シーサイドパーク広尾キャンプ場にて起床!
昨夜、コンビニで購入したハンバーグをオカズに米炊いて朝食。
2合炊いた分の残りは、ご飯にハンバーグを混ぜこみお弁当に。
見た目は悪いが味は文句なしでっせ~w
昨夜の時点では、荷物を置きっぱにして、襟裳岬一周→連泊→明日は帯広方面へ・・・というルート④の考えにも心惹かれましたが、やはり無難なコースで進むべきかと。
出発後、広尾のセイコーマートにて、一昨日「うらほろ森林公園キャンプ場」で一緒になった恵庭チャリダーに遭遇。
昨夜は「道の駅 忠類」に隣接する「ナウマン公園キャンプ場」に泊まったそうです。
ワタクシと同様、襟裳岬を目指しているようですが、相対的なスピードに差があるので、多分この先会う事はないと思われ。( ̄▽ ̄)
(恵庭チャリダーについてはこちら↓↓)
R336黄金道路を南へ!
この辺もライダー達が多数通り過ぎていく、ツーリング鉄板コースのようです。
良い波も来るようで、どんよりとした空の下、サーファーも掃いて捨てる程います。
広尾市街を過ぎて、フンベ地区へ。名所にもなっているらしき「フンベの滝」にてパチリ。
案内によると、湧き出した地下水が岩盤から直接道路脇に落下している珍しい滝との事。
ちなみに「フンベ」とは、アイヌ語で「鯨の獲れる浜」
この辺りの浜では、昔から鯨が打ち上げられる事が多い事から名付けられたそうです。
広尾町からえりも町へ!
R336の広尾~庶野間の区間は、通称、「黄金道路」と呼ばれておりまして。
道路完成までに、黄金を敷き詰める程の金額が投じられたが故の命名だそうです。
・・・というのは、旅人ご用達マップのツーリングマップルをお持ちの旅の人には習知の事実・・・( ̄▽ ̄)
道はそれほど車が多いわけでもなく、トンネルも通るにも苦しくない幅の歩道で好感度大。
その上、微妙に下り坂になっているのか、ペダルを踏む足も軽く良い調子。
しかも、トンネルの海側は開けた窓のようになっているので、曇り空ながらも景色を眺めながらの走行で、すこぶる快適。
しかし、途中、途中で休憩中?の恵庭チャリダーと何度となく出会い、なんだかまとわりつかれている気分に陥りつつ・・・(;´д`)
荷物の搭載も少ないロードバイクなんだから、さくさく岬を目指せ!ヽ(`Д´)ノ
なんて思っていたら、歩行者に優しくないトンネルも出てきましたよ~。
迂回できる場所もあるにはありますが、想定外だったのが「えりも黄金トンネル」
4941m?北海道最長のトンネル??聞いてねー( ゚д゚)
昨夜は広尾でストップしておいて良かった・・・。
(ちなみにツーリングマップルについてはこちら↓↓眺めるだけでも北海道旅への妄想が膨らみますよw)
観光情報、グルメ、道の状態、ライダーハウス・キャンプ場・その他宿泊施設の情報などなど。北海道を旅する人々必須のバイブル!(おススメ)
トンネルにまつわる怖い話?
トンネルといえば思い出すのが、先日の「うらほろ森林公園キャンプ場」で聞いた恵庭チャリダーの積丹チャリ旅回想録。
古平町にある某トンネルを通っていた際、誰もいないはずなのに、後ろからトントンと肩を叩かれたそうで。
トンネル通過後に確かめた名前が「豊浜トンネル」
「豊浜トンネル」といえば、平成8年(1996年)に起こった古平のトンネル崩落事故で20名の死者を出す大惨事があった所です。
さらに、救出作業の岩盤爆破の際に、巨大な人の顔が映し出されたと、日本中を震撼の渦に巻き込んだ曰く付きの場所でもあります。(豊浜トンネル 顔 で検索するとアレコレ出てきます)
ワタクシも当時のニュースで、バスや車が人を乗せたままペチャンコになっている映像を見て、焼死、圧死、窒息死だけは絶対に嫌じゃ!!(>_<)・・・と、かなりのトラウマになったものです。
まあ、この手の霊体験は生まれてこの方皆無ですが、実際経験したらガクブル((((;゜Д゜)))だろうなー。
積丹ツアーに行く霊感強い方は注意!?
R336からr34襟裳公園線へ!
お昼過ぎに、r34襟裳公園線との分岐点、庶野に到着。
ここまでずっと、何故か抜きつ抜かれつだった恵庭チャリダーを見送り、小屋になっているバス停にて、モグモグタイム。
朝作った、ハンバーグ混ぜ込み弁当を頂きます(・∀・)
地図を見ると、R336の先は追分峠の記載があったので、ルート④襟裳岬一周→広尾キャンプ場連泊計画は実行しなくて良かったかもしれませんw
午後からは、襟裳岬の先端に向かうわけですが、岬手前はアップダウンが続く道程というのがお約束。
昨日目指していた百人浜を越え、いよいよ南北150㎞にわたり蝦夷地を東西に分ける、北海道の背骨 日高山脈が果てる地が見えてきました。
北は狩勝峠まで2000m級の山々が連なりマス。(・∀・)
襟裳岬到着!
14時過ぎ、襟裳岬に到着。
まずは、岬から望む景色をパチリ!
霧で何も見えんがな(;´д`)
そして、ここで現れたのがまたもや恵庭チャリダーw
とっくの昔に、先へ進んだものと思っていたが・・・やりおる( ̄▽ ̄)
襟裳岬探索!
とりあえず、「風の館」は数年前に視察済みなので今回はパスし、向かって右端のお土産屋「えりも岬観光センター」にて襟裳岬ステッカーゲット!
こちらのご主人は、とっても世話好きというか話し好き?な方で以前来た時もあれこれ襟裳の話を聞かせて頂き、それ以来好感度大なお店となっております。
今回も襟裳周辺の観光マップを頂いたり、この先の道路状況を教えてくれたりサービス満点!
当初、ワタクシ的にはここから32㎞程進んだ先の様似町「親子岩ふれあいビーチキャンプ場(600円)」でテント泊の予定でいましたが。
ご主人的には、その先を8㎞程進んだ浦河町の日高幌別にある「浦河情報ステーション」が、とてもオススメとの事。
そばにセイコマもあるし、無料で水、トイレも完備と大プッシュされたので、そこまでオススメされるのであれば・・・と予定を変更する事に致しました。
(ちなみに、風の館についてはこちら↓↓)
えりもグルメも満喫!
さらに「えりも岬観光センター」には、食堂も併設されてましたので、名物らしい「えりもラーメン(850円)」も賞味してみました。
具はワカメ、昆布、岩海苔、つぶ貝、メンマ、もやし、ナルト、チャーシュー、ネギと具沢山。
味は普通に美味しい程度でしたが、隣のテーブルのオッサンが「美味い!美味い!!」と喜んで食べていたので、とっても美味な部類に入るのかもしれません。
襟裳岬出発!
15時過ぎ、お腹もいっぱいになったところで、今夜の寝床に向かって出発です!
・・・と思ったら、またもや恵庭チャリダーが!!Σ(・ω・ノ)ノ
この人は一体、ここで何をしてるんだろう??(^_^;)??
本日の寝床を聞かれたので、非常に良心も咎めましたが、とりあえず当初の予定地の「親子岩キャンプ場」と答えておきました。
普通なら良い情報を仕入れたと「浦河情報ステーション」の事を教えてあげるべきですが、なんとなく、ずらす必要ありと判断。
ワタクシの被害妄想と言われればそれまでですが、すまんが、今日は快適ライハで安眠するぜ!
恵庭チャリダーが観光客に話しかけられている間にこっそり出発!
r34を北上!
相変わらずアップダウンの道程を進んでいると、案の定、後ろから恵庭チャリダーが登場ww
「暗くなるまでには親子岩キャンプ場につかなきゃ~!スピード遅いんで、サクサク抜かしちゃて下さい~!!」(^o^)/
・・・なんて殊更に主張し、先に行ってもらいましたが。
ワタクシの判断が正しければ多分、二度と会う事もないでしょう( ̄▽ ̄)
恵庭までずっと、仲良く並走状態ってのは、申し訳ないがさすがにうんざりすぎるわ~・・・。
r34からR336へ!
16時過ぎ、再びR336と合流。
セイコーマートにて休憩していると、人懐っこいニャンコが登場。
しばし遊んでもらう。
そのうち、通りがかりのトラックの運ちゃんも登場し、しばし世間話。
運ちゃんは、これから千歳まで荷物を運んでいく途中だそう。
家族の為だろうが、自分の為だろうが、日々真面目に働いてる人達は本当に偉い!
自分ができないだけに、尊敬に値します。(;´Д`)
本日の寝場所はこちら!
あまりのんびりしていると暗闇の中を進まねばならなくなる故、後ろ髪引かれながらのニャンコとの別れ。。+゚(゚´Д`゚)゚+
引き続き、R336を西に進みます。
えりも町を抜けた先の様似町では、アポイの火祭りの真っ最中らしく、活気のある雰囲気でした。
当初の野営予定地だった親子岩を(こっそり)通過し、浦河町へ→薄暗くなってから「浦河情報ステーション」に到着です。
小綺麗な内装に、目の前には交番。
電気あり、コンセントありで無料なんて素敵すぎです!
水場の水が飲料不可ってのが唯一の難点ですが、文句を言っちゃ罰があたるってもんでっせ。
教えてくれた襟裳岬のお土産屋ご主人と浦河の町の人々に感謝(・∀・)
セイコマにて酒、ツマミを買い出しして一人寛いでいると、しばらくして30~40代くらいのライダーが1名様到着。
上陸初日で10年振りの北海道ツーリングとの事。
酒は飲まない人のようだったので、しばらく雑談したのち→就寝。
(※2019現在、浦河情報ステーションはすでに閉鎖)
- 走行距離 95.14km
- 平均速度 15.3km
- 最高速度 44.5km
2019追記
えりも岬観光センターについて
- 営業時間 夏季 8時~18時、冬季 9時~17時
- 定休日 1月4日~3月中旬まで休業
つぶ焼き、イカ焼き、焼きがにをはじめ、活うに丼や刺身定食、ニシン、ホッケなどの焼き魚定食など襟裳の旬を味わえ、お土産も品揃え豊富。
襟裳岬について
地名の由来は、アイヌ語の「オンネ(大きい)エンルム(岬)」
または「エルム(ねずみ)」(遠くから襟裳岬を望むと、ネズミが伏せた様に突き出ていることに由来する説もあり)
風速10m以上の風の吹く日が、年間260日以上もある、日本屈指の強風地帯。
風速が計測できる全国900以上のアメダス地点(山岳を除く)で、年平均風速がもっとも大きいのが襟裳岬の観測地点だそう。
人が入った故の植生破壊→あまりの強風故に飛散する砂塵での環境汚染→草木緑化と植林の苦労の末→資源回復。
えりも砂漠と呼ばれた状態からの→昆布の森の復活・・・村の有志と、その家族たちの不断の努力が綴られたDVDもおススメです(・∀・)
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えりZもラーメン美味しそうです、やっぱり大勢の人が北海道を旅しているんですね。あやさんにとっては
迷惑かもしれませんが触れ合いを求めているチャリダーもいるのかも^^今日は祭日なので裏山を散歩して来ましたがとても北海道の大自然には及びもつかないです。日本は狭いという人もいますが、なかなか行ったことの
無い所がいっぱいです。チヤリ旅は何日ぐらいの予定でしたか?危険な事はありませんでしたか。ま、この先の
ブログを楽しみにしています。お元気で^^
本日もご愛読ありがとうございまーす!
危険な事は普通にありますよ~。
しかし、ネタバレになりますのでまたそのうちに。
チャリ旅第二部もそろそろ佳境に入ってまいりました○┓ペコリ