道からR371高野山道路へ
かつらぎ町を抜けて、高野町へ。
本日3ヵ所目の立ち寄り処は「高野山」
お大師さんには、昨年大変お世話になったので、お礼の意味も含めて奥の院までご挨拶に行って参りました。
さすが世界遺産だけあって、相変わらずの人混みです。
で、奥の院には、様々な歴史上の故人、皇室、公家、大名や、なにゆえに!?と思ってしまうお墓が盛り沢山なわけですが。
今回も個人的なヒット発見!!(・∀・)
栄えある栄光の座に輝いた!2009 BEST OF THEグレイブ(墓)は!?
「シロアリの墓」ざんす~( ̄▽ ̄)
シロアリよ、安らかに眠れ・・・の一文がまた素敵。
一寸の虫にも五分の魂・・・高野山、まだまだ見逃せない珍墓もたくさん眠っていそうです。
ちなみに、前回の高野山の様子はこちら↓↓
昼時だったので、町内のお店で天丼を食しつつ、再度出発します。
高野町→r53高野天川線からR168十津川街道へ
和歌山県を抜けて、奈良県に突入。
野迫川村、五條市を抜けて十津川村へと入ります。
本日、4ヶ所目のミッションは、駐車代100円をわざわざ払ってまで立ち寄った「谷瀬の吊り橋」
高さ54m、長さ297mの見るからにヤバそうなデンジャラスな吊り橋です。(無料)
ワタクシも当初は渡る気満々で、駐車料金を支払いました。
しかし渡り始めて10歩程で予定変更。
なんせワタクシ、高所恐怖症なもんですから!ネタになるとか言ってるバヤイではない!!w
マジ半端なく怖いです。((((;゚Д゚))))
だって橋の材質は木材ですぜ?
20人以上渡ると危険と書いてあるんですぜ??
チキンでもいい、ワタクシ、身の安全を取ります!!
風もそれなりにあり、多分7割の方は数m歩いてリターンしてくる状況。
調子にのって渡り始めた命知らずが、橋の真ん中で立ち往生してる姿も見受けられます。
ホントにもう、スレ違う時はどうすんでしょ~!?(;´Д`)
R168→R425~r735龍神十津川線へ
本日6ヵ所目のミッションは「野猿」
両岸から川の上に張られたワイヤーに吊り下げられた館に乗り、自力で引き綱を手繰り寄せて、力尽くで対岸に渡るタイプのロープウェーです。(無料)
先ほどの谷瀬の吊り橋は54mと、危急の際はタダでは済まない高さでしたが。
こちらの野猿は、せいぜい高さ数mといったところ。
まかり間違って落ちたとしても、命を失う事は無いので、小心なワタクシでも余裕で渡れます。
ちなみに結構体力浪費しますんで、悪しからず( ̄▽ ̄)
R425→R168から、R311熊野街道(中辺路)r241静川請川線へ
奈良県十津川村から、和歌山県田辺市に入ります。
陽もだいぶ暮れ、そろそろ寝床探しの時間です。
とりあえず、今日は風呂にも入りたい。
明日の予定も考え、本日は川湯温泉の外れにある「川湯野営場木魂の里」(利用料+駐車料金で1000円)にてテント泊決定です。
客は、オフ車ライダー×1、ファミキャン×数組。
テント設営後、風呂に行く前に小腹を満たしていると、オフ車ライダー兄さんから、鍋に誘われました。
鍋→酒→バイク乗れない→風呂中止。
酒と食事の誘いは断らない、一期一会の鉄則です( ̄▽ ̄)
ライダー兄さんは京都の方で、今日は潮岬から来たとの事。
毎年、年越しは潮岬で迎え→正月はここのキャンプ場に移動→熊野大社で初詣・・・というのがお決まりのパターンだそうです。
冬でもキャンプツーリングが出来るなんて、さすが内地!!(道民目線)
適当に酔って就寝。楽しい宴でした(・∀・)
走行距離 163.3km
2018追記
小原洞窟恐竜ランド&地獄極楽洞について
- 入場料 大人900円、小人600円
- 営業時間 9時~17時
- 休館日 3~9月末は無休、10~2月末は木曜日(祭日は営業)
川湯野営場木魂の里について
- 開設 通年
- 利用料(1泊一人) 大人800円、小人(小学生以下)400円
- 駐車料金(1台) 車700円、バイク200円
- チェックイン12時、チェックアウト翌日12時
- サイトは、川畔の平坦な芝地約50張、オートキャンプ砂地と砂利地約200張。
- 水洗トイレ、自販機有り、照明有り、ゴミ分別で引き取り、
- 砂利サイトでの直火可、薪・備長炭は管理棟で販売
- 川湯温泉まで、徒歩10分
2018年12月現在は、台風20号の影響で営業休止中との事。
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吊り橋が怖いってあやさんもやはり女の子だなーっと思いました。行動力があってもそんなとこが可愛いのだ。
想像力豊かなものですから、一歩間違えば命を失う行為全般が鬼門ですw(;´Д`)