ご挨拶
突然ですが、関西カブ旅最終回です。
理由は、関西カブ旅12日目以降、日記の制作が途切れ、記録なしだから(;´Д`)
しかしながら、写真は残っているので、拙い記憶とともに綴ってみたいと思います。○┓ペコリ
関西カブ旅13日目(2009/09/14)
道の駅湖北みずとりステーションにて起床。→8時過ぎ出発。
昨日に引き続き、r331湖北長浜線にて琵琶湖を北上します。
r331からr44木之本長浜線を抜け、R8塩津街道をさらに北上し、福井県敦賀市に突入!
敦賀からフェリーで北海道に帰るという手もありますが、まだわずかに時間の余裕もありますので~。
とりま、舞鶴港に向かい、道中の未知の景色を堪能してみたいと思います\(^o^)/
(敦賀発→小樽も舞鶴発→小樽もフェリーの運賃は同額!)
まずは、敦賀市内のプチ観光!
R8西近江路→R8敦賀街道にて敦賀市街地到着です。
ここで見逃せないのが、敦賀駅前から氣比神宮にかけて続く、「シンボルロード」
「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」のブロンズ像がずらりと並んでいます。
以下、当時のワタクシの琴線に引っ掛かったのであろう各ブロンズ像を、廻った順番で・・・。
車掌さんとエメラルダス。
哲郎とメーテルの別れのシーン。
佐渡酒造先生と、哲郎・メーテル。
以上!
ちなみに、「銀河鉄道999」は漫画家の松本零士氏の代表作、「宇宙戦艦ヤマト」は氏が企画・制作に携わった作品だそうで。
てっきり、2作品とも原作だと思っていましたw( ̄▽ ̄)
また、敦賀市と松本零士氏も出生地等、何かの縁があるわけではなく、
- 敦賀市は、日本海側で最初に鉄道が敷かれた街。
- かつては東京とパリを結ぶ「欧亜国際連絡列車」が敦賀港駅を経由して走っていた。(明治45年~第一次世界大戦頃までと昭和2年~第二次世界大戦まで)
- 敦賀は日本海側の交通の要所として栄えた「日本でも有数の鉄道と港の町」
- という流れから出来た、敦賀市のイメージ&将来像→「港」「駅」「科学都市」
そこから、「宇宙戦艦ヤマト(港×科学都市)」「銀河鉄道999(駅×科学都市)」に繋がり・・・。
敦賀港開港100周年を記念しての、ブロンズ像設置を計画。→松本零士氏快諾。
→1999年、28体のブロンズ像が並ぶ、シンボルロード完成に至ったとの事です。
R8~r33佐田竹波敦賀線へ
お次の目的地は、敦賀市街地から程近く。
三保の松原(静岡県)・虹の松原(佐賀県)と並ぶ、日本三大松原の一つ、「気比の松原(けひのまつばら)」です。
平均樹齢約200年、17,000本の赤松・黒松が並ぶ様は、『万葉集』や『日本書紀』にも詠まれており、古くから知られる景勝地との事。
(日本の白砂青松100選、日本の名松100選、日本の自然100選にも選定)
ちなみに、日本の海岸の松林は黒松が多いそうですが、気比の松原では赤松が85%を占めているそうです。
もしかすると、松茸なんかも生えているのかもしれませんな~( ̄▽ ̄)
敦賀市→美浜町を抜けて若狭町へ
r142松島若葉線からR27にて、敦賀市を抜けて美浜町へ。
r225丹後街道からR27丹後街道に合流しつつ、若狭町へ。
R162からr216常神三方線にて、常神半島のどん詰まりを目指します。
ちなみにこの常神半島、国指定の名勝地である「三方五湖」を擁する、若狭湾国定公園の一部だそうで。
リアス式海岸や三方五湖を眼下に望み、梅丈岳の山麓まで行く事の出来る観光有料道路「三方五湖レインボーライン」も通っているとの事。
(通行料金は、普通車1040円。二輪730円。50cc以下は通行不可)
第三の目的地到着~!
常神半島最奥を目指して、辿り着いた先は、大正13年(1924年)12月に国の天然記念物に指定された「常神のソテツ」
天然記念物といっても、普通に民家の裏庭にあります。
根元から樹高4.5~6.5mの支幹5本と、樹高1.5~3mの支幹8本に分かれ、その全幹の周囲は5.2mに及び、推定樹齢は1300年以上との事。
ちなみにソテツは、本来、九州南端、南西諸島、台湾、中国大陸南部の海岸近くの岩場に分布しているそうで、自生北限は鹿児島県の薩摩・大隅半島南端。
また、ソテツ(蘇鉄)という名前の由来は、
「枯れかかったときに、鉄クギを打ち込むと蘇る」という横暴な伝承。
「樹が衰えた時は、鉄クギを地面に刺して、肥料として与えると元気になる」というマイルドな言い伝え。
この二つの説が有力な候補のようです。
常神のソテツも、インド人が漂着して植えたものと伝えられているそうで。
自生北限よりも、さらに北の環境。そして、日本海の厳しい風雨にあいながら、ここまで大きく古いものはとても珍しいという事でした。
本日の寝場所へ!
ソテツ見学の後は、常神の集落内もウロチョロしてみつつ・・・
r216→R162と来た道を戻り、若狭町から小浜町へ。
再びR27丹後街道と合流し、おおい町を抜けて高浜町にある道の駅シーサイド高浜に到着です。
こちらの道の駅は、若狭湾国定公園「青戸の入り江」に面して建っている、福井県の最西端の道の駅だそうで。
なんといっても、温浴施設湯っぷる併設、海に面した屋根付き通路はテントを張るにはもってこい!?ゲリラキャンパーも大満足の施設です。
(2019追記 24時間オープンの無料休憩所もある様子)
風呂に入ったかどうかは謎ですが、海に面したウッドデッキにテントを張れたような淡い記憶→就寝。
関西カブ旅14日目(2009/09/15)
いよいよ、北海道へと帰る時がやって参りました。
本日は、舞鶴港フェリーターミナル23時50分発のフェリーに乗船する事だけが最大のミッションです。
シーズンオフなので、特に予約はしていませんが。たぶん問題はないだろうと思われます。
そんなわけで、R27丹後街道をひたすら西へ。
福井県高浜町を抜けて、京都府舞鶴市に入ります。
ちなみに、道の駅シーサイド高浜~フェリーターミナルまでは、わずか20km弱。
夜まで何をしてたかは一切記憶にありません。
この写真から察するに、無事に出向できたと推測されます。
関西カブ旅15日目(2009/09/16)
昨夜、23時50分に出発したフェリーは、20時45分に小樽到着。
小樽といえば、そこそこ都会。
多分、気軽にテントも張れないだろうと連絡してみたのが、「レストハウスおしょろ」
当時のワタクシの旅のバイブル「ツーリングGO!GO!付録の0円マップ」には、「夜便で到着するライダーも受け入れOK」と嬉しい記載です。
そんなわけで、小樽から余市方面に約10km走り、レストハウスおしょろに初INです。
こちらは、1泊2食寝具付きで2480円。
夕食時間が過ぎていた為、噂の盛りだくさんな食事には有りつけず、代わりに海鮮が入ったヤン衆ラーメンを出して頂きました。
数人いた同宿者と歓談しつつ、就寝。
(2019追記 ※レストハウスおしょろは、2015年9月に閉館)
関西カブ旅16日目(2009/09/17)
レストハウスおしょろにて起床。
朝食は、噂通り。持て余してしまうくらいに品数豊富で朝からお腹いっぱいになれました。
そんでもって、本日のミッションは無事に自宅にたどり着くこと。
そして、これまた何処をどう通って帰ったのか一切の記憶がなく。
ただ、この写真から察するに、日本海側を北上→途中、寿司を食べて帰宅したのかと推測されますw
そんなわけで、関西カブ旅はこれにて終了。
駆け足旅だったのでいつかじっくりリベンジしたいものですな( ̄ー ̄)
2019追記
2009年の旅まとめ
- 徘徊日数 43日間
- ビジネスホテル 1泊
- フェリー 2泊
- キャンプ場 6泊
- ゲリラキャンプ 7泊
- ゲストハウス 10泊
- ライダーハウス 13泊
と、こんな感じになりました。
(日数が合わないのは、いずれの旅も最終日は自宅着だから。)
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